2014/11/13 - 2014/11/13
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旅遊de美食散歩さん
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東京の街散策によく行く友人と、今回は新橋へ歴史散策にいってきました。
金春通りでは歴史ある金春湯に興奮し、普段は足をとめなかった新橋親柱に感激!芝口御門、三十間堀跡などはみつけるたびに大喜び!笑
日比谷神社、塩竈神社では神秘的なパワーを感じました!
美食紀行では『ポンヌフ』のナポリタン、『みやざわ』のサンドイッチ、『東海菓子』の栗きんとん最中、『カフェ・ド・ランブル』の珈琲を楽しみました~♪
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 4.0
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新橋歴史散策は、まず新橋のSL広場で待ち合わせ♪
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そして新橋駅前ビルへ。ビル前に建つ異様?!な狸像に度肝を抜かれました。いくらもうすぐクリスマスだからといって狸にサンタの格好をさせる理由があって?笑
このビルが建つ前にはここに「狸小路」といわれる駅前居酒屋街があったそう。その後、懐かしい思い出を残そうとのことからこの銅像が建立され、「開運狸」と命名されたそうな。 -
向かったのはビル内にある『ポンヌフ』。以前テレビで懐かしのナポリタンを食べさせる名店として紹介されていたので、一度行ってみたいとおもっていたのです。
なにせ、ナポリタンに目がないものですから、わたくし。
12時前にいったほうが無難ということで早めに入店したのだけれど、もうすでに何組かお客さんがいて、でしばらくするうちにあっという間に満席になってしまい外には列が!びっくり!!
『カフェテラス・ポンヌフ』
港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館 1F
?:03-3572-5346 -
頼んだのはハンバーグスパゲティ。注文してから出てくるのが早い事、早い事。外で列をつくって待ってても多分回転率が高いのでそう待たずに入れそう。笑
ナポリタンはかなりのボリュームです!!ハンバーグが思いのほかすごく美味しい♪メンチみたいでとってもジューシー♪ナポリタンは確かに懐かしい〜味わいです。美味しいのだけれどけっこう甘め。ケチャップが多い感じ。個人的にはもうちょっと酸っぱいのが好みです。これはこれで満足ですけどね! -
こちらはポンヌフバーグ。ロールパン付なんです♪自分でスパゲティロールができちゃう♪なんか楽し〜!!!
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せっかくなのでセットにしました。ドリンクとプリン付。でもこのプリン、思いっきり”す”がはいってます。素朴すぎる味わい。うーむ笑
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しっかりと腹ごしらえをしてから散策開始。まずは新橋親柱から。
もともと新橋は汐留川に架かる橋でしたが、昭和36年に埋め立てられて姿を消したそうです。現在残っているのは大正14年架け替え時の親柱のみ。 -
新橋と書かれているのがはっきり見えますね。現在は首都高の高架下にあり、以前から”なんかやけに古そうだなあ・・・”とは思ってみていたのですが、なるほどそういう歴史がありましたか。
これだけ貫禄ある親柱だったのですから、さぞかし立派な橋だったのでしょうねえ。 -
首都高をくぐって進んだ先にあるのが銀座八丁目の交差点。首都高沿いの御門通りをまずは銀座ナインのほうへ曲がって最初の角にこの『金春屋敷』の案内板があります。
江戸時代、金春、観世、宝生、金剛の4家は幕府直属の能役者として中央区の地域内に屋敷を拝領し、家禄を支給されていたそうです。とくに、金春家は秀吉の強力な保護を受けた最も伝統ある家だったのだとか。その屋敷は現在の銀座八丁目六、七、八番全域に相当する規模だったのですって!! -
案内板のある通りが『金春通り』。きんしゅんかと思ったらこれでこんぱると読むそうです。なんとも華やかなネーミング!!
江戸時代に能楽の金春流の屋敷があったことに由来してるこの通りは、、江戸情緒を残す「銀座の最後の砦」と言われている由緒ある通りなんですって。
その後屋敷はなくなりましたが、跡地には芸者が集り花街として発展し「金春芸者」といわれるようになったとか。金春の名は、「金春湯」・「金春通り」などとして、今もこの地に残っています。 -
通りにはいってすぐのところにあるのが、こちらの『煉瓦遺構の碑』。
明治になり江戸の大火を恐れた明治政府は、銀座に延べ約10kmの壮大な煉瓦街を造りあげたのだそうです。
設計者はイギリス人のトーマス・ジェイムス・ウォートルス。残念ながら煉瓦街は関東大震災で消失しましたが、昭和63年に幻と言われた煉瓦街遺構が発掘され、この遺構がかつての金春屋敷跡内で発掘されたこともあって、遺構の一部を金春通りに建立したそう。 -
通り以外で、金春の名を残すのはこちら『金春湯』。やっぱり一番目をひきますね。銀座のど真ん中で銭湯っていったい?!ってちょっと不思議な感じ。
銀座に残っていること自体が非常に珍しいといわれる『金春湯』。創業は江戸時代末期の文久3(1863)年!!!すでに150年以上の歴史を持っているそう。
昭和32年に現在の建物に改築されたそうですが、江戸時代から存続している銭湯だなんて、それだけで希少価値大!!芸者さんたちにも愛されてきたのでしょうねえ。
『金春湯』
中央区銀座8丁目7−5 金春ビル 1F
?:03-3571-5469 -
せっかくなので入ってみることにしました。お店は2時から開店です。開店と同時にシャッターがあいて、”わ”の看板が。これ、お湯がわきました の”わ”なんですって!ちなみに終わりの時は”ぬ”という看板。こちらは お湯をぬきました の”ぬ”なんだとか。勉強になりました。
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入口は狭いですが、中にはいるとけっこう広くまずは下駄箱。そして男湯、女湯と別れてはいります。
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入るとこんな感じ。番台におばあちゃんがいて、お金を払って入浴です。タオルは売ってますが、バスタオルはありません。
脱衣場はパッと見普通の銭湯の雰囲気ですが、天井がすごい!吹き抜けで格天井になっており光沢がまぶしい〜!!神棚も大正時代のものなんだとか。
写真はここまで。お風呂の中は九谷焼のタイル絵がありました。女湯は富士山とたくさんの鯉が描かれています。お湯はかなり熱め!最初はかなり我慢が必要です!笑
ジェットバスもあったりして楽しめますが、意外にもけっこう混んでいて、一番風呂で4〜5人いましたが、それからも次々とお客さんがきました。 -
ひとっ風呂あびてすっきりした後は、さくさく散策を続けます。まずは御門通りまで戻りました。
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時計の上は・・・。これは徳川幕府の紋所?!
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時計のちょっと先に、芝口御門跡という碑がありました。ひっそりと建っているので、気をつけてみてないと見落とします。芝口御門は、宝永7年(1710年)六代将軍家宣の時、新井白石の建議により朝鮮使の入府に備えて国威を顕示するため建設されたものなんだそうです。
『芝口御門跡』
銀座8-10-8 -
建築後わずか15年で焼失してしまって、再建されることがなかった門だそうですが、今は跡地だけひっそりと残されている感じですね。
石碑には芝口門の当時の姿が銅版に彫られています。 -
その芝口御門の通りを挟んで大体反対側(高速道路側)にこれまたさらにひっそりと建っているのが『三十間堀跡』。これはね、非常に見つけづらかった。みつかってしまえばなんてことない目の前じゃないの!って感じなんですが、『三十間堀跡』が公衆トイレの隣にあるからか、路駐してる車が多すぎて唯一のこの看板がまったく見えない!
この辺りをそれこそぐるぐる30分くらいここでもない、あそこでもないと探し回りましたよ!笑
『三十間堀跡』
中央区銀座8-11先 -
三十間堀は慶長17年(1612年)江戸の船入堀を整備するため、開削されたもので、現在の中央通りと昭和通りとの間にあった、京橋川から汐留川にいたる入堀だそうです。
堀幅が三十間(54m)あったために三十間堀と呼ばれたそう。ここには発掘された堀の築石が残っています。
積み上げられた五個の築石は、三十間堀のもので中央区銀座8-12-9護岸より発掘されたもの。右側の大きい石は、銀座8-10-4、旧料亭蜂龍跡地から発掘されたもので、今日の信楽通りの源である「信楽茶屋」跡と云い伝えられている、と案内板にありました。
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その後新橋エリアに戻って日比谷神社へ。高層ビル群に囲まれた社殿はなんだか不思議な空間。第一京浜道路とJR線路の間に鎮座しています。江戸時代には、鯖稲荷と呼ばれ、虫歯封じに崇敬されていたそうです。
『日比谷神社』
港区東新橋2-1-1 -
そのあと向かったのは塩竃神社。そう行きづらくはないですが、新橋の駅からもけっこうありますね。
この場所は江戸時代仙台藩伊達家の中屋敷があり、塩竈神社の境内になっていたそう。
塩竈神社は、領地の塩竈神社本社から分霊を迎えて祀らて遷座したと言われています。
『塩竈神社』
港区新橋5-19-7 -
明治期に大名屋敷がなくなったあとも塩竃神社は存続し、関東大震災後には、避難場所や市民の憩いの場となって、後、境内のあった場所は塩釜公園となったそうです。東京で唯一の町立公園なんですって。
ベンチにはお弁当食べてる人や、リラックスタイムのおじ様が結構いて、皆さんの憩いの場所になっている模様。 -
現在は無人の塩竈神社。厳かなパワーを感じる場所ではありますが、倒れた台座があちこちに。何が建っていたのかしら。昔はさぞかし立派だったのだろうけれど、なんだか荒れてしまっててもったいない気が・・・
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都会の真ん中とは思えないくらいの静けさと厳かさを感じる神社でした。
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かなり古い南側の鳥居は寛永5年に建てられたものなんだそうです。歴史を感じますね〜。
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塩竈神社目の前にあるのは和菓子の老舗『東海菓子店』。創業64年で、人気は元祖栗きんとん最中やどら焼きなど。
新橋5-31-8
?: 03-3431-2974 -
おじいちゃんが一人で応対してくれましたが、ものすごく丁寧で、いつまでもずっと続いていってほしいお店ですね♪
栗きんとん最中は薄めの皮が香ばしく、中はた〜っぷりの栗の甘〜い餡。栗の味濃厚でねっとりとした甘さ。これは好き嫌いがわかれそうですね。
このパッケージどこかでみたことある・・と思っていたけれど、昔よくお客さんからいただいていたものでした。ここが元祖の栗きんとん最中だったのねえ・・。
どら焼きは午後の早い時点で一個を残し売り切れ。せっかくなのでラスト一個を買って、二人で塩竈神社のベンチでいただきました♪
どら焼きは皮は甘すぎず、すっきりあっさりとした感じ。ふわふわしっとり系ではないですがちょうどいい柔らかさ。あんこもすっきりとした甘さで軽い味わい! -
その後また銀座までぶらぶら歩いて、こちら『CAFE DE L’AMBRE』で一休み。
『CAFE DE L’AMBRE』
中央区銀座8-10-15 SBM BLDG 1F
?:03-3571-1551 -
1948年創業、オールドコーヒーの名店でもあるカフェ・ド・ランブル。コーヒーのみを提供している老舗喫茶店で、珈琲業界で知らない人はいないといわれる名店。一度行ってみたかったのです〜。
ほぼ満席でしたがなんとかテーブル席があいていて座ることができました。
テーブルの上には・・というかテーブルに埋め込んである灰皿が。すごい!笑
ストレートコーヒーだけでも20種類以上はあって、大変悩みます。お店の人に相談してブラジルにしました。正直銀座価格ではあるけれど、本当に苦みの全くないすっきりとした後味の絶品珈琲でありました。ただ量が少なすぎる・・笑
カフェ・ド・ランブルの名物コーヒー、ブラン・エ・ノワールは、ブラジルを注文した後でその存在を知りました。もっと早くに知っていれば・・・。次回絶対チャレンジしたい♪ -
店内はレトロな雰囲気で、まさに珈琲を楽しむためだけの優雅な空間。
お店の外に飾られていたカップもかわいくって欲しくなっちゃいます♪ -
最後に訪れたのはこちら『みやざわ』。ここも以前から一度行ってみたいとおもっていたのです。銀座のクラブの定番出前だというサンドイッチを食べてみたくて♪
サンドイッチのお持ち帰りは3時半以降ということで、時間をみはからってお邪魔しました。
サンドイッチができるまで待つだけなのもなんなので、さっきお茶したばかりでしたがこちらでもまたお茶してしゃべるしゃべる。お店のママに、”なんだかとっても楽しそうにおしゃべりするのねえ・・・”と言われたほど。笑
お店は小さいながらも奥に広い。さっきのカフェに比べると、正直飾り気がなく、いろんなものが出っぱなしでくつろげる感には欠けるけれど、逆にかえってこのほうが落ち着くという気もしなくもない。庶民的な喫茶店。
でも店内には、これから出勤?!なのか粋な着物を着こなした貫禄ある女性や、きらびやかな女性の姿がちらほら。若干自分たちの場違いさを感じたりもします。笑
『みやざわ』
中央区銀座8-5-25 西銀座会館 1F
?:03-3571-0169 -
お味のほうは・・?噂通りです!!!できることなら出来立てを食べたかった!!もうハンパない美味しさ!!こんな美味しいサンドイッチ初めてたべたかも?!どうやったらこんな味の卵サンドになるのかしら?伝授していただきたい!!!
パンはふっわふわしっとり。卵は白身と黄身を別々に潰してあえたよう。白身の刻み加減はかなり荒め。この卵サンドは絶品中の絶品。今までこれ以上の卵サンドをたべたことないと断言できます。
ヒレカツサンドはこれまたジューシーでサクッとしてます。たれも甘目でおいしい♪
このサンドイッチが食べられるなら場違い感なんて一切気にしません。新橋・銀座界隈にいったらまたみやざわへ行こう!新橋散策の〆にふさわしい一品でした! -
新橋散策おまけは、金春通りの『俺のフレンチ』。金春湯の何軒かとなりにありました。金春湯の帰りに、今度来てみよう!ということになり、後日いってきました。
お昼に4時からの席を予約しにいったら、ちょうどキャンセルがでたので座席チャージを払えば椅子のあるテーブルを用意できるといわれ、そりゃ願ったりかなったり♪ってことででテーブル席を予約。
4時にいったらもうこの人だかり。すごいっ!!二時間立ちっぱなしはちょっとな〜という思いもあったのでテーブル席がとれてほんとよかったです♪
『俺のフレンチ』
中央区 銀座 8-7-9
?:03-6280-6435 -
まずいただいたのは、生ハム。出てきた量にびっくりです。ワインがすすんでしまいます〜。
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ボタンエビのカルパッチョ。この濃厚なエビのうまさにクラクラきました。
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オマールのロースト。これまたエビが甘くて香ばしくて最高!
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ホタテのパイ包み。この辺りから頼みすぎでおなかが苦しい・・・
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メインは超楽しみしていた牛フィレ肉とフォワグラのロッシーニ 黒トリュフソース。このフォワグラの大きさもすごいけど、これだけ高級食材を使ってこのリーズナブルさも驚き。
いや、驚きの連続でございました。でも1時間50分はきついなー。最後はかなりせかされるように出ることに。時間をみて量を頼まないといけません。笑
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