2015/11/21 - 2015/11/21
3位(同エリア14件中)
ハンクさん
メキシコ、ケレタロ滞在中の週末、この国に駐在する同僚がチャーターしてくれた車で、昨日のグアナファトに続き、ユネスコ世界遺産のモレーリア市を訪れた。ケレタロから南西に約2時間、途中大きな湖の真ん中を突っ切る土手の上を走っていくと、人口約75万人のメキシコ最古のコロニアル都市モレーリアに到着する。
16世紀にスペイン人はこの地にあったタラスコ王国を征服し、1541年に市の建設を始めた。街の中心部は赤みを帯びた石材で作られ、古都の風情がほぼ完全な形で残されている。市の象徴、カテドラルは1640年から100年以上の歳月を費やして建設された。内部の装飾は重厚かつ華麗で一見に値する。また州庁舎、イエズス会が建造したクラベヒロ宮殿など歴史的な建築物が落ち着いた街並みを形成しており、中世スペインにタイムスリップしたような錯覚に襲われてしまう。それにしてもこの中央高地にケレタロ、グアナファト、サンミゲル・デ・アジェンデなどスペイン人の建設した都市が、ほぼ原形を留めていることに驚かされる。また市の東部には、18世紀に建造されたローマ風水道橋が残されている。ケレタロで見られる水道橋ほどの高さはないが、延長は1.6kmとこちらの方が長い。
メキシコ独立運動の英雄モレーロスは、1765年この街で生まれた。メキシコ独立の父ミゲル・イダルゴ神父はこの街のサンニコラス大学で教壇に立ち、モレーロスは彼の教えを受けた。そして1828年、この街は彼の名にちなんでモレーリアと改名された。
更に同僚の勧めで、モレーリアから30分ほど西に行ったパクツアロ湖に浮かぶハニッツィオ島を訪れることにした。この島はもともと先住民のタラスコ人が居住しており、独特の網を使った漁法で湖の白魚などを捕獲して名物料理となっている。しかし湖は富栄養化による汚染が進んでおり、茶色に濁った湖水の透明度はほとんどゼロ、湖面にはホテイアオイが繁茂している。技術屋の性で、近くにある排水処理場を覗いてみたが、とても適切な処理がされているとは言い難い。昼食に魚料理を勧められたが、この排水処理場を見た後では食欲は進まなかった。
島中央部の高台には英雄モレーロスの巨大な像が建っており、内部の螺旋階段を登ると展望台から島と湖を一望することができる。しかし、高地にあることから急な階段を登った上に、この螺旋階段を登ることはかなりキツイ。息を切らせながら何とか展望台に辿り着いた。おかげで帰りの車中ではほとんど爆睡、途中渋滞にはまり予定時間を大幅に遅れてケレタロのホテルに帰着した。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
-
イチオシ
モレーリアのシンボル、カテドラルのファサード
-
カテドラルの側面、重厚な石造りだ
-
カテドラルの入り口
-
カテドラルの内部、銀色に輝く聖像
-
ドームの内側も素晴らしい装飾
-
カテドラルの内部
-
カテドラルの内部
-
旧市街の街並み
-
旧市街のカフェテリア
-
ユネスコ世界遺産の登録証
-
落ち着いた旧市街の街並み
-
カテドラルの向かいの州庁舎
-
カテドラルの広場に面するホテル ミッション カテドラル
-
旧市街の街並み
-
カテドラル広場前の風景
-
イエズス会が建造したクラベヒロ宮殿
-
クラベヒロ宮殿のパティオ、アルハンブラ宮殿を思い出す
-
右がメキシコ独立運動の英雄モレーロス
-
市の東部にある水道橋
-
市の東部にある水道橋
-
水道橋横のビジャロンヒン広場
-
民族衣装を着たモデルたち
-
パクツアロ湖に浮かぶハニッツィオ島の遠景
-
湖でとれた白魚を油であげた名物料理
-
パクツアロ湖に浮かぶハニッツィオ島に渡る船上のバンダ
-
ハニッツィオ島の丘の上にモレーロスの像が見える
-
ホテイアオイが繁茂するパクツアロ湖、富栄養化が進んで透明度はゼロ
-
ハニッツィオ島の風景
-
ハニッツィオ島のから湖を見下ろす
-
巨大なモレーロスの像
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30