2015/08/11 - 2015/08/12
1位(同エリア1件中)
HaNaさん
スウェーデン4日目・1泊2日でダーラナ地方テルベリへ小旅行。
ストックホルムから電車で北に約3時間のダーラナ地方。
スウェーデンの人々にとっては心の故郷だそうです。
のどかな田園風景の中に、伝統的な赤い壁や木の家が点在し、遠い昔のスウェーデンが残っています。
まだ会社の仲良し同期と宿も決めず行き当たりばったりの旅をしていた頃、ガイドブックをパラパラめくって「明日どこ行く?」「ここいいよね!」「うん、ここにしよう!」と行ってみたら、景色も空気も綺麗な時間がゆっくり流れている村で。。。
すっかり気に入ってしまい1泊2日の予定がもう1泊してしまいました。
そんな大好きなテルべリへ!
それなのに…とっても素敵な場所なのにガイド
ブックからは削除されていました。なんで???
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ストックホルム9:45発 テルベリまで直通のムーラ行きインターシティで向かいます。
ムーラ行きはアーランダエクスプレスと同じ階のホームから出発。
スウェーデン国鉄(SJ)の乗り場は、行き先により階が分かれています。 -
こちらの黒い電車です。
かっこいい! -
ビストロ車両もくっついていました。
こっちもかっこいい! -
2等の車内。
出発の6日前にSJのHPからネット予約して235クローナ(約3500円)
キャンセル、変更、払い戻し不可のチケット。
この電車は基本自由席ですが席も予約しました(有料)。そこそこ混んでました。 -
12:59 約3時間でテルベリ駅着。
小さな駅舎があるだけの何もない駅です。
しかも鍵がかかっていて誰もいませんでした。
前来た時はタクシーが止まっていたので、それに乗ってホテルに行こうと思ってたのに、タクシーもいない、乗客も誰もいない…。
どうしよう。。。 -
前方に小さなスーパー発見!
あそこでタクシー呼んでもらおう!
スーパーのおばさんにお願いしたら、仕事の手を止めてタクシー会社の電話番号を調べてくれました。
↓↓
「携帯持ってる?」「はい。」
番号を書いたメモを渡されました。
できれば電話してほしいなぁと思ったけど、これ以上お仕事の邪魔はできず。
お礼を言って、
↓↓
「どっちが電話する?」
「スウェーデン語だったら何言ってるのわからないから、いやだ〜!」
しばらくの間、ふたりで電話の押し付け合いをしてましたが…
↓↓
こんな些細なことが原因で
夫「もう海外はいやだ!」なんてことになったらエラいことなので…もっと海外を好きになってもらわないと困るので…私が電話することに(*_*) -
タクシー会社に電話したら、やはりスウェーデン語でチンプンカンプン((+_+))…
何か聞かれてるけど全然わからない、でも黙ってたらイタ電と思われて切られちゃうかも!!と、強引に英語で話したら、相手も英語に変りました。
20分ぐらいで迎えに行く、と言ってたハズ。
ホントに通じてたかなぁと不安だったけど待ってたらタクシーちゃんと来てくれました。
ヨカッタ〜〜
夫にも「HaNaちゃん、勇ましい!」と褒められ(おだてられ)ホテル着^^ -
そのうち天気がだんだん悪くなり雨がパラパラ。
スウェーデン滞在中、1日は降るだろうと思ってたけど、
こんな自然を楽しむ時は、避けて欲しかった… -
ホテルに飲み物とお菓子のフリーコーナーがありました。
-
ひとまずフィーカ(お茶)しよう!ということに。
スウェーデンの古い家具を置いた可愛いらしいティールームでした。 -
雨やまないかなぁ…。
お昼の時間に甘い物をたくさん食べてしまいお腹すいてるような、すいてないような…
中途半端な状態になってしまいました。 -
ホテルの敷地内に、夏の間は毎日開いてる
ハンディクラフトのお店がいくつかあります。
しばらくお店をぶらぶら。 -
陶器とか、
-
ブランケットとか、ガラス、アクセサリーなどなど。
職人さんのハンドメイドです。 -
そして!
ココにいました。かわいいっー(((o(*゚▽゚*)o)))
こちらが、スウェーデンの有名なお土産物でもあるダーラナへストこと「ダーラナホース」
ダーラナ地方が発祥の地なのです。
職人さんが、地元の松の木にひとつひとつ絵柄を描いています。
幸せを運ぶ馬とも言われていて、日本の会津若松の『赤べこ』みたいなものでしょうか? -
手前の大きなダーラナホース、これこれ!
実家に前買った小さいのがいるので、今回は大きい赤を購入するつもりでした。 -
その他ダーラナホースのグッズ。
でもでも、思ってた以上にお高くて。
うーーーんと悩んだ結果、値段と大きさで妥協したサイズの馬を購入。
これが前選んだのと全くおなじ大きさの馬で、何かショックでした…
自分はあの時から何も進歩していない気がして。
やっぱり大きいの買えばよかったー!今すごく後悔しています(T_T)。
夫は「あれは大きすぎる!今のがちょうどいい!」と言ってますが。。 -
雨がやんだので、近所を散策。
-
この辺のお家はほとんどスウェーデンハウス。
赤い色の木のお家です。 -
この赤色はファールンレッドと呼ばれています。
ダーラナ地方にある世界遺産にもなっているファールン銅山の銅を木に塗り付けることで、錆や腐食を防いでいるのだとか。 -
アンダルシアの白い家とかアルベロベッロのトゥルッリとか
その地方の風土により特徴があって面白い! -
ちょっとお腹がすいてきたなぁ。
途中ビストロを発見。
「スウェーデン語でわからないね。」て言いながらメニューを見てたら、
お店から出てきたおじさんが「何か困ってる?」と声をかけてくれました。
私「スウェーデン語がわからないんです。」
お「ちょっと待ってて。」とお店の中へ。
すると、お店の人が英語のメニューのコピーを持ってきてくれました。
優しい…(T_T)
そのままおじさんは、何も言わずに去って行ったので、お礼を言ったら、後姿のまま手を振っていました。
かっこよすぎる!
今でもこの後姿が忘れられませんっ。。 -
ちゃんとしたメニューのお店でした。
他にも軽食のお店が見つからず、お昼ヌキに。
歩いていたらちょっと空が明るくなってきた〜! -
シリアン湖も綺麗に見えてきました。
馬!
ダーラナホースのモデルさん!? -
どんどん青空に。。*・゜゚・*:.。..。.:*・'(^ ^)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
雲がさっーとなくなって空が見えてくる瞬間が最高に気持ちよかった〜! -
ヨーロッパの町って晴れた瞬間、急にどこからか人が集まってきます!
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可愛い電話ボックス。
中はレトロな電話を展示してました。 -
赤いお家の住宅街をお散歩。
ファールンレッドの家ですね。
古いものは数百年前のものだそう。 -
草原とファールンレッドのお家。
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丘の上にも。
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素敵!
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小屋もファールンレッド。
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のどかな田舎ですが、小さなホテルがたくさんありました。
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白樺の道。
ダーラナ地方は白樺のカゴも有名だそうです。 -
キャンピングカー。
ここでキャンプなんてめちゃくちゃ羨ましい〜〜(^^♪ -
歩いているだけで満ち足りてゆく…。
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空気も澄んでておいしく感じます。
かなりお腹がすいてたのもありますが^^ -
綺麗だなぁ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
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緑の風景も綺麗で、
私にとって赤い家はスウェーデンのイメージなので、
見てるだけで楽しく、幸せなひとときでした! -
ファールンレッドのお家堪能しました。
-
18:00頃ホテルのフロント。
夕食を食べにホテルにもどったら、フロントのお姉さんに「今日はホテルのレストランはクローズだから、××ホテルのレストランがオススメです。」と案内されました。
そして、「私もうすぐ家に帰るので、外の鍵を閉めちゃうから中に入る時は、お部屋の鍵を使ってね。」と言われました。
えっ…たしかフロント21:00までオープンて書いてたけど、まだ夕方6時だけど…。
たぶん、宿泊客はみんなチェックイン済でレストランも閉まっているので、この後たいした仕事もないから業務終了なんだろうけど。。
日本なら不測の事態に備えて必ず就業時間を全うするのに、ここは自由すぎる!ゆるすぎる!! -
徒歩500メートルぐらいと聞き、レストラン目指して歩きました。
-
この特徴のある柵、たくさん見たなぁ。
-
ここだ〜、着いた〜(^^)/!
喜びも束の間、中に入ったら「今日は満席です。」らしい。
そんなぁ…。
「泊まってるホテルでこちらを紹介してもらって来たんです!」ってひとまず事情を説明したけどもう席は用意できないとのこと。
「あなたのホテルからはココとココが近いですよ。」と違うレストランを2軒紹介してもらいました。 -
いい眺めのホテルレストランだったので残念!
-
まさか予約でいっぱいとは!
「お姉さんに予約してもらえばよかったね。」
「ていうか、ふつーは予約してくれるよね?!」
とブツブツ言いながら、次行きます! -
「次のところもホテルで予約してもらった方がいいよね。」
「でもお姉さん、もう家帰ってるかも。」
と言いながら、ひとまずホテルへ。
やはりフロントのお姉さんすでにご帰宅されてました((+_+)) -
また地図を見ながら歩いて、
-
1軒目、ここだ!お腹すいた〜!
しかしこちらも予約でいっぱいでお断りされ>< -
「次のお店がダメだったら、今日はお昼ヌキ、夜あられ(持参の非常食)だよ。」
「悲劇だ!」
と言いながら次へむかいます。 -
さらに歩いて、
-
着いたら、あっ、ここは!
なんと2軒目は、親切なおじさんに出会ったビストロでした。 -
こちらは予約なしでもOKでした〜(^^)v
さっきの店員さんはいなかったけど、ほかの人もすごく親切。
今日はここで食べる運命だったんだ!きっとそうです。。 -
サービスで出てきたパン。
これがすっごく美味しくて。
石窯で焼いたパンで香ばしくてもっちもちでした。 -
地元で採れたアスパラガス。
このお店のお料理は地産地消でした。
アスパラガスはストックホルムのレストランでもよくメニューに載っていました。 -
地元で採れた生のサーモン。
少し塩辛かったけどお刺身みたいに脂がのっていてすごく美味しかったです。
食事中、隣の4人家族の小さな男の子が、コップを落として割ってしまい大声で泣いてしまいました。
しかしその若いパパは、なだめることなく「No cry!」とかなり厳しく叱っていました。
そして帰り際、
泣き顔からすっかりニコニコ顔になった男の子を抱っこした若いパパは、
私たちに「騒がしくしてごめんなさい。」と声を掛けて去って行ったのでした。
なんて、素敵なパパさん o(≧▽≦)o
ちょっと感動してしまった出来事でした☆ -
地元の豚さんの料理。
これは苦手な豚の血の料理で私は食べられず。。
臭みもなくて不味くはないんだけど、血はいやだー><。 -
タラを揚げたもの。
衣がサクサク、お魚ほくほくで美味しかった。
これにデザートにチョコ付けて全部で490クローナ(約7300円)
あともう一皿食べられるなぁ…物価高のスウェーデンではいつもこんな感じで何となくガマンでした。 -
すぐ近くのシリアン湖に寄り道。
夜9時半ごろ。北に来た分、ストックホルムより少し明るい気がしました。 -
夕焼けの空が綺麗で、
-
サラサラ流れるさざ波もとっても綺麗でした。
-
ホテルのテラスから夜10時ごろの夜の空。
一日がほんとーに早い。
夜空のむこうにはもう明日が待っている。。
byスガシカオ -
あっという間に明日が来ました。
今日はストックホルムにすぐ移動です。 -
ホテルのトランスファーサービスで駅へ。
ひとり110クローナ。行きもお願いすればよかったかな。 -
テルベリの駅。
ファールンレッドで、絵本に出てきそうな可愛い駅。
今日も鍵がかかっていて、駅員さんはいませんでした。 -
電車案内の電光掲示板は外にあります。
-
9:07発 ローカル線でBorlange駅へ。
さようなら、テルベリ!
ボーレンゲ〜ストックホルムは、
スウェーデンが誇る高速列車、Snabbtag最新型SJ3000で。 -
じゃん!
こちらがSJ3000です。
2012年にデビューしたばかり。
まさか乗れるとは思わなかったので、感激でした(^^)/ -
2等の車内。
日本でSJのHPからネット予約してテルベリから299クローナ(約4500円)でした。
この電車は全席指定です。
チケットはプリントアウトして行ったけどスマホの画面を見せるだけでもOK。
驚いたのはスウェーデンのiPhoneの普及率。周りを見る限りiPhoneだらけ。
北欧なのにノキアの人いませんでした。偶然!?それにしてもすごい。 -
車内:木目調がいい感じです。
シートも広くて、2等でもwifi無料でサクサク繋がり快適^^
テーブル席を予約しました。 -
テーブルは折りたたみ式の木で使いやすく、一人分のスペースがこんなに広いのです。
たくさん本広げられました。
ストックホルムの予習してました。 -
のどかな車窓。
ストックホルム中央駅まで時速250?、約2時間15分の列車の旅でした。
午後はふたたび街歩き! -
テルベリではクロッカーガーデンホテルに宿泊。
前と一緒のところにしました。
広いお庭の敷地内に木造の建物がいくつかあり、ハンディクラフトのお店が入ってます。 -
前来た時は夏至祭の時で、
マイストング(ポール)のまわりをみんなで手をつないでクルクル回ったり、フォークダンスしてました。
私も友人も地元の人に輪の中に入れられました。
民族衣装を着た人もたくさんいて、とっても賑やかで楽しかったです^^ -
こちらは宿泊棟。
古い木造です。 -
こちらも。
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お花の小さなお庭があります。
-
ラベンダーが咲いていました。
-
お部屋。
予約時、さいごの一部屋でデラックスルーム。
暖炉のあるリビングルーム。 -
ジャグジーバス。
バスルーム、清潔で広々でした。 -
白くて素敵なお部屋。
清潔で快適です。 -
テラス付き!って喜んだけど、隣の部屋のを見てビックリ。
突貫工事で後付けしたような作りでちょっと怖かった(@_@)
↑スミマセン… -
でも眺めは最高^^
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朝食ルーム。
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朝食ビュッフェでした。
ホットミール、コールドミールあり。
ジャムの果肉が大きくて美味しかった。 -
くつろげる空間がいくつかあります。
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古い家具とか民芸品ぽいものがあちこち飾られてました。
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電話ボックスに描かれてたのと同じレトロな絵。
可愛い!
Booking.comで予約して1泊1部屋朝食など込で、1890クローナ。
さてさて、私の好きなダーラナを夫は気に入ってくれたでしょうか?
たしか「ダーラナは、自然がいっぱいでいいところだけど、ちょっと何もなさすぎかなぁ…」みたいなことを言っていたような。
うーむ。。そうかぁ。
それもわかるような気がするので、彼は賑やかな夏至祭の時に来た方が楽しかったかも。
私は静かなダーラナも好きだけどなぁ。。
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