中国のグランドキャニオン,七彩山と炳霊寺石窟

2014/05/15 - 2014/05/20

なんだこれは？ネットで偶然みた、多彩な形にうねる地層が大地に見事な赤のグラデーションの写真に目が釘付けになり、ぜひ行ってみたいと思っていた張液丹霞国家地質公園と、黄河河岸にある雄大な自然のなかにある炳霊寺石窟の旅。

スケジュール
2014年
5月15日　上海 16:00発ー西安 18:30着 西安泊
5月16日　西安ー張液、午後　張液丹霞国家地質公園　張液泊
5月17日　馬蹄寺石窟、市内観光　張液泊
5月18日　張液　14:25発ー蘭州　15:35着　蘭州泊
5月19日　蘭州ー炳霊寺石窟ー蘭州　蘭州泊
5月20日　蘭州ー上海

エリア 中国

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス タクシー 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

5月15日
上海から西安の便は大幅な遅れもなく到着。
西安駅から張液への夜行列車に乗ろうと駅に行き、切符を買おうとすると全部売り切れ！ガーン...　その場で買えると思っていたのが甘かった...
しょうがないので、ネットで西安のユースホステルを予約し、タクシーで移動。その晩、Ctripで翌日の張液行の飛行機のチケットをなんとかGet。
5月16日
朝発の便で張液へ。空港からホテルへタクシーで着くと、ロビーで客引きのおじさんが声をかけてきた。地質公園にこれから行くけど行かないか？他に2人いく人がいるという。ちょうどいいので往復約60元で行くことにした。
公園内は専用バスに乗って移動し、各展望台で止まって観光する方式。

はじめバスは薄茶色の岩の間を進むだけだったが、だんだん鮮やかな色の岩に代わってきた。

初めの展望台からの眺め。
青空じゃないのが残念...

中国語で「丹」は赤・朱色を意味し「霞」は夕焼けなどで空が紅色に染まる現象、または雲が鮮やかな色に染まる「彩雲」のことを表します。

ちょっとだけ青空が！

この岩の成分はなんだろう？

しましま

ここはまさにグランドキャニオンって感じ

そして、夕陽のスポットへ。
でも、残念ながら行ったのは5月、夕陽は7:30過ぎ、
そして、公園が閉まるのが17:30...
夕陽が見たければ秋だそうです...

夕陽、みたかったなぁ...

夜、市内の中心部の広場には屋台が、このちょっと辛い串焼きがとてもおいしかｌった。

5月17日
ハルビンからの学生2名とタクシーをチャーターして、郊外の馬蹄寺石窟へ。
三十三天洞

チベット仏教ですね。

狭く、急な階段を上ると、

上には、仏像と、その真向いで修行僧がお経を唱えていた。

風にたなびくタルチョが青空に映える。

下におりて、隣の石窟へ

なんだか、インドのアジャンダー風な感じの石窟

近くの別のお寺に行く途中の景色。

別の小さい石窟

古そうな車輪。張液市内のお寺、大仏寺にて

万寿寺木塔
1層から7層までの塔身の内壁はレンガで、外回りは木で組んであり、
8層、9層はすべて木造で、釘を1本も使ってないとのこと。

マルコポーロ像
13世紀、初代皇帝フビライに謁見許可を得るために滞在したとか...

夜、中心部の通りの一部にヨーグルトの屋台が並び、ヨーグルト通りに。
中国のヨーグルトはおいしいと思う。
スーパーで売っているヨーグルトも濃厚で、日本のものが水っぽく感じる。

5月18日
張液から蘭州まで飛行機で移動。
夜は近くの屋台街へ。

ホテルは中心部にあるibis。
その夜、翌日どこに行こうかとネットで調べてると、ちょっと行きにくいけど、炳霊寺石窟の評判がよさそうなので、行ってみることにした。

5月19日
西バスターミナルへ行き、刻家峡水庫行のチケットを買う。
そこで、同じく炳霊寺石窟に行くというフランス人カップルと話していると、
ネットで、刻家峡水庫からタクシーで行けるという情報があったので、ボートではなくタクシーで行くと言う。ボートは8人集まるまで待たなきゃいけないからタクシーの方がいい。
彼らと一緒にタクシーで、1台往復250元。1時間ちょっとで炳霊寺石窟到着。

チケット売り場から遊歩道を歩くと、この雄大な景色。

石窟は割合保存状態がよく、見ごたえがある。

風雨から守るため扉が付いている。

何年か前に行った人の写真にはこんな手すり付きの遊歩道はなく、もっと間近でみれていたらしい...

27Mの大仏、最近修復を終えたらしい。

対岸からの眺め

石窟の先にお寺があるというので、行ってみることにした。

前を行くフランス人カップル。

約20分ほどでお寺到着。

人懐っこいお坊さん。

こんなメモを見せてくれた

交通の便が悪いけど、その分観光客も少ない。石窟だけじゃなくこの雄大な風景もすばらしくみごたえ満点。おススメ！

タクシーで帰る途中の風景

ダムと岩山

棚田とダム