ストックホルム～タリン　－タリンクシリアラインの旅

2015/03/27 - 2015/03/29

フェリーに乗って、しかも宿泊までするというのは、めったに経験できないことですので、やはりこの機会に乗っておこうと思いました。
帰りの便はヘルシンキ発ですので、当初はストックホルムからヘルシンキまでフェリーに乗ろうとしていました。
しかし、調べてみると、ストックホルムからはタリン行きも出ているとわかりました。
タリンへはヘルシンキからフェリーで日帰りで行こうと考えていましたが、どうせならストックホルムから直接タリンへ行くのが手っ取り早いと考え、タリン行きに乗ることにしました。

エリア ストックホルム(スウェーデン)

まずは、コペンハーゲンからストックホルム中央駅に着き、その足でタリンクシリヤラインのカウンターへ向かいます。
どう進めばよいかわからず、インフォメーションに聞いて、やっと場所がわかりました。
バスターミナルの方に向かっていき、上に上がると、カウンターがあります。

番号札を引いて順番を待つ形式のようで、おとなしく待ちます。

で、やっと順番が来たので、まずは明日のタリン行きの便で予約ができるのか聞いてみましたが、できるとのことでした。
やはりオフシーズンなので余裕なのでしょう。
また、ユーレイルグローバルパスの割引も効くようです。
ただし、ユーレイルグローバルパスの割引が使える部屋は決まっているらしいです。
まあ選択の余地はないので、とりあえず取ってもらいます。

また、ビュッフェスタイルの食事が希望であれば予約する必要があります。
せっかくなので予約することにしました。
時間は、17時半と20時があり、私は20時で予約しました。
朝食はなしで。

それにしても、受付の女は、終始ブスッとしていて、客対応がなっていません。
最後、私が「Thank you」と言うと、えらそーに「You're welcome」だと。
お前が「Thank you」って言えよ！
別に客の方が偉いなどと言うつもりは毛頭ないが、この対応にはカチンと来ました。

バウチャーを確認してみます。

私の部屋はBキャビンで、970SEKだから、14,000円くらい。
これが相部屋なのかどうかは知らないけど、相部屋であれば随分高いな。

ビュッフェは270SEKで、4,000円くらい。
高いっちゃあ高いけど、本場の「バイキング」を味わう機会だから、必要経費か。

あとは、出発30分前には着いていろ、みたいなことが書かれています。
まあとりあえず予約できてホッとしました。

ちなみに、バイキングラインのカウンターも、ストックホルム中央駅にあります。
バイキングラインもタリンまで行くのかどうかは知らなかったので、今回はタリンクシリアラインに直行しました。
もちろんバイキングラインという手段もありだと思います。

さて、翌日、ストックホルムではもう見たいものもなくなったので、ホステルに荷物を取りに戻り、早めに港まで行くことにしました。
Googleマップさんによると、ストックホルム中央駅からT13でRopstenというところまで行き、そこからバスに乗ると便利ということだったので、そうすることにしました。
もちろん、ストックホルムシティーパスが有効だから、バスにも気軽に乗れるわけですね。

途中、電車（地下鉄？）がトラブルで止まって、ちょっと焦りましたが、早めに出ていたので、まあまあ余裕でRopstenに到着。

17分発の76番に乗ることになります。

ちなみに、このバスは20分おきくらいにくるらしいです。

しかしストックホルムではバスの案内がホントに不親切。
駅を出てロータリーがありますが、どこに何番のバスが到着するかわかりません。

何となくここだろうなというところまで歩くと、ここでした。

で、バスが到着。
17分発ということでしたが、5分くらいは遅れました。
まあ大分早めなので許容範囲ではあります。

ターミナルの停留所に到着です。

おおっ、でかいフェリーが2隻も。
（数え方は隻で良いのかな？）
どちらかがヘルシンキ行きでどちらかがタリン行きなんだろうけど、東を向いているから、単純に地理的に右側がタリン行きということだと予想します。

ここでバウチャーを見せて、チケット（カード）をもらいます。
ここでもらったカードで、部屋のドアを開閉することになります。

ヘルシンキ行きとタリン行きに分かれます。
やはり右側がタリン行きですね。

ちなみに左側はヘルシンキ行きですが、こちらの方が大きそうに見えます。

まあどちらも巨大であることには変わりありません。

中に入ります。

あまりにもでかいので、エレベーターで移動します。

これが今回の私の部屋です。

中はきれいですが、外は見えません。
今回は相部屋ではなく、私一人で独占できました。
ラッキーだったのか、元々そういうものなのかはわかりません。

ベッドは倒して使用するようです。

トイレ、そして簡易シャワーがついています。

船内を探索してみます。

サウナもあります。
時間が決まっています。

ジャグジーに入るには水着が必要ですが、サウナは男女別で、水着なしでも入れるっぽいです。
しかし未確認です。
水着持参が無難かも。

ファーストフードのレストランがいつでも開いているようです。

レストランもいろいろあるみたいですね。
ビュッフェじゃなくても良さそうです。

出発直前に屋上デッキに上がります。

出発時間になりました。
街を離れていきます。
戻ってくることは・・・もうないだろうなあ。

さて、私は夕食の時間を20時としていましたが、可能であれば変更してもらうことにしました。
というのも、私はその後サウナに入りたいのですが、先ほどチェックしたところによると、サウナの最終時間は22時と、驚くほど早いです。
20時から食事を開始すると、満腹状態でサウナに直行することになり、さすがにそれはマズイと考えました。

で、交渉してみたら、大丈夫とのことです。
やはりこの時期だから余裕があるのでしょうね。

ビュッフェにも、順番など作法があるようですが、地元の人たちもそれほど気にしているようには見えません。
適当に、自分が食べたいと思うものを食べたい順番で食べれば良いと思います。

いつもビュッフェのときは食べ過ぎてしまいますが、今回はことさら食べ過ぎました。
いろいろなものを少しずつ、と思っても、すべて食べるのは無理があります。
しかし、私は詰め込むことに集中し、味わうことに意識が向きませんでした。
デザートの時なんか吐きそうでしたが、これは船の揺れのせいではありません。
食事を楽しまないと、何のために食べているのかわからなくなってしまいますね。

ちょっと外の空気を吸います。

19時過ぎですが、意外と明るいものですね。

部屋に戻ります。

テレビはまだアナログということでしょうか。
まあ観ないからどうでも良い。

そして、まだ腹がいっぱいで苦しいが、21時くらいにサウナに行ってみると、「Too late」と言われました。
なんと、受付には、最終時刻の90分前までに入るように、という張り紙がありました。
ふざけんなよ！
私は17時半ごろ来たときにいろいろ質問しましたが、そのときはそんな説明は受けなかったぞ。
って言うかせいぜい30分前、百歩譲って60分前までじゃねえのか？
営業時間が短すぎるぞ。

まあ文句を言っても変わりません。
サウナに入りたい場合は、気をつけてください。

ちなみに、朝も開いていますが、遠慮しておきました。

翌朝。
この日からサマータイムが始まっていました。
つまり前日のスウェーデン時間より2時間早まったわけですね。
確か2時には始まっていたはずですが、私のiPhoneの時刻表示は自動的に変わると思っていたのに2時には変わらず、不安になりました。
ただ、いつの間にかサマータイム時間になっていました。

屋上デッキに出てみると、エストニアの国旗が掲揚されています。

タリンの街が近づいてきました。
海上から眺めても絵になりますね。
天気がどんよりしているのが残念。

ターミナルに到着します。

出口付近では、開くのを待つ乗客でごった返しています。

上陸します。
3月も終わろうという時期なのにやたら寒いです。

どう行けば良いかわからんが、まあ人の流れについていけば良いでしょう。

タリンに降り立ちました。

何だかんだ言って、フェリーでの旅は楽しかったです。

この旅行記へのコメント （2）

• toyonakayamadaさん 2017/05/21 19:04:32

  ストックホルムからタリンへの船旅

  ストックホルムからタリンへの船旅が知りたかったので参考になりました。

  のださん からの返信 2017/05/21 23:26:18

  RE: ストックホルムからタリンへの船旅

  コメントありがとうございます。
  
  お役に立てたのであれば幸いに存じます。