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旅の四日目は、青森駅から日本海側を走り抜け、新潟へと向かう。<br /><br />立ち寄るのは、列車の時間待ちのある酒田のみ。<br />あとは、ずっと列車の旅だ。<br />長旅だったが、列車の車窓から見た日本海に沈む夕日に癒された。<br /><br />最後の宿泊地新潟では、美味しい料理とお酒に舌鼓。<br />そして、旅の最終日は、上越国境を越えてゴールへ。<br /><br />列車に乗り続けた長い旅だったけど、これはこれで楽しい旅だったな。

最北の酒蔵へ【3】~日本海に沈む夕日と越後の美酒~

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2015/09/22 - 2015/09/23

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旅行記グループ 最北の酒蔵へ

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旅猫

旅猫さん

旅の四日目は、青森駅から日本海側を走り抜け、新潟へと向かう。

立ち寄るのは、列車の時間待ちのある酒田のみ。
あとは、ずっと列車の旅だ。
長旅だったが、列車の車窓から見た日本海に沈む夕日に癒された。

最後の宿泊地新潟では、美味しい料理とお酒に舌鼓。
そして、旅の最終日は、上越国境を越えてゴールへ。

列車に乗り続けた長い旅だったけど、これはこれで楽しい旅だったな。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 夜行急行『はまなす』は、6:19に青森駅に到着。<br />ホームに降りると、少し涼しい感じだった。

    夜行急行『はまなす』は、6:19に青森駅に到着。
    ホームに降りると、少し涼しい感じだった。

    青森駅

  • ほとんどの人が、すぐに発車する新青森行きの普通列車や、その後に出る大館行などに乗り換えて行ったが、こちらはのんびりと改札へ。<br />急ぐ旅でも無いので、街に出て、駅近くの温泉へと向かう。<br />夜行列車を降りたら、まずは朝風呂でしょ。<br />ということで、『青森まちなかおんせん』でまったり。<br />ここは、ナトリウム-塩化物泉で泉温45.1度の立派な天然温泉。<br />市の中心部にありながら、露天風呂まであるのだ。<br />しかも420円という銭湯並みのお値段なのでありがたい。

    ほとんどの人が、すぐに発車する新青森行きの普通列車や、その後に出る大館行などに乗り換えて行ったが、こちらはのんびりと改札へ。
    急ぐ旅でも無いので、街に出て、駅近くの温泉へと向かう。
    夜行列車を降りたら、まずは朝風呂でしょ。
    ということで、『青森まちなかおんせん』でまったり。
    ここは、ナトリウム-塩化物泉で泉温45.1度の立派な天然温泉。
    市の中心部にありながら、露天風呂まであるのだ。
    しかも420円という銭湯並みのお値段なのでありがたい。

    青森まちなかおんせん 温泉

  • 朝風呂をいただいてさっぱり。<br />気持ち良い、朝の青森の街を駅へと戻る。<br />駅前商店街にある老舗の青森グランドホテルの前を通ると、何と、閉館していた。<br />調べてみると、去年の8月31日で営業を終えていたようだ。<br />泊まったこともあるホテルなので寂いしい限り。

    朝風呂をいただいてさっぱり。
    気持ち良い、朝の青森の街を駅へと戻る。
    駅前商店街にある老舗の青森グランドホテルの前を通ると、何と、閉館していた。
    調べてみると、去年の8月31日で営業を終えていたようだ。
    泊まったこともあるホテルなので寂いしい限り。

    青森グランドホテル 宿・ホテル

  • 駅へと戻り、朝食を。<br />入ったのは、駅にある『そば処八甲田』。<br />たぬきそば(340円)を注文。<br />ちょっと太めの田舎蕎麦のような感じだった。

    駅へと戻り、朝食を。
    入ったのは、駅にある『そば処八甲田』。
    たぬきそば(340円)を注文。
    ちょっと太めの田舎蕎麦のような感じだった。

  • 今日まず乗るのは、8:10発の臨時快速『リゾートしらかみ2号』。<br />ホームへ向かうと、すでに列車は入線していた。<br />隣には、『リゾートあすなろ』の姿も。

    今日まず乗るのは、8:10発の臨時快速『リゾートしらかみ2号』。
    ホームへ向かうと、すでに列車は入線していた。
    隣には、『リゾートあすなろ』の姿も。

  • 定刻に青森駅を発車した『リゾートしらかみ2号』は、秋色の田園地帯を走っていく。<br />弘前駅が近づいてくると、車窓には名峰岩木山が薄らと見えてきた。

    定刻に青森駅を発車した『リゾートしらかみ2号』は、秋色の田園地帯を走っていく。
    弘前駅が近づいてくると、車窓には名峰岩木山が薄らと見えてきた。

  • 弘前駅には、8:46に到着。<br />今回は、五能線には乗らないので、残念だがここで下車。<br />乗り換えたのは、9:02発の季節運転の大館行普通列車。<br />懐かしい大鰐温泉駅や陣場駅などを通り、終点の大館駅へ。<br />大館駅からは、10:04発の秋田行に乗り換えて秋田駅へと向かった。

    弘前駅には、8:46に到着。
    今回は、五能線には乗らないので、残念だがここで下車。
    乗り換えたのは、9:02発の季節運転の大館行普通列車。
    懐かしい大鰐温泉駅や陣場駅などを通り、終点の大館駅へ。
    大館駅からは、10:04発の秋田行に乗り換えて秋田駅へと向かった。

    弘前駅

  • 秋田駅からは、12:08発の羽越本線の酒田行普通列車に乗車。<br />それにしても、この日も、弘前駅からずっと乗り続けている人たちがたくさんいてびっくり。<br />熟年夫婦や女性同士、一人旅の人など、年齢も性別もバラバラ。<br />普通列車で旅をする人がこんなに多いとは。<br /><br />海側の車窓を眺めていると、向かい側の席の人が「鳥海山だ」と呟いた。<br />後ろを振り返り見てみると、黄金色の田んぼの向こうに、山頂を雲に隠した鳥海山の裾野が。<br />この山も、大好きな山のひとつだ。

    秋田駅からは、12:08発の羽越本線の酒田行普通列車に乗車。
    それにしても、この日も、弘前駅からずっと乗り続けている人たちがたくさんいてびっくり。
    熟年夫婦や女性同士、一人旅の人など、年齢も性別もバラバラ。
    普通列車で旅をする人がこんなに多いとは。

    海側の車窓を眺めていると、向かい側の席の人が「鳥海山だ」と呟いた。
    後ろを振り返り見てみると、黄金色の田んぼの向こうに、山頂を雲に隠した鳥海山の裾野が。
    この山も、大好きな山のひとつだ。

  • 青森駅から乗り続けること5時間45分で酒田駅に到着した。<br />酒田駅に降り立つのは、ずいぶんと久しぶりのことだな。<br />駅舎も変わっていないようで。<br />今年は、開業100周年なんだ。<br />酒田駅では、2時間余りの待ち時間があるので、ここでお昼を食べることにした。<br />駅にあった観光案内所で尋ねると、14時でほとんどの店が終わってしまうとのこと。<br />時計を見れば、ちょうど14時になるところだった。。。<br />それでも、一軒のラーメン屋さんを教えていただいた。<br />

    青森駅から乗り続けること5時間45分で酒田駅に到着した。
    酒田駅に降り立つのは、ずいぶんと久しぶりのことだな。
    駅舎も変わっていないようで。
    今年は、開業100周年なんだ。
    酒田駅では、2時間余りの待ち時間があるので、ここでお昼を食べることにした。
    駅にあった観光案内所で尋ねると、14時でほとんどの店が終わってしまうとのこと。
    時計を見れば、ちょうど14時になるところだった。。。
    それでも、一軒のラーメン屋さんを教えていただいた。

    酒田駅

  • そのお店は、酒田駅を地下道で潜った反対側にあった。<br />入って席に着いたが、注文を取りに来る気配もなし。<br />声を掛けて醤油ラーメンと餃子を注文。<br />しばらくして出てきたラーメンは、細麺でちょっと濃い目の味だった。<br />お冷をお願いすると、「あそこにあります」と素っ気ない返事。<br />セルフサービスなら、最初に言って欲しいね。<br />それに、客が一人だけなのだから、持って来てくれてもいいような。

    そのお店は、酒田駅を地下道で潜った反対側にあった。
    入って席に着いたが、注文を取りに来る気配もなし。
    声を掛けて醤油ラーメンと餃子を注文。
    しばらくして出てきたラーメンは、細麺でちょっと濃い目の味だった。
    お冷をお願いすると、「あそこにあります」と素っ気ない返事。
    セルフサービスなら、最初に言って欲しいね。
    それに、客が一人だけなのだから、持って来てくれてもいいような。

    味好 駅東店 グルメ・レストラン

  • 遅れて出てきた焼き餃子。<br />こちらは、最近食べた餃子の中では、かなり好みなお味。<br />ラーメンとのギャップが大き過ぎるような。<br />思わず生ビールが欲しくなり頼んだら、缶ビールしかないとのこと。<br />さすがにそれはいらないなので断った。

    遅れて出てきた焼き餃子。
    こちらは、最近食べた餃子の中では、かなり好みなお味。
    ラーメンとのギャップが大き過ぎるような。
    思わず生ビールが欲しくなり頼んだら、缶ビールしかないとのこと。
    さすがにそれはいらないなので断った。

  • 駅へと戻ると、まだ1時間ほど時間があった。<br />何かないかと観光案内所で探していると、歩いてすぐのところに本間美術館という施設があった。<br />良さそうなので、行ってみることに。<br />入館料は900円。<br />日本庭園のある本間家の別邸と写真の展示棟に入れるそうなので、まずは庭の方へ。

    駅へと戻ると、まだ1時間ほど時間があった。
    何かないかと観光案内所で探していると、歩いてすぐのところに本間美術館という施設があった。
    良さそうなので、行ってみることに。
    入館料は900円。
    日本庭園のある本間家の別邸と写真の展示棟に入れるそうなので、まずは庭の方へ。

    本間美術館 美術館・博物館

  • 小さいながらも趣のある日本庭園を歩くと、建物が見えてきた。<br />これが、文化10年(1813)に別荘として建てられた清遠閣だそうだ。<br />中も見学できるそうなので、入ってみることにした。

    小さいながらも趣のある日本庭園を歩くと、建物が見えてきた。
    これが、文化10年(1813)に別荘として建てられた清遠閣だそうだ。
    中も見学できるそうなので、入ってみることにした。

    本間美術館 (清遠閣) 美術館・博物館

    庄内藩主の領内巡検宿泊施設 by 旅猫さん
  • 1階には、庭を見ながらコーヒーなどが飲める喫茶室があった。<br />時間があれば、ここでのんびりするのもいいかも。

    1階には、庭を見ながらコーヒーなどが飲める喫茶室があった。
    時間があれば、ここでのんびりするのもいいかも。

    本間美術館 喫茶室 グルメ・レストラン

  • 2階へ上る檜の重厚な階段。<br />大正時代に2階が増築された際に造られたものだそうだが、まったく軋まず驚いた。

    2階へ上る檜の重厚な階段。
    大正時代に2階が増築された際に造られたものだそうだが、まったく軋まず驚いた。

  • 階段脇のこの部分は、何と手彫りだそうだ。<br />樹皮を組んだように見えたが、手彫りとは!

    階段脇のこの部分は、何と手彫りだそうだ。
    樹皮を組んだように見えたが、手彫りとは!

  • さらに、上を見上げれば、梅の透かし彫りも。<br />陽が差し込むと、白い壁に影が映るように飾られているとのこと。<br />曲線を描いた天井もかなり凝っていた。

    さらに、上を見上げれば、梅の透かし彫りも。
    陽が差し込むと、白い壁に影が映るように飾られているとのこと。
    曲線を描いた天井もかなり凝っていた。

  • 階段を上り切ると、畳に影が。<br />これもまた何とも言えず美しい。

    階段を上り切ると、畳に影が。
    これもまた何とも言えず美しい。

  • 2階からは、窓越しに庭園が望めた。<br />窓に嵌められているガラスは、貴重な手漉きガラスだ。

    2階からは、窓越しに庭園が望めた。
    窓に嵌められているガラスは、貴重な手漉きガラスだ。

  • 窓の隙間から、庭園を覗いてみる。<br />なかなか風情のあるお庭だな。

    窓の隙間から、庭園を覗いてみる。
    なかなか風情のあるお庭だな。

  • その庭園を歩いて展示棟へ。<br />木橋も掛かっているこの庭は、鶴舞園と呼ばれているそうだ。<br />この別荘は、庄内藩主が領内を巡視する際の宿泊所にも使われたそうだ。<br />この庭も、庄内藩のお殿様が眺めたのだろうな。

    その庭園を歩いて展示棟へ。
    木橋も掛かっているこの庭は、鶴舞園と呼ばれているそうだ。
    この別荘は、庄内藩主が領内を巡視する際の宿泊所にも使われたそうだ。
    この庭も、庄内藩のお殿様が眺めたのだろうな。

    本間美術館庭園(鶴舞園) 美術館・博物館

  • 本間美術館を見学した後、酒田駅へと戻り、16:11発の臨時快速『きらきら うえつ』号に乗り新潟駅へと向かう。<br />車掌さんは、小柄な体に白い制服が似合う女性にの方だった。

    本間美術館を見学した後、酒田駅へと戻り、16:11発の臨時快速『きらきら うえつ』号に乗り新潟駅へと向かう。
    車掌さんは、小柄な体に白い制服が似合う女性にの方だった。

    きらきら うえつ 乗り物

  • 列車は4両編成で、2号車はラウンジカーだった。<br />この席は、売店で飲食物を購入した場合、約40分利用できるらしい。

    列車は4両編成で、2号車はラウンジカーだった。
    この席は、売店で飲食物を購入した場合、約40分利用できるらしい。

  • 席は一号車。<br />車窓には、庄内平野の田園風景が広がっていた。

    席は一号車。
    車窓には、庄内平野の田園風景が広がっていた。

  • そして、あつみ温泉駅の辺りから、車窓には日本海と夕日の競演が。<br />海の向こうに見える島影は、粟島だな。

    そして、あつみ温泉駅の辺りから、車窓には日本海と夕日の競演が。
    海の向こうに見える島影は、粟島だな。

  • 天気も良く、夕日も綺麗だ。<br />列車に乗りながら、海に沈む行く夕日を眺められるなんて最高だね。

    天気も良く、夕日も綺麗だ。
    列車に乗りながら、海に沈む行く夕日を眺められるなんて最高だね。

  • ちょうど、景勝地笹川流れに差し掛かった。<br />これまで、昼間の景色だけだったが、日没の時間もなかなか。

    ちょうど、景勝地笹川流れに差し掛かった。
    これまで、昼間の景色だけだったが、日没の時間もなかなか。

  • 桑川駅を過ぎたころ、太陽は日本海へと沈んでいった。

    桑川駅を過ぎたころ、太陽は日本海へと沈んでいった。

  • 『きらきら うえつ』は、途中、少し遅れながら越後路へと入っていく。<br />席のある1号車には展望スペースもあり、流れゆく景色も観られた。

    『きらきら うえつ』は、途中、少し遅れながら越後路へと入っていく。
    席のある1号車には展望スペースもあり、流れゆく景色も観られた。

  • 新発田駅を過ぎ、白新線へと入ったころには外は暗くなり、<br />終着の新潟駅には18:32に到着した。

    新発田駅を過ぎ、白新線へと入ったころには外は暗くなり、
    終着の新潟駅には18:32に到着した。

    新潟駅

  • 今宵の宿は、駅直結の『ホテルメッツ新潟』。<br />最終日なので、ちょっと奮発したのだ。<br />とは言え、7,300円などで高級とまではいかないが。

    今宵の宿は、駅直結の『ホテルメッツ新潟』。
    最終日なので、ちょっと奮発したのだ。
    とは言え、7,300円などで高級とまではいかないが。

    JR東日本ホテルメッツ新潟 宿・ホテル

  • 荷物を置いて、早速、晩酌へ。<br />フロントで、地酒が法との情報を得、ホテル階下の居酒屋『魚沼釜蔵』へ。<br />なかなか雰囲気の良さそうな店だった。

    荷物を置いて、早速、晩酌へ。
    フロントで、地酒が法との情報を得、ホテル階下の居酒屋『魚沼釜蔵』へ。
    なかなか雰囲気の良さそうな店だった。

    魚沼釜蔵 ぽんしゅ館 グルメ・レストラン

  • 少し待って、カウンター席へ通された。<br />まずは、『新潟限定ビイル風味爽快ニシテ』をいただく。<br />これがあるということは、サッポロビールとの提携店だな。<br />ということは、料理も旨いということだ。

    少し待って、カウンター席へ通された。
    まずは、『新潟限定ビイル風味爽快ニシテ』をいただく。
    これがあるということは、サッポロビールとの提携店だな。
    ということは、料理も旨いということだ。

  • つまみは、越後の名物『栃尾揚げ』のハーフ。<br />かなり大きめというのでハーフにしたが、思ったよりも小さかった。<br />以前、やはり新潟駅前で入った割烹料理屋で出てきたのが巨大だったので、ちょっと警戒したのがよくなかったな。

    つまみは、越後の名物『栃尾揚げ』のハーフ。
    かなり大きめというのでハーフにしたが、思ったよりも小さかった。
    以前、やはり新潟駅前で入った割烹料理屋で出てきたのが巨大だったので、ちょっと警戒したのがよくなかったな。

  • こちらは、『八色しいたけ、雪国まいたけ、魚沼きのこの醤油バター』というもの。<br />越後産のきのこの煮物と言ったところか。<br />これはなかなか美味しかったな。

    こちらは、『八色しいたけ、雪国まいたけ、魚沼きのこの醤油バター』というもの。
    越後産のきのこの煮物と言ったところか。
    これはなかなか美味しかったな。

  • ビールのあとは、やはりお酒。<br />米どころでお酒どころである越後。<br />すっきりとした味わいのお酒が多く、あまり日頃は飲まないのだが、<br />旅先では、やはり地元のお酒を飲まないとね。<br />頼んだのは、新潟駅からほど近い酒蔵『今代司酒造』の純米酒。<br />こちらの蔵元は、以前立ち寄らせていただいたことがあり、懐かしかった。

    ビールのあとは、やはりお酒。
    米どころでお酒どころである越後。
    すっきりとした味わいのお酒が多く、あまり日頃は飲まないのだが、
    旅先では、やはり地元のお酒を飲まないとね。
    頼んだのは、新潟駅からほど近い酒蔵『今代司酒造』の純米酒。
    こちらの蔵元は、以前立ち寄らせていただいたことがあり、懐かしかった。

  • 合わせたのは、『新潟地鶏もも塩麹炙り焼き』。<br />値段の割には、あまりにも量が少なくてがっかり。<br />でも、お味は良かった。

    合わせたのは、『新潟地鶏もも塩麹炙り焼き』。
    値段の割には、あまりにも量が少なくてがっかり。
    でも、お味は良かった。

  • 料理も美味しいし、新潟の地酒が90種類以上あり、さらに季節のお酒が10種類ほどあるので良いのだが、ちょっとお値段が高く、長居はかなわず切り上げることにした。<br />〆には、南魚沼大沢産こししかりのご飯と味噌汁を。<br />美味しかったな。

    料理も美味しいし、新潟の地酒が90種類以上あり、さらに季節のお酒が10種類ほどあるので良いのだが、ちょっとお値段が高く、長居はかなわず切り上げることにした。
    〆には、南魚沼大沢産こししかりのご飯と味噌汁を。
    美味しかったな。

  • 明ければ、旅も最終日。<br />今日も晴れるみたいだな。<br />まずは、6:46発の信越本線の長岡行き普通列車に乗車。<br />車両は、懐かしい色合いだった。

    明ければ、旅も最終日。
    今日も晴れるみたいだな。
    まずは、6:46発の信越本線の長岡行き普通列車に乗車。
    車両は、懐かしい色合いだった。

    新潟駅

  • 列車は越後平野を駆け抜けていく。<br />遠くには、薄らと弥彦山(左)と角田山の姿も。<br />弥彦山も、また訪れたいものだ。

    列車は越後平野を駆け抜けていく。
    遠くには、薄らと弥彦山(左)と角田山の姿も。
    弥彦山も、また訪れたいものだ。

  • 長岡駅には、8:02に到着。<br />ここで、8:34発の上越線の水上行き普通列車に乗り換える。<br />最近は、どこへ行ってもステンレスやアルミの車両が多くなったが、<br />この上越線では、まだまだ国鉄時代の旅情あふれる車両が健在だ。<br />ボックスシートに身を委ねれば、旅気分は最高。

    長岡駅には、8:02に到着。
    ここで、8:34発の上越線の水上行き普通列車に乗り換える。
    最近は、どこへ行ってもステンレスやアルミの車両が多くなったが、
    この上越線では、まだまだ国鉄時代の旅情あふれる車両が健在だ。
    ボックスシートに身を委ねれば、旅気分は最高。

    長岡駅

  • 沿線は日本でも有数の穀倉地帯。<br />かの有名な南魚沼産のこしひかりが獲れるのも、この沿線だ。<br />そろそろ収穫の季節。<br />今年も、美味しいお米ができたかな。

    沿線は日本でも有数の穀倉地帯。
    かの有名な南魚沼産のこしひかりが獲れるのも、この沿線だ。
    そろそろ収穫の季節。
    今年も、美味しいお米ができたかな。

  • 混むかなと思っていた越後湯沢駅でもほとんど乗客は増えず、列車は上越国境へと向かう。<br />土樽駅を過ぎ、鉄橋を渡れば国境の長いトンネルだ。

    混むかなと思っていた越後湯沢駅でもほとんど乗客は増えず、列車は上越国境へと向かう。
    土樽駅を過ぎ、鉄橋を渡れば国境の長いトンネルだ。

  • 二ヶ月前に訪れた土合駅を過ぎると、上越線名物のループへ。<br />ぐるりと回って高度を下げて行くと、眼下には、これから停まる湯檜曽駅が見えた。

    二ヶ月前に訪れた土合駅を過ぎると、上越線名物のループへ。
    ぐるりと回って高度を下げて行くと、眼下には、これから停まる湯檜曽駅が見えた。

    湯檜曽駅

  • 着いた水上駅は大混雑。<br />これは座れないかなと思ったが、運良く席にありつけた。<br />10:35発の列車に乗り換え、高崎駅へ。<br />ここまで来ると、もう日常の感覚になって来るな。<br />高崎駅からの11:48発の熱海行きの列車は、もう毎日お世話になっている通勤電車。<br />旅気分が急速に失われ、疲労感も出てきて、あとは地元の駅まで寝るだけだ。<br /><br />安い切符で最北の蔵元を訪ねる4泊5日の旅もこれで終わり。<br />列車に乗ってばかりのようだったけど、結構楽しかったなと。<br />増毛の街は良かったし、天気もずっと良かったし。<br />いつか、普通列車だけで、日本を一周するのもいいかな。

    着いた水上駅は大混雑。
    これは座れないかなと思ったが、運良く席にありつけた。
    10:35発の列車に乗り換え、高崎駅へ。
    ここまで来ると、もう日常の感覚になって来るな。
    高崎駅からの11:48発の熱海行きの列車は、もう毎日お世話になっている通勤電車。
    旅気分が急速に失われ、疲労感も出てきて、あとは地元の駅まで寝るだけだ。

    安い切符で最北の蔵元を訪ねる4泊5日の旅もこれで終わり。
    列車に乗ってばかりのようだったけど、結構楽しかったなと。
    増毛の街は良かったし、天気もずっと良かったし。
    いつか、普通列車だけで、日本を一周するのもいいかな。

    高崎駅

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この旅行記へのコメント (12)

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  • rupannさん 2015/11/09 23:17:25
    普通列車に揺られて日本一周
    18切符旅を始めた頃、真剣に考えて諦めましたねぇ

    旅猫さん、こんばんわ〜

    ひたすら列車に揺られて 地酒と旨い肴〜いいすねぇ

    越後の名物『栃尾揚げ』のハーフ〜気になる〜〜〜

    もう 紅葉ですねぇ
    私の旅行記は追いついてないけど(^^ゞ

    by rupann♪

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2015/11/12 18:53:40
    RE: 普通列車に揺られて日本一周
    rupannさん、こんばんは〜

    いつもありがとうございます。

    計画したことがあるのですか!
    恐ろしく休みがないと無理ですよね。
    新幹線と特急を乗り継いでも、かなり日数が必要ですからね。
    でも、いつかやってみたいです。

    旅の楽しみは、地酒を飲みながらまったりですね。
    つまみも美味しければ最高です。

    『栃尾揚げ』のハーフ、今回の葉普通サイズでした。
    同じ新潟駅近くにある割烹居酒屋のは、ビッグサイズで驚きますよ!

    温泉が恋しい季節がやってきましたね(^^)
    旅猫
  • rokoさん 2015/10/25 22:10:27
    海に沈む夕日・・・
    旅猫さん  こんばんは

    今回は列車に乗り続けた長い旅を楽しまれたんですね。

    気になったところをゆっくり訪ね歩き、地元のお料理と美酒に酔い

    いつもながら、旅情を誘う素敵な旅ですね。

    車窓から眺めた夕日、どんなに心地よかったんかしらと思いながら見てました。
    昨日は琵琶湖に沈む夕日を眺めてましたが、それだけでも幸せ気分になりました(*^^*)

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2015/10/28 16:32:44
    RE: 海に沈む夕日・・・
    rokoさん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。

    久しぶりに、学生時代のような旅をしました。
    やってみると、結構面白かったですよ。
    ゆっくりと車窓が見られましたし。

    美味しいお酒も楽しめて、なかなか良い旅でした。

    日本海に沈む夕日を、列車に乗りながら楽しめたのは最高でした。
    天気も良くて、素晴らしい夕日でしたよ。

    琵琶湖に沈む夕日も、海のように綺麗でしょうね!

    旅猫
  • kodeyanさん 2015/10/23 07:10:20
    日本海の夕日が感動的美しさ
    旅猫さん こんにちは

    車窓から眺める夕日や朝陽ってなんともいえませんよね。
    日本海の夕日も素晴らしい。
    カップ酒片手にしみじみしたい光景です。

    酒蔵をめぐったり本間美術館との出会いがあったり
    やっぱり旅っていいですね。

    北海道&東日本パスは2007年に使っています。
    そのときはムーンライトえちごで新潟、新潟からフェリーで小樽へ。
    小樽からパスを使用開始して函館本線山線で函館、はまなすで青森、
    それから厳美渓と浄土平をまわり日光に寄って帰りました。
    使い方次第で無限の楽しみのあるパスですよね。

    ではでは☆彡

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2015/10/24 08:30:28
    RE: 日本海の夕日が感動的美しさ
    kodeyanさん、こんにちは。

    いつもありがとうございます。

    列車の中から観る夕日は最高ですよね。
    居ながらにして、刻々と変わる景色を眺めながらですからね。
    ひとつ所でじっと夕日を観るのは、なかなか間が持たないこともあり。
    景色も変わりませんからね。

    旅は、偶然の出会いが醍醐味ですね。
    予定にない、たまたま行った場所が良かったりすると楽しくなります。

    > 北海道&東日本パスは2007年に使っています。
    ずいぶん前に使ったのですね!
    ようやく長い休みが取れたので、今になって初使用です。
    でも、いろいろ使えそうなので、これから重宝したいのですが、
    『はまなす』の廃止で、この切符の運命もあと僅かのような気がしますね。
    この冬が最後かも。。。

    『ムーンライトえちご』も無くなってしまいましたね。
    新潟からフェリーで小樽ですか!
    函館からだと、真夜中に乗車したのですか?

    仙台往復だけでも元が取れるので、無理に数日使わなくても良いと考えれば、
    無限の可能性を秘めた素晴らしい切符ですね。
    何とか残してほしいものです。

    旅猫

    kodeyan

    kodeyanさん からの返信 2015/10/24 09:47:11
    RE:
    >函館からだと、真夜中に乗車したのですか?

    そうなんですよ。夜中の三時(笑)
    さすがに駅近のビジネスホテルを取り仮眠してから乗りました。

    このときは
    粋花亭 http://shikisuikatei.web.fc2.com/index.html
    が目的で函館に寄りました。
    旅猫さんの舌も満足させてくれるお店だと思いますよ。
    機会がありましたらぜひ^^

    ではでは☆彡

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2015/10/24 13:40:48
    RE: RE:
    早起きって感じですね(笑)
    冬にはできないな(^^;

    粋花亭ですか、知りませんでした。
    ちょっと高級感のあるお店ですね。
    もう少し、くだけた感じが好きなのですが、美味しそうです。

    函館に行く機会があれば、立ち寄ってみますね。
    旅猫
  • hot chocolateさん 2015/10/19 03:12:54
    のどかな列車の旅♪
    旅猫さま

    こんばんは〜
    前回お訪ねした時は、どうもポチだけだったようで・・・

    酒田の本間美術館とは、「本間さまには及びもないが、せめてなりたや殿様に」の、あの本間家の美術館ですか。
    すごいですよね、殿さまよりはるかに財力があったというのは。

    庄内平野の田園風景は、黄金色にこうべを垂れた稲が見事で、美味しいお米がとれるのでしょうね。
    車窓からは、日本海と夕日。
    時間はかかるとはいうものの、普通列車の旅は車窓からの景色も楽しめていいですね。
    最近は、何でも速い方がいいという風潮でしょうか、旅情が薄れてきているように思えます。

    「栃尾揚げ」も美味しそうだし、「八色しいたけ、雪国まいたけ、魚沼きのこの醤油バター」も健康に良さそうです。
    我が家の明日のおかずかな。

    hot chocolate

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2015/10/24 07:43:50
    RE: のどかな列車の旅♪
    hot chocoさん、こんにちは。

    いつもありがとうございます。

    そうです、あの本間家ですよ。
    今回訪れたのは、駅近くの別邸の方です。
    江戸時代は、商人の方が裕福でしたからね。

    庄内地方は、美味しいものがたくさんありますね。
    何と言っても、だだちゃ豆がいいです(笑)
    平野部の田園風景は、どの季節に訪れても美しいです。

    そして、日本海の景色。
    笹川流れなど、絶景が車窓を彩るので、好きな車窓風景の一つです。
    夕日の沈む時間は、本当に綺麗ですよ!

    > 最近は、何でも速い方がいいという風潮でしょうか、旅情が薄れてきているように思えます。
    そうですよね。
    もっと、旅はゆっくり楽しまないと。

    新潟も食材は豊富ですね。
    今回入ったお店は、新潟の食材とお酒にこだわっていてよかったです。
    新潟産の日本酒が100種類もあったのには驚きました。

    旅猫
  • spitfirebuzz90さん 2015/10/12 22:20:50
    留萌本線
    こんばんは spitfirebuzz90です。
    シルバーウィークに北海道へ行かれていたんですね。
    それも往復はまなすで。知らなかったのですが留萌
    本線の末端区間が廃線になるのですね。
    だいぶ昔ですが、NHKの朝ドラで舞台になった明日萌にも
    途中下車されていたんですね。
    留萌本戦も増毛も大学の卒業旅行で行きました。
    確か、駅から歩いて行ったところにあった銭湯に入りました。
    そして数年後、NHKの朝ドラの後に、SLが留萌本戦を走った際に
    SL乗車兼ての再訪をした思いが蘇りました。

    道中のリゾートみのりでの鳴子温泉、きらきら羽越での日本海の
    夕陽。さすがの旅猫さんと思いました。
    きらきら羽越は私も2年前に新潟→酒田に乗車してその後、リゾート
    しらかみ3本乗り継いで五能線走破の旅に出掛けた事も思い出しました。
    陸羽西線、東線は乗ったことがあるのですが、一度は鳴子温泉に行って
    みたいと思いながらも未だ実現出来ていません。

    今年の年末はトワイライトも北斗星も廃止された今、久ぶりにはやぶさ
    グランクラス&はまなすB寝台で札幌入りをする計画をしています。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2015/10/16 18:46:35
    RE: 留萌本線
    spitfirebuzz90さん、こんばんは。

    書き込みありがとうございます。

    私も旅から帰って来てから留萌本線のことを知り驚きました。
    噂は聴いていたのですが、こんなにも早く来るとは思いもよらず。
    運が良かったです。

    朝ドラは見ていないのですが、明日萌駅は何となく覚えていて降りてみました。
    増毛は良い街ですね。
    思ったよりも人が多いのには驚きましたが。

    ちょっとでも楽をしたいという思いがあり、つい指定席&リクライニングに頼ってしまいます(^^;
    特に、『きらきらうえつ』はかなりの距離を稼げるのでありがたい存在です。

    五能線は車窓の風景が素晴らしいですよね。
    不老ふ死温泉や青池に立ち寄りながらの旅を思い出します。

    鳴子温泉も良いですが、手前の東鳴子温泉も渋いですが素晴らしいです。
    山形県側の赤倉温泉もお勧めですよ。

    グランクラスとは凄いですね!
    グリーン車すらまともに乗ったことがないので、夢のまた夢です。
    私も、冬にもう一度はまなすで渡道することを考えていますが、取れるかどうか。。。

    旅猫

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