201012山陰旅行 最終日 【鳥取県（鳥取砂丘）】

2010/12/26 - 2010/12/26

山陰旅行の最終日は鳥取砂丘を観光。観光可能な砂丘としては日本最大規模。
心配だったのは日本海側の天気。雪に覆われていてはせっかくの風景も雪原なのか砂漠なのかわからない。
広大な砂漠が見られることを期待して当日を迎えた。

最終日
倉吉8:17(ｽｰﾊﾟｰはくと4号)→鳥取8:51/鳥取駅前9:10～砂丘会館9:42//13:00～鳥取13:22
鳥取14:54(スーパーはくと10号)→新大阪17:24/17:47(のぞみ250号)→東京20:43

エリア 鳥取

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

最終日、旅の始まりは倉吉駅から。
特急に乗車し約35分、鳥取駅で下車する。

倉吉駅 駅

今回の旅行の最終観光地、鳥取駅に到着。
ここから路線バスで約30分、鳥取砂丘を観光する。
何とこの路線バスも周遊きっぷの対象路線なのだ。

ほぼ宣伝もせず、知名度がない。仕組みも一般にはわかりづらいということで売り上げが悪いという理由で廃止された周遊きっぷ。細々と販売を続けてほしかったが、2010年代は鉄道を利用しての旅行が相対的に高くなった。

鳥取駅 駅

鳥取砂丘に到着。
入り口付近はよく整備されている感じだ。

この奥には海が広がる。
砂浜のようなものだがちょっと乾いた雰囲気がして普通の砂浜とは違う感じだ。

丘を登ると広がる風景がこれ。
海岸の砂浜にしては広大過ぎる風景。
文字通り砂丘である。

鳥取砂丘 自然・景勝地

奥の方にはこんもりと盛り上がった山のようなところがある。
近づいてみよう。

この盛り上がったところ、すり鉢とか馬の背と呼ばれる部分である。
最大落差40メートルという高さの山が砂丘の中にある。

そしてすり鉢の底には湧水が湧く池があり、水たまりを形成。
砂漠の中のオアシスを見ることができる。

馬の背を登ってみる。
まだ朝早く、観光客が踏み荒らしていないので風が描いた風紋が残っている。

視界いっぱいの風紋。
風速５～６メートルの風が砂丘に描いた模様である。

天気も青空が広がり、砂丘を見学する条件としては良い方である。

馬の背から眺める日本海。
この風景、普通の砂浜の海岸では見られないこの地ならではの風景だ。
来てよかった。

馬の背から眺めるすり鉢地形。
この乾いた砂漠に地下水が湧出し、池を形成しているのだから不思議だ。

砂丘の中の世界を堪能し、いったん砂丘を離れる。

次に訪れたのは鳥取砂丘近くにある砂の美術館。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

鳥取砂丘を間近に見られるロケーションである。

砂の美術館は砂を固めて作り上げた砂像を鑑賞できる施設。
館内には芸術作品が並べられ、精巧な砂の芸術に触れることができる。

当時、さっぽろ雪まつりは見学したことがなかったが（この２か月後に初めて観光）、雪像と砂像の違いはあれどその精巧さは似ているなと思った。

鳥取砂丘に続き、砂に親しんだ時間であった。

昨日の宿だけは残念だったが今回の山陰旅行、なかなか「グー」である。

さて、昼食は鳥取砂丘で魚介類をいただこう。
砂丘近くにあったお店で海鮮丼を注文。ネタがたくさんあっておいしかった。

鯛喜 グルメ・レストラン

さて、これで一通りの観光を終えた。
最後にもう一回鳥取砂丘の風景を目に焼き付けておこう。

馬の背にももう一度上がった。
だいぶ観光客も増えてきており、風紋は見られなくなっていた。

日本でも見られる砂漠に感動し、鳥取駅に戻る。

鳥取駅からは特急列車で２時間３０分、新大阪駅に向かう。
東京に帰る時間が近づく。

鳥取駅 駅

新大阪で新幹線に乗り換える。
東京まではのぞみがほぼ１０分おきに運行しており、非常に便利だ。

初めての山陰旅行。有名な観光地を巡り、満足のいく日程をこなせた。
２０１１年以降も旅はまだまだつづく。