2016/03/11 - 2016/03/11
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comestaiさん
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3月 11日、曇り
初めての水戸 #1 - 徳川斉昭設計の偕楽園 「好文亭」です。梅の季節に合わせて、日本三名園の一つで、梅の名所として有名な「偕楽園」を訪れました。水戸を訪れるのは初めてです。1842(天保13)年に水戸藩第9代藩主、徳川斉昭公が造園し、領民みんなで楽しむ場となるように「偕楽園」と命名されたそうです。
写真は、徳川斉昭が設計した偕楽園の中の別邸「好文亭」です。眺めが素晴らしいお屋敷で、大勢の観光客に交じって、外国の方も訪れていました。梅の季節がお勧めですね。
偕楽園 http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kairakuen01.html
速報偕楽園 http://www.kairakuen.u-888.com/
先日、日本三名園の一つ、金沢・兼六園を再訪したばかりですが、水戸・偕楽園は好文亭と奥御殿が良かったです。
北陸新幹線で行く!美食の金沢と加賀・山代温泉 ダイジェスト
http://4travel.jp/travelogue/11106686
下記3つの旅行記に分けて投稿します。
■ 偕楽園・好文亭
□ 偕楽園・梅林
□ 弘道館
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京駅・八重洲口
高速バスターミナルがあり、各地にバスが出ています。東京駅JR高速バスターミナル 乗り物
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東京駅・八重洲口
4番が「みと号」バス乗り場で、7:40 発に乗りました。
みと号 http://www.ibako.co.jp/highway/mito-tokyo/from_tokyo_highway.htmlみと号 乗り物
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水戸・大工町
9:25、水戸市内で偕楽園が近い大工町のバス停で、高速バス「みと号」を下車。道端に「偕楽園」の案内板があったので、先の交差点を左折しました。 -
別雷皇太神社(雷神社)
しばらく歩いて行くと、右手に神社がありました。 -
別雷皇太神社(雷神社)
境内に上がって、神社をパチリ。 -
好文亭表門通り
神社の先に、好文亭表門通りの表示板がある通りを見つけて右折。 -
好文亭表門通り
まっすぐ偕楽園・好文亭の表門に向かう通りです。 -
好文亭表門
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偕楽園・案内板
偕楽園 名所・史跡
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梅ノ木
綺麗に開花しています。 -
好文亭表門
偕楽園北側に位置し、偕楽園の正面入り口とのことです。表門の左手にはヤブツバキの巨木、右手には桜の巨木があります。 -
イチオシ
好文亭表門
茅葺き切妻造りで、角柱2本と副柱2本で支えられ、両側には瓦葺きの袖塀がつけられ、黒塗りであることから「黒門」とも呼ばれているそうです。 -
好文亭表門
偕楽園は表門から入ってこそ、斉昭公が意図した「陰」から「陽」の世界を堪能できるそうです。偕楽園は入場自体は無料でした。 -
偕楽園・案内板
散策コース http://www.kairakuen.u-888.com/map/map1.htm -
一の木戸
表門と孟宗竹林の間にあるこけら葺きの風雅な門です。 -
孟宗竹林(もうそうちくりん)
表門の奥に広がる千数百本にも及ぶモウチクソウの竹林です。 -
イチオシ
孟宗竹林(右)と大杉森(左)
京都・嵐山の「竹林の小径」を思い出させる立派な竹林でした。 -
案内標識
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イチオシ
吐玉泉(とぎょくせん)
玉のような清水が絶え間なく湧く「吐玉泉」、向かいに、樹齢約800年といわれる杉の巨木、太郎杉がそびえていました。吐玉泉 名所・史跡
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吐玉泉・案内板
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庭園
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庭園
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梅林
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向学立志の像
旧制水戸高等学校生徒の立像で、向学立志の精神を表現したものだそうです。 -
暁鐘
旧制水戸高等学校の寄宿舎であった暁鐘寮に、そのシンボルとして設置されていたものの復元だそうです。 -
庭園
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庭園
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庭園
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南門
水戸城、千波湖から桜川を経て偕楽園に入る水上ルートの入口の門で、このあたりに船小屋や船着場があったそうです。 -
斜面に梅が植えられていて、正岡子規の句碑「崖急に 梅ことごとく 斜めなり」もありました。この句は、正岡子規が偕楽園を訪れた際、好文亭から見た南崖の梅の印象を後年詠んだものだそうです。
「急な勾配の崖のところにも、その地形に合わせてどの梅の木も斜めになって立ち、しかし懸命に花を咲かせている」との写生句ですが、人生にも通じるものを感じさせる名句と言われています。 -
線路沿いの坂を上って・・・
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櫟門(くぬぎもん)
正岡子規の句碑から、見晴広場に抜ける階段の上部にあります。 -
櫟門(くぬぎもん)
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こちらはピンク色の梅です。
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好文亭
霧島つつじの巨木の先に、好文亭が見えます。好文亭 名所・史跡
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イチオシ
好文亭
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見晴広場
多くの梅の木が植えられています。 -
井戸かな?
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偕楽園記の碑
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芝前門
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芝前門
陰陽のほぼ境に位置する簡素な門です。 -
好文亭中門
杉木立と好文亭の間にある茅葺き屋根の門です。 -
好文亭・門
入場料は、200円/人でした。安くて良いですね! -
好文亭
二層三階の好文亭と北側の奥御殿からなり、全体を総称して好文亭と呼ばれています。 -
奥御殿
手前、北側にある平屋建ての建物です。 -
羽衣の松
順路は奥御殿から -
奥御殿
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菊の間
奥御殿では、菊、梅、桜、萩、紅葉など部屋名と同じ花木の襖(ふすま)絵が見られます。 -
菊の間
総板敷きで、厨(くりや:食事の準備の場所)として使用されたそうです。 -
桃の間
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奥御殿・縁側
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つつじの間
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奥御殿は部屋毎に違った襖絵があり、なかなか良かったです。
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紅葉の間
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紅葉の間
藩主夫人のお付の御殿女中のおもだった者が控えていた部屋だそうです。 -
松の間
奥対面所だったようです。 -
松の間
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竹の間
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梅の間
1869〜1873年まで、藩主夫人の居室となり、1902年に大正天皇が皇太子のときお泊まりになったそうです。 -
奥御殿・縁側
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奥御殿・縁側
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奥御殿
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奥御殿
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竹の間
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萩の間
藩主夫人のお付の御殿女中が控えていた部屋だそうです。 -
桜の間
藩主夫人お付の御殿女中が控えていた部屋だそうです。 -
廊下
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中庭
霧島つつじが立派ですね。4〜5月に咲くツツジ科の花で、花の色は紅色ないし白だそうです。 -
中庭
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中庭
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奥御殿
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太鼓廊下
太鼓型の橋廊下は奥御殿と好文亭を結んでいます。廊下左側に斉昭公が創案した篠で作った格子窓があって、窓は外からは窓であることが判らないように作られているそうです。 -
好文亭 竹でつくられた明かり窓(右)
閉めた状態で外から見ると、窓の存在に気がつかないようにできているそうです。 -
好文亭・花の和歌三首
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奥御殿から好文亭・茶室へ通る2畳の小室
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好文亭1階・東塗縁広間
約18畳の総板張りの間で、斉昭公が80歳以上の家臣、90歳以上の庶民の老人を時々招待したりして楽しんだところだそうです。 -
東塗縁・厠
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東塗縁
壁の造りが展示してありました。 -
東塗縁・天井
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東塗縁前の中庭
本当の入口はこちらだったそうです。 -
西塗縁広間
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屏風絵
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西塗縁広間
約36畳の総板張りの間です。 -
西塗縁広間
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好文亭
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好文亭三階の楽寿楼(らくじゅろう)へ
急な階段は不意の敵の襲来に備えて造られたそうです。 -
配膳用昇降機
階下の調理室で作ったお膳や酒肴を運搬する滑車式昇降機です。 -
配膳用昇降機
上から、覗いてみました。 -
配膳用昇降機
見上げると滑車があり、日本初のエレベーターとも言われています。 -
配膳室
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好文亭三階「楽寿楼」
富士見窓のある八畳間の正室からの眺めは格別です。 -
楽寿楼の額
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楽寿楼からの眺め
好文亭「こけら葺き屋根 」は、檜などの薄くはいだ板を敷き詰めてつくった屋根だそうです。左奥に延びるのは、好文亭奥御殿の屋根です。 -
イチオシ
楽寿楼からの千波湖や田鶴鳴梅林の四季折々の眺望は素晴らしいです。
好文亭「楽寿楼(らくじゅろう)」からの大パノラマ
http://www.kairakuen.u-888.com/today/20130313w/20130313w.html -
楽寿楼からの眺め
現在の千波湖の広さは、大正時代の干拓により当時の三分の一から四分の一だそうです。昔はもっと壮大だったのですね。千波湖 自然・景勝地
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楽寿楼から中庭を見下ろす。
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楽寿楼
富士見窓を後ろから見ています。 -
楽寿楼のある三階から二階、そして一階に下ります。
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待合
好文亭の見学を終えて、一旦、外へ出て、茶室の方へ回ってみます。ここは茶室への招待客が席の準備まで控えた所で、腰掛け式になっています。 -
待合
室内は、茶説、茶対、巧詐不如拙誠の3つの刻版が掲げてあり、いづれも斉昭公の茶技に対する教訓のことばで、斉昭公自筆らしいです。 -
茶室
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茶室の室内
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好文亭と奥御殿
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好文亭出入口
偕楽園内の梅林を散策に行きます。
初めての水戸 #2 - 水戸の梅祭り、偕楽園の梅林
http://4travel.jp/travelogue/11114593
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