2014/03/21 - 2014/03/30
6位(同エリア8件中)
テスヤさん
上海での長いトランジットを経てついにインドに着いた!
短い日程で回らなければいけないので、着いたばかりのデリーを一旦離れ、一路バンデラ王国の古都、オルチャを目指す。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。2日目の朝?です。03:00、インディラガンジー国際空港に到着、結局1時間遅れ。
まずは、分かりやすいトイレで。 -
入国審査のホールに降りるエスカレーターで、みんなの旅行記に写っていたシーンが。
悪名高い、デリー深夜着なので、信用できそうな”シゲタトラベル”の空港お迎えと仮眠用のホテルをお願いしていた。(1,500円、高いけど安心料)
ここのラジェンダというオヤジが言うには、例え空港で「代わりに来た」、とか「ラジェンダに頼まれた」、とか言われても絶対付いて行くな。との事だった。
テスヤの名前が書いた紙を持ったドライバーを見つけて着いて行くと、一人の日本人女性と相乗りのバンでデリーの安宿街、パハールガンジにあるメインバザールを目指した。
彼女は、シゲタトラベルが入っているホテル、”Cottage Yes Please”に宿を取っているようだった。 -
Cottage Yes Pleaseの近くで彼女を下ろしてからテスヤの宿まで送ってもらう。
(彼女には後に再会することになる)
深夜のパハールガンジは初めてインドを訪れる旅行者には殊更、怖さを感じる。
道端に寝ている人が居たり、こんな変な時間なのにたむろしているやつらがいたりする。 -
AMAN INTERNATIONAL HOTEL 950RS
”Cottage Yes Please”でも良かったのだが、まだ辺りが暗いうちにニューデリー駅に徒歩で行かなくてはいけなかったので少しでも駅に近いホテルに仮眠したかったのだ。
ドライバーに代金と多少のチップを渡す。 -
ホテルに入っていくと、フロントのオヤジが予約なんて入っていない、と言う。
到着早々トラブル。
テスヤ「シゲタトラベル!知ってる?」
オヤジ「知らん。」
テスヤ「ラジェンダ知ってるだろ!」
オヤジ「あぁ、あそかこ。わかったわかった、ところでお前カネ持ってるのか?」
テスヤ「ん?既にラジェンダに払ってある。電話して確認してくれ」
とラジェンダに電話させて何とか部屋に通してもらった。
もう04:30、あと1時間くらいしか仮眠出来ない。 -
部屋はまあまあ。
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残念ながら満足にお湯は出なかったけど上海からずっとホッと出来なかったのでシャワーを浴びてまあまあリラックス出来た。
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05:45、既に外は白々して人通りがある。
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ニューデリー駅までは250mくらいですぐ着いた。
が、ガイドブックにあるように、チケット持ってるか?とか、入り口はそっちじゃない、と言ってくるやつが結構いた。
無視して入り口に向かっていくと強引に腕を引っ張られた。
彼らは、荷物検査のゲートをくぐって中までは入ってこれないから、ここは立ち止まらずさっさといってしまうのが吉。 -
テスヤが乗るBhopal Shatabudiエクスプレスは06:00、1番ホームから出るようだ。
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乗車前に水を買っておく。
近くで見ると、タイの鉄道よりもボロイ。 -
自分の座る席、名前、性別、年齢、発駅、行き先が書いてある紙が、列車の乗り口に貼り付けてあるのでそれを確認して乗り込む。
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トイレを済ませて、
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歯磨きも。
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車内は比較的すいている。予約が無くても取れるんではないかと思う。
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デカイ水が付いてきた。さっき買ったばかりなのに。
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程なくしてクッキーとチャイのサーブ。
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暖かいチャイを飲みながら、インドの風景をのんびり眺める。
やはり鉄道旅は良い。 -
朝日だ。
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おっ、また何か持ってきた。
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スパイシーなコロッケ、マンゴージュース、食パンという朝食セット。
さすが、急行。
勿論料金の中に含まれているんだろうけど。
ジャンシーまで、732 Rs -
外国人が沢山降りていく。
時間的にたぶん、アグラ駅だと思う。テスヤはここでは降りない。
そう、実は初インドにして、タージマハルをすっ飛ばす。という暴挙に出ました。 -
シヴァ派のサドゥ。
スマホを触っている。 -
線路上で牛と共存。
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さらに2時間半くらい走ったあたりで、思い焦がれ何度もインターネット上で見慣れた城が見えてくる。
11:00、列車は10分程度の遅れで、最初の目的地、ジャンシー駅に到着した。 -
駅に着くと、リキシャワーラーが何人か近寄ってくる。
あまり商売っ気は無い。
オルチャの町まで、ガイドブックの表記より少し高い200 Rsで決着。 -
オルチャの城壁を抜けた。
途中運ちゃんは、「ホテルは決まっているのか」と聞いてくる。
「Sheesh Mahalホテルに行ってくれ」というと、「そこは高いし設備も良くないからやめとけ」と言う。
「変わりに俺がもっと良いホテルに連れて行ってやる」とお決まりのやり取り。 -
しかし、オルチャの宮殿内にあるそのホテルにどうしても泊まりたかったのだ。
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着いた。
【ホテル外観】 -
素晴らしい!
ホテルの前がすぐ、Jahangir Mahalというロケーション。 -
ホテルに入ると、キレイな花がレセプションにあった。
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暇そう。すぐに部屋に案内される。
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レセプションのすぐ隣の階段を上がる。
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階段を上りきると重厚な木製ドアにゴツイ南京錠がかかっている。
それを開けると、部屋になっている。 -
部屋。
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窓からは、Jahangir Mahalが見える。
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バスルーム。
めっちゃ広い。ここだけで6畳はあるんじゃないかと思う。
しかし、窓から蚊が入り放題。
写真の白いタンクに温水を作って出すタイプのもの。
・・・ぬるい。まぁ、仕方ない。
ロケーションはいいが、確かにこれで一泊2,290 Rsは高い。
マディヤ・プラデシュ州の政府経営だからなのか。 -
12:10、早速オルチャの観光に出かける。
ホテル前の広場から、遠くにラクシュミ寺院が見える。 -
Jahangir Mahal。
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上部にまだ色が残っている部分がある。
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手前のRaj Mahalを見ながら城下に下りていってみる。
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剥げているところが殆どだけど、時折人々の往時の暮らしが分かるような絵が残っている。
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繁華街方向。ラム・ラジャ・マンディアが見える。
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トゲが付いた、重厚な扉。敵の侵入をちょっとは食い止める!?
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のんびり木を見上げる人。なんだか絵になる。
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ベトワ川の水を引いた堀に渡す石橋と、向こうに見えるチャトルブジ寺院。
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橋は今でも現役として行きかう車や馬車の通行を支えている。
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橋の上からRaj Mahalを見る
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オルチャのメインストリートからRaj Mahalを見る。
13:30、腹も減ってきたので、角にある「BETWA TARANG」というレストランに入ってみる。
1Fの外テーブルにはファランがくつろぎ中。 -
2Fがレストラン。
客は誰も居ないが清潔感はある。 -
外国人プライスではあるが、ターリーが130 Rsから食べられる。
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カレー二種、じゃがいもとインゲンのスパイス和え、クミンライス、パパド、チャパティのターリーにチャイを。
チーズのカレーは日本では食べた事ない濃厚な塊がゴロッと入っていて新鮮だった。
じゃがいもとインゲンのスパイス和えもさすが本場とうなる味。
とても満足。 -
さて腹も一杯になった。
まずは一番遠い、ラクシュミ寺院まで行って見る事に。
途中の賑やかな通りを抜け、 -
さがせば小さなホテルも点在している。
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美容院。
残念ながら女性のみ、との事。 -
上り坂をよっこらよっこら歩いていると、バイクの兄ちゃんが
「どこ行くの?」と話しかけてきて、「乗せてあげる」という。
「ちょうどそちらの方に行くから、お金なんか要らない」というではないか。
そんなに遠くもない距離ではあったが上り坂だったし暑かったので助かった。
時間の節約にもなったし。
ふもとに着いたから、少しばかりのお礼を申し出たが、「要らない」の一点張り。
50ルピーだけ無理やり渡すと、「Thank you!」とニコッと笑って去っていった。
インドにも良いやつはいる。と思った。 -
ラクシュミ寺院
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オルチャの王であった、VEER(VIR) SINGH DEOによって建てられた寺院。
バンデラ王国は250年くらい続いたようだが、分かっている18代の国王の中で、この5代国王の時にジャハンギールマハルなどが造られたとの事、その礎を築いていったように思う。 -
入り口に女性が座っていた。
「写真を撮らせてもらっても良いですか?」
と問うと、
はにかみながら、このスマイル。
どうやらこの寺院を掃除している人のようだ。
入場料という名目ではないがいくらかチップを渡すシステムのよう。 -
入り口から振り返ると、チャトルブジ寺院と、ジャハンギールマハルが見える。
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中に入り、天井を見上げると、かなり綺麗な状態で絵が残っている。
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早く保護しないとコウモリなどのフン害でやられてしまいそう。
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1階の回廊の天井
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中央の祠堂
上部は草木が生えている。 -
中央の祠堂からの素晴らしい眺め。
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ラクシュミ寺院から見たジャハンギールマハル
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ラクシュミ寺院から見たチャトルブジ寺院
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ラクシュミ寺院から見たチャトリス
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小さな寺院。
ん?屋根に人が登っている。 -
でも昇り降りは結構怖い。
手すりが無いのは仕方ないが、何より幅が狭いし、階段の厚みが薄くて割れそうだ。 -
祠堂周りの回廊
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ガネーシャ。
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回廊周りにも壁画が巡らせてある。
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2階の回廊
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細やかな色彩
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中央で矢を放つのはラーマ王子?
だとすると、これもラーマヤナの一部かな。 -
彫刻の精度はともかく、シヴァ神なのでしょう。
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良く見ると中央祠堂の上部は、聖鳥ガルーダのくちばしにも見えるが!?
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デカン高原を見渡せる、良い寺院だった。
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