2015/11/22 - 2015/11/22
3位(同エリア6件中)
桜子さん
《編集中》です
1年以上前の旅行記ですが・・・
2016年オバマ大統領の広島訪問にあたり改めてクローズアップされた71年前の原爆投下。あの日テニアン島から原爆を搭載して広島へ向かった『エノラゲイ』がワシントンDC郊外に展示されていることご存知ですか?
詳しくはこちらをクリック↓↓↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%A4
ワシントンDCコロンビア特別区から45キロほどのところ、ワシントンダレス国際空港近くにスティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センターというスミソニアン国立航空宇宙博物館の別館があります。
エノラゲイの銀色の巨体の元に旧日本軍の戦闘機も展示されています。靖国神社の遊就館で桜花などいくつか日本軍機を見ましたが、夜間戦闘機「月光」、特別攻撃機「桜花」、複座戦闘機「屠龍」、水上機「晴嵐」、局地戦闘機「紫電改」これだけの戦闘機を1度に見られる場所は日本にもないと思います。ただ・・・高い位置に誇示するように展示されたエノラゲイが日本の戦闘機に覆いかぶさるような形で床に並べられていました・・・私たち敗戦国の展示品とはいえ屈辱的に感じる日本人は私だけではないように思います。
こちらスティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センターはワシントン中心からメトロとバスを乗り継いでいくため、決して交通の便はよくありません。まず最初に交通アクセスを記しておきます。
ワシントンDCへ行く際には(ダレス国際空港でトランジットの場合にも)ぜひ寄ってみてください。
オススメです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- デルタ航空
PR
-
まずは交通アクセスから。
ワシントンDCのメトロ、シルバーラインで
ヴァージニア側の終点Wiehle-Reaston East Stationまで行きます。
(ダレス国際空港もこちらの駅までメトロで行き、ここから直通バスが出ています。) -
メトロの値段は平日のラッシュ時か週末の閑散時かで違います。
これがなかなかめんどくさい・・・・
例えば、今回は1人6ドル90セント。7ドルと表示して10セント
値段を下げるという作業をして、カードに金額をチャージ。 -
値段表。
ラッシュ時と週末は値段が違うので注意! -
ホワイトハウス近くの地下鉄駅からだと終点のシルバーライン終点のWiehle-Reston Eastまで約40分~50分かかります。
足元に、バス乗り場こっちという案内があります。 -
983のバスに乗りたい。
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地下鉄駅からきれいな歩道橋を通って・・
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建設中の複合ビル。
この建物を左に見ながら、バス乗り場を目指します。 -
このよくわからない水着を着た白人女性の置物がバス乗り場の目印。
エスカレーターで地下へ。 -
983番がダレス国際空港&
スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター行き。 -
時刻表は空港などにおいてありました。
スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター行きのバス午前中であれば1時間に3本ほど出ています。 -
エスカレーターで地下に降りたところにバスターミナルがあります。
983番のバスがちょうどありました。 -
バスはほとんど貸切。
メトロに比べると路線バスはとてもきれいで快適!
2人で3ドル50セント。
路線バスに45分ほど乗って1人200円程度。
かなりお安い!
おつりはもらえないので、1ドル札やクオーターコインは
多めに持参しましょ! -
ダレス国際空港の次が終点の
スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター。スティーブン F ウドバー ハジー センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
無事に到着。
Wiehle-Reston East駅から高速を通って約45分ほどでした。
終点一つ手前のダレス国際空港からは12〜15分ほどで到着です。スティーブン F ウドバー ハジー センター 博物館・美術館・ギャラリー
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巨大な飛行機格納庫という感じです。
写真では伝わらないと思いますがかなり大きな建物です。 -
オープンは10時ですが、9時50分には中に
入ることができました。
アメリカ、時間にはゆる〜い感じです。スティーブン F ウドバー ハジー センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
所持品検査を終えたあと、まずはロッカーにスーツケースを
預けに行く。
ここでトラブル!ちゃんとロッカーの大きさもを事前に調べて
おいたにも関わらず、高さ(29インチ)は大丈夫だったけど
幅があと2センチ足りず、スーツケースをロッカーに収納する
ことができませんでした〜。
結局、ず〜っとスーツケースを持ち歩いて見学する羽目に。
ワシントンDCがテロの脅威にさらされている中、大きなスーツケースを
引きずって見学する姿をみな怪訝そうな顔で見てました。
このロッカー、25セントコインを入れて鍵を抜きます。
開錠時に25セントは戻ってくる仕組み。 -
さあ、見学開始です!
大きな戦闘機がずら〜り!
この格納庫の大きさ、
わかってもらえるかな。 -
まずは、建物の中心にどーんとSR71A。
通称ブラックバード。
ロッキード社が開発したアメリカ空軍の
超音速、高高度戦略偵察機。 -
おっおおきい・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/SR-71_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F) -
次は、汎用ヘリコプターBELL UH-1H。
通称イロコイ。
アメリカ陸軍に採用され、ベトナム戦争などで
活躍。 -
ベトナム戦争の映画でよくみかけますね。
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そして、映画「トップガン」でおなじみ
F-14D
トムキャットくん!! -
ちなみにトップガンとはアメリカ海軍戦闘機兵器学校のことです。
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ダイナマイトを抱えるFELIX
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トムクルーズ演じるエリート海軍パイロット・・・
今見ても色あせないCOOLな映画だわ。 -
そうそう、トムクルーズはこんなの着てましたね。
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ノースアメリカン社
F86A
通称、セイバー。 -
セイバーは朝鮮戦争で活躍。
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そのとなりには、ソビエトのミグ戦闘機。
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アメリカ軍のセイバーにそっくり・・・
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日本の第二次世界大戦時の武器展示コーナーもありました。
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アメリカ軍だけでなく、
各国の戦闘機も展示されています。
メッサーシュミット Me163 コメート -
ドイツ空軍が開発した航空機史上唯一の実用ロケット推進戦闘機。
「コメート」とはドイツ語で彗星(コメット)の意。 -
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そして、旧日本軍の特攻機、「桜花」
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こちらは、このような攻撃を行います↓
小さな翼、飛行機というより飛ぶ爆弾そのもの。
https://www.youtube.com/watch?v=uSEzyWua4a0
こちらは靖国神社の遊就館で実物を見ることができます。 -
夜間偵察機、JINI-S
「月光」
NAKAJIMAは現在のスバル。富士重工業ですね。 -
緑のボディに日の丸
日本軍らしいカラーです。 -
震電(しんでん)は第二次世界大戦末期に日本海軍が試作した局地戦闘機である。前翼型の独特な機体形状を持つ、最高速度400ノット(約740km/h)以上の高速戦闘機の計画で、1945年(昭和20年)6月に試作機が完成、同年8月に試験飛行を行い終戦を迎えた。略符号はJ7W1。
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桜花
桜花(おうか)は、日本海軍が太平洋戦争中に開発した特殊滑空機。特攻兵器として開発されました。
機首部に大型の徹甲爆弾を搭載した小型の航空特攻兵器で、母機に吊るされて目標付近で分離し発射される。その後は搭乗員が誘導して目標に体当たりさせる。一一型では母機からの切り離し後に固体燃料ロケットを作動させて加速、ロケットの停止後は加速の勢いで滑空して敵の防空網を突破、敵艦に体当たりを行うよう設計されていたが、航続距離が短く母機を目標に接近させなくてはならないため犠牲は大きいです。 -
すみません、ここからは説明文をお読みください。
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そして・・・
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エノラゲイです。
エノラ・ゲイ(Enola Gay)は、太平洋戦争末期に運用されたアメリカ陸軍航空軍第509混成部隊第393爆撃戦隊所属のB-29の機名。B-29の中で原爆投下用の改造(シルバープレート形態)が施された15機の内の1機である。ビクターナンバー82、機体番号44-86292号機。 -
1945年7月6日にはアメリカ本土からテニアン島へ到着し、その日のうちに原爆を搭載するため、爆弾倉の改造が行われている。
配属当初、ビクターナンバー「12」が割り当てられたが、所属部隊を表す垂直尾翼のマーキングを特殊作戦機と悟られないよう、通常爆撃戦隊である「第6爆撃隊」表示である大型円中心にRへと変更したため、誤認防止のため「82」へ変更された。初期は特殊任務機表示である大型円中心に左向きの矢印である。なお、原子爆弾投下に関する作戦任務終了後の1945年8月中には、テニアン島北飛行場に於いてビクターナンバーは「82」のままで垂直尾翼のマーキングだけを元に戻している。
エノラ・ゲイは8回の訓練ののち、神戸・名古屋へのパンプキン爆弾を使用した爆撃を行った。7月31日には、テニアン沖にて、原爆投下のリハーサルを行い、「模擬リトルボーイ」を投下する。
機体名称の由来は、機長であるティベッツ大佐の母親、エノラ・ゲイ・ティベッツ(Enola Gay Tibbets)からとられたものである。
wikiからの引用です。 -
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1995年国立航空宇宙博物館側が原爆被害や歴史的背景も含めて、レストア中のエノラ・ゲイの展示を計画した。この情報が伝わると、アメリカ退役軍人団体などから抗議の強い圧力がかけられ、その結果、展示は原爆被害や歴史的背景を省くこととなり規模が縮小された。この一連の騒動の責任を取り、館長は辞任した。
その後、レストアが完了し、スミソニアン航空宇宙博物館の別館となるスティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター(ワシントン・ダレス国際空港近郊に位置)が完成したことにより現在はその中で公開されている。重要な常用展示機体であり、その歴史的背景から破壊行為などが行われないよう、複数の監視モニターにて監視され、不用意に機体に近づく不審者に対しては監視カメラが自動追尾し同時に警報が発生するシステムを採用。2005年には映像解析装置も組み込まれるなど、厳重な管理の元で公開されている。
前述したような事態が繰り返されるのを避ける目的で原爆被害や歴史的背景は一切説明されていないために、その展示方法には批判的な意見も存在する。 -
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フランスのコンコルド
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スペースシャトル
ディスカバリー -
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戦闘機修理工場が隣接しています。
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300以上の弾丸跡がある機体。
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エノラゲイがお土産のマグカップになってる・・・
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ミュージアムショップの隣にマクドナルドあり。
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バスを待つ間、小腹を満たす。
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車がないと不便な場所にありますがダレス空港からは路線バスで15分でした。トランジットの場合でも4~5時間あれば十分観光可能と思います。エノラゲイだけでなく世界各国の戦闘機、ヘリコプター、旅客機を見ることができます。機会があればぜひ足を伸ばしてみてください。
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この旅行記へのコメント (1)
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- capriさん 2016/12/13 11:41:57
- ウドヴァー・ヘイジーセンターは
- スミソニアン本館と共にとても行きたい場所の一つなんです。
桜子さん、飛行機について詳しいですね。
乗り物大好きに私にはとてもタメになります。
実は休暇申請はこれからですが、
来年の4月にシカゴ、NYC、DCへ一人旅を企図しています。
現在は往復のエアーとホテル予約のみしております。
行くコトが決まりましたら、ご教示願いたい点が多々あります。
少し早いですが、
Merry Christmas and A Happy New year!
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