2016/09/19 - 2016/09/19
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nonさん
ウィーン・ブダペスト【お得なウィーンパス♪(3)】「華麗なるハプスブルク家の帝都を巡る旅」
【日程】2016年9月14日(水)~ 2016年9月23日(金)(8泊10日間)
【滞在都市】ウィーン3泊→ブダペスト1泊→ウィーン4泊
【目的】華麗なるハプスブルク家の帝都を巡る旅
9月19日(月)ウィーンの後半観光1日目の続きです。
午前中は王宮~王宮礼拝堂~王宮宝物館とウィーンパスを使ってじっくり周りました。
想像以上に見応えがあり予定時間を2時間もオーバー!
ランチ抜きだったので、さすがにお腹が空いてきました(^^;
これからウィーン美術史博物館の’世界一美しいミュージアムカフェ’で昼食と休憩をとり、再びハプスブルク家の芸術遺産を心ゆくまで堪能したいと思ったのですが・・・!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
王宮宝物館を出て、再び王宮広場へ。
時計を見ると時刻は既に14:00過ぎ・・・!
これから向かうのは、名画の宝庫’ウィーン美術史博物館’です。
世界一美しい・・と評判のミュージアムカフェでまずはランチを・・・♪
ワクワクしながら歩き出しました。 -
緩やかなカーブが美しい’新王宮’の前を通って・・・
-
ブルク門をくぐると・・・
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そこはもう’美術史博物館’のあるマリア・テレジア広場です。
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建物の中央にある重厚な木製扉がエントランスのはず!
でもほとんど人影がありません。
今日は空いているのかな?と思ったら・・・ -
なんと、本日は月曜日で休館!(9月~5月のみ)
写真右下の男性たちが教えてくれました(^^;
一瞬泣きそうな気分になりましたが、ここは気を取り直して・・・ -
予定を入れ替えて向かい側の’自然史博物館’へ行ってみることにしました。
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中央の広場には、どっしりと玉座に腰かけるマリア・テレジア像。
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国母と称えられる女帝と、それを支える有能な臣下達・・・
ハプスブルク帝国の繁栄と栄光を物語っているようです! -
双子のようにそっくりなこの建物が、’自然史博物館’
エントランス前にはたくさんの人がいます!
どうやらこちらは大丈夫そう・・・ -
高校生くらいの校外学習グループでしょうか。
楽しそうに記念撮影をしていました♪ -
中央の重厚な扉から館内へ・・・!
もちろんウィーンパスで入場できました。
通常入場料は10ユーロ。 -
エントランスホールの中央に立って見上げた天井ドーム。
この博物館も皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の都市改造計画で建てられた壮麗な建築物の一つ。
建物全体がまるで宮殿のように豪華な造りになっています。 -
インフォメーションの窓口。
ここでパンフレットをもらったりオーディオガイドも借りることができますよ。 -
実はここの2階にも美しいミュージアムカフェがあるので、まずはそこを目指します♪
大理石の階段を上ると・・・ -
正面で出迎えてくれたのは・・・
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マリア・テレジアの夫、神聖ローマ皇帝フランツ1世が描かれた大きな額絵!
この博物館は、自然科学に造詣の深かったフランツ1世が収集した膨大なコレクションが元になっているのです。 -
臣下や研究者たちに囲まれ、鉱物と虫眼鏡を手にしたフランツ1世。
政治の実権はマリア・テレジアに譲り、文化や財政の面で帝国をしっかりと支えたと言われています。
フランツ1世らしいオーラがあり、とても満足そう(^^)! -
天井にも巨大なフレスコ画が描かれています。
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エントランスホールを振り返ってみました。
どちらを向いても、本当に重厚で華麗な空間! -
建築美や装飾美にうっとりしながら、ミュージアムカフェのある2階に向かいます♪
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階段を上ると、展示室を結ぶ廊下がありました。
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ミュージアムカフェに到着♪
ここはちょうどエントランスホールの真上です。
建物の造りを活かした素晴らしい空間!
こんな所で食事やカフェができるなんて贅沢な気分です(^^)
運よく空いている席がありました。 -
真ん中は吹き抜けになので、下を見るとこんな感じ。
落下防止ネットの下に、さっき歩いた美しい大理石の床模様が見えました。 -
天井ドームもかなり間近です!
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さあ、いよいよ遅めのランチです♪
オーダーしたのは日替わりメニュー(7.8ユーロ)
クルトンがたっぷり入ったトマトクリームの上品なスープが運ばれてきました。 -
メインはチキンの詰め物。
かなりボリュームがありますが、美味しいので二人とも完食しました!
飲み物は白とロゼのスパークリングワイン(各2.9ユーロ)
アルコール度数の低いものを選びました。
スタッフのサービスもフレンドリーでとても良かったです♪ -
洗練された印象のカウンター。
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更になんと!
窓からマリア・テレジア像と、向かいの美術史博物館が見えました!
ここはカフェはもちろん、ランチも美味しくて本当にお勧めですよ(^^)
お値段もとてもリーズナブルですしね。 -
お腹も心も十分満たされたので、早速展示室を回ります♪
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廊下にも色々と展示がありました。
これはナマケモノの骨格標本? -
分かりやすい館内のマップ。
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ヘラジカでしょうか?
迫力のある立派な角にビックリです!
でもこれはまだ序の口・・・
この後次々と、見たことのない巨大な自然界の生き物たちが登場します。 -
この博物館の人気エリア、恐竜の展示室に行ってみました!
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上体が動き口を開けて吼える恐竜(レプリカ)!
アロサウルスの復元モデルです。
実物大なので、かなりの迫力。
動きも声もリアルでしたよ! -
天井には翼を大きく広げた翼竜も飛んでいます!
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こちらも翼竜。
生物史上初めて空を飛んだ脊椎動物と言われています。 -
恐竜の骨格。
映画’ジュラシックパーク’を思い出します! -
羽毛恐竜の復元。
化石に羽の生えていた痕跡があったそうです。 -
貴重な化石なども重厚な木製陳列棚にずらりと展示されています。
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初めて見る大きな生き物。
こんな職場だとスタッフの方も楽しそう♪ -
飛べない鳥、ダチョウの祖先みたい?
今にも走り出しそうです。 -
これはどんな生き物でしょうか?
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天上の高い展示室の様子。
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がに股で歩く恐竜もいたのかな?
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太古の生き物でも、想像図があるとイメージできますね。
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巨大な頭部を持つ原始魚。
体長6~10メートルの水中生物です。 -
象の祖先でしょうか。
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これはマンモスの親子ですね!
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こちらは類人猿の御夫婦かな?
剥製ではなく、精巧に作られたろう人形です。 -
人類の進化もうかがえます。
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原人たちの暮らしぶりが再現されたコーナー。
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こちらの男性、よく見るとなかなかカッコいいですね!
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真剣な眼差しで長老の言葉を聞いているようです。
おじいちゃんと孫かな? -
月の模型。
貴重な隕石のコレクションもたくさんありました。
最新のデジタルプラネタリウムもあったのですが、今回は時間が足りなくてカット。
お子様連れやカップルには良さそうですよ♪ -
このような感じで展示室が続きます。
小さな昆虫から巨大な恐竜まで、化石や宝石、鉱物、宇宙からの隕石など自然科学全般にわたるコレクションの総数は約3000万点!
その規模は世界最大級と言われています。 -
壁の絵画や彫刻にも、思わず目がいってしまいます(^^)
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ビックリしたのが動物たちの剥製コーナー!
大きなガラスケースの中にいるのは・・・ -
まるで生きているかのようなリアルな姿です。
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この座り方、お行儀良いですね♪
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動物園と比べて動かないので、小さな子供もじっくり観察できます。
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クマ。
剥製なのでちょっと可哀そうな気もしますが。 -
ライオンやチーターが同室できるのも剥製ならではですね。
間近で色々と比較できます。 -
チーターの親子。
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トラのカップル。
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ホッキョクグマ。
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ネコ科の生き物。
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毛皮の状態も良いですね。
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こちらを見つめています(^^)
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立派な角を持ったシカ達が立ち並んでいる雄姿も見応えあります!
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狩りが王侯貴族達に人気の娯楽だったことが伺えます。
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生息地の様子も分かりやすい展示になっています。
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サバンナのシマウマ。
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続々と大型動物たちが登場します!
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どっしりした存在感のサイ。
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長い首と長い足のキリンさん。
首の関節もよく分かります! -
カバや象もいますよ♪
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剥製なので実物大です!
とにかくものすごい種類と数の剥製に圧倒されました。 -
生きていたらあり得ない、不思議な光景です。
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鳥の展示室♪
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ダチョウの所に素敵な大人カップルがいました!
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青い鳥。
カラフルな鳥たちを眺めていると、3D図鑑を見ているような感じです。 -
フクロウの仲間。
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幻の鳥、ドードー。
大航海時代に発見され、わずか100年足らずで絶滅しました。 -
最初に発見した人はびっくりしたでしょうね!
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こちらは何と、ワニですよ!
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大きな口です!
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爬虫類コーナーのイグアナ。
実はこれ、孔雀石を彫って作られた本物そっくりの置物なんですよ! -
インドネシアに生息するコモドオオトカゲ。
予想外のスピードで追いかけてきて噛まれたら最後、毒が回って餌食になるそうです。
凶暴なその生態はまるで恐竜の生き残りのよう? -
貴重なシーラカンスの保存標本。
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おちゃめなマンボーと骨格の対比。
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まさかサメもいるとは!
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挟まれたら痛そうな巨大な爪です。
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東京湾で捕れたタカアシガニ。
明治天皇がフランツ・ヨーゼフ1世に贈ったものです。 -
貝の展示室。
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鉱物、岩石、貴石、宝石などの展示室。
こちらは目が眩むような輝きを放っていました! -
巨大なアメジストの結晶!
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地球上で発見されたあらゆる貴石がズラリと展示されています(^^)
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恋愛運が上がる?と言われるインカローズ(ロードクロサイト)
こうして研磨されて色鮮やかな宝飾品になるのですね。 -
水晶、クオーツ、トパーズなど。
ピュアな輝きに思わず惹き付けられてしまいます(^^; -
指輪ならたくさん作れそうな塊です。
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日本の真珠も発見!
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こちらも目を引きました!
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ローズクオーツのような石で一枚一枚作られた繊細な花びら♪
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中国で作られたようです。
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そしてかの有名な’宝石のブーケ’
高さは50cm、重さ22.8㎏もあるそうです。
ベースは透明度の高い水晶。 -
マリア・テレジアが夫の誕生日にサプライズで贈りました♪
ダイヤモンドがなんと2102個!
その他の宝石が761個!
数えるのも大変です。
ウィーンの宝石商に依頼したそうですよ。 -
大きなクオーツの結晶。
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時間があっという間に過ぎて、時刻は18:00過ぎ。
まもなく閉館時間なので出口へ向かいます。 -
四隅の装飾。
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一体感のあるフレスコ画と装飾。
帰るとなると、やっぱり名残惜しくて撮影してしまいます(^^; -
絵になるスポットで記念写真♪
この気持ちが本当によく分かります! -
ルーヴル美術館のように追い立てられることもなく、最後まで自分達のペースで楽しむことができました♪
次は新鮮な空気を求めて、ぶらぶらと外を散策したいと思います! -
すぐ近くの’フォルクス庭園’にやってきました♪
’フォルクス’は’国民’という意味。
秋咲きのバラの向こうにギリシャ神殿風の建物が見えます。 -
近くで見ると中々の大きさ!
緑の木製ベンチに囲まれているので、入ることはできません。 -
小さな噴水♪
赤いカンナの花が鮮やかです。 -
芝生の向こうに見えてきたのは・・・
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ブルク劇場近くにある、まるで舞台のような一画にシシィの彫像が佇んでいます。
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ギリギリまで近づいてみました。
季節の花々に囲まれ、どこか憂いを感じるようなシシィの姿です。 -
夕暮れ時の公園にいた絵になる大人カップル。
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春と秋に咲き誇るウィーンのバラ。
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公園の出入口です。
すぐ向こうに見える建物は、ブルク劇場♪
どこに出ても美しい建築物があるので、お散歩も楽しいですよ! -
しっかりした門やフェンスで囲まれて、管理が行き届いているのが分かります。
犬のお散歩はNGですね。 -
ブルク劇場前は市庁舎前広場です。
少しずつライトが灯り始めました。 -
ブルク劇場とクラシックカー(実はお菓子屋さん)♪
古き良き帝国時代の雰囲気が漂っています。 -
こちらの写真もお気に入りです(^^)
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マジックアワーの市庁舎前広場。
食べ物屋さんのテントも賑やかです。 -
パールのような電球が煌めくロンカリサーカスのテント♪
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ちょうど何かの撮影をしていました!
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すっかり日が落ち、辺りはまた違う雰囲気に包まれました。
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そろそろ路面電車に乗って帰ることに♪
ちょうど旧型車両がやってきました。 -
老舗カフェ’ラントマン’の素敵な外観。
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ライトアップが美しい夜のオペラ座に到着♪
いつかゆっくりオペラ鑑賞したいな~ -
20:00過ぎ。
近くにある老舗カフェ’モーツァルト’へ♪
ランチが遅かったので、夕食にケーキをいただきます(^^)
ウィーンならではの発想ですね! -
テラスも気持ち良さそうですが、今回は店内に・・・
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とても陽気なスタッフが出迎えてくれましたよ♪
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ラントマンの系列なのでケーキには定評があります。
ショーケースを見ると迷ってしまうほど! -
オーダーしたのは、甘酸っぱいベリーがたっぷりの四角いケーキです♪
5.5ユーロ。 -
飲み物はやっぱりメランジェ♪
5.5ユーロ。 -
ピスタチオの香りがする’モーツァルト’という名の看板ケーキ♪
こちらも5.5ユーロ。 -
クラシカルな店内の一部。
実際はもっと広くて、常連客で賑わっている感じですよ♪ -
モーツァルトのシルエットに別れを告げてお店をあとにしました。
-
ここからは’ケルントナー通り’を歩いて帰ろうと思ったら・・・
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雰囲気の良い路地が♪
昼間とはまた違う魅力を感じて、思わず入り込んでみました。 -
夜の石畳に響く足音も幻想的な感じ♪
この辺りは観光客もほとんどいないので、ウィーンの素顔が垣間見えます。 -
おじさま方も辺りに溶け込んでいます。
これが日常なんて羨ましいな~ -
夜のお出かけが大好きだったモーツァルトも、こんな路地を歩いたのかな?
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石畳の先のアーチをくぐると・・・
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初日に訪れた’フランツィスカーナ教会’のある広場に出ました。
映画’ビフォア サンライズ’の舞台になった場所です。 -
建物にトンネルがある不思議な通り道・・・
確かに映画のワンシーンのようです。 -
ここからホテルまでは数分の距離ですが、何かとても名残惜しい気持ちがして暫く佇んでしまいました。
ハプスブルク家の残した数々の歴史遺産を肌で感じた一日。
明日はいよいよ夏の離宮’シェーンブルン宮殿’を訪れます!
たっぷり時間を取ったので宮殿以外の見所も楽しめました(^^)
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