2015/06/17 - 2015/06/21
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pooske♪さん
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なぜか中学の頃から憧れていた樺太。当時はソ連だったので旅行は全く不可能でしたが、ソ連が崩壊し、航空機の日ロ直行便が開設され、稚内とコルサコフを結ぶフェリーも開設されました。
しかし旅費が高くつくので行かないでいたら、ハートランドフェリーによる運航が今年最後というニュースを聞き、いよいよ満を持して樺太渡航することにしたのでした。
その2は、ユジノサハリンスク(旧豊原)の街の様子です。日本時代の建物を中心に見て歩きました。
◆行程---------------------------------------------
6/17(水)
【航空機】全日空NH77 東京HND 19:00→20:35 札幌CTS
【鉄道・地下鉄】新千歳空港駅 → 新札幌駅 → バスターミナル前駅
【都市間バス】北都交通 札幌大通バスセンター 23:00 →(翌日着)
6/18(木)
【都市間バス】宗谷バス →5:30 稚内フェリーターミナル
【フェリー】ハートランドフェリー 稚内港 9:00→15:30 コルサコフ港
★コルサコフ(旧大泊)市内観光
【都市間バス】115番系統 コルサコフBT → ユジノサハリンスク駅前
■ホテルサハリン・サッポロ 泊
6/19(金)
★ユジノサハリンスク(旧豊原)市内観光
■ホテルサハリン・サッポロ 泊
6/20(土)
★ユジノサハリンスク(旧豊原)市内観光
■ホテルサハリン・サッポロ 泊
6/21(日)
【航空機】オーロラHZ5696 ユジノサハリンスクUUS 9:30→11:50 ソウルICN
【航空機】済州航空7C1104 ソウルICN 15:05→17:30 東京NRT
◆費用---------------------------------------------
【航空機】
全日空(NH)HND-CTS片道 NH公式WEBから購入
エコノミークラス Xクラス(旅割75)
14,490円/人
アエロフロート・ロシア航空(SU)UUS-ICN片道 SU公式WEBから購入
エコノミークラス Eクラス ※オーロラ(HZ)による運航便
RUB9,760+TAX諸費RUB2,994=RUB12,754円/人(約26,500円)
済州航空(7C)ICN-NRT片道 7C公式WEBから購入
エコノミークラス Eクラス
KRW80,000+TAX諸費KRW29,200=KRW109,200/人(約12,000円)
【フェリー】
ハートランドフェリー 稚内港−コルサコフ港間 片道
2等 25,000円/人 (カード可)
【ホテル】
ホテルサハリン・サッポロ booking.comから予約
1泊ツイン1室 RUB5,750(約13,500円)
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2015稚内からフェリーで行く樺太の旅(その1・稚内発フェリー&コルサコフ編)
http://4travel.jp/travelogue/11029449
2015稚内からフェリーで行く樺太の旅(その2・ユジノサハリンスク編)
http://4travel.jp/travelogue/11029166
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- オーロラ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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ユジノサハリンスク(豊原)駅前広場。レーニン像が建っていました。
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ユジノサハリンスク駅前広場には噴水もありました。奥に見えるのが駅舎。
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ユジノサハリンスク駅(中央左寄り)と、ユーラシアホテル(中央右寄り)です。
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駅近くにあった機関車。銘板には「D51-22」となっていました。
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旧北海道拓殖銀行豊原支店の建物です。今は美術館として使われています。入館料は70ルーブル(約180円)で、写真撮影は500ルーブル(約1300円)追加となり、ちょっと高めなのでやめておきました。
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旧北海道拓殖銀行豊原支店。美術品や本館建物内では撮影しませんでしたが、階段を「撮影していい?」と聞いたら「ダー」というので、撮影。職員用と思われる裏手の階段ですが、歴史を感じます。
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駅前広場です。
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駅前からコムニスチチェスキー通りを西に向かいます。この通りに日本時代の建物が比較的多く残っています。
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まずは旧豊原市役所(建設時は豊原町役場)。現在はピンク色ですが、当時はもっと落ちついた色だったようです。現在の用途は分かりませんでした。
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旧豊原市役所の玄関。
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旧樺太庁施設(らしい)。
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旧樺太庁施設(らしい)。
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旧樺太庁博物館です。現在も州郷土博物館として立派に使用されています。
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特徴のある装飾。(旧樺太庁博物館)
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堂々とした造りです。(旧樺太庁博物館)
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重厚な入口扉には菊の御紋が!(旧樺太庁博物館)
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この時代の建造物に見られる立派な階段。(旧樺太庁博物館)
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1階はサハリンの自然環境がテーマの展示物。(旧樺太庁博物館)
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この博物館で最も見てみたかった展示物、国境標石が展示されていました。2か所展示されていて、片方が本物、もう片方がレプリカです。(旧樺太庁博物館)
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国境標石は、こんなにしっかりした基礎で建てられていたんですね。(旧樺太庁博物館)
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日本時代の生活品が展示されていました。(旧樺太庁博物館)
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オルガン、火鉢、位牌、剣道の防具など。(旧樺太庁博物館)
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もっと西に行くと栄光広場があり、樺太神社に通じる階段跡があります。今ではすっかり現在の資材により整備されてしまいました。
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ガガーリン記念文化公園内にある旧王子ケ池。手前の線路は子供鉄道路線です。
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ガガーリン記念文化公園にあるガガーリン像です。
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サハリンスカヤ通り(旧真岡通り)を歩いてみます。この通り近くにも日本時代の建物がいくつか残っています。
写真はアパートだと思うのですが、日本時代の建物でしょうか。 -
旧樺太守備隊司令官邸です。位置が分かりづらく、アパート前広場から見ることができました。
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樺太守備隊衛戍病院です。サハリンスカヤ通りにある建物のひとつ裏にありました。かなり痛んでいますが、現役のアパートとして使われているようです。
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日本時代の建物らしいです。入居者はなく、賃貸募集中のようでした。
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旧王子製紙豊原工場です。
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日本の郵便トラックがそのまま使われていました。
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レーニン通りを北上したところに、日本時代の橋が残っています。Rogatka川に架かっています。
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橋の欄干もちゃんと残っていますが・・・痛みつつあります。
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こちらも日本時代の橋。レーニン通りからサハリンスカヤ通り(旧真岡通り)を約1.2km行くと、Susuya川(鈴谷川)に架かる橋があります。中心部から少し離れているので、81番系統などのバスで行くのがよいでしょう。
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チェーホフ通りにある旧樺太庁豊原病院です。
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ひととおり歴史的建造物を見終わって、ショッピングセンター「シティモール」に行ってみました。空港行きの63番バスなど、いくつかの系統で行くことができます。
このときはクルーズ船で上陸した日本人の団体さんが大勢いました。日本人を見たのはここが最初で最後でした。 -
「シティモール」には、大きなフードコートがありました。
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「シティモール」脇には、旧樺太東線が通っていて、なんと駅までありました。かなり簡易的な駅で、いつ列車がやってくるのか分かりません・・・。
写真は北側(豊原、敷香方面)に向けて撮影したものです。 -
最終日。帰りは飛行機で一気に帰ります。市中心部のホテルから空港まで、63番バスも走っていますが、朝6時30分から運行しているのか不安だったので、前日ホテルでタクシーを予約してもらいました。450ルーブル(約1200円)でした。写真は空港近くの一コマ。
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ユジノサハリンスクでの食事です。宿泊したホテルサハリン・サッポロに近い「カフェ・ベランダ」です。レーン通りにあります。
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「カフェ・ベランダ」はビュフェ形式。夕食は2回も利用しました。ボルシチなどのロシア料理が安く食べられました(1人あたり、食事とビール1本で1200円程度)。
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次に「ランデブー」。ランチで利用しました。ガガーリン公園の南側のカムニスチーチェスキー通り沿いにあります。
内装は朝鮮風で、朝鮮料理のほか、ロシア料理もありました。 -
料理の一例です。英語はまるで通じませんでしたが、ここの店員さんがどなたも親切で、一所懸命オーダーを聞いてくれたり、店員さんが持っているスマホで翻訳かけてくれたりしました。料理も美味しかったです。
アルコールは注文しないで1人当たり1600円でした。 -
ホテルサハリン・サッポロの近くにあるスーパーマーケットで総菜を買って、部屋で食べました。こういう方法でも庶民的ロシア料理が食べられました。
美味しかったのはサーモンマリネ。サーモンが薄っぺらくなく、鮭の切り身のように切られていて食べ応えがありました。 -
写真の上は、市内の本屋で購入した地図です(左から、サハリン州のロードマップ、ユジノサハリンスク市内地図、サハリン州地図)。
写真の下は、美術館で購入した写真集で、日本時代と現在の街並み、建物が収められています。 -
サハリン州のロードマップです。写真は国後島泊村古釜布(ロシア名・ユジノクリリスク)です。
千島列島では、南千島の国後島、択捉島、色丹島、北千島の幌筵島、占守島の集落が掲載されていました。+ -
美術館で購入した写真集です。900ルーブル(約2300円)で少し値が張りますが、見開き左側に1930年〜1960年代当時の写真、そして右側には同位置で撮影した現在の写真があって、今昔比較して見ることができます。もちろん、1930年代、1040年代前半の写真は日本領時代のものなので、かなり貴重だと思って購入しました。
〜おわり〜
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