2016/09/02 - 2016/09/07
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gyachung kangさん
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も、もしかしてチケットキャンセルう?
今年の夏旅は悪夢に近い大波乱から始まった。予定していた遠征は諸般の事情により出発1週間前に露と消え落胆の日々。
が、already gone.
私は過ぎたことは仕方がない主義だ。
スケジュール欄を穴があくまで睨みながら新たに6日間の日程を捻り出しチケット確保。
変更した行き先はベトナム北部。まだまだそれほど知られていない水と緑の世界遺産チャンアン景観複合体を擁するニンビンが旅の目的地となった。
15年ぶりとなる私が好きなハノイに入りハロン湾に立ち寄ってニンビンを廻る4泊6日の夏休みオリジナルツアーの巻。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 バイク 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
午前中に仕事終了。
駆け足で羽田空港に向かい日本脱出。VNで20時過ぎハノイに入る。この日は市内ホテルで一泊後、翌朝早々にバスターミナルへ。
旅の目的地はニンビン。だがその前にハノイの東150キロ、今やベトナム一の景勝地となったハロン湾へ向かうことにする。行きがけの駄賃、というヤツだ。
が、駄賃にしては申し分ないハロン湾お立ち寄り。 -
ハロン湾は近いようで遠い。
出発しても道すがら乗客をピックアップして満席にしようとするから時間がかかる。おまけに下車地点を乗り過ごしホンガイの街から引き返すハメに。
モトバイに掴まってバイチャイの突端にあるクルーズ船乗り場にようやくたどり着いた。チケット売り場は人だらけ。 -
乗船券購入。10万ドン。それとは別に入域料として12万ドン。日本円で1200円くらいか。
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次々と船が入ってくる。
チケット売り場で言われたA1ゲートで待つこと30分、ようやく私が乗船できるらしいボートが船着き場に入港。 -
船内はこんな感じ。
フリーシートで屋根の上のデッキにも登れる気楽なボートだ。 -
いざ出発。
沖合に出て行くその先にはまさに写真で見たハロンの景観が既に広がっている。なかなかイイですよ〜 -
海面からにょきにょきと姿を現わす奇岩群が少しずつ近づいてくる。
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想像していたより岩は高さがあるなあ。
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ボートは奇岩の林に分け入っていく。
海の色はエメラルド。
泳ぐという雰囲気とはまた違うが、この景色にはどハマりの色。 -
私が択んだのは3時間コース。
このあたりが折り返し地点。 -
デッキに出ると強い日射しが照りつけるがここは洋上、ボートが切り裂く生温い風がなかなか心地いい。
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風光明媚という言葉があるがハロン湾にはこの言葉が実によく似合う。ハロン湾のためにあるような言葉だ。
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で、このクルーズでは島に上陸する。これもハロン湾で有名なタウゴー島にある鍾乳洞を見学する。
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これが鍾乳洞。
名前はティエンクン洞。 -
ライトアップとわずかな隙間から射し込んでくる自然光が幻想的。
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堂々とした鍾乳石。出来が良すぎてどこぞのアトラクションの美術造作と錯覚するがもちろん本物。ここに偽物が混ざっていてもたぶん誰もわからないだろうけど。ごめんなさ〜い。
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やがて現れる大きな空間。
わたくし、実はこれまでの旅先で鍾乳洞には全く縁が無かった。ちょいと得した気分。 -
再び乗船し帰路のクルーズ。
名物岩キッシングバード。 -
ハロン湾に別れを告げる。大小2000の岩があると聞くが船上一泊ではなくどこかに一つミニコテージ風の宿泊施設があれば大人気になるだろうねえ。
一泊1000ドルでも泊まる人は幾らでもいると推測。 -
この日はバイチャイで宿を取ることに。モトバイで15分、ブオンダオ通りの入り口にあるホテルをチョイス。
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この界隈は観光客が気楽にステイできるツーリストエリア。地元の人も混ざる屋台も並んで賑わっている。
夏休み、みなさんユルユルしたいでしょう?ここはそんな気分にうってつけの場所。 -
目の前はトンキン湾。新鮮なシーフードの食材も楽しめる。
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んではわたくしもロコ食堂にとびこんでフォーボーと
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エビのグリルを。
ライムをかけて食べるだけ。なのにこの美味さはいったい何だ?素材がよければ調理はシンプルなほど旨い。世界のどこでもそう思うなあ。 -
宿に戻り部屋から見下ろす夜のブオンダオ。うるさ過ぎず静か過ぎず、ハロンで一泊するなら是非お勧めしたい場所かもしれない。
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翌朝。
前日夜、ホテルに明日はニンビンへ行くことを話すとオヤジの目が瞬間キランと光り、その場で即モトバイブッキング。で約束の6時半迎えのモトバイに乗りニンビン行きのバスが通る幹線道路のこの地点に。この手際の良さがベトナムの抜け目なさ!世界屈指である。
向こうに見える橋はバイチャイ橋。日本の技術協力で架橋した橋である。
15分待つとバスがやって来た。 -
11時ニンビン到着。ホテルを選びチェックイン、すぐに今日の目的地チャンアンへと向かう。世界遺産に登録されたチャンアン景観複合体の代表スポットだ。
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入り口に着くと早速ボートがスタンバイ
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チケット代は1人15万ドン。私はハノイで英語教師をしているオーストラリア人老夫婦との相乗り。
ライフジャケットを着て出発。
ハロンのボートとは違いパ〜フェクトな手漕ぎボート! -
そ、こ〜んな感じだ。
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行く手に洞窟が現れた。
入れるの? -
おお、行きますかあ
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洞窟クルージング 〜
水面と洞窟の天井がどんどん狭まるがお構いなし。ボートはグングン奥に入って行く。 -
前を行くボートが唯一守り神の状態に。
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き、きたあ〜
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スリリングな場所をクリアして
出口が向こうに -
青空の下に出る。
いやあホッとします。 -
あらあら
ボートの上にウェディングカップル -
景色はと言えばこれぞ石灰岩地形。
ハロン湾は海の桂林、チャンアンは陸のハロン湾と呼ばれるらしいが。 -
次なる洞窟。
かなり楽しくなってきた。
こうなるともう浦安にあるナントカクルーズは全く立場がない。 -
暗闇から太陽の光りを見つけた時の安堵感たるや
言い表わすのはなかなか難しい。 -
ん〜
大自然だなあ!!
私が求めていたのはコレだ。
ここはホントに美しい。 -
次々に洞窟が出現。
藤岡弘探検隊シリーズの新作が撮れそうな勢いである。 -
ここも無事通過。
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水中には特大の金魚草?もどきの水草がビッシリ。ニョロニョロにしか見えないけど。
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マングローブが繁り
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Wow 蓮の花 !
私はアジアのシンボル蓮の花がこの上なく好きである。スマホの待ち受けも蓮の花だ。 -
ところで。
ボートの推進エンジンは100%人力。最後尾に陣取る漕ぎ手のおばちゃんがこのオールでエッチラオッチラ漕ぐ。
それを私たちがヘルプ、2人力3人力にして速度を上げるわけだ。
でもこのオール、私にはアレにしか見えないんだけど。そアレですよ、突撃隣の晩ごは〜ん!(失礼) -
また来た。
こ、これは難所だ。 -
げげ
ここもアカン!無理やろ〜 -
ホントにマジで無理だと思いますが泣
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おお クリアだ
この絶妙な水位レベルはいったい・・ -
実はこの難所越えには船長おばちゃんの指令が飛ぶ。
ボートの座席に座っていれば天井の岩をくぐることができないので船底に臀部を沈めて姿勢を下げて洞窟を抜けるのであった。
大喜び。この体験はチャンアンのスペシャルアトラクションですよ。 -
そんなこんなで我ら御一行の船は行く。この景色に心がデトックスされる。気持ち良すぎるクルージング。
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このあたりもゆらめく水草。
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祠堂が見えて
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ちょいと上陸。最後の休憩。
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ここから先はゴールへ向けていつの間にか全員でオールを漕いでいた。あっちの船に負けてられっか!と必死のボートレース状態。
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あっと、またまた新婚カップル船。
ここは結婚式場なのか?笑 -
なあんてよそ見をして手を緩めているとあっと言う間に後ろに置かれていってしまう。ラストスパートのひと踏ん張り。
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そして無事にゴール !
転覆することも遭難することもなく船長おばちゃんを合わせ我ら4人は帰還を果たした。 -
下船するとこの方々が待ち受けている。ベトナム北部はかなり色濃く中華文化の影響を受けている。が、このキャラセンスはラオスやミャンマーにも通じるディスイズ東南アジア。ここはベトナムね、と納得。
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この日のおまけ。チャンアンからモトバイで10分、10世紀の時代にこの地の都があったホアルーに行ってみる。
当時の名残り、祠がある。 -
参道があり
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本堂があり
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当時の為政者が祀られていた。
まるで道教寺院の面影である。ベトナム北部はやっぱりチャイナワールドがミックスしている。 -
翌日。
昨日チャンアンを堪能、欲張ってもう一箇所の人気スポットであるタムコックを訪れる。 -
チャンアンとは違い無造作にボートが横付け。訪れる観光客の姿もない。私だけ?
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私が身を預けるボートもご覧のとおりの豪華客船。タムコック、頼むぞ。
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タムコッククルーズが始まる。
景観はチャンアンとやはり似てはいるが -
漕ぎ手のおばちゃんは足漕ぎスタイル。
これがタムコックの主流のようだ。
大発見である。(失礼その2) -
タムコックにも洞窟が待っていた。
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嘘だと思うがこの岩の下を行く。
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ご安心、ちゃんと出口がある。
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景観はチャンアンと同じく石灰岩地形だがタムコックは普通に地元民の生活の場の風情が強い。ほとんど観光化されていないレベル。
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こんな具合に地元民が日常の仕事をしている。
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チャンアンでは見かけない野生の山羊もウロウロしている。
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植生はほぼ同じ。アクティビティとして楽しいのはチャンアン、静寂に浸るのならタムコックかもしれない。実際にこの日すれ違った観光客ボートは2艘のみ。理由は不明だがクルーズ料金はこちらの方が高い。
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タムコックから田舎道を歩くこと30分、山の中に小さなお寺がある。
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名前はビッドン。山の洞窟に架けられた寺の入り口の祠が。
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石段の前にある狛犬ならぬ狛獅子。
かつてこのあたりではトラだけでなくライオンもいたのだろうか?ちょっと珍しい。 -
中寺があり
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泣きたくなるほど真っ暗闇の洞窟の階段を上がると3体仏像
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そして一番高い場所にある上寺にたどり着く。ビッドンで会った観光客はニュージーランド男性とドイツ女性のペア1組のみ。そういやニンビンでは誰一人日本人に出会わなかった。ここに来る観光客も1日3組くらいか笑?と推察。
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参道脇に実っていたカタチのいい天然ものジャックフルーツ。
千疋屋で買おうとしたら結構なお値段じゃなかろうか。 -
ビッドン見学を終え、そこらへんで緊急スカウトしたおばちゃんライダーと交渉、モトバイでさらに奥にあるドンハンムアという場所を訪ねてみる。
もうここまで来ると世界遺産エリアの観光地という雰囲気は全くない。何を好き好んでと思われるかもしれないが私はこの手の取扱い微妙スポットに足が向いてしまう。理由は未だによくわからないんだけどさ。 -
ドンハンムアは石灰岩の小高い山。
山のてっぺんに繋がる石段を探していると西遊記のメンバーが。三蔵法師一行はここドンハンムアを訪れたのか?
でも何か足りない。沙悟浄が行方不明である。どうした沙悟浄〜 -
おっと洞窟にはトラが潜んでいる。
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石段があった。立派な龍。
やはり東洋世界のシンボルはタイガー&ドラゴンであるな。 -
ドンハンムアの石段を登る。
確か464段。この蒸し暑さの中てっぺんまで。誰かに約束したわけでもないんだけど。 -
ハアハア言いながらてっぺんに着いた。
カルスト地形の田園風景ビューだ。 -
反対側を見下ろすと朝ボートクルーズしたタムコックの水辺。
気分爽快。
ここはいい眺めだ。
この箱庭感がたまらない。 -
山を降り周辺を歩いているうち洞窟を発見。こりゃ行くしかない。
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洞窟の向こう側はなあんとタムコックに通じていた。
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ここからはジャングルウォーキングにしか見えない。予定外だが旅にボーナススポットは現れるってこと。
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道を発見。
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ギリギリ人間1人分のからだは通るが。
全く人の気配がない無音のジャングルを進むのはかなりの緊張感。このあたりに野生のトラが棲息しているなんて話は聞いていないが今バッタリ出くわしたら私イチコロである。 -
草むらをかき分けて進むとタムコックへ出た。この先の道は消えもう前には進めない。
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スワンプウォーターに沈まないでよかった。ご無事でなにより。邦人1名連絡取れず、そんな事態は勘弁だ。
『最良の旅とは死なないで戻ってくることなり』by私 -
鮮やかな色の花が咲くドンハンムア。
そろそろ入り口で待つおばちゃんライダーの所に戻らねば。
案の定満面の待ちくたびれ顔のおばちゃん。ここからニンビンのホテルまで頼みの綱はおばちゃんのみ。
わかってるってば、約束より弾みますぜ! -
旅の最終日はハノイ市内滞在。
15年前訪れた時のハノイ旧市街のインパクトは強かった。水上人形劇に感激した思い出もある。当時はまだ渡航ビザが必要だった。
15年の時間の経過は凄まじい。ハノイ大教会は以前と何も変わらないが街全体のエネルギーは数倍増している。 -
市内北西部にあるタンロン遺跡。
ここも新たな世界遺産登録となった。
1010年建国李朝大越国の首都遺跡だ。
敷地内には発掘された埋蔵物の展示もある。 -
タンロンにいた時に東南アジアの恵み大スコール。これ程のスコールはミャンマーのヤンゴンで遭遇して以来かも。いつも思うが我が日本にも秋の長雨や梅雨は要らない。こんな豪快なスコールが欲しい。
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旧市街の中を走る線路。
市内鉄道がないハノイでは今の交通量は既に飽和状態。あとはメトロを敷設するしかないだろう。日本が提案してあげればいい。 -
市内北部、観光エリアではないこの辺り。かつてホーチミンのチョロンを歩いた時周囲に殺気に近いものを直感して早々に立ち去った記憶があるがベトナムもずいぶん柔らかくなったものだと思う。
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紅河から近くにあるドンハー門。
小さな門だがこういう史跡は何があっても取り壊してはいけない。街の格を左右するからね。 -
この界隈にドンスアン市場がある。
スッポンや -
チョウザメ!が売られている。
そういやチョウザメ料理は聞いたことがないすなあ。ちょっと試してみたい。 -
ハノイに来たからにはやはりホー・チミン先生の墓をお参りして
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一柱寺お参りをハシゴ。
これで旅の無事は安泰だろう。 -
おっと忘れちゃいけない。ハノイ再訪の仕上げは代名詞とも言えるホアンキエム湖。湖上に佇む玉山祠詣でを。
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一瞬ナイトスコールがドカンと降って雨に打たれたホアンキエム湖がキラキラする。この湖はサイズ感がいい。気分よく一周散策できる。
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この夜は旧市街の小さなカフェにて旅の最後の食事。
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ハノイブンチャー。つけ麺である。甘酸っぱい漬けダレがどことなしに今時風。
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飲食店の活気は元気良過ぎるくらい健在
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最新感覚の現代アートも何の違和感もなく溶け混んでいる。2050年頃には東京も驚くビッグシティに変貌を遂げているかもしれない。
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とは言え飲食店の軒先に彼らが自由気ままに出入りできたりする。それを咎めたりする者は誰もいない。その寛容さが私は好きだ。こんな景色はこの先200年後でも変わらずであって欲しい。
では、ハノイでまた会いましょう。
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