ゲーム・オブ・スローンズの舞台を求めて(1)ザグレブからプリトヴィツェ

2016/09/08 - 2016/09/09

クロアチアに行ってみることにしました。
なぜなら、今いちばん楽しみにしている海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のロケ地だから！
（アイルランドもロケ地になっているのだけどそこはそれ）
というわけで、ロケ地巡り＋アドリア海沿岸都市巡りをテーマに、こんな日程を組んでみました。

9月8日　 成田→チューリヒ→ザグレブ　ザグレブ泊
9月9日　 ラストケ村を経由してプリトヴィツェ湖群国立公園へ　プリトヴィツェ泊
9月10日　トロギールを経由してスプリト　スプリト泊
9月11日　ドブロブニクへ　ドブロブニク泊
9月12日　ロケ地ウォーキングツアーに参加　ドブロブニク泊
9月13日　1日ツアーに参加　ドブロブニク泊
9月14日　ドブロブニク→ミュンヘン→羽田
9月15日　羽田着

ちなみにタイトルはこんなですが、スプリトとドブロブニク以外は、ゲーム・オブ・スローンズとは関係ありません。

エリア クロアチア

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

日程が限られているのでザグレブは泊まるだけ。残念ながら観光はなし。
でも泊まったホテルは街の中心あたりにあるけっこう便利そうなロケーション。ザグレブにあるのにホテル・ドブロブニクというネーミングは謎だけど、なかなかいいホテルでした。

ホテル ドゥブロヴニク ホテル

ザグレブは、朝にホテル周辺をぶらぶらしただけ。
ニコラ・テスラ通りを見つけたり

いい感じの古いトラムを見つけたくらいのもの。

広場にはひっきりなしにトラムが走っていてにぎやか。
丸っこい新型トラムはクロアチアが誇る国産車クロトラム。
ザグレブは散策すれば楽しそうな予感のする街でした。こういうこぢんまりした街が楽しいんだよね。

そしてザグレブは早々に引き払い、まずは第一の目的地ラストケ村へ。
ミニ・プリトヴィツェとも呼ばれるきれいな村。すっかり観光化されてて、入村料とられます。30クーナだったかな。

ラストケ村 自然･景勝地

ラストケ村は、緑と滝に囲まれた村。あちこちに滝があります。

村で使われていた家具などが展示されていて、小さな博物館みたいになってます。

滝がごうごうと音を立てて流れていく。当たり前だけど、夜中もずっとですよね、うるさくないんだろうか。慣れですか。

小さな村なので、ぐるっと歩いても1時間くらいで見て回れます。

なんでこんな滝のそばに村を作ったんだろう、と思ったんですが、そりゃ水車を回すためなんでしょうね。

そしてついに到着プリトヴィツェ湖群国立公園。本日泊まる宿のホテル・イェゼロ。イェゼロはクロアチア語で湖。つまりホテル湖。

ホテル ジェゼロ ホテル

ホテルからちょっと下ったところにあるのが公園入り口。近い。

そしてついに湖と対面。これがプリトヴィツェか……。

湖の水は、青や緑などさまざまに色を変えます。

湖はとても澄んでいて、中を泳ぐ魚がよく見えます。

木道が整備されているので、そこを歩いて行きます。けっこう人多い。

短いのから長いのまでいくつものコースがあって、分かれ道には道標があるので迷うことはありません。

私たちは一泊するので、上と下の湖両方をめぐるCコースを選びました。でも半分くらいは船とバスで移動するので、移動距離はそう大したことはないです。

プリトヴィツェといえば滝。これがもう至る所にある。日本だったら、白糸の滝とか名前ついてたね。

滝。

滝、滝。

木道の下にも滝。

距離はそれなりにあるんですが、アップダウンはそれほどないので、歩いてもそんなに疲れません。ただ人が多いので、狭いところではぼんやり立ち止まったりはできないんですが。

さて上の湖を回ったら、3両連なったエコバスで一気にいちばん下までショートカット。なぜバスの写真がないかというと、撮るのを忘れていたから！

洞窟があったので、そこを降りてみます。

この横の当たりに小さな洞窟入り口があるんですが、中には照明など何もなし。途中まで入ってみたものの、あまりに暗いので断念しました。

公園のいちばん下流部分にあるのがこの大滝。岩の上に登って写真を撮るのが定番らしい。

山の上というから少し冷え込むのかと思っていたら、そんなことはなくてこの日は暑いくらい。山登り的な服装の人は誰もいなくて、男はみんな短パン。そして犬を散歩させてる人もいたりする。フリーダム。

まだまだ夏の暑さだけれど、山は少しだけ紅葉が始まっています。

最後に船で湖を渡り、ホテルに戻ります。ああ、美しいところだった。