老母と一緒に広岡浅子特別展と海遊館

2016/03/05 - 2016/03/05

2015年9月28日〜2016年4月2日まで放送のＮＨＫ朝の連続小説「あさが来た」。
小説「土佐堀川」で書かれた広岡浅子が主人公です。
広岡浅子は京都の三井家から大阪の両替商「加島屋」の広岡信五郎に嫁入りしました。
江戸時代から明治時代を生きた女性にしては珍しく、勉強好きで仕事が大好きな女性です。
加島屋がルーツの大同生命の大阪本社で、特別展「大同生命の源流“加島屋と広岡浅子”」が開催されています。
http://www.daido-life.co.jp/110th/memorial/
特別展は2016年9月30日（金）までです。
興味ある方は早い目の訪問をお勧めします。
http://www.daido-life.co.jp/110th/memorial/pdf/160216.pdf

毎朝、「あさが来た」を見ている老母と一緒に行ってきました。
動物好きな老母なので、海遊館も久しぶりに行って様々な海洋生物に癒されました。
老母は杖を使っているので、出来るだけ楽な移動方法も考えて行動しました。

写真は海遊館のゴマフアザラシ。
久しぶりの海遊館は展示も変わっていて、人懐こい笑顔に癒されました〜。

　

エリア 大阪

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は肥後橋にある大同生命大阪本社と天保山にある海遊館に行きます。
まず、海遊館への大阪駅（梅田駅）からの行き方チェックしました。
地下鉄とＪＲは乗り換えが必要で、
大阪市営バスなら乗り換えが不要だと分かりました。
ＪＲ大阪駅→肥後橋（大同生命大阪本社）
→天保山マーケットプレース（海遊館）→ＪＲ大阪駅
大阪市営地下鉄とバスの１日乗車券（大人：800円(土日祝 600円)）と、
大人用の海遊館入場券（2300円）がセットになっていて2550円でお得です。
海遊館は60歳以上のシニアは2000円なのですがそれでもお得です。
中学生などの学生料金の設定はありませんが、小学生以下の券もあります。
詳細は下記を参照してください。
http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/eigyou/price/jyousyaken_annai/otoku-joshaken_tsunen.html

今回は老母と一緒なので、移動時間の長さより、
階段の昇り降りがなくて行き先の目の前に停まるバスが便利です。

海遊館 動物園・水族館

ＪＲ大阪駅大阪市営バス乗り場
↓大阪市営バス　88系統　天保山行き
肥後橋

交差点を渡ると大同生命大阪本社ビルがそびえています。

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

最近になって作られたのでしょうか？
加島屋の石碑がありました。

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

素敵な銅像もありましたよ。

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

ビル向かって左手にある駐車場へのエントランス
素敵な壁になっていました。

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

入口には分かりやすく表示がしてありました。
さて、特別展を見ましょう。

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

１階フロアから２階の吹き抜けのステンドグラスが綺麗です。
展示は２階でエスカレーターで昇ります。
エスカレーターは昇りしかないのですが、
警備員の方が「お帰りの際には２階の警備員に声をかけていただければ、
エレベーターを動かします。」
と、言ってくださいました。杖をついている年寄りには助かります！

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

見学は無料で、受付で名前と住所を書きました。
１ケ月近く経ちますが、資料や電話がかかってきていません。
安心して見に行くとよいですよ。
4月からは特別展示をしている曜日や時間が変わるようです。
下記を参考にしましょう。
http://www.daido-life.co.jp/110th/memorial/pdf/160216.pdf

手提げ袋には広岡浅子に関する資料が入っていました。
ＮＨＫの連続テレビ小説「あさが来た」の原作は、
古川智映子の「小説土佐堀川 ―女性実業家・広岡浅子の生涯」です。
中之島の南側を東西に流れる土佐堀川と、
南北に流れる西横堀川の交わったところに加島屋はありました。
今と肥後橋の位置が変わっているのも興味深いです。

上のパンフレットを広げると、
江戸時代〜明治時代にかけての文明開化に関係する場所の地図になっていました。

SANKEI　EXPRESSが特集を組んでいました。
最近、五代様巡りをしている人も多いので参考になるかもしれません。

展示は２階のフロアを使っていました。
大阪の両替屋の番付や、大福帳や写真などが展示されており面白かったです。
２階のメモリアルホールはモザイク柄が綺麗でした。

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

広岡浅子は積極的に洋装をしていたそうです。
ハイカラですね〜。

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

ステンドグラスが綺麗です。

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

壁にも模様が入っていました。
特別展は幅広い年齢層が来ており、お年寄りも多かったです。
中年以上の男性もたくさん来ていたのが、珍しかったです。

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

さて、２階で警備員の方にエレベーターを動かしていただいて１階に降りました。
「お足もとを気をつけてくださいね。」
感じの良い応対をしていただけました。

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

広岡浅子は1859年（嘉永2年）に生まれ、1919年（大正8年）に没しました。
100年近く経ってから、自分の生涯がドラマ化されるなんて思っていなかったでしょうね。

老母はＮＨＫの朝の連続テレビ小説が好きで、ほとんどの回を見ています。
すごく喜んでいました。

大同生命大阪本社ビル 名所・史跡

さて、またバスに乗って次は海遊館へ行きます。
肥後橋
↓大阪市営バス　88系統　天保山行き
天保山ハーバービレッジ
（終点の１つ前になります）

バス停が多いので時間はかかりますが、地下鉄と違って海遊館の前に停まるので便利です。

天保山マーケットプレース ショッピングモール

この大観覧車の足元にバス停があります。

天保山大観覧車 名所・史跡

さて、おなかがすいたのでまずは腹ごしらえをしましょう。
天保山マーケットプレースに入りました。
入ってすぐにもセルフサービス形式の飲食店や、
お土産屋さんなど色々なお店が並んでいます。

天保山マーケットプレース ショッピングモール

なにわ食いしんぼ横丁に来ました。

なにわ食いしんぼ横丁 グルメ・レストラン

ここは昭和レトロな雰囲気の中に飲食店が並んでいます。
円柱型のポストが懐かしい…。
街中からもたばこ屋さんや駄菓子屋さん（おばあさんが店番）がなくなりましたね。

なにわ食いしんぼ横丁 グルメ・レストラン

私が子供の頃はまだ駄菓子屋でよく買い食いしていました。

なにわ食いしんぼ横丁 グルメ・レストラン

物干し竿が竹で出来ています…。
体操服とブルマと赤白帽と上履き。
最近はハーフパンツになっているんですね。
今の子供は牛乳のびんのキャップを集めたりしているのかな？

なにわ食いしんぼ横丁 グルメ・レストラン

老母が汁気のある物がいいとのことなので、らーめんにしました。

大和 グルメ・レストラン

とんこつしょうゆラーメン750円を食べました。
意外と美味しくてスープもすべて飲みました。
最近は外国人観光客が多いようで、英語、中国語のメニューもありましたよ。

大和 グルメ・レストラン

さて、食事も終わって外に出ると面白い建物がありました。
以前はサントリーミュージアムでしたが、現在は大阪文化館天保山になっています。
よく、藤城清治やナルトなど漫画の展覧会を開催しています。

大阪文化館 天保山 美術館・博物館

さて、海遊館へ入りましょう。
大阪市が経営したハコモノはすべて失敗していますが、ここだけ成功しています。
現在は民間に経営が委託されているのかな？
海遊館へ来たのは10年ぶりくらいです。

海遊館 動物園・水族館

カピバラさんがいました。なんとなくユーモラスですね。

海遊館 動物園・水族館

ペンギンコーナー。

海遊館 動物園・水族館

大きなジンベイザメもいます。

海遊館 動物園・水族館

気持ち良さそうに泳いでいました。

海遊館 動物園・水族館

柄が面白い！

海遊館 動物園・水族館

ちょっと暗いですが、アシカかオットセイ？が自分の手を咬みながらこちらを見ています。
人懐こくて老母も喜んでいました。

海遊館 動物園・水族館

海遊館の中はスロープ形式になっていますが、結構広いので見ていると疲れてきます。
老母と一緒なのでゆっくりと壁側にあるベンチに座って休憩しながら回りました。

海遊館 動物園・水族館

エイやサメも泳いでいます。やはり、サメの顔は怖いです。
イワシの群れやウツボなど色々な魚がいました。
ゆっくり見ていると癒されます…。

海遊館 動物園・水族館

クラゲコーナー。ぷかぷかと泳いでいる姿がユーモラスです。

海遊館 動物園・水族館

こういうクラゲは可愛らしいんですけど、エチゼンクラゲは色も汚くて嫌ですね。

海遊館 動物園・水族館

電気クラゲは光ったり、透明な傘を持っていたり。

海遊館 動物園・水族館

猛毒を持っているくらげもいました。

海遊館 動物園・水族館

ちょっとこれは怖いなぁ。

海遊館 動物園・水族館

足がいそぎんちゃくのようになっています。
こういうスポットは天候に左右されないのがいいですね。
なお、えさやりの時間は午前中と午後１番のことが多いです。
事前に確認してから行きましょう。

海遊館 動物園・水族館

前回来た時にはなかった天井に丸い窓ができており、
そこからゴマフアザラシがのぞいていました！
可愛い〜♪老母もさかんに手を振っていました。

海遊館 動物園・水族館

ごろんと寝ているアザラシ。
途中でトドがゴロゴロ寝ているところがありました。
週末のオヤジのようです。

海遊館 動物園・水族館

このペンギン、イワトビペンギンでしたっけ？
「スーパーハード♪スーパーハード♪」と、
ＣＭを思い出して歌ってしまいそうです。

海遊館 動物園・水族館

最近、老母は足が上がらなくてペンギンのような歩き方をします。
私「お母さんの歩き方、ペンギンみたいやで」
老母「段々と衰えていくねん。」

海遊館 動物園・水族館

ここも新しく出来たスポットで、小さなサメやエイを素手で触れます。
サメは「サメ肌」でザラザラしていました。
エイは単に茶色の物もいましたが、大阪らしく「豹柄」のエイもいました。
ヌルッとしていたけど、やはり硬かったですよ！
こういうオバチャンいますね〜。

海遊館 動物園・水族館

外に出るともう暗くなっており、イルミネーションが点いていました。

海遊館イルミネーション イルミネーション

海遊館らしくイルカやジンベイザメのイルミネーションがありました。

海遊館イルミネーション イルミネーション

大観覧車もライトアップされていて綺麗でした。
大人は昼から行って夜も楽しめますね。

この旅行記を書いていると、今度はＮＨＫの大阪放送局で「あさが来た」のセット（加野屋や加野銀行など）が展示されるとありました。
大阪造幣局の桜の通り抜けと併せて老母を連れて行ってこようと思います。

この旅行記が参考になれば幸いです。

天保山大観覧車 名所・史跡

この旅行記へのコメント （2）

• 多良さん 2016/04/01 20:39:23

  前か後ろにワタシがいたかも〜♪＾＾

  すぶたさん、突然失礼します<(_ _)>
  
  いきなりですが、3月5日に海遊館へ行かれました？
  
  もしそうなら・・・
  
  ワタシも家族で行っていたんですよ〜♪
  
  
  実は、カメラが故障して、４トラ記事に出来なかったんですけどね〜(^_^;)
  
  いや〜ジンベイザメだ〜〜〜(^_^;)
  
  円筒形の中を同じ方向に向かって泳ぐイワシに「人生」感じませんでした？（爆）
  
  いやはや、すれ違ったかもしれませんね〜＾＾
  
  あ、それだけなんですけどね〜スミマセーン(^_^;)
  
  ではでは〜♪
  
  　　　　　　　　　　　多良

  すぶたさん からの返信 2016/04/02 02:05:59

  RE: 前か後ろにワタシがいたかも〜♪＾＾

  多良さん
  
  こんばんは！すぶたです。
  
  > いきなりですが、3月5日に海遊館へ行かれました？
  はい！海遊館へ行きました〜♪
  16時くらいから杖をついた老母と一緒に海遊館を回りました。
  すれ違っていたかもしれませんね。
  
  多良さんもご家族で行かれてたんですね！
  カメラの故障は残念でしたね。スマホで写真を撮られたんですか？
  10年ぶりの海遊館は、ラッコが１匹になっていて寂しそうでした。
  気持ち良さそうに泳ぐイワシやジンベイザメに癒されました…。
  海遊館、かなり外国人が増えていましたね。
  
  有馬温泉も行かれたんですね。
  有馬温泉も外国人が増えて…。京都はもともと大混雑だったのに、
  外国人が増えてカオスな状態です。
  私もあんこは粒あん派です。歯ごたえがあるのが好きなんですよ。
  
  4月9日か、10日に造幣局の通り抜けと
  ＮＨＫの「あさが来た」のセットを老母を連れて見に行く予定です。
  
  晴れるといいですね〜。
  
  すぶた