盛夏の季節、塩原温泉郷に避暑の旅へ【２】～白樺の森を百花繚乱の百合が埋め尽くす・・・ ハンターマウンテンゆりパークへ♪～

2015/08/12 - 2015/08/12

盛夏の季節、塩原温泉郷へ避暑の旅へ。

新緑に包まれた塩原渓谷にある涼感溢れる３つの滝を巡ったのち、この季節にぜひとも訪れてみたかったスポットを目指し、塩原温泉郷を奥へ奥へと進んでいくことに。

冬季はスキー場としても営業している「ハンターマウンテンゆりパーク」には、この盛夏の季節、何と400万輪ものユリの花が咲き誇り、まさに今が開花のピークとのことで、まさに絶好のタイミング！

標高1,300メートルの涼やかな高地に広がる白樺の森の中に、百花繚乱のごとく様々な色のユリの花が埋め尽く光景は壮観そのもので、このひと夏の避暑の旅にふさわしいものとなりました♪

【 旅の行程 】
・ハンターマウンテンゆりパーク ～ 塩原温泉 華の湯 ～ 塩原八幡宮（逆杉） ～ 天皇の間 記念公園 ～ もみじ谷大吊橋 ～ 那須塩原駅

【 盛夏の季節、塩原温泉郷へ避暑の旅へ 】
・旅行記その１ ～涼感溢れる塩原渓谷の滝３番勝負と、ご当地グルメ・スープ入り焼きそば♪～
　（栃木県那須塩原市）： http://4travel.jp/travelogue/11040971
・旅行記その２ ～白樺の森を百花繚乱の百合が埋め尽くす・・・ ハンターマウンテンゆりパークへ♪～
　（栃木県那須塩原市）： ≪この旅行記≫


【 盛夏の季節、上毛高原に避暑の旅へ…（2012年８月）】
・旅行記その１ ～谷川岳天神平天空散歩～
　http://4travel.jp/travelogue/10694098
・旅行記その２ ～渓谷美に恵まれた地・水上温泉そぞろ歩き～
　http://4travel.jp/travelogue/10695302
・旅行記その３ ～夏の高原に５万株のラベンダーが咲き誇るたんばらラベンダーパークへ～
　http://4travel.jp/travelogue/10695944
・旅行記その４ ～蒼天の玉原湿原を歩き、「天狗の寺」迦葉山弥勒寺へ詣る～
　http://4travel.jp/travelogue/10697967

エリア 塩原温泉郷(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 交通手段: レンタカー 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

≪（ひとつ前の旅行記で）塩原渓谷に無数にある滝の中から３つをチョイスし、涼感溢れるその姿を堪能してきました♪≫

　その模様はコチラ：http://4travel.jp/travelogue/11040971

〔 ハンターマウンテンゆりパーク 〕

塩原温泉郷から日塩有料道路（もみじライン）へと進み、しばらくすると「ハンターマウンテンゆりパーク」があります。
冬季は「ハンターマウンテン塩原」というスキー場なんですが、この時期はゲレンデの斜面に約400万輪ものユリが咲き乱れるという花の名所になっています♪

今年の春に沖縄で“テッポウユリ”を見に行って以来、２回目のユリの名所なので楽しみにしてきました〜。

・“うりずん”の季節に、沖縄本島北部の離島への旅へ【１】〜純白のテッポウユリに魅せられて… 2015・伊江島ゆり祭り♪〜
　http://4travel.jp/travelogue/11013246

ハンターマウンテン塩原 スキー場

エントランスホールでセット券（入場券＋リフト（上り））を購入し、さっそくフラワーリフトに乗り込みますが………ちょっとお天気が崩れてきましかね｡｡｡

リフトの下にもユリの花が！

（ハンターマウンテンゆりパークの風景①）

約1,000メートルの空中散歩を終えて斜面の中腹あたりでリフトを降り、ここからは歩きになります。
あたりの地図がこちらで、遊歩道に沿っていくつかのエリアが設定されていました。

ちなみにここから下を眺めるとこんな感じ。
冬季はスキー場だけあってかなり広いです。

黄色やピンクのユリの花を集めて作った“ゆりタワー”も。

ではそろそろ咲き誇るユリたちを眺めに出発しましょうか♪

ちなみにここの標高は1,300メートルもあって、かつ天気も曇りなのでけっこう涼しい感じ｡｡｡
ま、避暑の旅にはちょうどいいですけども。

最初に“白樺早咲きエリア”へ向かってみると、ちょうど今が満開のタイミングのようで、白樺の木々の下に色とりどりのユリの花が咲き乱れていました！！！

（ハンターマウンテンゆりパークの風景②）

まさに百花繚乱の咲きっぷり！！！

（ハンターマウンテンゆりパークの風景③）

さらに、両側がユリの花で包まれた遊歩道を歩いてゆきましょう〜。

（ハンターマウンテンゆりパークの風景④）

沖縄の時は純白のテッポウユリがメインでしたけど、ここはいろんな色のユリがあるみたいで、目移りしちゃいます。

光沢のある白い白樺の幹と、その下に咲き誇るユリの花のコラボ！
夏の高原っぽい絵ですね〜。

さらに奥の“白樺の丘”まで来ましたが、このあたりは開花状況にバラつきがありそうな感じでした。

（ハンターマウンテンゆりパークの風景⑤）

（ハンターマウンテンゆりパークの風景⑥）

やっぱりユリといったら、何だかんだで１番は白だよな〜。

えこひいきでもう１枚パチリ。

（ハンターマウンテンゆりパークの風景⑦）

白樺の森を抜けたあたりに、小さな木製の展望台が。

そこに上って眺めてみると、ちょうど“サークルゆり”のあたりが賑わっているようなので、あそこにも行ってみますか〜。

（ハンターマウンテンゆりパークの風景⑧）

これまでで１番の花の密集度♪
ここで記念撮影したくなる気持ちがよ〜く分かります。

遊歩道をスタート地点に向かって進んでいるあたりで、ついに雨が降り出してきてしまいました｡｡｡

ご覧のとおり斜面一帯に靄が出てきてしまってます………高原の天気は変わりやすいようで。

エントランスホールまでの間は“ゆり平原”という名で、斜面にいろんな種類のユリが植えられているのですが、天気が良くないこともあり、ここからちょっと趣向を変えマクロレンズに切り替えて、ユリの花一輪一輪を接写していくことに。

（ハンターマウンテンゆりパークの風景⑨）

（ハンターマウンテンゆりパークの風景⑩）

（ハンターマウンテンゆりパークの風景⑪）

いろんな色のユリがありましたけど、最後は定番の白で締めましょう☆

と、ここで“ゆり平原”も終わり、あとは芝生の上をホールまで歩くだけに。

さすがに日本最大級の400万輪ものゆり畑なだけあって、広大な敷地に多種多様なユリの花が咲き誇っていましたね〜。

〔 塩原温泉 華の湯 〕

（ひとつ前の旅行記で）３つの滝巡りとこのハンターマウンテンゆりパークでの散策とで、何だなんだでけっこう歩いてきました。
せっかく塩原に来たことですし、休憩がてら汗を流すため日帰り温泉施設の「塩原温泉 華の湯」へ寄っていくことに。

塩原温泉 華の湯 温泉

施設には広い内風呂に加え日本庭園風の空間の中に露天風呂もあって、そんなゆったりとした空間の中で、1000年以上もの歴史のある塩原温泉の湯を楽しむことができました☆

ふ〜〜〜、お風呂あがりに定番のコーヒー牛乳でひと息｡｡｡


・温泉施設の概要はコチラで： http://www.alsok-shiobara.jp/hananoyu/guide.html

〔 塩原八幡宮（逆杉）〕

日帰り温泉でリフレッシュできたところで、ここから塩原温泉郷のいくつかのスポットに寄り道しながら、「那須塩原駅」まで戻っていきます。

その最初に、創建が807年に遡るという古社「塩原八幡宮」へ。

逆杉 自然・景勝地

（塩原八幡宮の風景①）

鯉が優雅に泳ぐ池に架かる橋を渡り、神社のご社殿へ。

そしてそのそばには、樹齢約1500年とも伝わる“逆杉”の巨木がまさにここに屹立しています！！！
２本並ぶ夫婦杉で、ものすごい幹の太さですね〜。

見上げると、枝振りも立派としか言いようが………。
この“逆杉”という名の由来は、梢に近く高い幹に垂れた太い枝が多いことからきているそうで、国の天然記念物に指定されています。

（塩原八幡宮の風景②）

〔 天皇の間 記念公園 〕

神社からさらに温泉街中心部へと進み、次に立ち寄ったのが「天皇の間 記念公園」です。
こちらには、明治・大正・昭和の三代にわたり、大正天皇や昭和天皇をはじめ多くの皇族が避暑地として利用された「塩原御用邸」のうち「御座所」を移築保存しています。

その建物の中に入れるようになっているので、ちょっとお邪魔してみます☆

天皇の間記念公園 美術館・博物館

（天皇の間記念公園の風景①）

こちらが陛下が執務を取られた「御座所」。
部屋の造りは完全に和風で畳敷きなんですが、そこにテーブルと椅子に照明は洋風なんですねぇ。

他にも往時の塩原御用邸の模型や天皇家ゆかりの文具・写真などなどが展示されていました。

（天皇の間記念公園の風景②）

（天皇の間記念公園の風景③）

建物そのものはそれほど大きくはなく、ぐるっと一回りしたところで、赤い絨毯が引かれた縁側に佇み、緑のお庭をしばし眺めていましょうか｡｡｡

（天皇の間記念公園の風景④）

お、一時は雨も降っていましたけど、どうやら最後の最後に青空も出てきたようですね〜。
じゃああそこも行っちゃおうかな。

〔 もみじ谷大吊橋 〕

そして最後に訪れたのが、塩原温泉郷の入口近くの“塩原湖”に架かる「もみじ谷大吊橋」です。
行きは完全に曇り空だったのでスルーしましたが、天気も晴れてきたので行ってみることに。

もみじ谷大吊橋 名所・史跡

この橋は全長約320メートルにもおよぶ歩行者専用の吊橋で、横に張ったワイヤーロープで強度を確保しているそうです。

ただ、渡るのにお金（300円）取られるんですよね………。
う〜〜〜ん、いくら長いとはいえ歩道橋ですから、正直あまり納得いかんな｡｡｡

と、ブツブツ言うものの、ダム湖の上に架かる橋を渡っていきますか〜。

（もみじ谷大吊橋の風景①）

（もみじ谷大吊橋の風景②）

橋を渡り切った対岸にある観望台から眺めた橋の全景。
確かに途中に橋桁がない独特な構造をしてるのが分かります。

（もみじ谷大吊橋の風景③）

だいぶ陽もかたむいてきたので、そろそろ橋をもう１回渡っていきましょうか。

湖の上に架かる橋を歩くのも気持ちいいんですが、その名前のとおりもみじが美しい紅葉の時期が１番いいのかな〜と。

〔 那須塩原駅 〕

「ハンターマウンテンゆりパーク」から塩原に点在するスポットに寄りながら、この旅をスタートした「那須塩原駅」まで戻ってくると、時計の針はもう17時半くらいに｡｡｡

酷暑の東京を脱出し、この日１日塩原温泉郷の豊かな自然や歴史に触れることができ、とっても楽しい避暑の旅となりました♪

那須塩原駅 駅