2017/05/25 - 2017/05/25
847位(同エリア3721件中)
ぱいぐさん
世界遺産に登録された軍艦島に行ってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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「2017年初夏の遠征・・・・・⑦長崎さるくⅡ」からの続きです。
午後は世界遺産になった軍艦島に向かいます。
軍艦島に行く為にはツアーでしか行き来する事が出来ないんです。
ゆめタウン夢彩都の近くには軍艦島ツアーを主催する「軍艦島クルーズ」のオフィスがありました。 -
軍艦島ツアーに参加する際は誓約書が必要でしたが、自分にとっては禁煙以外はそれ程難しい内容は記載されていませんでした。
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ツアー代金を支払うと軍艦島上陸クルーズの札と軍艦島見学施設利用券を頂きました。
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軍艦島ツアーの手続きを済まして、船の出航まで少し時間があるのでドラゴンプロムナードに行ってみましたが、何もない場所でした。
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大波止港に向かうと、軍艦島クルーズのオレンジ色の船「ブラックダイヤモンド号」が停まっていました。
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乗船手続きが始まり、乗船前に船員さんから軍艦島のパンフを頂きました。
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1階の船室です。
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天気がいいので2階のデッキの船室に座る事にしました。
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大波止の港を出港して軍艦島ツアーの始まりです。
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出港してすぐに再開発が進んでいる長崎駅付近の尾上町と稲佐山が見えました。
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稲佐山の頂上もハッキリと見えました。
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左に旋回すると、ながさき女神大橋が見えてきました。
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後ろを振り返ると、広い長崎港を見渡す事が出来ました。
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進行方向の左側を見ると先程行ってきたグラバー園が見えました。
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進行方向の右側を見ると三菱長崎造船所のジャイアント・カンチクレーンが見えました。
1909年に製造されたクレーンとの事です。 -
しばらく三菱長崎造船所を見ながら航海します。
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三菱長崎造船所も見学出来る場所があるとの事なので機会があれば行ってみたいと思いました。
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三菱長崎造船所は世界的にも大きい造船所との事です。
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昨今の情勢に伴い、海上保安庁の巡視艇も停まっていました。
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ながさき女神大橋の下を通過します。
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ながさき女神大橋の下を通過して長崎湾に出ました。
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長崎湾に出ると神崎鼻付近が見えました。
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神崎鼻付近には洋風の白い建物の神ノ島教会がありました。
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左側を見ると三菱重工の大きな造船所がありました。
3本の柱の間は450メートル近くあるとの事です。 -
更に航海すると波の浸食で消えてしまった島があった場所が見えました。
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右側を見ると伊王島が見えてきました。
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伊王島は炭鉱の島でもありましたが、炭鉱が閉山するとリゾート地となったとの事です。
現在でもライトアップされている伊王島の協会が見えました。 -
伊王島大橋の下を潜ります。
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伊王島大橋の下を潜ると高島が見えてきました。
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左側を見ると長崎の長崎半島が見えました。
長崎半島全体が長崎市ともあって山の上にも住宅地が広がっていました。 -
高島も炭鉱で栄えた島でしたが、閉山と共に一気に人口が減ってしまい、約450人の島との事です。
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高島に少しだけ寄っていきます。
高島は長崎市に編入されて長崎市になっていました。 -
高島港が見えて高島に接岸します。
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高島では約30分寄港します。
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高島の玄関口でもある高島港ターミナルです。
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高島港ターミナル近くには高島の案内板がありました。
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高島港ターミナルから少し歩いた場所の道はのんびりとした感じの道でした。
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団地が見えました。
かつての炭鉱の社宅だと思ったけど、長崎市営住宅との事です。 -
少し歩いた場所には高島石炭資料館がありました。
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高島石炭資料館の庭には軍艦島の100分の1の模型がありました。
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軍艦島の型が鮮明に再現されている模型でした。
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現在では崩壊してしまった団地等も鮮明に再現されていた模型でした。
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高島石炭資料館内に入ると軍艦島の神社の端島神社の模型がありました。
尚、軍艦島の正式名称は「端島」との事です。 -
炭鉱資料館から外に出てみると高島一周道路でもある県道185号線が見えました。
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道路を渡った場所には高島いやしの湯(アイランドセラピー)がありました。
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高島いやしの湯の近くには三菱発展の基を生み出した岩崎彌太郎の像がありました。
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南国風の植物を見ながら高島港ターミナルに戻ります。
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見た事のない花が咲いていました。
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高島港ターミナルに戻ると、ネコちゃんがまったりとしていました。
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再び、軍艦島クルーズの船に乗ります。
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高島を後にして軍艦島に向かいます。
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高島港を出港すると軍艦島が見えてきました。
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軍艦島の手前には中ノ島という小さな無人島がありました。
中ノ島はかつて軍艦島に住んでいた方々の花見をする場所でもあったとの事です。 -
端島病院跡・隔離病棟跡を見ながら軍艦島に近づきますが、この辺りから船が大きく揺れだしました。
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東側から眺めた軍艦島です。
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大きく船が揺れながら軍艦島の北側の建物跡群を眺めました。
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軍艦島の北側には31号棟アパート跡がありました。
尚、31号棟があるおかげで海からの突風を防いだとの事です。 -
軍艦島の北側を一望しました。
尚、写真の右上付近に見える灯台は軍艦島が無人島になってから唯一建てられた建物との事です。 -
更に船が大きく揺れて軍艦島の北西の方向に向かい、中ノ島と軍艦島を一望しました。
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先程も書きましたが、軍艦島は正式名称ではないのです。
正式名称は「端島」という名前ですが、軍艦島の名前の由来となったのは北西の方向から端島を眺めるとこの写真の様に軍艦の様な形をしているので、軍艦島という名称になったとの事です。 -
軍艦島の南側に回り込み、ドルフィン桟橋に向かいます。
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ドルフィン桟橋に接岸すると丘の上にある3号棟アパート跡が見えました。
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軍艦島内を歩きます。
第1見学広場からは炭車修理工場の跡地が見えました。 -
貯炭ベルトコンベアーの跡も見えました。
支柱が残っているだけでした。
尚貯炭ベルトコンベアーの奥に見える大きな建物は端島小中学校跡です。
端島小中学校跡の隣は65号棟アパート跡ですが、65号棟アパート跡の屋上には端島幼稚園があったとの事です。 -
丘の上の3号棟にはお偉いさんが住んでいて3LDK位の広さだったとの事です。
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第1見学広場を後にして第2見学広場に向かうと総合事務所跡がありました。
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第3見学広場に向かうと正面に30号棟アパート跡と31号棟アパート跡が見えました。
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30号棟アパート跡は日本最古の7階鉄筋建てのアパートで今から約101年前の大正5年に建てられたとの事です。
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30号棟アパート跡をアップしてみました。
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更にアップして30号棟アパート跡を撮りました。
約100年前の造りとは思えない位に骨組みがしっかりとしていました。 -
30号棟アパート跡と31号棟アパート跡の間には25号棟アパート跡が見えました。
最近になって、この場所で映画等の撮影をしたいとテレビ局等からの希望があるとの事ですが、全て断っているとの事です。
また、30号棟の近くに近づいて見たかったのですが、これ以上は立ち入る事が一切出来ません!
理由は「危ないから」の一言との事です。 -
島の西端にはプール跡がありました。
海水を使ったプールとの事です。 -
第3見学場所を後にして再び第2見学場所に向かいました。
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総合事務所跡は炭鉱の中軸であったレンガ造りの建物だったとの事です。
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総合事務所跡の右側には炭鉱で働いた方々が仕事終わり等に浸かっていた大浴場跡がありました。
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総合事務所跡後の隣の建物はトイレ跡との事です。
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トイレ跡には個室跡が残っていました。
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トイレ跡への階段には黒い足跡が少しだけ見えました。
尚、最近になって階段が崩壊しない様にと骨組みが建てられたとの事です。 -
海沿いを眺めてみると石積造りの護岸が見えました。
明治時代に作られた護岸で石炭と赤土を混ぜた天川と呼ばれる接着剤を用いた造りとの事で「天川の護岸」との事です。
尚、この天川の護岸があった為に軍艦島は世界遺産に登録されたとの事です。
理由は世界遺産に登録する為には明治時代から前に造られてないとダメとの事で、この天川の護岸が唯一明治時代に造れられていたので世界遺産に登録出来たとの事です。 -
天川の護岸からは長崎半島最西端の野母崎が見えました。
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第2見学場所を後にして第1見学場所に戻ると軍艦島を貫いてたトンネル跡が見えました。
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白い花が元気よく咲いているのを見て軍艦島を後にします。
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軍艦島に滞在出来る時間は1時間以内と決められています!
トンネルを通ってドルフィン桟橋に戻ります。 -
トンネル内には立入禁止の場所がありました。
柵の奥には炭鉱跡があると思いました。 -
軍艦島訪問を終えてブラックダイヤモンド号に戻りました。
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西陽を浴びてる軍艦島を眺めながら軍艦島を後にしました。
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西陽を浴びてる軍艦島全体をバックにして撮ると軍艦島がどんどんと小さくなっていきました。
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ながさき女神大橋の下を潜り、長崎港内に入ると建物が多くなっていて活気溢れている感じでした。
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約3時間15分の軍艦島ツアーを終えて長崎港に戻ってきました。
実に内容の濃い軍艦島のツアーでした!
この旅行記の続きは「2017年初夏の遠征・・・・・⑨帰京」に続きます。
もう少しだけお付き合い頂ければと思います。
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