2015/08/16 - 2015/08/17
22位(同エリア24件中)
pinokoさん
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ラ・リオハ地方にあるエスカライは、夏は避暑、冬はスキー、そして一年を通じてグルメの街として有名です。
そんな街を訪れたのはいずれも冬。夏のエスカライはどんなものだろうと、十年ぶりに訪れて8月の数日間を過ごすことにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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マドリードからブルゴス街道をひたすら北上します。
途中、街道沿いにある「トゥダンカ・アランダ」でランチ。
ここには普通のレストランもありますが、私たちは安めの料金で気軽に手早く食べられるセルフサービスの食堂で済ませました。 -
レルマに寄り道。
マヨール広場に面するパラドールのファサード、堂々としています。
ここのカフェテリアで、と思ったのですが、待てど暮らせどオーダーを取りにこないので、広場の反対側にあるバルでお茶しました。パラドール デ レルマ ホテル
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ブルゴスから国道ではなく県道を進み、フレスネーダ・デ・ラ・シエラ・ティロンという村で少しだけ山歩き。
ロングフットパスコースGR290の一部を、森林浴をしながらのんびりと歩きました。 -
途中、数箇所に切り出された材木が沢山積み上げられたままになっていました。
マドリード周辺だったら、すぐに持ち去られてしまうかも? -
エスカライに到着。
まずは、宿泊先のアパートメント「レアル・ヴァジェ・エスカライ」にチェックイン。郊外の閑静な住宅街にあり、インテリアも落ち着いていて寛げそうです。Real Valle Ezcaray ホテル
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キッチンには、食洗機や洗濯機もありました。
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荷を整理してから、エスカライの中心部へ。
癒される町並みです。エスカライ村 散歩・街歩き
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今回は(も)節約モードのため、美食の街に来たと言っても有名店での食事はバス。
でも、せめて、、、と言うことで、まず「カサ・マシップ」のバルにてピンチョをつまみました。
そして、夕食は「エル・コミロン」というレストランにて。
店の入口脇のプレートや、テーブルに敷かれたプレースマットに使われているこのロゴがやけにポップなので、本当にあの「エチャウレン」系列???という印象。
でも料理は、カジュアルなメニュー中心ながらも、素材の良さがとても感じられてさすが!と思いました。
今は名前が「エル・クアルティート」になり、ロゴもかわっているそうです。 -
二日目、まずは散歩がてら早朝に一人で近くの丘に上りました。
途中で放牧されていた牛。のどかです。 -
アパートメントがある住宅地と、道路をへだててほぼ斜向いにあるソラキン村が見えました。
8月でも最高気温の平均が25度ほど。湿度も低めなので爽やかです。
朝方には10度近くまで下がることが多く、丘の上でじっとしていると寒いくらい。 -
丘の頂上に建つサンタ・バルバラという名の小さな教会。
18世紀に建てられたもので、街のシンボルの一つとなっています。 -
眼下に広がるエスカライ。
右奥に見える、反り立った断面のシルエットが特徴的な山は「ラ・ピコタ・デ・サン・トルクアト」です。
Ezcarayという地名は、バスク語の「Haitz-Garai」(高い岩山)から来ていると言われていますが、それはこの山のことだそうです。 -
反対側に見えるデマンダ山脈の山々。
左奥の方に、バルデスカライ・スキー場があります。 -
アパートメントに戻り、同行者たちとレンタルサイクル・ショップへ。
スペイン各地にある、廃線になった鉄道路線を利用した「ビア・ベルデ」。リオハ州にも数箇所あり、その一つはエスカライと、ワインバトルで有名なアロ近くを結んでいます。
このルートを、サント・ドミンゴ・デラ・カルサーダ近くまで自転車で走ってみました。 -
エスカライの旧鉄道駅を出発。デマンダ山脈を背にして走ります。
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ビア・ベルデからちょっと逸れて、サントゥルデホ村とサントゥルデ・デ・リオハ村へ寄ってみました。
これは、後者にあるサン・アンドレス教会(16世紀築)。 -
奥に見えるのが、サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ。
この街の少し手前で折り返してエスカライに戻り、アパートメントで昼食をとりました。 -
午後に、エスカライの街中をぶらぶら散歩。
まずは、サンタ・マリア教会に立ち寄りました。(今回は写真を撮らなかったので、2005年撮影のものを使用)
この教会の特徴の一つは、ファサード上部にある長いバルコニー。 -
前の写真を拡大するとこんな感じ。
毎年復活日のミサの後には、このバルコニーに町の役職者たちが上り、ファサード前に集まった人達にアメやお金を撒く「ラス・アレルヤ(=ハレルヤ)ス」と呼ばれる伝統的なイベントがあるそうです。
20ユーロ札が投げらたこともあったとかで、それを受け取った人にとっては正に「ハレルーヤ」!!! -
歴史を感じる古い邸宅もあちらこちらにあります。
これは、18世紀中盤に建てられたとされる「パラシオ・デル・アンヘル」。
どっしりと堅固そうな建物ですが、バルコニーの手すりはなかなか繊細です。 -
ファサードの紋章の下には、サン・ミゲルの陶製の像が飾られています。
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こちらは、地元出身の18世紀の大司教、バロエタの旧邸。
ファサードに2つある紋章の内、左側にあるものには帽子と垂れ下がる房という大司教などのシンボルとされるモチーフが刻まれています。 -
デル・キオスコ広場にある趣のある建物。現在はアパートメントとして利用されています。
夜になると紋章部分だけでなく窓もライトアップされ、とても綺麗です。
建物の一階にはバルが並んでいて、そのうちの一軒でピンチョをつまむことに。 -
目玉焼きの上に、白髪ネギの素揚げが乗っています。
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ズッキーニとハムのミルフィーユが生ハムに包まれたピンチョ。
リオハは本当に野菜が美味しい!!! -
場所を移して、広場脇の細い裏道にある「エル・レフヒオ」へ。コスパがとても良いので、小さな店にいつも人が溢れています。
ここの名物の一つ、バスク地方特産のイバラ唐辛子の素揚げ。素朴なのにこの美味しさ!
その他、ゆで卵フライやアリオリポテトなど食べて満腹!
心地良い夜風に吹かれながら、アパートメントの先まで伸びる遊歩道をのんびり歩いて帰りました。
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この旅行で行ったホテル
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パラドール デ レルマ
3.28
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