2015/07/22 - 2015/08/06
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funasanさん
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この夏、妻と2人でドイツ・中央ヨーロッパ世界遺産の旅をしてきた。まず、日本からベルリン(3泊)に入り、ドレスデン(2泊)・プラハ(2泊)・ウイーン(7泊)と鉄道で移動する。14泊16日間の個人旅行である。
ヨーロッパ鉄道の旅は快適で、2時間程度の短距離移動は2等車、4時間以上の長距離移動は1等車と変化をつけて鉄道の旅を楽しむ。
ウイーン滞在中にザルツブルクにも出かけ音楽溢れる古都の雰囲気を体験する。また、各都市では世界遺産の観光のみならず壮大な教会や華麗な宮殿でのコンサートにも参加する。見所満載、楽しみ満載のヨーロッパ世界遺産の旅である。
写真:ベルリン・マリオットホテル
為替は現地旅行期間のレート、1ユーロ=135円で換算する。
◎私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり)
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7月22日(水)午前9時40分、中部国際空港発のルフトハンザ・ドイツ航空737便に搭乗する。機種はエアバズ340で、エコノミーの座席配置は横2-4-2の8列(写真)である。
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昨年はマイル利用のビジネスクラスだったが、今回は残念ながらエコノミー。嬉しいことに今年は航空券代金が驚くほど安い。往路:名古屋→フランクフルト→ベルリン、帰路:ウイーン→フランクフルト→名古屋の往復、燃油サーチャージ代、各種税金、座席指定料込の総額で1人124690円だった。(ルフトハンザ航空のホームページより予約)
写真:1回目の機内食 -
ただし、早めの予約で変更・キャンセル不可、マイル(ユナイテッド・マイレージ登録)も25%しか貯まらない。私は既にユナイテッドへの忠誠心を捨てて経済合理性(要するに安さ追求)で飛行機を選ぶようになった。それにしても夏休みのハイシーズン、ルフトハンザでこの値段は驚きである。参考までに同時期のビジネスクラスは54万円だった。憧れのビジネスは遠〜い。今年は庶民階級だ!
写真:飛行途中の軽食 -
名古屋からドイツ・フランクフルトまでの飛行時間は約12時間もある。狭いエコノミー席で如何に快適に空の旅を過ごすか?幸い、この便は昼間のフライトなので夫婦ともに元気いっぱいだ。機内食をゆっくり楽しみ、妻とおしゃべりをし、時々読書をする。そして、眠くなれば仮眠する。
写真:2回目の機内食 -
それにしても12時間は長い。暇つぶしに映画を2本見る。1作目はラブ・コメディー。もう1つはつぶれかかったオーケストラ再生の物語「マエストロ」。これが結構良くて「泣けた」。いい加減ロングフライトに飽きてきた頃、フランクフルト(写真)に到着。現地時間はまだ午後3時である。
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トランジット時間は1時間45分で、流れに沿って移動して次なる飛行機、ベルリン行、ルフトハンザ192便(写真)に搭乗する。そして、約1時間のフライトの後、ベルリン・テーゲル空港に到着する。
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今夜のホテルはベルリン・マリオットホテル(写真)。このホテルはベルリンの地下鉄Uバーン「ポツダム広場」駅から徒歩1〜2分の場所にあり、アクセス抜群である。
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ポツダム広場周辺(写真)には超近代的な高層ビル(写真)が建ち並ぶ。ここは、かって東西冷戦時代にベルリンの壁際にあったことから開発から取り残されていたエリアである。
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ドイツ東西統一の後、この地区は一気に建築ラッシュとなり、「ソニーセンター」(写真)はじめ有名建築家が設計した高層ビル群が林立するようになった。
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高級ホテル「リッツ・カールトン・ベルリン」(写真中央)はマリオットホテルの前にある。
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ポツダム広場からブランデンブルク門への幹線道路に面して「ベルリン・マリオットホテル」(写真)が建つ。地上11階(グランド階+10階)、全370室の大型ホテルである。ここに3泊する。
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さっそくホテルフロント(写真)にてチェックインをする。私はマリオット・リワードのゴールドメンバーなので「ゴールド・カード」を提示する。ちょっと優越感を感じる一瞬である。このカード1枚で全てがうまくいく。エグゼクティブ・フロアーやセミ・スイートにアップグレードしてくれる場合も多い。
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グランド階にあるロビー・ラウンジ(写真)は天井まで吹き抜けで解放感がある。ここに座ってベルリンの新聞(ドイツ語)でも読めれば最高であるが、ドイツ語は読めない。代わりに英字新聞を読む。
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私は見知らぬ外国のホテルのラウンジでのんびり過ごすのが好きである。ここに座って周りの人々を観察し、新聞、雑誌に目を通すと、束の間ではあるがベルリンに住んでいる感覚になる。
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最上階の10階はエグゼクティブ・フロアーで、我々の部屋はその1つ下の9階である。「高層階の客室」というリクエストは当然のように満たしてくれる。9階の廊下から見下ろす吹き抜けの大空間(写真)は結構迫力がある。
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9階の廊下(写真)を我が部屋に向かって急ぐ。
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期待を込めて部屋に入ってみると…。極めてシンプルな、あまり特徴のない部屋が待っていた。ツインベッド(写真)は確約済み。
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窓側に置かれた小さなテーブルとソファー(写真)。高層階ではあるが、周囲はビルに囲まれているので、窓からの眺めはイマイチである。
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それでも9階(実質10階)という高層階の部屋からの眺め(写真)は悪くはない。結構解放感がある。
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客室面積は32?あり、2人で使っても問題ない。参考までにルームチャージ代金(2名利用、食事なし、税・サ込)は1泊139ユーロ(18765円)である。1人当たり約9400円。
写真:窓側に置かれたワーキング・デスク -
残念ながら、バスルーム(写真)に「バスタブ」がない。チェックインの時、バスタブの有無を聞いたら、バスタブ付の部屋はキングベッドだという。我々はバスタブをあきらめツインベッドを優先した。(注:風呂好きな日本人旅行者にとっては大きなマイナス点である)
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ホテル最上階(10階)にエグゼクティブ・ラウンジ(写真右のドア)がある。マリオット・ゴールドメンバーはこのラウンジが無料で使える。このメリットは大きい。
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さて、そのラウンジ(写真)に期待を込めて入ってみると…
入った瞬間「Very Good」である。窓側にテーブル席が沢山配置されており、眺めが良い。窓が大きいので非常に解放感がある。 -
食事用のテーブル席だけではなく、ゆっくりカクテルやティータイムを楽しむためのソファー席(写真)もある。これは楽しくなってきた。大いにラウンジを利用しよう!
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朝食タイムは6:30〜10:30(月〜金)7:00〜11:00(土、日)。我々の朝は早い。ラウンジオープンと共に入室し、窓側のお気に入りの席を確保する。ビュッフェカウンターには焼きたての各種パン(写真)が揃っている。
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スモークサーモンではなく「焼きサーモン」(写真左上)がある。その他、チーズ各種、ハム各種。
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フルーツ、ヨーグルト各種(写真)。これらをピックアップすれば十分朝食メニューになる。
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さらに朝食用のホットメニュー(写真)もある。中身はスクランブル・エッグ、焼きソーセージ、ベーコン、焼きジャガイモ等である。
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これらのを取り揃えて私の豪華な朝食メニュー(写真)を作る。そして朝日を浴びながら妻と2人でゆっくり朝食を味わう。ベルリン観光の朝としては最高の出だしである。
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スタッフに頼めばオムレツ(写真)も作ってくれる。
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10階のエグゼクティブ・フロアーからロビー・ラウンジを見下ろす。
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アジアのマリオットホテルではエグゼクティブ・ラウンジでの朝食の代わりにホテルの一般用朝食レストランでも無料で利用できる場合が多い。しかし、ベルリン・マリオットでは有料である。
写真:朝食レストラン「ミッドタウン・グリル」 -
しかも、朝食ビュフェ代金は一般利用と同じ32ユーロ(4320円)である。ラウンジでの無料朝食が光る。
写真:アウトサイドの「ミッドタウン・グリル」 -
ロビー・ラウンジの横、少し奥まった所に自由にくつろげるスペース(写真)がある。
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この一角にパソコン(写真)が設置されインターネットが自由に使える。
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マリオットにしては珍しく喫煙用のラウンジ(写真)がある。この中にライブラリーがある。
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フィットネス・ジム(写真)は規模が小さく、すぐに満員になりそうである。
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室内温水プール(写真)、サウナルームも完備している。ジムで汗を流し、プール、サウナと利用すれば都心のリゾートを満喫できる。
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しかし、我々は終日、観光旅行に忙しく一度もジムやプールを使わなかった。
写真:プールサイドのチェアー -
よく利用したのは「エグゼクティブ・ラウンジ」(写真)である。午前中、ベルリン市内を歩きまわり、昼頃には一度ホテルに帰ってくる。そして、部屋で熱いシャワーを浴びてラウンジに行く。
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ランチタイムにはパン、デニッシュ、マフィン類(写真)が置かれ、軽い腹ごしらえができる。私はジュースにカプチィーノ、そしてパンとマフィンでランチタイムにする。
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カプチィーノをお代わりし、誰もいないラウンジのソファー(写真)に座って、午後のひと時を過ごす。マリオット・ゴールドの特典を最大限生かす。
注:ケーキやスコーン、サンドイッチ等が提供される「アフタヌーン・ティー・タイム」はない。 -
夕方の5:30からカクテルタイムがはじまる。アルコールを含めてドリンク、食事ともに無料なので、我々はここで夕食にする。
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スープにメイン料理、葉野菜にチーズ各種、その他。アジアのマリオットのカクテルタイムに比べる料理のラインアップはやや見劣りがする。
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最後はカプチィーノとデザート各種(写真)で締める。料理のビュッフェタイムは夜の8:30まであるのでありがたい。その後は午後11時まで、ナイトスナックタイムとしてフレンチ・チーズとワイン(白・赤)等が楽しめる。
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私はアルコールダメ人間であるが妻はワインを楽しむ。酒好きな人にとってエグゼクティブ・ラウンジの利用価値は大きい。
写真:夜のベルリン・マリオットホテル
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