ヨガするマウイ（アメリカ人自由すぎる）

2016/10/25 - 2016/10/26

マウイ島２日目。宿泊しているルメリアマウイはヨガや瞑想のプログラムを沢山用意していて宿泊者は自由に参加できます。せっかくなので、朝の瞑想とかヨガにレッスンに参加してみました。アメリカのレッスンは自由でいいなあ。
なによりマウイのちょっと高地の気候がすばらしすぎる。吹き抜ける風のさわやかなこと。なにをするにもここちよい。
午後からハレアカラ山に登り、きれいな夕陽を見られました。しかしそこからの帰りは霧に囲まれてしまい。ちょっと怖い山下り。

エリア マウイ島(ハワイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー 飛行機
• 航空会社: ハワイアン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

もともと時差もあったりで変な時間に目が覚めてしまいます。ドア一枚あけると夜の世界。

風が木や草を揺らす音だけのする静かな世界。こうなると小さい物音にも人間って敏感になります。

空がすこし白んできました。

まもなく夜明け

明るくなってから中庭などを散策。

プールがあってタオルとか飲料水が用意されていますが、ちょっと水にはいるには寒いです。

石でつくられた迷路

建物はマウイでももっとも古いもののひとつで1910年の建設。ホテル自体は2012年の開業と新しい。

6時半から朝食が用意されているそうですが、ちょっと早くいきすぎた。

朝ご飯、鶏肉のソーセージとかオーガニック卵のスクランブルエッグ、パンはグルテンフリーだったり。

きもちのいいテラスです。

昨日からホテルの猫がやってきます。けっこう愛想がよく向こうから声をかけてくる。ご飯食べてるところによってきますが、お行儀よくしてます。

日差しの強い朝です。

文化財登録の標章のよう

食事のあと、瞑想（メディテーション）に参加してみます。ロビーの床とかソファに座って、英語のガイダンスで雑念を取り払う・・・のかな。

よくわからないけど、目をつぶっても眠らないようにします。こころを整えるのかな。英語がよくわからなくても大丈夫そうです。たぶん日本語でもよくわからないかもしれない、けど講師の話す言葉を聞いていると自然と余計な考えが頭から去って行く感じはわかります。

日が高くなるとやはり南国の太陽は強力です。

午前中、もうひとつヨガのレッスンに出てみます。連れは日本でホットヨガに通っていますが、私は初めて

こちらがヨガレッスンをするヨガシャラ。かまぼこ型の建物です。日差しがつよくて暑くなりそうですが風通しがよくて涼しい

ヨガマットとかブロックなどは備え付けのものがあるので手ぶらで大丈夫です。
この日のヨガはアヌサラヨガ、若い白人女性の先生です。いろいろあるヨガの種類がよくわからないのですが、比較的エクササイズ的要素が多いヨガみたいでした。９時半から１１時まで９０分なのでかなりのボリュームです。
１０数人の参加者で、西海岸から来ている人が多かった。レッスン中でもしんどくなると休んだり、水飲んだり、外に行ってしまったりとかアメリカのレッスンゆるゆるです。

年齢も人種もさまざまだし、ヨガの経験もまちまち。各自それぞれのペースでやればよいということのようです。なかには出発の時間の関係で途中でさよならして行く人もいてとっても自由。９０分まじめにやりつづけると結構ハードですが、そんな感じなのでなんとか最後までついていけました。
最後に先生にどうだった？気に入った？またやってみたい？と聞かれました。こんな感じならできるかな。

遙か昔の子供の頃から日本で習い事やってきましたけど、どうも義務でやってる感がつよくて好きになれず。日本の学校の拘束感もとても嫌だったなあ。そんなことを思い出した。
アメリカとかフランスとか移民の多い国ではみんなに一緒のことをやらせる、やること自体大変だろうから自ずと最低限の協調でいいのだろうね。

バレエもコールド（その他大勢）がいかに動きが揃っているかが観客のツボになってる国と、コールドこそ各自の個性が出やすいという見方をする国

どちらがいいかはわからないけど、自分は日本の学校が嫌いなんだと今さら気がついたのがちょっと今回の発見。

ヨガ続けられるかというと、日本では無理そう。

ホテルのレストランは昼食も提供しています。料金は別で、サラダと豆のスープ程度ですが

頼めば、メインディッシュに鶏か魚を用意してくれます。
これは鶏のグリル。
ご飯もエクササイズ向き。

さて、初めてのマウイですから観光します。
夕陽のハレアカラを目指して午後すこしおそくに出発。ホテルの位置はマウイの真ん中あたりなので、行動にはとても便利

標高1000mのクラロッジ。宿泊、レストラン、売店などがあります。

こちらはおおきな売店、お土産のほか、食料品などちいさなスーパーのような品揃え

Kula Lodge ホテル

下の段はオニオンドレッシング。フタにかけられているカバーの布が一本一本違うのがかわいいです。中味は同じ

去年行ったハワイ島の農園ビッグアイラドビーズの蜂蜜が置いてあったのでまた買ってしまいました。

アップカントリー産のバター

セルフのコーヒー販売

チップスの袋が気圧の差でぱんぱんです。標高1000mくらいらしいですがずいぶんと違うものですね。

キアウェの花の蜂蜜、日本だと高い

マウイで創作している画家のギャラリー。

マウイの風景が主ですが、小さいのを一枚買ってしまった。プリントですけど。

ここからマウイの西部を見下ろす景色。海越しに見る西マウイの山が絵になります。

さらに昇っていくとハレアカラ山の東側は海からの上昇気流の作る霧、雲に覆われそこに西日があたるため、虹がずっと出ていました。

景色はますます荒涼としてきます。

山頂の下の広い駐車場からクレーターを観ると霧の中に虹色の輪。ブロッケン現象ですね。

クレーターは霧に覆われてときどきしか姿がみえませんが、ちょうどこの時間帯は西から日があたるので、よくブロッケン現象が見えるらしい。

山頂の駐車場に上がってきました。海の向こうにハワイ島の姿が見えます。

ここでもブロッケン現象

日はかなり西に傾き、日没もまもなく。

サンセットを観る人たちで山頂の駐車場がいっぱいになってきました。

ハレアカラ火山 山・渓谷

日没寸前で雲海の雲が金色に光ります。わずかな時間の間の輝き

日が沈む

山頂は日が沈むと急激に気温が下がってきます。空気がうすいので寒暖差が極端になるのでしょう。

山頂からすこし降りたところで星を見ようと車で待ってみました。夕方の光の中で最初に明星が輝いていました。

少し霧がでてきたなとおもったら

このあとカルデラの谷側から霧が登ってきてあっというまに山頂付近が覆われてしまいました。日没で気温が下がりそこに押し寄せてきた感じです。こりゃだめだと早々に引き上げることにしましたが、なんとか前を走っている車のテールランプを頼りに視界のきかない山道を降りる。ゆるやかな山ですが、それでも標高３０００mを下るのはかなりの怖さ。

山頂で星はろくに見られませんでしたが、早くに山を降りたので、夜の早いマウイで、なんとかお店のやっている時間に街に着きました。海岸のパイアの街で車をとめて店をさがしていて、連れが入りたがったのがここ。アメリカの地方都市らしい感じのダイナーですが

チャーリーズ（マウイ島） アメリカ料理

中では生の演奏をやっていて夜遅くまでやっていそうですが、平日は９時くらいでラストオーダーだそう。

お店の中になぜか鮨のカウンターがあって日系のかたらしい職人さんがいます。

鮨のメニューもあり。

普通のダイナーらしいメニューも

連れはハンバーガーが食べたかったようです。ルメリアのヘルシーメニューの反動でしょうか。これは付け合わせのミニサラダですが、小さくないな。野菜が希少なハワイ島と違って、マウイは野菜が豊富。

私は黒板にかかれていた本日のスペシャルというTEKKADONなるものを頼みました。どんぶりじゃなくってさかさにまるまった酢飯の上にマグロが載ってます。

バラの花みたいね。

さすがにハワイのマグロでおいしかったですよ

連れの頼んだハンバーガーです。上に乗ってるものでよくわかりませんが、こちらもなかなかでした。

鮨の職人さんは、早々にカウンターをきれいに片付けてお帰りに。

お店を出るともう街の他のお店もおしまいのようでした。

週末はけっこう遅くまでやっているようですが、平日は早じまいのところが多いので食事にありつきたいなら気をつけないといけないようです。

交差点のところに某有名レストラン。ここからまた少し山を登ってホテルに戻りました。