帆立湖-ほたてうみ-

2015/06/30 - 2015/07/01

　サロマ湖にはたまに行きます。目的は釣り。クロガシラや氷下魚がよく釣れます。手ぶらで帰ったことはない程、魚影が濃い場所です。今回は妻と二人で一泊で行ってきました。

エリア サロマ湖・湧別(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

　旭川紋別道を通ってオホーツク地方に来ました。写真は、湧別町計呂地にある交通公園です。旧湧網線・計呂地駅です。かつてのホームに車両が展示され、旧駅内は資料館になっています。
　実は高校１年の時、網走に行く時、湧網線経由で行ったことがあります。高校生ながら、牧歌的な線だという印象です。志撫子付近でサロマ湖畔を走り、常呂でオホーツク海へ。のんびり風景を見ていました。そんなことを思い出して資料を見ました。

　遠軽、湧別では曇りでしたが、佐呂間に入ったら雨。これでは釣りにならないとホテルに入りました。ホテルのテラスからサロマ湖の富武士港がよく見えます。

　泊まったホテルはルートイン グランティア サロマ湖といいます。人工温泉ですが、大浴場の露天風呂からサロマ湖を一望できます。

　一風呂浴び、楽しみな夕食です。
　「おお！」
　北海道らしく、馬鈴薯と鮭のグラタンに帆立です。帆立はサロマ湖で養殖されています。

　シシャモの卵や漬物です。

　「おお、これこれ！！」
　氷下魚と帆立の焼きです。氷下魚はストーブで焼き、マヨネーズと唐辛子をつけて我々道産子は食べます。何も珍しいものではないですが、妙に嬉しくて。
　結構本州からの宿泊者も氷下魚を食べていましたが、マヨネーズと唐辛子が虫。つけたらうまいのに。というか、ホテルはもっとアピールしたらよいのになあ。

　蕎麦と帆立の稚貝の味噌汁です。蕎麦はわんこ蕎麦のように空になったお椀を重ねて食べました。

　こんだけ盛ってきました。刺身は鮭と帆立です。手前左の玉葱のコロッケが北見地方らしいですね。

　メインのせいろ蒸し。鶏、帆立、野菜がたくさん入っています。南瓜も。南瓜は佐呂間町の特産の一つだとか。

　翌朝、雨が上がりました。3時半に起きて釣行へ。富武士漁港からホテルを眺めます。ガスがかかっています。

　「おお！きた！」
　クロガガシラが釣れました。だが、尾びれがかじられていました。煮つけにはいい型です。
　その後、もう一匹、クロガシラが釣れました。獲物はこの二匹だけでした。もう七月ですから、鰈の時期は終わったのでしょうか。

　P.S.この二匹は、煮つけで翌朝の朝食のおかずとして食卓にあがりました。

　早朝、漁師さんは仕事場に向かいます。

　船が漁港を出ていくたびに、波が大きく揺れました。魚がかかるかと期待したのですが…。

　早朝の富武士漁港です。サロマ湖は国内三番目に大きな湖です。ただ、観光という面では、洞爺湖や阿寒湖、摩周湖ほど人気ではないようです。その分、すいていたり、のんびりできるという面があります。穴場でしょうか。漁船や釣りなど、素朴な楽しみもありますよ。

　ホテルの朝食です。長いもの磯部揚げ、帆立のフライです。

　なすびの煮びたし、南瓜です。

　湖はかすんでよく見えませんでした。

　猛スピードで漁船が出たり入ったりしていました。

　サロマ湖を後にして、丸瀬布の道の駅です。丸瀬布から旭川紋別道で旭川方面に帰ります。

　道の駅では、木製品が売られています。道の駅スタンプには、MURUSEPPUと書かれていました。本当はMARUSEPPUでは…。