2016/06/07 - 2016/06/07
16位(同エリア44件中)
まりあさん
メリダは、遺跡が見どころの町。
遺跡はやっぱり、メキシコのマヤ遺跡の方が楽しいので、ほとんど形が残っていない、ヨーロッパの遺跡はあまり面白くないんですが、「メリダ」という地名にひかれました(笑)。
なにせ、35年前の最初の海外体験が、メキシコのメリダ、ユカタン州の州都です。ここに来てみて、なるほど、スペインのエストレマドゥーラ州から、多くの新大陸を征服した人たちが出た、ということが、向こうの地名に同じ名前のものがある、ということの理由なのだと、納得しました。
メリダは、メキシコもスペインも、白い町です。灼熱の太陽が白い家に反射して、まぶしいぐらいです。そしてまた、カセレスのように木陰をたくさん作ったり、おしゃれな新市街を作る、というような工夫をせず、ただただ、暑い時は、シエスタして家にこもる、という怠け者パターンも、メキシコのメリダと同じ。
だから、あまり好きな町ではなく、「こんな町には住みたくないよな」、「あのメキシコのメリダに留学して、しんどかったよな」と、留学中のネガティブな思いでがよみがえってきて、楽しかったです(笑)。
表紙の写真は、教会の礼拝堂にソファがある???
これは、メリダのパラドール(国営ホテル)の写真です。パラドールは、スペイン全土にひろがっていて、中世の修道院や豪族の屋敷などを改修したような素敵な建物がたくさんあり、その割には高くなく、いい宿泊施設です。
ただ、メリダのパラドールは、老朽化がきていて、一部、改修中でしたが、エアコンが効かなかったので、しんどかったです。メリダのパラドールは、人気がないのかどうか、80ユーロと安い値段で出ていたので選びました。
エアコンが効かない部屋で汗をかき、遺跡見学がまた、炎天下だし、こういう町のパターンで、でっかい敷地の遺跡の「どこに入り口があるのかの表示がない(笑)」。おかげで、炎天下を無駄に歩かされて、しかも、ホテルのフロントが、「歩いていける映画館」を尋ねているのに、途中から、車でいけるショッピングモールに話しがずれていて、おかげで、またまた無駄に歩かされて、熱中症で倒れそうになりました。
こういう、情報の錯綜、相手を思いやった表示を作れない、人はいいけど、あまり賢い人がいない・・・懐かしいなぁ・・・・メキシコ時代(笑)。
愛情がこもらないと、写真もぜんぜんいいのがないです。
遺跡は共通券を買ってしまったために、だいぶまわりましたが、どこも「工事現場を歩いている気分」でした。
- 旅行の満足度
- 3.5
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ふつう、パラドールの部屋は、もっと広いのが多いのですが、ここのは狭かったです。
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パラドールは、アメニティはバッチリ
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中庭もきれいにしていて、プールも小さいけど、あります。
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ここの観光のめだま、国立考古学博物館。
日曜日は無料というので、タイミングよく入りました。
いつも考古学博物館は、滞在時間が短い私です。 -
建物がすごくりっぱで、建物の写真の撮影はけっこう楽しめました。
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地下にも遺跡があります。
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博物館の横の通りに、観光客を目当てのレストランが三件ならんでいて、Menu del diaを競い合ってました。どこも10ユーロ、中には、メインのチョイスにより、13や15ユーロのメニューを出している店もありました。
客引きために、分かりやすいメニューを、ビラにして配ってくれてるので、内容をじっくり吟味できて、助かりました。
このあたりから、スペインのメニューのあれこれの知識が、だんだんと身についてきました。
飲み物は、ワインかビールか水がついているので、ワインを注文して、さらにエクストラで水を注文すれば、安くアルコールも楽しめます。
が、下戸の私は、水で我慢(笑)。
前菜は、赤ピーマンを焼いてから、サラダにしたもので、焼き茄子のお焦げのあの風味があり、美味しかったです。 -
日曜のピークタイムなので、どの店もかなりの人の入りでした。
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メインはイベリコ豚のアーモンドソース。
エストレマドゥーラは、イベリコ豚の中心の産地だそうです。それゆえ、メインはほとんど豚になりますが、牛肉かと思うこともあるほど、豚を料理するのも上手なようです。 -
デザートは、数種類のチョイスですが、チョコケーキを避けて、チーズケーキを避けると、結局いつもプリンになってしまいます。
この方が、カロリー低くて、健康的かと・・・
ここのプリンはイマイチでした。 -
picarという単語は、ちょっと何かをつまむ、というような意味で、スペイン人の、四六時中食べている生活では、よく使われる単語です。
24時間の自販機コーナーも、この単語が使われてました。
ただ、びっくりしたのが、私の好きなガス入りの水がないんですよね。
そうでした。1997年にヨーロッパ周遊した頃、まだガス入りの水が飲めない私は、東ヨーロッパで、ガス無しの水をゲットするのに苦労したのですよね。
それぞれの国の好みがあり、フランスやスペインはガス無し傾向が強いんですよね。なので、スーパーに、でかいボトルを1種類ぐらいは置いてますが、小さいボトルのガス入りを探すのは難しいのです。
しかたなく、でかいボトルを買って、小さいボトルに入れて、部屋の冷蔵庫で冷やしてました。
ついでにいうと、自販機コーナーに、イタリアでも避妊具がおいてあって、びっくりしましたが、スペインは、大人のおもちゃまで置いていたりするので、ちょっと入りにくいのでした(笑)。 -
メリダ駅です。
電車の本数が少ないから、がら〜んとしています。
カセレスからここまで乗せてきてくれた、タクシーのフランが、さらにメリダからセビーリャまでのドライブ観光をすすめてきて、約束して、そのため電車のチケットのキャンセルに来たのでした。
ところが、翌日電話があり、自分は行けなくなったから、別の運転手を行かせる、というので、タクシーはキャンセルにしました。
南の人間って、やっぱり約束を守らないんですよね。
もともと、ちょっと高すぎる計画で、イタリアのジョセっぺほど、案内がきめ細かい人ではなかったので、キャンセルできて、ちょうどよかったかなと。 -
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パラドール内部。
パブリックスペースがおしゃれです。 -
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部屋にフルーツのサービスがありました。
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円形競技場と、ローマ劇場。
二つの大きな遺跡が隣接していて、ここはかなりの見ごたえがあります。 -
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ふつう、よくあるのは、円形競技場で、これはもう、どこ見ても、一緒なので、トルコ旅行をした時に、完璧に飽きてしまい、「もうギリシャには行かなくてもいい」と感じたほどでした(笑)。
その後、町にあっても、見てもいないこともありますが、ここのローマ劇場は、印象的でした。
半分に客席の半円形の場所、そして舞台側は、神殿のような建築です。
イタリアのヴィチェンツァにやはり、劇場が残っていましたけど、ああいう劇場が、昔はあったんですね。 -
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田舎の闘牛場。
そういえば、メキシコのメリダにも、田舎闘牛場があり、物珍しさで一度行ったかなぁ。
闘牛は、1980年代のツアコンのバイト時には、マドリードの旅程に組まれていたけど、当時から大嫌いで、その後も闘牛場は、外の写真を数枚撮るだけのものになりました。 -
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ジョン・レノン通り???
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ローマ橋
ここの人は、太陽に耐性があるようで、このきつい太陽、私は、日傘なしでは歩けないので、どんなに目立とうと、かまわず日傘をさしていました。
ここの人は、この長い長い橋を、日傘も帽子もなく、平気で歩いています。 -
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ディアナ神殿。
こちらは入場料をとらずに、町の中に、スコンと立ってました。 -
町にいいレストランがあまりなく、結局また、博物館の横の店でランチです。
前菜は、ホワイトアスパラ
これ、量が少なくて美味しいので、昔から、定食のチョイスに愛用してます。 -
本日は、羊肉。
スペインは、肉の焼き方がうまいです。
日本で羊肉をいうと、ピンク色に、生っぽく焼くのが主流で、油身がしんどいのですが、スペインは、しっかり焼くので、油が気になりません。 -
プリンは、この店の方が美味しかったです。
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水道橋が二箇所にありました。
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細長い、チルコ、競争用のレーン、だと思います。
炎天下を歩く気もせず、入り口付近で、右と左にショットして、おしまい(笑)。 -
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ローマ橋の向こうにモールがあると信じて、片道30分以上、炎天下を歩いて、熱中症になりかけました。木陰で休んで、なんとか無事でしたが、もうここで、「炎天下を無理に歩かない」決意をしました。
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