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ダージリン・ティーは Champagne of teas(紅茶のシャンパン)と呼ばれ、Sri Lankaの Uva(ウバ)、中国の祁門紅茶(キーマン:安徽省祁門県)と並び世界三大銘茶とされている。<br /><br />ミルクティーが主となっているインドでもダージリン・ティーにミルクを入れて飲むことはない。それは、ダージリン・ティーが香を重視される紅茶であり、香を楽しむためにストレートで飲まれるからである。特にセカンドフラッシュ(夏摘み)は Muscatel Flavor(マスカテル・フレーバー:素晴らしい香りとどっしりとした風味のある)が顕著であることから上質とされている。<br /><br />ダージリン・ティーの歴史はそれほど古くはない。イギリスの国民的な飲み物となっていた紅茶産地の新規開拓候補地として、英国東インド会社がインドのアッサム地方から同じヒマラヤ山脈の麓にあるダージリンで茶園作りを試みたのは 1839年のことであった。<br /><br />ダージリンから南西へ 45km、Mirik Valley(ミリック渓谷)に Okayti Estate(オカティー茶園)がある。標高 1,230mから 1,830mに位置するオカティー茶園は 1870年代に創業され、ダージリンで最も古い(1888年)紅茶工場がある。創業当時は Rangdoo(ランドゥー)という名だったが、ロンドンのオークションで、「the only Okay Tea」と評価されたのを機に茶園の名前を「Okayti」に変更したという。<br /><br />Queen Elizabeth(エリザベス女王)や Pandit Jawaharlal Nehru(ネルー・インド初代首相)等に絶賛されたことから Harrods of London(ハロッズ百貨店)がオカティーを単一茶園として販売している。オカティー茶園は the Kumbhat Familyによって経営され、独自の製法と厳しい品質管理が行われている。

インド幻想行【37】ダージリン -その2 :エリザベス女王の愛飲するダージリン・ティーの茶園がある

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1987/12/31 - 1988/01/03

9位(同エリア23件中)

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カリオカケイタ

カリオカケイタさん

ダージリン・ティーは Champagne of teas(紅茶のシャンパン)と呼ばれ、Sri Lankaの Uva(ウバ)、中国の祁門紅茶(キーマン:安徽省祁門県)と並び世界三大銘茶とされている。

ミルクティーが主となっているインドでもダージリン・ティーにミルクを入れて飲むことはない。それは、ダージリン・ティーが香を重視される紅茶であり、香を楽しむためにストレートで飲まれるからである。特にセカンドフラッシュ(夏摘み)は Muscatel Flavor(マスカテル・フレーバー:素晴らしい香りとどっしりとした風味のある)が顕著であることから上質とされている。

ダージリン・ティーの歴史はそれほど古くはない。イギリスの国民的な飲み物となっていた紅茶産地の新規開拓候補地として、英国東インド会社がインドのアッサム地方から同じヒマラヤ山脈の麓にあるダージリンで茶園作りを試みたのは 1839年のことであった。

ダージリンから南西へ 45km、Mirik Valley(ミリック渓谷)に Okayti Estate(オカティー茶園)がある。標高 1,230mから 1,830mに位置するオカティー茶園は 1870年代に創業され、ダージリンで最も古い(1888年)紅茶工場がある。創業当時は Rangdoo(ランドゥー)という名だったが、ロンドンのオークションで、「the only Okay Tea」と評価されたのを機に茶園の名前を「Okayti」に変更したという。

Queen Elizabeth(エリザベス女王)や Pandit Jawaharlal Nehru(ネルー・インド初代首相)等に絶賛されたことから Harrods of London(ハロッズ百貨店)がオカティーを単一茶園として販売している。オカティー茶園は the Kumbhat Familyによって経営され、独自の製法と厳しい品質管理が行われている。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
3.5
グルメ
3.5
ショッピング
3.5
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • Darjeeling(ダージリン)のロケーション(出典:florindia2013.canalblog.com)

    Darjeeling(ダージリン)のロケーション(出典:florindia2013.canalblog.com)

  • Darjeeling(ダージリン)の Tea Estate(茶園)のロケーションマップ(出典:teacampaign.com)<br />Okayti Estate(オカティー茶園)はダージリンの南西 45km、ネパールとの国境の Mirik Valley(ミリック渓谷)にある。<br />

    Darjeeling(ダージリン)の Tea Estate(茶園)のロケーションマップ(出典:teacampaign.com)
    Okayti Estate(オカティー茶園)はダージリンの南西 45km、ネパールとの国境の Mirik Valley(ミリック渓谷)にある。

  • East India Company(英国東インド会社)が 1840年に発行した銀貨(Cariokakeita <br />Museum所蔵)<br />イギリスの国民的な飲み物となっていた紅茶産地の新規開拓候補地として、英国東インド会社がインドのアッサム地方から同じヒマラヤ山脈の麓にあるダージリンで茶園作りを試みたのは 1839年のことであった。<br />

    East India Company(英国東インド会社)が 1840年に発行した銀貨(Cariokakeita
    Museum所蔵)
    イギリスの国民的な飲み物となっていた紅茶産地の新規開拓候補地として、英国東インド会社がインドのアッサム地方から同じヒマラヤ山脈の麓にあるダージリンで茶園作りを試みたのは 1839年のことであった。

  • ダージリンを訪れるには、Kolkata(コルカタ)から中継点の New Jalpaiguri(ニュー・ジャルパイグリ)まで夜行寝台列車で 6時間半、更にトイ・トレンで 8時間を要する。<br /><br />

    ダージリンを訪れるには、Kolkata(コルカタ)から中継点の New Jalpaiguri(ニュー・ジャルパイグリ)まで夜行寝台列車で 6時間半、更にトイ・トレンで 8時間を要する。

  • Darjeeling Himalayan Railway(ダージリン・ヒマラヤ鉄道)の路線図(出典:traveltales.ca)

    Darjeeling Himalayan Railway(ダージリン・ヒマラヤ鉄道)の路線図(出典:traveltales.ca)

  • 世界遺産にも登録されているアジア最古の登山鉄道 Darjeeling Himalayan Railway(ダージリン・ヒマラヤ鉄道)は 1881年に開通した。鉄道建設の目的は紅茶の輸送と避暑客の便宜を図るためであった。<br />

    世界遺産にも登録されているアジア最古の登山鉄道 Darjeeling Himalayan Railway(ダージリン・ヒマラヤ鉄道)は 1881年に開通した。鉄道建設の目的は紅茶の輸送と避暑客の便宜を図るためであった。

  • ダージリン駅が近くなると世界第 3位の高峰 Kanchenjunga(カンチェンジュンガ:<br />8,586m)の眺望が広がる。<br />蒸気機関車が牽引するトイ・トレンは狭軌(レール幅:610 mm)で、機関車は小回りのきく小型のタンク機関車が採用されている。

    ダージリン駅が近くなると世界第 3位の高峰 Kanchenjunga(カンチェンジュンガ:
    8,586m)の眺望が広がる。
    蒸気機関車が牽引するトイ・トレンは狭軌(レール幅:610 mm)で、機関車は小回りのきく小型のタンク機関車が採用されている。

  • ダージリン駅<br />駅に降り立つと、チベットの少年僧と世界第 3位の高峰 Kanchenjunga(カンチェンジュンガ:8,586m)が待ち受けてくれた。

    ダージリン駅
    駅に降り立つと、チベットの少年僧と世界第 3位の高峰 Kanchenjunga(カンチェンジュンガ:8,586m)が待ち受けてくれた。

  • ダージリン駅の近くで出会った子犬を抱いたチベット人の少女<br />

    ダージリン駅の近くで出会った子犬を抱いたチベット人の少女

  • Teahouse(ティーハウス)の主人<br />ダージリン茶の Autumnal Flush(秋摘み)を入れてくれた。濃厚で丸みを帯びた味が特徴だという。

    Teahouse(ティーハウス)の主人
    ダージリン茶の Autumnal Flush(秋摘み)を入れてくれた。濃厚で丸みを帯びた味が特徴だという。

  • ティーハウスの窓からはカンチェンジュンガ峰が見える。

    ティーハウスの窓からはカンチェンジュンガ峰が見える。

  • 1920年代に建設された時計塔<br />高さ 23m の時計塔は街のランドマークとなっている。<br />

    1920年代に建設された時計塔
    高さ 23m の時計塔は街のランドマークとなっている。

  • 霧に包まれたダージリン<br />トイ・トレンの軌条を歩く親子

    霧に包まれたダージリン
    トイ・トレンの軌条を歩く親子

  • 蒸気機関車の煙で街は灰色となる

    蒸気機関車の煙で街は灰色となる

  • 機関車のフロント<br />機関車は小回りのきく小型のタンク機関車が採用されている。

    機関車のフロント
    機関車は小回りのきく小型のタンク機関車が採用されている。

  • 軌条に石炭の燃え滓をまき散らしている。

    軌条に石炭の燃え滓をまき散らしている。

  • ダージリンの茶園。背後には世界第 3位のカンチェンジュンガ峰が迫る。

    ダージリンの茶園。背後には世界第 3位のカンチェンジュンガ峰が迫る。

  • ダージリンの茶園の茶葉。

    ダージリンの茶園の茶葉。

  • お茶の花<br />花は短い柄でぶら下がるように下を向いて咲く。花は白く椿の花に似ているが、花弁が抱え込むように丸っこく開く。茶の花言葉は「追憶」と「純愛」

    お茶の花
    花は短い柄でぶら下がるように下を向いて咲く。花は白く椿の花に似ているが、花弁が抱え込むように丸っこく開く。茶の花言葉は「追憶」と「純愛」

  • ダージリンの茶園の茶摘み風景

    ダージリンの茶園の茶摘み風景

  • ダージリンの茶園で出荷を待つブラック・ティー

    ダージリンの茶園で出荷を待つブラック・ティー

  • Queen Elizabeth(エリザベス女王)や Pandit Jawaharlal Nehru(ネルー・インド初代首相)等に絶賛されたことから Harrods of London(ハロッズ百貨店)がオカティーを単一茶園として販売している。

    Queen Elizabeth(エリザベス女王)や Pandit Jawaharlal Nehru(ネルー・インド初代首相)等に絶賛されたことから Harrods of London(ハロッズ百貨店)がオカティーを単一茶園として販売している。

  • ダージリンの茶園からの帰り道で出あった子供達。

    ダージリンの茶園からの帰り道で出あった子供達。

  • 女の子が満面の笑みを浮かべてくれた。

    女の子が満面の笑みを浮かべてくれた。

  • 食堂のおばさん<br />食堂の定番はチベット料理の Momo(水餃子)と Thukpa(トゥクパ:うどん)

    食堂のおばさん
    食堂の定番はチベット料理の Momo(水餃子)と Thukpa(トゥクパ:うどん)

  • 夕闇に包まれたダージリン

    夕闇に包まれたダージリン

  • Tiger Hill (タイガー・ヒル)からのカンチェンジュンガ峰遠望。

    Tiger Hill (タイガー・ヒル)からのカンチェンジュンガ峰遠望。

  • 朝陽がカンチェンジュンガ峰を紅く染めはじめた。

    朝陽がカンチェンジュンガ峰を紅く染めはじめた。

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