2017/03/17 - 2017/03/19
21位(同エリア98件中)
anaさん
チェンナイ在住。
せっかくインドに住んでいるのに世界遺産見ない手はない!
週末3泊4日の国内旅行、エローラ・アジャンターとちょっとだけムンバイ旅の旅行記です。
旅程は
1日目 夕方出発 18時チェンナイ発 → 20時ムンバイ着 ムンバイ泊
2日目 5時ムンバイ → アウランガーバード着
アジャンター観光 アウランガーバード泊
3日目 エローラ観光
18時アウランガーバード発 → 19時ムンバイ着 ムンバイ泊
4日目 ムンバイ観光
18時ムンバイ発 → 20時チェンナイ着
急がない、頑張らない。のんびりゆるっとのインド旅。
アジャンター編です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
エローラ、アジャンターの旅2日目。
今日は待望のエローラへ。
アウランガーバードのホテルから朝10時に出発。
ちょっとのんびり気味ですが。
車は昨日と同じもの。
問題のエアコンも直っていました。ほっ。 -
エローラへの途中、ダウタラーバードという町を通っていくのだが、こちらには岩山を模した砦跡と、記念の塔が建てられているのがみられる。
-
なんだかんだ約50分でエローラへ到着。
前日アジャンターへ行っているため、すごく近く感じた。 -
入場料金はやはり500Rsとこちらも去年までから倍に値上げ。
現地の人は30Rs。 -
そして、ものすごい混雑。
土曜日ということもあっただろうが、アジャンターよりも圧倒的にインド人の観光客が多かった。 -
こちらでもサルがお出迎えしてくれました。
-
入場すると正面にどどーんと第16窟のカイラーサナータがお目見え。
遠目からでもその大きさに驚かされる。
場内は公園のような作りになっており、遺跡へ続く道にはきれいに植え込みがされていた。
アジャンターで秘境感を味わってしまったため、なんだかちょっと拍子抜け、というか物足りない感を感じざるをえなかった。 -
さっそく遺跡を見て回るのだが、正面の第16窟がこのエローラ遺跡の最大規模にして最大の見どころなので、先に見てしまうと他が色あせて見えてしまうらしく、一番端の第1窟から回ることにした。
以前は敷地内に車で乗りいれられ、移動が効率的にできたのだが、できなくなっていた。
仕方ないので、徒歩で第1窟まで移動。
29窟以降にはバスがでているようだ。 -
第1窟内
エローラ遺跡は仏教、ジャイナ教、ヒンドウー教の3つの宗教石窟がそれぞれ共存している。
アジャンターが放棄された6世紀ころから開窟が始まったとされている。
アジャンターが壁画で魅せる遺跡に対し、エローラはそのダイナミックで細密な彫りが魅力といえる。 -
第1窟
1~12窟までが仏教石窟群である。 -
第2窟
-
第2窟の彫像
-
第5窟
36mと最も大きな内部を持つ僧院。 -
第10窟
-
第10窟
こちらは規模が大きめで、2階のバルコニーに上がることができる。
内部は一つのホールになっている。 -
第10窟内部
広々としていて奥に大きな仏塔がたっている。
7世紀当時では最高峰の塔院だったそうだ。 -
第11屈で壁画の修復作業を見学できた。
壁画は掘った岩肌に土壁をかぶせ、その上に顔料がのせられてできているという。
この、残った土壁をへらで丁寧にきれいにしていく作業のようだった。 -
第11窟内
-
第12窟
アパートのような整然としたつくり。
3階は大きな講堂のようになっている。 -
13窟から29窟までがヒンドゥー教石窟群である。
一番の見どころ第16窟 カイラーサナータへ。 -
巨大な岩山も切り開いた巨大な寺院。
8世紀中ごろから150年もの時間をかけて、人の手で彫られた壮大な事業。
そのスケールに圧倒されるが、細部の彫刻の美しさも素晴らしい。 -
第16窟
-
第16窟
怒れるシヴァ神の彫像 -
第16窟
瞑想するシヴァの彫像
ちょうど上の怒れるシヴァと対面になっている。 -
どこを撮っても画になるなぁ。
でも、写真よりも実際に見る方が、やっぱり迫力満点。 -
16窟中心に建つナンディー堂
-
ラーマーヤナを描いたとされる彫刻
-
内部の美しいレリーフ
-
本殿2階からの眺め。
-
修学旅行とおもわれるインド人御一行様。
高校生かな。
これ以外にも、小学生や家族連れなどもたくさんいた。
16窟だけでも、かなりおなかいっぱい、胸いっぱい。
でも、おなかは空いたので、いったんランチ休憩することに。 -
遺跡の外にも食堂がたくさんあり、チケットを持っていれば再入場も可能だが、私たちは面倒くさかったので、昨日と同じく敷地内の公営食堂でランチすることに。
-
こぎれいながら、空いている店内。やや不安になるが。。
団体さんはおそらく、外の提携のレストランなどに行くのだろう。 -
メニュー。
どれも安い!公営だけあってぼったくっていない。
このくらい有名な観光地なら、3倍くらいつけてもよいくらいかと。
(ちなみに土産物屋や露天商は相当ぼっていて、ものによると10倍以上の値をふっかけてきていた)
外でなくこちらにして正解だったかもしれない。 -
そして、やっぱり、ビール!
うまい!
キングフィッシャー190Rsは安い!
こんなに気軽にビールが飲める。
チェンナイ口惜しや。 -
子ザルもいました。
気を取り直して、午後も見て回るぞー。 -
30窟以降のジャイナ教石窟群へはこちらのバスに乗って。
入り口に待機しているのに乗ればよい。
15分間隔で往復してくれている。 -
バス。
-
第30~34窟はジャイナ教石窟群。9世紀ごろのものだそうだ。
ジャイナ教は仏教の発生よりも古いとされていて、インド以外には広がることなく今に至っている。 -
32窟 象の像
-
彫刻はさらに細かく緻密に。
-
-
第32窟
-
32窟の彫刻
マンゴーの木の下の女神像 -
32窟と33窟は2階でつながっていて、行き来できる。
-
柱が薄くなり割れ落ちたところ。
向こうの部屋がのぞける。 -
美しいレリーフ。
-
第33窟彫像
-
柱に断層が走っているのが見える
-
大満足のエローラ観光でした。
おなかいっぱい、むねいっぱいで帰路につきました。
そのまま車で空港へ直行して、今夜の宿のムンバイへ。
翌日はちょっとだけムンバイ観光してチェンナイへ戻ります。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
49