春のレッサーパンダ紀行【４】 釧路市動物園　残念！！キーパーさんに会えず、妊娠の可能性ありで展示見合わせ中のキンちゃんの様子を聞くことが出来ませんでした ＋ 【おまけ】アンノーン、ゲットだぜ！！

2017/05/19 - 2017/05/19

先月予定して急な出張でドタキャンとなった北海道遠征・・・なんとか１ヶ月遅れで実施することが出来ました。
当初は札幌市円山動物園と旭川市旭山動物園の２園を訪問する予定だったのですが、妊娠の可能性のために展示を見合わせてているキンちゃんの様子を知りたくて、急遽、航空券を取り直し路市動物園もスケジュールに組み込みました。

結局、釧路市動物園での短い時間ではキーパーさんにお会いすることが出来ずキンちゃんの様子をお聞きすることは出来ませんでしたが、シンゲン君やコーアイちゃん、そして、アムールトラのあさま君、ココアちゃん、ホッキョクグマのミルクちゃん、キロル君にも会えて充実した訪問となりました。
そして、訪問前には前泊した蒲田でずっと探し歩いていた彼？にも遭遇・・・釧路をスケジュールに入れてほんとよかったです。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 釧路(北海道)

久々の北海道遠征・・・今回の旅は当初は１日目は円山動物園、２日目に旭山動物園、そして、最終日の３日目に再び円山動物園を考えていたのですが、１日目の今日は金曜日で円山のレッサーパンダの正キーパーさんが公休日と常連さんからお聞きし、また、現在、妊娠の可能性ありとの事で展示を見合わせているキンちゃんの様子も知りたくて、数日前に急遽１日目の訪問先を釧路市動物園に変更しました。

昨晩の新幹線で東京に入り、今日は羽田空港７時４５分発のＡＩＲ ＤＯで釧路空港へ、全日空とのコードシェア便で今回は全日空の特典航空券を利用しました。

釧路空港のコインロッカーに荷物を預け、釧路空港発１０時０９分発の阿寒バスの路線バスで釧路市動物園へ。
空港から動物園はバスで１０分ほど・・・釧路ズーは実は空港から一番近いレッサー飼育動物園なのでは？

釧路市動物園の入園料は大人５７０円、道内の日本動物園水族館協会加盟園館の年間パスを提示すると２割引きの４６０円で入園することができます。
僕は円山と旭山の年パス持っているので割り引いて頂きました。

動物園に入園するとまずは当日のイベントのチェックです。

平日だからでしょうけど今日はぱくぱくタイムが少ないですね・・・レッサーはなし（涙）
でも、イベントとしてのぱくぱくタイムはなくても給餌が近い時間に行われることもままあるので、レッサーのぱくぱくタイムが行われがちな１１時から１２時くらいまではレッサー舎で張り込みをしようと思います。

まずはミルクちゃんにご挨拶。

遊びの天才ミルク姫も早いものでもう４歳、お婿さん候補のキロル君も来園しおしとやかな女性に成長中とのことで、豪快な遊びは少し影を潜めているとか、いないとか・・・。

１３時１５分がミルクちゃんからキロル君への交替時間となり、合わせてぱくぱくタイムが実施されます。

帰りのバスの時間が１３時４５分なのでミルクちゃんが帰宅拒否したり、キロル君が出勤拒否したら万事休す・・・もちろん、いろいろな都合があるのは承知していますが、なんとか１５分でも前倒し頂けると助かるのですが・・・。

ミルクちゃんの次は定石通り？ネコ科猛獣舎へ。

前回来園時に比べると展示位置に変更がありました。

長野市茶臼山動物園から来園したアムールトラのあさま君が向かって一番右の放飼場に入り、チョコちゃんがココアちゃんのお隣に移動しました。

小さめのお目目がチャームポイントのあさま君。

茶臼山では会ってますが釧路では初めましてです。

あさま君は２０１５年３月１８日生まれでまだ２歳の男の子、釧路から茶臼に貸し出されているリング君の息子さんです。

チョコちゃんが今年１３歳と言う事も鑑みるといずれあさま君にお嫁さんが来ることになるのでしょうね。

こちらチョコちゃん。

相変わらずの美トラさんですね。

背中の怪我の治療のために暫く屋内展示となっていたココアちゃんが屋外展示に復帰していました。

チョコちゃんがお隣に引っ越してきたのでココアちゃんの放飼場は以前の半分の広さになっていました。

５月２１日の日曜日にお誕生会が開かれます・・・ちなみに実際の誕生日は２４日です。

ココアちゃんは今年９歳となります、お母さんはチョコちゃん、お父さんはリング君（現、長野市茶臼山動物園）、双子の兄にタイガ君（すでにお星さま）がいました。
タイガ君と共に仮死状態で産まれ、障害持ちつつもたくましく、可憐に生きるココアちゃんです。

もちろんタイガ君も２４日が誕生日・・・彼が天国に旅立ってかなりの月日が経ちますが花束やお供えが途切れることはないそうです。

お母さんのチョコちゃんがココアちゃんのお隣に移動してきたために、屋内展示室に置かれていたタイガ君を偲ぶ写真などは通路に移動してきています。

やっとレッサーパンダ舎に到着です。

手前がコーアイ（光愛）ちゃんの放飼場、ヤマアラシ舎を挟んで奥がシンゲン君とキンちゃんの放飼場と7なります。

コーアイちゃん。

コーアイちゃんは２００４年６月１０日よこはま動物園ズーラシア生まれ、明後日に会う予定の円山動物園のココちゃんのおばさんにあたります。

今日はこの時期の釧路にしては珍しく気温が高くコーアイちゃんも若干たれ気味な感じ・・・まあ、人間が暑いと思うってことは彼らにとっては相当な暑さでしょうからね。

暑い日には日陰でお昼寝して体力温存にかぎります。

こちらの放飼場にもたれぱんだが。

シンゲン君です。

シンゲン君は２０１１年６月１８日長野市茶臼山動物園生まれ・・・なんとアルパカのパール君との個体交換で釧路市動物園にやってきました。
けしてアルパカを低く見る訳ではないですが、レッサーパンダとアルパカでは等号が成り立ちにくいと思われ、ひょっとしたらリング君の茶臼山への貸し出しとかも含めて交渉成立だったのかもしれませんね。

と、書いてから念のために茶臼山レッサーの家系図（→http://www.chausuyama.com/zukan/kakeizu ）見てみたらシンゲン君は”釧路へ交換”ではなく”釧路へＢＬ（ブリーディング・ローン）”になってますね・・・あれ？そうならシンゲン君の所有権はまだ茶臼にあるのかな？

シンゲン君の可愛いお嫁ちゃん、円山動物園からお嫁入りしてきたキンちゃんは妊娠している可能性があるとの事で現在展示見合わせ中です。

キーパーさんにお会いできればキンちゃんの様子を聞きたいと思います・・・と言うかそれが今回の北海道遠征のメインのミッションです。

欠伸っ！！

尻尾の先まで神経が通ってるのが分かるシーン。

暑いね～。

何故か一点凝視のコーアイちゃん・・・この体勢で１分くらい固まってました。

ヘビでもいるのかな？
と彼女の視線の先を探しましたが分らず・・・。

その後警戒を解いたコーアイちゃんは放飼場を軽く散歩した後に再びお昼寝してしまいました。

美美じいちゃんは１月４日に天国へ・・・とっても可愛らしい男の子でしたね。

途中、東京（羽村市動物園）での暮らしもありましたが、旭山で生まれ、同じ北海道の釧路で生を終えれたのは美美君にとってもよかったのではと思っています。

美美君、お疲れ様でした・・・安らかに・・・。

緑の放飼場を散歩するシンゲン君。

東屋の天井をチェック・・・尻尾モフモフですね。

愛妻キンちゃんのいるであろう屋内もチェック・・・暑いからただ帰りたかっただけかも（苦笑）

再び木に登りモフモフ尻尾を毛繕い。

茶臼で幼馴染のモモちゃんに引っかかれて以来、長年腫れ気味だった鼻筋もほぼ完治したようですね。

お兄ちゃんのスバル君（現、鹿児島市平川動物公園）、弟のケンシン君（現、秋田市大森山動物園）は既にパパになっていますので、シンゲン君も是非パパになって欲しいですね。

１２時３０分くらいまでレッサー舎前で粘りましたがこの日はキーパーさんに会えず、残念ながらキンちゃんの近況をお聞きすることはできませんでした。

他の子達に会いに行きつつホッキョクグマ舎へ移動です。

オランのヒナちゃん。
茶臼のオラン舎改修後にやってくるのは彼女かな？

オラン舎のお隣はチンプ舎。

ママ（たぶん）と遊ぶゆづる君・・・楽しそう。

プールの縁に腰掛けるココアちゃん。

可愛いなぁ。

後脚の障害のために体重制限をしていることもあり他の子に比べると小柄なだけにココアちゃんの可憐さが光ります。

ママゆずりの別嬪さんですね。

晴れて同居を開始したスカイ君とコハネちゃん。

繁殖に期待ですね！！

ホッキョクグマ舎に到着です。

プールサイドから水上のおもちゃを取るミルクちゃん・・・これ力学的にありなのでしょうか？
素晴らしいバランス感覚ですよね。

取ったボビン？でゴロゴロ。

１３時１５分になりバックヤードへの扉が開きましたが、逆にスイッチが入ったミルクちゃん。

ボビンをプールに投げ・・・、

ダイブッ！！

僕が今日遭遇した唯一のミルクちゃんのダイブシーンでしたが撮り逃しました・・・無念っ！！

ボビンを運ぶ姿もキュートです。

ひとしきり遊んだ後に、ミルクちゃんバックヤード経由小展示場へ。

そして、替わってキロル君が出てきました。

最初は左の扉が開いたのですが一瞬顔を出した後に何故か出勤拒否・・・そこで真ん中も開けると出てきました。
フォンフォン言いながら出て来たので軽い発情期かもしれませんね。

キロル君のぱくぱくタイム。

お魚（サバ？）、リンゴ、

馬肉で締め。

馬肉で終わりと知っているので無駄にねだったりはしません。

そんな様子を小放飼場から覗くミルクちゃん。

以前はよじ登って見ていましたが、成長した今は立ったまま見ることができます。
体重も２００ｋｇあるとのこと、ちなみにキロル君は３４０ｋｇ（？？うろ覚え数値）だそうです。

ミルクちゃんもぱくぱくタイム。

お魚・・・うまうま。

そして、キロル君にはなかったですがミルクちゃんにはトマト。

ミルクちゃんは生粋のトマラーでトマトは大好物だそうですが、キロル君はほぼ食べないそうです。

こちらも締めは馬肉のようでした。

ミルクちゃんもこれで締めと分かっていて、必要以上にねだったりしませんでした。
やはりホッキョクグマは賢いですね。

ホッキョクグマのぱくぱくタイムを観覧して時間切れとなりました。
速足で正門前のバス停に向かいます。

みんな、また会いに来るね！！

動物園発１３時４５分の路線バスで釧路空港へ、レストランでお昼を食べて（釧路空港ではいつもスパカツが食べたくなるのです→http://kushiro-airport.co.jp/c-gourmet/post_59.php ）、コインロッカーから荷物を引き取って、１５時３７分発の阿寒湖行きの路線バスで阿寒町役場前（阿寒行政センター前）に１５時５０分着、１６時２４分発の旭川行き「サンライズ号」に乗り継ぎました。

写真は途中の北見市美園のコンビニ前での休憩中に撮影。
「サンライズ号」は阿寒バスと道北バスの共同運行で僕の乗った旭川行きは道北バスの車両、後ろに写っている釧路行きは阿寒バスの車両でした。
上下がこのコンビニ前で行き違い、車両は直通しますが（繁忙期には車両の入れ替えの場合もあり）乗務員さんはここで折り返します。

阿寒町から旭川まで５時間の行程ですが、３列シート、電源、Ｗｉｆｉ付きなのでとても快適でした。
おそらく今回で４度目の利用なのですが、いつもお客さんが４、５名で・・・個人的には動物園巡りで使いでのある路線なのでなんとか末永く頑張ってほしいと思っています。

おまけ・・・一部の方だけへの自慢（笑）

早朝の羽田からのフライトだったので東京に前泊、ＪＲの蒲田駅近くにホテルを取ったのですが・・・なんと激レアなあいつが出ました！！

これで金鯉、赤ギャラと性別、アンノーンのタイプを除くと国内第１＆２世代ポケモン２３４種図鑑コンプです・・・蒲田に泊まってほんとよかった。

旅行や出張が多いので時間潰しにポケＧＯ重宝しています・・・たくさん歩けるし。