ソフィアの街中アートを探せ

2015/09/16 - 2015/09/22

ソフィア市内を歩いていると、結構ユニークな銅像や社会主義時代のアートなどを見かけます。写真に撮ってコレクションしているうちに、皆さんにもご紹介したいと思い旅行記にまとめてみました。
街歩きのご参考になればと思います。

エリア ソフィア(ブルガリア)

• 交通手段: 徒歩

ソフィアではその場所にちなんでいるらしい人物のレリーフをよく見かけます。
これは宿泊したアパートホテルの玄関にあったレリーフ。この建物に関係がある方でしょうか。

街角にもこの通り。ここは庶民的な通りのせいか、落書きがありますね。

これはアレクサンドル・ネフスキー教会の近くで。こちらはさすがに落書きはなくきれいです。左上に監視カメラもあるし。

何気ないアパートにもこのようなレリーフが。

また、公園では銅像もよく見かけられます。

乙女の像や

力強い男子の像。こういったわかりやすい像の一方で

…車に乗っかるよくわからない青年の胸像。

横から見るとこんな風。

さあ、健全な青少年たち、私に続くのよ！

その通りだ、同志たち！

おお…ブルジョアに搾取されしわが身、全身全霊の慟哭。

よしよし愛する少年よ、来るべき共産主義社会に苦しみは存在しない。今は耐えるのだ。

（…耐えることが美徳なのね。あ〜あ、いつまで続くのかしらめんどくせ〜）

…なんて、勝手な想像をして遊んでしまっているうちにある公園でこのような巨大顔像を見つけました。私の記憶が正しければ、ここ、たぶん、以前、ゲオルギ・ディミトロフ廟があった公園です。たぶん。間違っていたらご連絡ください。

上を見あげる市民。

石の中から顕在化する何者か。

逆光になってしまいましたが、ドラマチックな女性像。これは比較的新しいのかな。

これはエンデカ前の公園で。工事途中に見えますが、実はもともとこういうオブジェ。建設、鉄鋼、近代…共産主義的キーワードがちりばめられたようなオブジェです。

街中で見つけた巨大な壁画。これはブルガリアの民族的風景を描いたものみたいですね。

ソフィアではドアのデザインもよく見ると味わい深い。ここはなにかの教育機関？的なオフィスみたいです。本とその機関のマークがデザインされています。なかなかいいと思いました。

これまた美しい玄関。東洋的かつゴージャス。

古い建物のドア。古びているため意識せず通り過ぎてしまいそうになりましたが、よく見るとこれも良いデザインです。

また、ドアの上もご注目。これまたちょっとしたデザインが見られます。

これ、番地がさりげなくデザインに入っています。とても気に入った風景の一つです。オシャレ！たぶんこれも社会主義時代のもの。

これも美しい。花をデザインしたものでしょうか。

ドアの上に、このような明り取りの窓もよく見られます。真ん丸や半円形などいろいろあります。

ソフィアを歩いていてしばしば見つけるのがこのブース。どうも交通整理かなんかのブースらしい。でもこれはすぐそばの保育園みたいなところの遊具的ブース。ずいぶんカラフルで賑やかです。

これはある薬局前にあったレリーフ。８０年代ぐらいに設置されたものらしいですが、時代が変わってもここのトレードマーク的なものであったため、撤去はしなかったそうです。

で、こちらは別の薬局のウインドーの娘さん。全身緑は心意気。時代が違うのよ、時代が！！

ということで、ソフィアにはユニークなアートがまだまだたくさんあります。皆さんも探してみてくださいね！