2016/08/20 - 2016/08/20
16位(同エリア222件中)
紅い翼さん
盛夏の季節、南アルプス山麓の名水の里・白州に避暑の旅へ!
お盆が過ぎてもまだまだ暑さの続く8月下旬の東京。
(またいつもの病気ですが)ぷらっとお出かけしようかな~との思いつき。
直前だったので日帰りで行くことができ、かつ涼しげな“避暑の旅”がいいかなぁと考え、南アルプスの山麓に位置し、豊かな湧水が流れ出ることから“名水の里”と呼ばれている、山梨県北西部の「北杜市」へ行ってみることに。
この日はひまわり畑に始まり、甲州街道台ヶ原宿で江戸時代から続く酒蔵と明治天皇の御在所となった旧家を訪ね、そしてサントリー白州蒸留所でウイスキーの歴史と製造過程を直に勉強し、最後に名水の里を潤す清流を眺めるなど、自然・歴史に“大人の社会科見学”と、バラエティに富んだ内容となりました。
【 旅の行程 】
・新宿駅 ~ 甲府駅 ~ 明野地区 ひまわり畑 ~ 台ケ原宿(七賢 ~ 台ヶ原金精軒 本店) ~ 道の駅 はくしゅう ~ サントリー 白州蒸溜所(サントリー ウイスキー博物館) ~ 竹宇駒ヶ岳神社/尾白川渓谷 ~ 南アルプス釜無温泉 むかわの湯 ~ 韮崎駅 ~ 新宿駅
【 2015年の旅 】
●盛夏の季節、塩原温泉郷に避暑の旅へ【1】~涼感溢れる塩原渓谷の滝3番勝負と、ご当地グルメ・スープ入り焼きそば♪~
http://4travel.jp/travelogue/11040971
●盛夏の季節、塩原温泉郷に避暑の旅へ【2】~白樺の森を百花繚乱の百合が埋め尽くす・・・ ハンターマウンテンゆりパークへ♪~
http://4travel.jp/travelogue/11041282
【 2012年の旅 】
●盛夏の季節、上毛高原に避暑の旅へ…【1】~谷川岳天神平天空散歩~
http://4travel.jp/travelogue/10694098
●盛夏の季節、上毛高原に避暑の旅へ…【2】~渓谷美に恵まれた地・水上温泉そぞろ歩き~
http://4travel.jp/travelogue/10695302
●盛夏の季節、上毛高原に避暑の旅へ…【3】~夏の高原に5万株のラベンダーが咲き誇るたんばらラベンダーパークへ~
http://4travel.jp/travelogue/10695944
●盛夏の季節、上毛高原に避暑の旅へ…【4】~蒼天の玉原湿原を歩き、「天狗の寺」迦葉山弥勒寺へ詣る~
http://4travel.jp/travelogue/10697967
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 交通手段
- レンタカー JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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〔 新宿駅 〕
お盆も過ぎた8月下旬の土曜日、ふと数日前に思いつき、久しぶりにぷらっと日帰りで山梨県へ訪れてみることに。
山梨県は盆地なため夏はものすご〜く暑いことでも有名なんですが、極力避暑の旅になるように行程を考えてみたんですが、当日はいきなりの雨で都内でもそこそこ涼しいお天気に。。。
やっぱり夏は晴れてないと………でも暑いのはヤダなぁというジレンマに(苦笑)
お天気が気になるところですが、何はともあれ、「新宿駅」7時18分発のあずさ51号で甲州へと向かいましょう!新宿駅 駅
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〔 甲府駅 〕
およそ2時間で、山梨県の中心都市である「甲府駅」へと到着。
曇り空ではあるものの、心配していた雨は降っていないよう。
駅前にある「武田信玄公像」を見るのも、かなり久々な感じ。
前回ここ甲府を訪れたのが、2012年の秋に「昇仙峡」を訪れて以来になりますからねぇ。
ここからはレンタカーに乗り、山梨県の北西にある“北杜市”にあるスポットへと巡ってゆきます。
●晩秋の甲州路小紀行【1】〜紅葉に包まれた御岳昇仙峡散歩〜
http://4travel.jp/travelogue/10622809
●晩秋の甲州路小紀行【2】〜弥三郎岳からの絶景と武田氏の本拠地躑躅ヶ崎館へ〜
http://4travel.jp/travelogue/10624657甲府駅 駅
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〔 明野地区 ひまわり畑 〕
最初にやってきたのが、北杜市明野町にある「ひまわり畑」です。
ここでは、青い山々を背景に60万本のヒマワリが咲き誇る「北杜市明野サンフラワーフェス」を3会場で開催しています。
HPで事前に確認したところ、3会場のうちメイン会場と浅尾新田会場の2会場のヒマワリはもう終わっていて、最後の希望は“農村公園会場”の1会場のみで、こちらは何とかギリギリ見頃のようでした。
そのひまわり畑がコチラ!
お〜〜〜、まだまだ見事に咲いてますね(^^♪明野地区 ひまわり畑 自然・景勝地
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お、少し青空も見えてきました。
ではでは、ここからしばしヒマワリ鑑賞といきましょう♪ -
(明野地区 ひまわり畑の風景①)
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(明野地区 ひまわり畑の風景②)
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黄色だらけのヒマワリの密集の世界。
こうして見ると、花の向きがほとんど同じで統制が取れてますね(笑) -
イチオシ
(明野地区 ひまわり畑の風景③)
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畑のそばまで行き、ヒマワリの花を真近で観ることもできます。
(前の写真のような)望遠レンズで圧縮効果を狙った絵とは違い、広角でシンプルなヒマワリの絵になりますねぇ。 -
(たぶん)南アルプスに連なる山々とヒマワリのコラボ。
ちと雲かかかってしまい、青空の下黄色いヒマワリが咲き誇るという、まさに夏らしい光景にはなりませんでしたねぇ。
それでもこのヒマワリたちだけでも、けっこう見応えがあります。 -
イチオシ
(明野地区 ひまわり畑の風景④)
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こんな感じで、17番のヒマワリ畑の一辺を歩いてみました(>_<)
それぞれの畑で種をまく時期をずらしているためか、ここは今が満開でした!!!
(ちなみにすぐ隣にある16番の畑は、もうほぼ終わりかけでした) -
“サンヒル農産物直売所”を中心としたここ“農業公園会場”には、16番から20番までのヒマワリ畑がありましたが、まあ1か所ですが十分に楽しめたのでこのくらいにしときます。
ちなみに、今年はもう終わってしまった“メイン会場”には、さらに広いエリアに絵文字や迷路になっている畑もあるそうなので、タイミングが合えばそちらの方がいいかもしれませんね。 -
〔 台ケ原宿 〕
次にやってきたのが、旧甲州街道の宿場町である「台ヶ原宿」です。
甲州街道は江戸日本橋から信州下諏訪まで続く5街道の1つで、ここ「台ヶ原宿」は江戸より数えて40番目の宿場になります。
近くの市営駐車場に車を止め、石燈籠の常夜灯が残る“本陣跡”のあたりから、宿場町の中へと進んでゆきます♪
なお、こちらはワタクシもよく訪れる重伝建地区ではなく、どちらかと言えば、町並みを観るというよりかは、目標となるスポットをピンポイントで設定してます。台ケ原宿 名所・史跡
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イチオシ
〔 七賢 〕
そのスポットの1つ目である、1750年に創業したという老舗酒蔵・「七賢」山梨銘醸へ。
なんでも、初代蔵元がこの地の水の良さに惚れ込み、信州高遠で代々酒造業を営んでいた北原家から分家して酒造りを始めたそうです。
さすが老舗だけあって、どっしりと年季を感じさせる店構え(>_<)七賢 グルメ・レストラン
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(七賢の風景①)
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お店の前に「台ヶ原宿」の散策マップがありました。
ちなみに車を止めたのは、ちょうど旧街道の入口付近に案内があったので、(地図の右端にある)市営駐車場に止めました。
ぜんぜん歩けない距離じゃないですし、こういう昔ながらの旧道に、観光客が車で乗り入れるのも無粋ですし(笑) -
建物の中に入ってみると、旧家にふさわしい外観と異なりきれいに改装していて、右手には“きき酒&ショップ”なんかもありました。
(残念ながら車なので利き酒は出来ず………)
夏休みの土曜日ということもあってか、大勢の客で賑わっている感じですねぇ。 -
こちらの店舗(=北原家住宅)は、1880年に明治天皇が山梨県を巡幸された際に“行在所”となったお宅で、見学ツアーを1日5回(10時・11時、13時・14時・15時スタート)開催しています。
そういうことで、「ひまわり畑」からけっこう急いで来てみたところ、ギリギリ11時の回に間に合いました。
ちなみに参加費は大人100円(本来は200円だが改修工事中らしく半額)で、当日、売店のレジの方に伝えればOKです。 -
店舗の方の案内で、いよいよ見学ツアーが開始(^^♪
まずは玄関から。 -
(七賢の風景②)
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居間から眺めたお庭。。。
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右手の石を富士山に、左手の(穴のあいた)石を富士五湖に見立てた枯山水だそうです。
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(七賢の風景③)
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明治天皇が使われた御箸と、下賜された金一封(50円)。
いくらお金とはいえ下賜されたものなので、結局経費を補てんすることはできずに保管されたままで、その分まるまる赤字だったんだとか(笑) -
襖の書は、行幸の随行者であった旧幕臣・山岡鉄舟の筆だそうです。
もう部屋中お宝だらけで、お話を聞いていてびっくりすることばかり(;゚Д゚) -
んで、この欄干に彫られているのが、お店の名前にもなっている“竹林の七賢”。
ここには1つ秘密があるんですが………それは直接自身の目で確かめてみるのがいいかと。 -
イチオシ
そしてこちらが、陛下がお泊りになった“行在所”の部屋になります。
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(七賢の風景④)
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(七賢の風景⑤)
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このあたりで見学ツアーは終わりに。
部屋数も4つくらいとそんなにないので、所要30分弱とお手軽ではありますが、旧家らしい建物の造りや、明治天皇行幸に関するいろいろな話も聞くことができ、とても面白かったです。 -
(七賢の風景⑥)
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このあと建物の中の他の場所や蔵なんかをぷらぷらと見て、外へ。
行在所の表玄関も入れての1枚。
ちなみに酒の仕込みを行う冬の季節には、酒蔵見学もやっているそうですよ〜。 -
イチオシ
(七賢の風景⑦)
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〔 台ヶ原金精軒 本店 〕
「七賢」のすぐ近くには、山梨名物・信玄餅の老舗として有名な「金精軒」の本店があります。
こちらも小さな宿場町とは思えないほどの盛況ぶりですねぇ。。。
ちなみにこのお店では、6〜9月末の間の土日にのみ販売されている“水信玄餅”という幻の?お菓子があるのですが、(予想通り)すでに売り切れでした。台ヶ原金精軒 本店 グルメ・レストラン
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2つの老舗のお店を訪ね、ここ「台ヶ原宿」を後にすることに。
甲州街道で、昔ながらの町並みが残る宿場町は少ないと思いますが、ここにはまだまだ当時の風情が感じられました(^^♪
ちなみに、毎年10月には“台ケ原市”というイベントも開催されているそうで、昔ながらの街道の宿場町がいっそう賑わう時期に訪れてみるのもいいかも。 -
〔 道の駅 はくしゅう 〕
そして、「台ヶ原宿」からほど近いところにある「道の駅 はくしゅう」へ寄り道。
水の里らしく、ご覧のとおり敷地内に小川が流れています。道の駅 はくしゅう 道の駅
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取りあえず建物内のレストランで腹ごしらえ。
次が今回の旅のメインイベントになりますんで、ちゃんと準備しとかないと(笑) -
〔 サントリー 白州蒸溜所 〕
道の駅を出発し、次に訪れたのが、ここ南アルプスの森の中にある「サントリー白州蒸留所」です。
ここでは、ウイスキー造りの行程を見学できる事前予約制の「白州蒸留所ツアー」を開催しているのですが、とても人気があって特に土日はいつも満員状態。
たまたま数日前にHPを見ていると、キャンセルが出たためか偶然にも空きが!
速攻で予約し、急遽この旅の行程を組み上げたという経緯で、いつも以上にドタバタした準備となりましたが、とっても楽しみ(^^♪サントリー 白州蒸溜所 名所・史跡
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工場の全体図がこちら。
南アルプスの山麓に広がる豊かな森の中に、サントリー第二の蒸留所として1973年に工場が建てられたそうです。
ウイスキーの蒸留所は、去年の春に信州の「本坊酒造信州マルス蒸留所」を訪れたから、ちょうど1年半ぶりくらいかな。
あ、そういえば北海道のあそこにも行ってたな………。
●春の薫りに誘われて…東濃・木曽・上伊那横断記【8】〜麗しき“天下第一の桜”に酔いしれる 高遠城址公園・春雨編&信州唯一のウイスキー蒸留所へ♪〜
http://4travel.jp/travelogue/11001881 -
緑豊かな森の中を歩いてゆくのって、とっても清々しい気分になりますね〜。
ちなみに途中には“バードサンクチュアリ”もあり、野鳥の観察ができる散策コースもありました。 -
〔 サントリー ウイスキー博物館 〕
しばらく森の中を進んでゆくと、屋根の形が特徴的な「サントリー ウイスキー博物館」へと到着。
ここがツアーの集合場所になっているのですが、開始の13時30分までしばらく時間が空いているので、先に博物館内を見学し予習しておきましょう。サントリー ウイスキー博物館 美術館・博物館
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(サントリー白州蒸溜所の風景①)
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1922年に発売された“赤玉ポートワイン”のポスター。
モデルさんの髪型なんかからも、何というかレトロ〜な雰囲気が出ています。
ちなみにこのポスター、当時はかなり物議を醸したんだとか。。。
そりゃあこの構図だとそうなりますよねぇ。 -
そしてこちらが、1929年に発売された国産第一号のウイスキー「白札」。
会社の博物館でわざわざ“評判はいまひとつだった”と書くくらいですから、その味は推し量れるものでしょう。 -
そのポスターもなかなか扇動的な文字が躍ってます。
やっぱり、会社としてもかなり気合が入ってたんでしょう。 -
この“角瓶”くらいからだんだんと見覚えが。
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イチオシ
いやぁ、どのポスターもインパクト抜群ですよねぇ。
イイ味だしてるわ〜。 -
(サントリー白州蒸溜所の風景②)
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1階がサントリーを中心とした“日本のウイスキーの歩み”について、さらに2階には“醸造・蒸留の歴史”や、3階は“酒場の歴史や大衆文化”に関する展示がされているなど、多角的にウイスキーの知識を得ることができますし、何気なく見ててもなかなか面白かったです。
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(サントリー白州蒸溜所の風景③)
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(サントリー白州蒸溜所の風景④)
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(サントリー白州蒸溜所の風景⑤)
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そしてRFの展望台からは、南アルプスや八ヶ岳を眺めることができるそうですが、残念ながらこの日は雲に覆われてしまってました。
ちなみにこちらが北側で、晴れていれば八ヶ岳連山が見えるはず。 -
反対の南アルプス側で、眼下には工場の建物群も見えます。
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博物館の中をひと通り見学し1階の集合場所に戻ると、いよいよ「白州蒸留所ツアー」が開始!
定員は1回25名で所要時間は約80分、参加料は有料で1,000円になります。
また、20歳未満は同行もできないという、完全な大人のための社会科見学です。
※工場内や倉庫内では、アルコールの匂いが充満してるところがあるためかと。大人でもたまに気分が悪くなる人がいるため、もしそうなったら早めに申し出るように言ってました。
流れとしては、サントリーの案内人の方と製造工程順に工場内を見学するとともに、最後にテイスティングもできます(>_<) -
構内を歩いて、まずは“醸造・蒸留棟”の中へ。
ちなみにツアー中、写真はどこでもOKで映像や音声はNGとのこと。
案内の方がいろいろと解説してくれ、かつ団体行動なので、写真は最小限になっているのであしからず。
最初の“仕込”の工程では、南アルプスの名水と麦芽を仕込槽へ入れ、麦汁をつくります。 -
次の“発酵”の工程では、ろ過した麦汁に酵母を加え“もろみ”を造り出します。
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“発酵槽”をのぞいてみると、スゴイ勢いでブクブクと泡立ってますね〜。
-
イチオシ
そして“もろみ”を、ポットスチルと呼ばれる蒸留釜を蒸留する工程へ。
これだけのポットスチルが並ぶ絵は、まさに壮観そのもの(^^♪
このように、タイプの異なる様々な蒸留釜を取り入れている蒸留所は、世界でも極めて稀なんだそうです。 -
(サントリー白州蒸溜所の風景⑥)
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ここでは、すぐそばで現役のポットスチルを見ることができます♪
ガラス越しの撮影のため、どうしても映り込みが出ちゃいますが。 -
今度はバスの乗り、ウイスキーの“貯蔵庫”へ。
建物の中に入ると、すぐにウイスキーの香りが鼻を衝いてきます。。。
ここには、蒸留されたウイスキーを詰めた樽が所狭しと並べられています。 -
(サントリー白州蒸溜所の風景⑦)
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貯蔵庫を見学したところで、ツアーの半分が終了。
ここからテイスティング会場へと移動し、先ほどまで見てきた工程を経て作られたウイスキー“白州”をいただくことに。 -
………といっても、ワタクシはドライバーなので飲めません(T_T)
一応、ドライバー用にソフトドリンクも用意してもらってますが、ここまで見学してきて飲めないのって拷問だよなぁ。。。
ちなみに試飲では、ウイスキーの原酒3種類+ハイボールの試飲+おつまみが準備されており、ちまい話ですが1,000円払っても元は取れる感じ。 -
ツアーはここで解散となり、併設されているファクトリーショップでお土産を購入。
蒸留所で飲めかなった分を取り戻さねば!!!
さすがに人気スポットだけあって、予約制のツアー以外でも、博物館の見学やショップ、そしてレストランやバーまであるので、様々な楽しみ方があると思います。
ただやっぱり、ワタクシ的には製造工程を実際に見学できる“蒸留所ツアー”をおススメします(^^♪
※なお、2016年1月よりツアー以外の入場についても事前予約が必要となり、予約なしだと混雑時には入場できない場合があるそうなので注意。 -
〔 竹宇駒ヶ岳神社/尾白川渓谷 〕
最後に、これまでに出会った日本酒やウイスキーの源となる南アルプスの清流に触れるべく、「尾白川(おじらがわ)」へとやってきました
この川は南アルプス・甲斐駒ケ岳を源流とする清流で、“日本名水100選”にも選定されており、まさに“名水の里”にふさわしいスポット♪駒ヶ岳神社 寺・神社・教会
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ちなみに地図で見るとこのあたりです。
この尾白川の上流は「尾白川渓谷」として、いくつもの滝や渕を眺めながら渓谷美が堪能でき、ちょうど今居る市営駐車場から川沿いに遊歩道が整備されていますが、今回はほんのさわりだけになります。 -
(竹宇駒ヶ岳神社/尾白川渓谷の風景①)
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濃い緑に包まれた遊歩道をものの5分も歩いてゆくと、高くそびえる木々の先に「駒ヶ岳神社」の社殿が見えてきました!
甲斐駒ケ岳の麓にあるこの神社は、今から約270年前に駒ケ岳講信者が建立されたそうで、山岳信仰の地に相応しい幽玄な雰囲気に包まれています。 -
イチオシ
(竹宇駒ヶ岳神社/尾白川渓谷の風景②)
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境内のいたるところにいろんな姿の石像が置かれていて、一層神域としての佇まいに。。。
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こちらが神社のご社殿。
思ってたより新しく小奇麗な感じでしょうか。 -
そして、社殿の左手奥からさらに遊歩道が続いています。
お、“日本の名水100選”の看板も。 -
(竹宇駒ヶ岳神社/尾白川渓谷の風景③)
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細い橋を進み、木々の隙間から眺めた“尾白川”(上流側)がコチラ♪
雨模様の天気も相まってあたりは深い霧に包まれており、清流を育む森の中って感じがより一層伝わってきますねぇ。 -
(竹宇駒ヶ岳神社/尾白川渓谷の風景④)
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イチオシ
(竹宇駒ヶ岳神社/尾白川渓谷の風景⑤)
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ついでに下流側も1枚パチリ。
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この木橋の先をさらに歩いていけば、1番奥にある「不動滝」まで行くことができますが、ここから先へと進むためには、本格的なトレッキング用の装備が必要なことや、往復に4時間弱はかかるため、ここで引き返すことに。
これまで訪れたスポットとは打って変わり、本当に人影もない静寂に包まれた森の中で、(ほんのちょこっとだけでしたが)この“名水の里”の源である清流を眺めることができ、この旅の締めにピッタリの場所だったかなぁと。 -
〔 南アルプス釜無温泉 むかわの湯 〕
(最近だいぶパターン化してきましたが)旅の最後に汗を流そうと、日帰り温泉へと寄っていくことに。
最初、「駒ヶ岳神社」からも近い「白州・尾白の森名水公園ベルガ」内にある「甲斐駒ケ岳温泉・尾白の湯」へと向かったのですが、駐車場にたくさんの車が止まっており、建物の中に入らずとも混雑しているのはもう明らか…。
そこで、予定を急遽変更し、さらに南の方にある「南アルプス釜無温泉 むかわの湯」という日帰り温泉施設へ。南アルプス釜無川温泉 むかわの湯 温泉
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(施設の詳細はコチラで:http://www.mukawanoyu-shidax.com/index.html)
甲斐駒ヶ岳の山麓にある湯量豊かな天然温泉で、大浴場も広く明るく、もちろん露天風呂もあります(^^♪
そこそこ混んでいましたけど、ゆっくりとお湯に浸かり汗もすっかり落とすことができました。
んで、畳敷きの休憩室で飲む至福のコーヒー牛乳(*^^)v -
〔 韮崎駅 〕
日帰り温泉でゆっくりした後は、喧騒に包まれた東京へと戻るだけ。。。
中央本線の「韮崎駅」前でレンタカーを返却し、ここからあずさ号で帰京します。
お、さすが電灯の装飾も武田菱!
たしかにここは甲斐武田氏最後の拠点「新府城」にも近いですし。韮崎駅 駅
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(おまけで)この日の戦利品(の一部)はこちら!!!
この日はひまわり畑に始まり、甲州街道台ヶ原宿で江戸時代から続く酒蔵と明治天皇の御在所となった旧家を訪ね、そしてサントリー白州蒸留所でウイスキーの歴史と製造過程を勉強する“大人の社会科見学”をし、最後に名水の里に相応しい渓谷を眺めるなど、バラエティに富んだ1日となりました。
その分、旅行記が大部となってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました<(_ _)>
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