一人パタヤ

2016/12/28 - 2017/01/23

年末年始は、昨年の夏に行ったタオ島に行く予定を立てていました。
タオ島、とっても楽しかったな。
ただ、タオ島はバンコクからの道のりがあまりに過酷。
カオサンから夜行バスで7時間、さらにフェリーで2時間以上かかります。
そして、1月の海は荒れ気味の日が多くダイビングにはオフシーズンなのです。
帰りのボートも天候によっては欠航になるかもしれません。
仕事始めから欠勤はさすがにマズイでしょう。
熟慮の結果、旅行3週間前にパタヤに変更しました。
バンコクからタオ島まで、エアアジアアイランドトランスファーも予約してましたが、今回はキャンセル。7,000円がパーになりましたが、仕方ありません。

エリア パタヤ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回のエアーは中国東方航空とエアーマカオ。
9月の予約で往復33,760円！
東京ー大阪の新幹線と大差ない激安チケットです。
暇な時にスカイスキャナーを見るのが大好きなので、酔った勢いで早々とポチってしまいました。
12/28、MU524 は定刻より少し遅れて出発です。

仕事の関係で2ヶ月に一度は来ている上海。
トランスファーには選んではいけない空港です。
ハブ空港としての機能が全く破綻しています。
中華系のエアーが安いためか、世界中からの旅行者がトランジットで大行列してるのに、セキュリティチェックとイミグレのような所も、窓口スタッフの人数がまるで足りないため、遅々として進まないのです。
係員に搭乗券を見せて、時間が無い事を何度も繰り返しアピール。大行列の前の方に入れてもらってようやく間に合いました。
ふぅ、助かった。
とりあえず、スワンナプームに無事到着です。
まずは、タイのSIMカードをゲット。
7日間データフリーで299バーツ。

バンコク初日のホテルはスクンビット近くのダージェリン ブティック。
一泊、4,100円の安宿ですが、寝るだけなら充分。
アソークまではMRTが間に合いましたが、乗り換えの一駅で電車終了。
タクシーで45バーツ。
近くのコンビニでビールとアイススミノフを買って、1人乾杯！
ソイカウボーイもナナにも近い好立地のホテルですが、国王の崩御された年に不埒な好奇心は禁物でしょう。
おやすみなさい。。

翌朝、窓を開けたらバンコクは快晴。
今日中にパタヤに着けばいいので、12時のチェックアウトギリギリまで二度寝です。
バンコクを半日観光しようなどという気力も好奇心も全くありません。
手持ちのタイバーツも尽きたので、3万円ほど両替しました。

パタヤ行きのバスターミナルがある、エカマイに着きました。
駅隣接のショッピングモール一階はなぜか日本食のチェーン店大集合。
タイの初日はかつ丼。。
お米も日本産みたいだね。
美味しゅうございました。
ご馳走さまでした。

エカマイバスターミナル。
世界中からの観光客でかなりの混みよう。
1時間後のチケットがようやく取れました。
118バーツで3時間もかかるパタヤに連れて行ってくれるんだから、感謝です。

デュシタニ パタヤに着きました。
ノースパタヤバスターミナルからは、バイクタクシーです。
毎回、小さなキャスターだけなので、バイクの二人乗りでも全く問題ありません。

さすが5つ星ホテル、すごい豪華！

赤いお国のお金持ちもたーくさんいらっしゃるので、ご承知おきくださいね。

今回の旅は、エアーも格安だし、ダイビングもしないので、ホテルだけは予算をかけました。
シービュー デラックス5泊で9万くらい。
でも、年末年始の５つ星ホテルでこの値段なら安いほうなんじゃないかな。

ウエルカムドリンクなんぞをいただきながら、案内を待ちます。

うーん、想像してたよりは広くないけど、充分です。
安いホテルと違って、隅々まで掃除が行き届いていて綺麗！
1人で過ごすには勿体無いくらい。

シービュー デラックス。。
6階なんだけど、樹木が邪魔で海が小さくしか見えない。
ベランダでタバコも吸えるし、文句は言うまい。

各階のエレベーター前のホールはかなりの広さ。
パタヤの海が一望出来ます。

一階に降りると、プールとプライベートビーチ。

パタヤの海は眺めてるだけならいい。
実際はあんまり綺麗とは言えません。
ダイビングしなければ関係ないね(^ ^)

この5日間は何にもしない予定だけど、
レンタルバイクだけは確保しました。
ビールや食事のテイクアウト、海岸線のドライブ。
自由に行動するためには私にはマストアイテムです。
4日間で1,000バーツ。
多少ホリデープライス気味ですが、年末年始はうかうかしてると、レンタルバイクがなくなってしまうので、即決です。
宿泊先のホテルから遠いと最終日に帰る時が大変。
デシュタニに近い、アマリの前のビーチロードでようやく見つけられました。
安ホテルなら、近くにいくらでもあるのに。

バイクをレンタル出来たので、本日の主要なミッションは終了。
近くのレストランでチーズバーガーで遅いランチ。
これだけポテトが付いて80バーツだから、かえってマクドナルドよりも安いかもしれない。
ご馳走さま。

毎日ビールを半ダース、アイススミノフを1本から2本。
地元食堂でテイクアウトしたタイ庶民料理をつまみに部屋飲みです。

デュシタニパタヤはプールが3つもあります。
ただ、残念なことにチェアーの数が繁忙期には絶対数が足りません。
パラソルがあって、いい感じの場所は朝一にはもう他のお客さんに取られてしまっています。
どうやらビールや食べ物の持ち込みも禁止されているみたい(確認はしていませんが)なので、実はほとんど使いませんでした。
タバコも喫煙スペースでないと吸えないみたいだし、なんだかなぁって感じです。
やはり、私には高級ホテルは性に合っていないのかもしれませんね。

夜はタイ料理なので、朝昼兼用はファランが多いレストランで洋食？

と言ってもパスタとか、ハンバーガーなんですけどね。

NHKワールドが観れるので、大晦日の紅白歌合戦も南国パタヤで楽しめます。

途中、地域一帯の停電となり、ホテルは騒然となりました。
お客さんの数が多過ぎてパンクしてしまったようです。
30分程で無事復旧。
石川さゆりの天城越え、しっかり観れました。
今年1年、無事に過ごせたことに感謝です(^ ^)

あけましておめでとうございます。

全くお正月らしからぬ写真ですいません。
1人暮らしを長年続けていると、お盆や正月からは縁がなくなってしまい、毎年海外に逃げ出してしまいます。
男性天国と巷では言われるパタヤに行っても、数多あるバービアやらウォーキングストリートの喧騒には興味がなくなってしまいました。
もう、歳なんでしょうか。。
日常を忘れさせてくれる灼熱の太陽と綺麗な海が見える環境であれば、どこだっていいんです。

今回の旅では浅田次郎の「わが心のジェニファー」と花村萬月の「二進法の犬」を持って行きました。
浅田次郎は行きの飛行場で早々と読み終わってしまい、文庫本で1,000ページ以上もある花村萬月も最終日に読了しました。
わが心のジェニファーは今ひとつでしたが、二進法の犬は本当に面白かった。

観光も夜遊びも全くしないまま、1/3になってしまいました。
夕方にはバンコクに戻り、帰りの飛行機まで、マッサージに行ったり、ナナでも冷やかしに行こうかと考えていましたが、今回の旅のテーマは「自粛」
帰りのマカオエアーは午前3時の出発の為、半端に長い時間があります。
最終日にあっちこっちウロウロするのも疲れるだけなので、急遽スクンビット駅近くのホテルを予約しました。

アスピラ スクンビット
駅から100メートルもないくらいの近さです。
一泊5,000円の安宿ですが、ホテルズドットコムのリワードポイントを使ってほとんどタダ同然で泊まれました。
やはり、７時間足らずとは言え、お宿が確保してあると、精神衛生上も身体的にも楽です(^ ^)

ホテル前の細い路地はバービアだらけの好ロケーション。
自粛の文字がかすみそうになりましたが、初心貫徹。
路地奥にある、小さなホテルのオープンレストランで最後のビールを呑むことに。
たまたま、近くの席の日本人の方とご一緒出来て、彼らの武勇伝をツマミに盛り上がってしまいました。

激安チケットの為、過酷なフライトスケジュールも、いつも1人の食事も自ら選んで得た自由。

日常をリセットするために、これからも旅は続きます。