2015/08/04 - 2015/08/06
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ペコちゃんさん
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今年の夏は異常気象で、東京では7月末から8日連続の猛暑日となり、連続記録としては過去最長・・・こんな時は、涼を求めて高原などに行くのが一番です。
小学3年生になった孫と一緒に、群馬県・水上方面に2泊3日の旅行に出かけました。
行き先は《たくみの里・裏見の滝・宝台樹自然花苑・水上水紀行館・たんばらラベンダーパーク・吹割の滝》と、盛り沢山のコースで群馬の夏を楽しんで回りました。
ジジ・ババと孫の3人で旅をするのは初めてでしたが、特に困ることもなく3日間がアッという間に過ぎました。
写真は、たんばらラベンダーパークに咲き競うラベンダーの花。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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<1日目>
今日も暑い晴天です。
9時に出発して関越を走り、赤城高原SAで休憩。 -
月夜野ICで降りて国道17号線を進むと、赤い橋が目を引きます。
これは、平成8年に完成した「湯の華燦々橋」で、この先には湯宿温泉や猿ヶ京温泉があります。 -
「たくみの里」の看板が見えてきました。
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12時に「たくみの里」に到着・・・群馬県みなかみ町にある「たくみの里」は、日本の里山の風景が残る長閑な地です。
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東京ドーム約70個分に相当する集落内に、昔ながらの手法をそのままに、木工・竹細工・和紙などの手作り体験が出来る24戸の「たくみの家」が点在しています。
昔なつかしい竹トンボやワラ細工体験、アクセサリーや押し花作品のほか、そば打ちや豆腐作りなど食品を作る体験やジュエルキャンドル作りなどもあり、お子様でも楽しめる体験メニューがいっぱいです!
「たくみの里」では手作り体験のほか、食事やショッピングを楽しむこともでき、村全体が体験型のテーマパークになっている、といった感じです。 -
昼食をとって、先ず「ガラスの家」に入って見ました。
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最初に好きなグラスを選んで、好きな絵を描いた紙を貼付け、黒い線や面の部分をデザインカッターで奇麗に切り取っていきます。
難しそうだから孫は興味を示さないかなと思ってましたが、「やってみたい!」・・・挑戦しました。 -
カットが出来た!・・・可愛いパンダのデザインです。
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切り抜いたグラスを左手に持ち、フットペダルを踏みながら右手でサンドブラストをかけると、高速でぶつかるサンドがグラスのカット部分を研磨し、その部分が白く半透明になる仕組みです。
最後に紙を奇麗に剥がして、洗剤でグラスを洗えば出来上がり・・・複雑なイラストでも1時間くらいで出来、大人でも楽しめます。 -
今は夏休みで天気も良く、子供連れの観光客で賑わっていました。
リンゴも色づき始めています。 -
次に向かったのは「キャンドルの家」。
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これは、カラーサンドを重ねて透明のジェルキャンドルで作る楽しい工芸で、30分ほどで出来上がり・・・可愛い天使を入れて海の風景を作りました。
ローソクの芯を入れることも出来ます。 -
キャンドルの出来上がりを待つ間に、隣の「七宝焼の家」に行きました。
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最初に銅板と釉薬の色を選んで色付けし、飾りのビーズはお店の人のアドバイスを聞きながら飾っていきます。
子供達も、夢中で体験中・・・こんな姿を見るのは楽しいですね。 -
絵付けが終わったらお店の人に渡し、釜に入れて焼いて完成・・・世界で唯一の可愛いアクセサリーです。
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3つの体験を楽しんだ後は、みなかみの街を通り・・・
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水上温泉郷にある、ゆびそ温泉「ホテル湯の陣」に到着。
このホテルに2泊します。 -
早速、一番楽しみにしていたプールへ・・・7~8月にオープンしている温水プールはとても広く、親子で楽しめます。
ジジ・ババも久しぶりに泳ぎました。 -
<2日目>
地下1階に大浴場がありますが、外の露天風呂で朝風呂を楽しみます。 -
谷川の山々に囲まれた露天風呂に入ると、ゆったりと開放感を感じます。
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今日は谷川岳に登る予定でしたが、谷川岳ロープウェイが7月20日の集中豪雨の影響で運休中。(8月13日から再開)
代わりに「宝台樹自然花苑」に行くことにしました。
途中の「藤原ダム」に立ち寄り。 -
藤原ダムは、利根川の洪水調節を主目的として造られた多目的ダムで、昭和34年に竣工しました。
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堤高は94.5mもあり、上から覗くと足がすくみます。
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藤原湖には、結構ゴミが浮かんでいます。
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宝台樹キャンプ場が近づくと、ブナ林に囲まれた道になり、涼しげな感じです。
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キャンプ場の少し先まで行くと「武尊神社」がありました。
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入口の説明板には、 ” 貞観(西暦八六五)の頃より「保宝鷹神社」と称され、上野神社名帖には、従一位の社と被叙せらる、とあり、又、大日本史神祇帖に「宝高神社は利根郡に在り」とあるは本社なりとある。古くより、招福開運の神社として各地より参拝人多く、真にあらたかなる社である。 ” と書かれています。
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神社入口の石碑。
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武尊神社から少し戻って「裏見の滝」を見に行きました。
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駐車場から観瀑台まで徒歩約10分・・・” 熊出没注意 ” の看板があります。
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以前は滝の裏側を歩けるハイキングコースもあったのですが、滝の一枚岩に亀裂が見つかったために通行止め・・・現在はこの下にある観爆台から眺めるようになっています。
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観瀑台より眺める裏見の滝は宝来の滝とも呼ばれ、50mを勢いよく流れ落ちる滝で、秋には紅葉が美しいそうです。
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日本武尊が水乞いをしたという伝説の滝・・・マイナスイオン一杯の気持ちの良い森林浴!
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冬には氷結し、アイスクライミングを楽しむ人もいます。
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滝の上部から見下ろすと・・・
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こんな感じで勢いよく流れ落ちています。
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滝の近くで咲いていたヒメシャジン。
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ヤマアカガエルがいました。
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「裏見の滝」から少し戻って「宝台樹自然花苑」に着きました。
ここは宝台樹キャンプ場の上の方にあるガーデンです。 -
春から秋にかけて、綺麗な花が次々に咲きます。
これは、アキノキリンソウ。 -
ヤマユリ。
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カライトソウ。
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ここの標高は1,063m・・・白樺の木陰は高原の爽やかな風が吹いて涼しいのですが、直射日光は厳しい暑さです。
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セイヨウタンポポ。
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月見草。
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ヨツバヒヨドリにとまるウラギンヒョウモン。
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ヤナギラン。
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マツムシソウ。
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キキョウ。
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シモツケ。
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ニッコウキスゲ。
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ヒルガオ。
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そしてこの時期は、何といっても白いアジサイの「アナベル」。
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高原を覆う6,000株ものアナベルの群生・・・これを見ているだけで、暑さを忘れます。
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12時に水上の街に戻り、道の駅・水紀行館に立ち寄りました。
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ここには、群馬県唯一の水族館「水産学習館」が併設されています。
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館内に入った所にあるマジックビジョンシアターで、ジオラマに立体映像が投影され、川について教えてくれます。
①ダムと水のお話
②清流の魚たち
③水の故郷・水上
と3つのストーリーがありますが、孫はこの映像が気に入ったようで3本とも見入っていました。 -
チョウザメ・・・古代魚のチョウザメからはキャビアが採れます。
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レッドテールキャット・・・体長が最大で約120cmにもなる熱帯産大型ナマズで、赤みのある尾びれが名前の由来。
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イトウ・・・北海道の一部の河川・湖沼に生息している日本最大の淡水魚で、体長は1mから大きいものでは1.5mにもなります。
水産学習館は利根川水系に生息する魚たちを中心に飼育していますが、このような魚たちも見ることが出来ます。 -
水産学習館の目玉「トンネル水槽」・・・「川の中を散歩しているかのような感覚」になることを目指したというこのトンネル水槽では、コイ・ソウギョ・アオウオ・アルビノソウギョなどがゆったり泳いでいる姿を楽しめます。
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最後は「ドクターフィッシュ」体験・・・水槽に手を入れると、古くなった角質を食べるこの魚が集まってきて、くすぐったいが、とっても可愛らしい・・・でも、孫は ” ノー、サンキュー ”
小さな水族館ですが、思ったよりも見応えがありました。 -
午後は、再びホテルの温水プールで水遊び。
そして、お楽しみの夕食バイキング・・・数年前に泊まった時より、質・量ともにかなりバージョンアップしています。
握り寿司にローストビーフ等など、それとビール等お酒も飲み放題。
温泉も良質で、また来たくなります。 -
<3日目>
ロープウェイは動いていませんが、谷川岳の麓まで行ってみました。 -
朝食を済ませてチェックアウト後、たんばらラベンダーパークに向かいます。
途中の山道から、谷川岳がよく見えました。 -
10時過ぎに「たんばらラベンダーパーク」に到着。
たんばらラベンダーパークは、東急リゾートサービスが運営する観光施設で、冬季はスキーパーク、夏季はラベンダーパークとして開園しています。 -
夏山リフトも運行しているので子供でも安心。
ラベンダーカラーのTシャツを着た係員がリフトから降りる時、手を貸してくれます。
第2リフトに乗り継いで、一番高い所までラクチンで登ります。
リフト初体験の孫は、とても喜んでくれました。 -
ガーデンの一番高い所にある大展望台・・・ここの標高は1,350mもあるので、首都圏よりも約10度も涼しい!
風も爽やかで気持ちの良いひと時・・・身近な避暑地としても人気の場所です。 -
展望台からは全体が見渡せ、ゲレンデ中央にラベンダーの花畑が一面に広がります。
早咲きのラベンダー「こいむらさき」1万5千株、中咲きのラベンダー「おかむらさき」2万5千株が見頃を迎え、今がまさにラベンダーの最盛期・・・遅咲きの「スーパーセビリアンブルー」1万株も8月中旬にかけて見頃を迎えます。 -
園地の面積は20万平方mで、ラベンダー栽培面積5万平方mに5万株のラベンダーが植えられ、関東最大規模。
7月中旬から8月中旬にかけて、北海道・富良野から株分けしたラベンダーが咲き揃います。 -
ラベンダー以外にもいろんな花を楽しめます。
これは、ヤナギラン。 -
手前はアナベル・ピンク。
奥の方は、昨日、宝台樹自然花苑で見たアナベル。 -
オオウバユリ。
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ラベンダーの色と香りに酔います。
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ガーデンの中ほどが1,300m・・・少し曇ってきたので、本当に涼しい。
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ラベンダーを植えていない下半分には、サルビアやマリーゴールドなど100種類以上の夏の草花が、園内のいたる所に咲いています。
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赤花マツムシソウ。
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ストケシア。
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クガイソウ。
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キョウガノコ。
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レディスマントル。
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夏りん蔵(ひまわり)。
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ヒメニッコウキスゲ。
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ラベンダーもいろんな種類を植えています。
これは、おかむらさき(中咲き)。 -
ナナナリサワ。
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はなもいわ。
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富良野ブルー。
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ホワイト。
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たんばらラベンダーパークで昼食の後、次は「」吹割の滝へ。
国道120号線を走り、道の駅ならぬ滝の駅の駐車場に車を止めて、片品川の清流に降りて行きます。 -
お土産屋を通り過ぎた所に、吹割の滝周辺の案内図があります。
利根川水系の一級河川・片品川にある吹割の滝は、900万年程前の火山噴火に伴って発生した火砕流が冷えて固まり、その後そこに川が流れ始めて徐々に浸食されて現在の地形になったそうです。 -
最初にあるのは、高さ8m、幅6mの「鱒飛びの滝」・・・海から上がってきた鱒がこの滝から上流に行けなくなってしまっていたので「鱒止めの滝」と呼ばれていましたが、いつの間にか「鱒飛びの滝」と名前を変えたようです。
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奇岩が1.5kmにわたって続く片品渓谷(吹割渓谷)・・・この先に吹割の滝はあります。
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「吹割の滝」に到着・・・高さ7m、幅30mの滝は、三方向から滝が落ちる様子がナイアガラに似ているので「東洋のナイアガラ」とも呼ばれます。
最後に、道の駅・白沢で桃などを買い、帰路へ・・・初めての孫との旅行でしたが、思い出に残る3日間でした。
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