2017/03/16 - 2017/03/16
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cotton-candyさん
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国立新美術館で開催されている「草間彌生 わが永遠の魂」に行ってきました。
表参道ヒルズの「エルメスの手しごと」にも立ち寄りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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-
土日は激混みだろうと平日に休みをとって、出かけました。
前衛の女王と呼ばれる、草間彌生さんです。
美術館には正面から入らずに、地下鉄千代田線・乃木坂駅直結の入口から入ります。
平日でも混みあうこと予想して、開館時間の 10:00に到着しました。 -
まず、迎えてくれたのは屋外展示の大きなカボチャ♪
高さは、4.5メートルもあります。 -
明るい空の下でパチリ、残念ながら中には入れません。
《 南瓜 》 2007年 フォーエバー現代美術館蔵
チケット売り場には長い長~い列ができていました。
前売り券を購入しておいて良かった~。v^.^v -
入口に向かう途中、ガラス越しに展示物発見!
《 ナルシスの庭 》 1966/2017年 ステンレス製ミラーボール 作家蔵
この中で乳児を遊ばせている外国の方がいた… -
ロビーでは、制作の様子などの映像(10分)が流されていました。
迷いなく筆を走らせる御年87歳の草間彌生さんの姿に、改めて感動!
ではでは、期待に胸ふくらませ 入場です。 -
最初の大きな大きな展示室に入り、右手にはこちら。
草間芸術の代表的モチーフの水玉がお出迎え。
この部屋だけは、ありがたいことに撮影可。^^
経歴:
1929年(昭和4)長野県松本市の裕福な種苗問屋に生まれる。
10歳の頃から幻覚や幻聴に悩まされ、水玉や網目を用いた作品を描き始める。
1957年 単身渡米、前衛芸術家としての地位を築く。
1973年 体調をくずし帰国、活動拠点を東京に移す。
1993年 ヴェネツィア・ビエンナーレで日本代表として日本館初の個展。
2012年 ルイ・ヴィトンとコラボレーション。
2016年 タイム誌の「世界で最も影響力がある100人」に日本人でだだ一人選出。
同年 文化勲章受賞。
創作活動は、絵画だけではなく彫刻、インスタレーション、映像、小説、詩など多岐にわたる。 -
部屋の中央に三つの
《 真夜中に咲く花 》 2016年 ミクストメディア 作家蔵
これが観たかった!! -
方向を変えて。
雰囲気が変わりますね、中央は目。 -
二つ目はやや小さめ。
触りたい!、でもダメ…
グッとこらえる… -
向こうに見える三つ目の作品は背が高い。
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広いスペースでこの大きさ、迫力あります。
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角度を変えて、パチリ。
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周りにはスケッチする子どもたち。
彼らの言葉は、フランス語のようだった。
チョット騒ぐと先生から注意されていた。
小学校低学年位かな?、幼い時にこういう作品を観る機会があるなんてうらやましい。 -
三方向の壁には、これでもかの作品たち。
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その数の多さと色彩に圧倒されます。
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パンフレットには、2009年から精力的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に据え、一挙約 130点を日本初公開。
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さらに、初期から現在に至る創作活動の全貌を総合的に紹介します。
草間芸術の魅力を余すところなく伝える集大成となる展覧会に、どうぞご期待ください。とあります。
はい!、期待大で来ました! -
すべてをご紹介できませんが、私好みの作品をパチリとしてきました。
《 しのびがたい愛の行方 》 2014年 -
こちらも。
タイトル撮り忘れましたー!、>_<
制作方法:
1.キャンバス全体を塗る。(この場合は黄色一色)
2.横にしたキャンバスにふちから描く。
3.中心部を描く、描く場所によっては助手にキャンバスを立てさせる。
4.描いていくうちに下地の色は上塗りを繰り返し最初とは違う時もあるそう。
絵具はアクリル絵の具。
大作は病院からアトリエに通って描き、小さなものは病院に帰ってから描く。
アイディは尽きることなく出てくるそうです。 -
音声ガイド借りました。(550円)
ガイドの他、本人のメッセージ、詩の朗読、歌など。
両親を思う詩「君は死して今」はジーンときました。
これから行かれる方、おススメします。
ただ、電話のように耳にあてていなければならないので手が疲れました。
ヘッドホンがいいのにと思いました。 -
他の展示室は大きな展示室を囲むようにぐるっと配されていました。
松本時代の初期の作品(画面全体に水玉模様のある母親の肖像画が印象的でした)、
アメリカ時代(正に前衛芸術!)と続き、レリーフの《 南瓜 》三作品のところで外に先ほどのカボチャが見えました。
窓ガラスの水玉とともにパチリ。 -
その後、《 水玉脅迫 2017 》、《 最後の晩餐 》と観て最初の部屋へ戻ってきました。
立体の水玉の暗い部屋は皆さんソロリソロりと歩かれるので、列ができていました。
↑↑ ここ面白かったです。
最後の展示は、大きな黄色いカボチャの絵でした。 -
最後にもう一度、真夜中に咲く花を観て、
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おいとましました。
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グッズショップで迷って迷って数点お買い上げ。
でもね、レジ待ちが 40分だって~。 -
前のお嬢さんは黄色の水玉ワンピをお召し。^^
大ぶりなイヤリングも草間さんのデザインのようでした。
実際の待ち時間は、25分ほどで済みました。
何を買ったかは、最後にご紹介しますね。(^_-)-☆ -
チケットの半券を見せるとこの水玉シールがもらえます。
持ち帰り禁止で、この部屋?に貼るのですって。
シールは色んな種類があって、色と大きさの組み合わせが違うようです。 -
どこに貼ろうかな?
背が低いからな…
まず、一枚。 -
2枚目はカーテンに。
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3枚目は、本。
-
4枚目は誰かのシールの上に。
-
一番大きなシールは5番目に貼りました。
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皆さん、アイディアですね、連ならせたり、二重三重に貼ったり。
最後はオレンジのシール。 -
6枚、貼り終えました。楽しかった~。^^
展覧会が終わるときどんなになっているのか楽しみですね。
これを記念に持ち帰ろうとしたのですが、ダメだそうです。
回収されちゃいました。 -
お昼ご飯は、テラスのこの木の下でいただきました。
-
美術館内のカフェ、COQUILLEで
ロースカツのミックスサンド、エッグタルト風デニッシュ、ソイラテを。
美味しかったですよ。少々お高いけどね。
1,350円 -
あっ!そうそう。忘れずにキーリングも引き換えました。
チケットは当日 1,600円・前売り 1,400円なのですが、通常のチケットだけではなく企画チケットが 3種類(トートバッグセット 5,000円、キーリングセット 3,000円、クロスセット 当日 3,400円・前売り 3,200円)あって、キーリングセットを買っておいたのです。
このキーリング、グッズショップでデザイン違いのものが 3,000円位したので、かなりお得でした。^^v -
美術館バックに水玉の木。
-
テラスから見下ろして。
後で通ってみるつもり。 -
先ほどは窓ガラス越しに観た
《 ナルシスの庭 》 -
キラキラと太陽が反射してキレイ。
転がってしまわないのかしら?と心配していたのですが、
外側 2列はつながっていて大きくは転がらないようにしてありました。^^;; -
この作品のタイトルがわかりました、
《 木に登った水玉 2017 》 2017年 ミクストメディア 作家蔵 -
国立新美術館はすてきなデザインですね。
開館10周年だそうです。 -
さっき見下ろした道にやってきました。
水玉模様でチョット不思議な空間です。 -
あー、念願の草間彌生さんの展覧会でした。
もう一度来たい… -
ミュシャ展も気になったのですが…
でも こちらは、6月 5日まで開催されているからね。
この後は、開催期間の短い方に行くことにしました。 -
地下鉄で一駅、表参道まで移動。
地上に出るとこれが目につきます。
表参道、こればっかり。 -
表参道ヒルズ スぺースオーで、3月 19日まで開催の
エルメスの手しごと展“アトリエがやってきた”にやってきた。^^;; -
カラフルなディスプレイ
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後ろ側にも。
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会場は、地下 3階。
エレベータでも途中までエスカレータでもいいのですが、やっぱこれは階段でしょ。
撮影スポットもあり、スタッフが撮ってくださいます。
列ができてる… -
上からみると、これまたカラフル~。
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実際歩くと足元では近すぎてこの絵柄は感じられませんでした。
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突き当りが会場です。
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エルメスの手しごと “アトリエがやってきた”
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パンフと後ろのは銀座で開催中の“メゾンへようこそ”のパンフ。
銀座の方は参加型のプログラムですって。 -
様々な手しごとが映像で紹介されています。
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時計のベルトかな?
並んでいるだけでアートっぽい。 -
平日の昼間なのに、人がすごい。
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ここは、馬具・鞍職人のコーナー。
職人さんは休憩中のようです。 -
確か、エルメスは馬具から始まったのではないかしら?
うん?、あの酒マスはなに? -
釘?鋲?の入れ物に使われていました。
-
ジュエリーの石留め職人は三重四重の人で諦め、
シルクスクリーンの製版職人のコーナーに潜り込みました。
このスカーフの製版をしていました。 -
タッチペンで色をつけて濃淡やぼかしなど入れて行きます。
職人さんはフランス語なので、通訳の方が各コーナーにいて、質問・回答をを訳してくださいます。
どの女性の職人さんも通訳さんも、エルメスのスカーフを身に着けていましたよ。 -
磁気色付け職人さんも休憩中。
-
ネクタイ縫製職人さんは美人さん。
スカーフをヘアバンドにしている。^^ -
ネクタイの生地と芯地のつけ方を実演中。
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ただ、コーナーは大きな机一つ分くらいなので、実際に手元がのぞけるのは十数人くらいなのよね…
-
運よく、スカーフの縁かがり職人さんのところは、真ん前に陣取れた。^^v
指先を水で濡らし、 -
縁の1.5センチ幅のところによりをかけて縫って行きます。
中央のプリント部分とは違って縁は無地、かがり終わると額縁のようになるのですってよ。
日本では洋裁も和裁も手前から向こう側に織り込みますが、エルメスは奥から手前に丸めてきます。
そして、裏から縫うのではなく、表をみて縫っていくのです。
そうでした、エルメスのスカーフはそうでした…
シルクの生地はとてもハリがあるので難しいそうです。 -
糸もシルクで、案外しっかりとした太さでビックリ。
この職人さんはスカーフをTシャツの上から巻いてブラウス風にしていらした。
参考にしよう!
私は知らない人によく話しかけられる…ここでも。
左隣の年配にご婦人が、和裁の技術をとうとうと解説してくださるのです。
(おっしゃりたいことは、スカーフの縁かがりより和裁の技術のほうが難しいということらしい)
前の職人さんに集中したいのに…でもね、
ワタクシ、何をかくそう服飾デザイン科を卒業しておりますので、あらん限りの知識をお返ししました。勝負は引き分けかな?
(何の勝負だ?^^;;) -
体験もさせていただけます、若いお嬢さんが教えてもらってます。
エルメスのスカーフの縁はふんわりが信条で、アイロンがけはせず出荷しているそうです、クリーニングの際は縁にアイロン禁止でお願いしてくださいって。
ここのコーナーが一番興味深かったです。 -
他に、時計職人、シルクスクリーンのプリント職人、皮革職人、手袋職人等々。
列ができていたのは、バーチャルリアリティーで、実際のアトリエを体験できるコーナーでした。
入場無料はありがたいが、会場は少々狭い気がしました。 -
久しぶりの原宿だから、裏道ブラブラしました。
このワンちゃん頭を上下して水を飲んでいるのですよ。 -
品川駅の構内で一休み。
サクラとピスタチオのジェラート。400円 -
グッズショップで買ったもの:
紅茶 2缶…「わが永遠の魂」、「真夜中に咲く花」
ハガキ 3枚…「ふるさとへ帰りたい」、「Pumpkin(レリーフ)」、「かぼちゃ」
缶バッチ…「あこがれ(Pink)]
クリアファイル…「みんなは平和を求めている」
計 3,570円でした。 -
このカボチャは、ソウル・西村の珍画廊のもの。
このほかにも赤やミドリなど、世界中にあるらしいです。
いつか、瀬戸内海の直島の赤カボチャをみに行きたいです。
最後までのお付き合いに感謝!です。^o^ノ~~
お・し・まい!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 琉球熱さん 2017/03/21 23:12:33
- 投票御礼
- cotton-candyさん
こんにちは。私の旅行記に投票いただき、ありがとうございます。
cotton-candyさんも行かれたのですね、私もです(笑)
最初の展示室が撮影可というのはとても嬉しかったです。
あのキーリングは食指が動きましたが、値段を見て断念。
また、レジ待ちの行列見て、手ぬぐいも「yayoiちゃん」も断念(笑)
この3連休、松本市美術館まで行ってきました。
展示数が極端に少なかったのは、六本木に出張中だからでした。
こちらはゆったり見学、レジ待ちもありませんでしたよ(笑)
- cotton-candyさん からの返信 2017/03/22 17:07:41
- RE: 投票御礼
- 琉球熱さん、こんにちは。
こちらこそ、ご訪問と「いいね!」をありがとうございました。
> あのキーリングは食指が動きましたが、値段を見て断念。
全体的にお値段高かったですね。品切れも多くて琉球熱さんの旅行記でみたカボチャ缶の紅茶は見当たりませんでした(人で見えなかったのかしら?)
> また、レジ待ちの行列見て、手ぬぐいも「yayoiちゃん」も断念(笑)
yayoiちゃんは最後まで迷いました。^^
> この3連休、松本市美術館まで行ってきました。
いいですね、いつか行ってみたいと思っています。
我が街の近隣の藤沢市は松本市と姉妹都市で、その関係で2/11〜3/12まで「縁、自然そして草間彌生」と題するミニ展覧会が開催されました。
松本美術館所蔵の草間作品 十数点をみてきました。
私のお気に入りは、「宇宙に行くときのハンドバッグ」です。
国立新美術館に再訪されるご予定なんですね、私ももう一度と思っております。
cotton-candy
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