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1年間の内、半分以上はマニラに滞在してます。<br />滞在内容は仕事50%、家族との生活30%、ビリヤード10%、その他10%。<br />私にとって趣味、娯楽はほぼビリヤードと犬(チャウチャウ)です。<br /><br />もともと80年代にトム・クルーズ(主演)&ポール・ニューマンのハスラー2<br />(THE COLOR OF MONEY)海外名、がきっかけで、日本でもビリヤードは大ブームになった時期がありましたが、数年でほとんどのビリヤード場、プールバーはブームが去るとカラオケ店やナイトクラブなどになってしまいました。<br /><br />現在でも年々ビリヤード場は閉店になったりと、少しずつ少なくなってきてますね。<br />ただ、大手ビリヤードチェーン店はダーツやお洒落なバーを取り入れ、姉妹店が今だに増えています。<br />私風に言うと、デートスポット的感覚ですね。<br /><br />フィリピンのビリヤードはとゆうと、日本のコンビニがあちこちに有る様<br />至る所にビリヤードのテーブルを見受けます。<br /><br />それも室内ではなく、自宅の庭などのスペースを利用して1台とゆうのが約9割以上。<br />生活の足しにしているのです。<br />ゲーム料金ですが、これは基本的に賭けビリヤードの場合負けたプレーや払いです。<br />例外もあり、最初の取り決めで勝ったプレーヤー払いもありますが・・・<br />ゲーム料金は9ボール、10ボールが1ゲーム7ペソ<br />8ボール、ローテーションは10ペソと<br />日本との料金差はかなり有ります。<br /><br />もちろんテーブルを2台3台と抱えてる所も若干あります。そうゆう所には腕自慢の凄腕プレーヤーがたびたび遠征しにやってきます。<br />日本でゆう道場破り的な感覚。大金(時には1ヶ月のサラリーマンの給料以上)を賭け<br />”俺と勝負しようじゃないか”と意気込んできます。<br />これはマニラに限らずフィリピン全土に共通している事ですね。<br /><br />あのフィリピンで有名なスーパースターのスポーツ選手、6回級制覇プロボクサーのM・パッキアオ氏のビリヤードの腕前もかなりのものです。<br />数年前に噂で聞いた事ですが、M・パッキアオ氏はマニラのマラテ地区のホテル、パンパシフィックの1フロアーに自己所有のカジノ内にビリヤードテーブルが有ります。<br />そこで彼が本人自身と同等かそれ以上のプレーヤーに”な〜ちょっと練習ゲームをしようよ”と。持ちかけます。<br />特に問題はないと思いますが、問題は掛け金です。<br /><br />1セット30万ペソ。今の日本円のレートに換算して約70万円以上。本当の話だそうです。<br />そしてフィリピンの賭博に関して、カジノ、闘鶏、競馬等がリガルですが。<br />それ以外、街中でマージャン、トランプ、コイン賭博など見つかれば逮捕されます。<br /><br />そして唯一の暗黙の了解で認められている賭けビリヤード、実際私は現地の複数の警察官と何度も賭けビリヤードをしますが、トラブルに至った事は1度もありません。<br /><br />フィリピンのスポーツで人気ベスト3ですが、3Bと呼ばれている<br /><br />1:バスケットボール<br />2:ボクシング<br />3:ビリヤード<br /><br />私の個人的見解で、上手くなるには集中力を上げるため、多少の賭けも必要ですね。<br />もちろんプロでそれを主に生計を立てている以外に、プロではないけど、プロに近い腕前で生計を立てているプレーヤーも沢山います。<br /><br />私のプレイレベルですが中の上くらい。<br />日本に帰国したらプレイはしないので、現地でプレイする時は負ける事が多く6:4くらい。<br />フィリピン人は1度コテンパに負けたら、必ずハンディキャップを要求してきます。<br /><br />もちろん私も含め・・・過去にプロと何度か勝負をした事がありますが、賭け金は2000ペソ(当時4000円位)<br />法外なハンデを要求しましたが(9ボールで、私が5〜9番のどれを落としても1ポイント)1度たりとも勝った事がありません。<br /><br />当然、彼らはそれで生計を立てているのですから、まず負ける勝負はしません。<br />プレイレベルが同等ならば、運に左右される事もあるでしょうが・・・<br /><br />実は、私が本格的にビリヤードをやり始めたのは、今の妻の前に別の妻がいました。(当時ミンダナオ在住)<br />とてもとても田舎とゆうより、電気はない、車はないと、まるで誰かの歌の様、レストランさえ有りませんでした。<br />そこでたまたまビリヤードに出会ってから、日本に帰るとまだ当時の日本はビリヤード場もかなり有り、毎日のように練習しました。<br /><br />しかし、8年間の夫婦生活にピリオドを境に辞めてしまいました。<br />それから10数年後、今の妻と出会い気ずけば13年に。2人の子供もいます。<br />最近は長男の10歳の息子が、私のプレイを見て”僕もキューが欲しいと”ゆうので誕生日のプレゼントに10数万円の高級ビリヤードキューをプレゼントしましたがまるで宝物の様に大事に扱っている様です。<br />ですが最近はビリヤードよりi padに夢中のようです。<br />ちなみに私の使用しているプレイキューは made in USAのキューは500$(当時約5万円位)アメリカの現地で買えば350$位でしょう。<br /><br />現地のプレーヤーもそこそこ腕を上げるとマイキューを持ちたくなるのですが、彼らが使用しているフィリピンキューまたは台湾キュー。<br />値段も手ごろで、台湾製で500ペソ〜1200ペソ。フィリピン製で1500ペソ〜5000ペソ(1ペソ2.7円計算)<br /><br />もう一人ビリヤード界のスーパースター、ビリヤードの神様、通称マジシャンことエフレン・レイズ<br />8歳でビリヤードを始め、12歳でフィリピンビリヤード界のナンバー2を倒し、10代の後半では強すぎて相手がいないと、その後は世界を相手に次々とビッグトーナメントを総なめにし、数々のトーナメントを制覇していますね。<br /><br />仕事でもビジネスでも何の分野でも一流、頂点を極めれば自ずとお金は舞い込んで来るもの。と誰かが言っていましたね。<br /><br />そんな彼が、当時80年代に使用していたキューは、何でも3$で買ったキューだとか・・・その安く買ったキューを譲って欲しいと、キューコレクターで中には数百万のプレミアが付いてますが、本人いわくいくら出されても売らないとの事。<br /><br />とかく賭け事が好きなフィリピン人、賭けをしている時の真剣なまなざしを、仕事やビジネスなどにも気を配ればと思うのですが・・・<br /><br />よく、フィリピノ(フィリピン男性)に何をすれば、お金が儲かるとか、稼げるとか、ビリヤード場で相談話をしたり、聞かれたりしますが<br />私の心の中で”その賭けビリヤードの真剣さを、少しでも仕事にむけたら”と思うのですが、基本的な考え方が違うので、説明してあげても楽をしてお金が稼げる、特に賭博場での会話は、多少のアドバイスはしてあげますが・・・<br />それをまともに考えているフィリピン人は、話を聞く前に海外にでも出稼ぎに行ってますね。<br /><br />それとよく、賭けビリヤードで私が勝った時に、相手が負け支払い金額が足らないなど日常茶飯事なのです。<br /><br />知らない初めてゲームをする相手や、賭け金がダブルベットした時などは、現金を先に前出しする事で、そうゆうトラブルを回避することが可能になります。<br />何人ものフィリピノに、勝ったお金を回収出来ていません。<br /><br />そんな金を借りている彼らは、平気な顔をしてプレイしている時は<br />少し嫌みったらしく、”何年たったら払ってくれるのかな〜”<br />とタガログ語で言うとニヤッと恥ずかしそうな苦笑いをし、おそらく本人は心の中で”そんなのもう時効だよと思ってるのかも。<br /><br />またそんな南国特有フィリピンのいい加減さが、私をマニラ長期滞在にしているのかも・・・<br /><br />日本に帰国して1週間もすると、またすぐに行きたくなるのは<br />もう中毒患者のような、自分が・・・<br />実は5月の終わり頃、航空券の予約だけはしてあるこんな私は<br />もう末期患者のようです。<br /><br />それが今の私にとって、唯一の娯楽であり、楽しみでも有ります。<br /><br />                                     by hiro<br /><br /><br />

フィリピンのスポーツとビリヤード

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2015/04/08 - 2015/04/26

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hiro

hiroさん

1年間の内、半分以上はマニラに滞在してます。
滞在内容は仕事50%、家族との生活30%、ビリヤード10%、その他10%。
私にとって趣味、娯楽はほぼビリヤードと犬(チャウチャウ)です。

もともと80年代にトム・クルーズ(主演)&ポール・ニューマンのハスラー2
(THE COLOR OF MONEY)海外名、がきっかけで、日本でもビリヤードは大ブームになった時期がありましたが、数年でほとんどのビリヤード場、プールバーはブームが去るとカラオケ店やナイトクラブなどになってしまいました。

現在でも年々ビリヤード場は閉店になったりと、少しずつ少なくなってきてますね。
ただ、大手ビリヤードチェーン店はダーツやお洒落なバーを取り入れ、姉妹店が今だに増えています。
私風に言うと、デートスポット的感覚ですね。

フィリピンのビリヤードはとゆうと、日本のコンビニがあちこちに有る様
至る所にビリヤードのテーブルを見受けます。

それも室内ではなく、自宅の庭などのスペースを利用して1台とゆうのが約9割以上。
生活の足しにしているのです。
ゲーム料金ですが、これは基本的に賭けビリヤードの場合負けたプレーや払いです。
例外もあり、最初の取り決めで勝ったプレーヤー払いもありますが・・・
ゲーム料金は9ボール、10ボールが1ゲーム7ペソ
8ボール、ローテーションは10ペソと
日本との料金差はかなり有ります。

もちろんテーブルを2台3台と抱えてる所も若干あります。そうゆう所には腕自慢の凄腕プレーヤーがたびたび遠征しにやってきます。
日本でゆう道場破り的な感覚。大金(時には1ヶ月のサラリーマンの給料以上)を賭け
”俺と勝負しようじゃないか”と意気込んできます。
これはマニラに限らずフィリピン全土に共通している事ですね。

あのフィリピンで有名なスーパースターのスポーツ選手、6回級制覇プロボクサーのM・パッキアオ氏のビリヤードの腕前もかなりのものです。
数年前に噂で聞いた事ですが、M・パッキアオ氏はマニラのマラテ地区のホテル、パンパシフィックの1フロアーに自己所有のカジノ内にビリヤードテーブルが有ります。
そこで彼が本人自身と同等かそれ以上のプレーヤーに”な〜ちょっと練習ゲームをしようよ”と。持ちかけます。
特に問題はないと思いますが、問題は掛け金です。

1セット30万ペソ。今の日本円のレートに換算して約70万円以上。本当の話だそうです。
そしてフィリピンの賭博に関して、カジノ、闘鶏、競馬等がリガルですが。
それ以外、街中でマージャン、トランプ、コイン賭博など見つかれば逮捕されます。

そして唯一の暗黙の了解で認められている賭けビリヤード、実際私は現地の複数の警察官と何度も賭けビリヤードをしますが、トラブルに至った事は1度もありません。

フィリピンのスポーツで人気ベスト3ですが、3Bと呼ばれている

1:バスケットボール
2:ボクシング
3:ビリヤード

私の個人的見解で、上手くなるには集中力を上げるため、多少の賭けも必要ですね。
もちろんプロでそれを主に生計を立てている以外に、プロではないけど、プロに近い腕前で生計を立てているプレーヤーも沢山います。

私のプレイレベルですが中の上くらい。
日本に帰国したらプレイはしないので、現地でプレイする時は負ける事が多く6:4くらい。
フィリピン人は1度コテンパに負けたら、必ずハンディキャップを要求してきます。

もちろん私も含め・・・過去にプロと何度か勝負をした事がありますが、賭け金は2000ペソ(当時4000円位)
法外なハンデを要求しましたが(9ボールで、私が5〜9番のどれを落としても1ポイント)1度たりとも勝った事がありません。

当然、彼らはそれで生計を立てているのですから、まず負ける勝負はしません。
プレイレベルが同等ならば、運に左右される事もあるでしょうが・・・

実は、私が本格的にビリヤードをやり始めたのは、今の妻の前に別の妻がいました。(当時ミンダナオ在住)
とてもとても田舎とゆうより、電気はない、車はないと、まるで誰かの歌の様、レストランさえ有りませんでした。
そこでたまたまビリヤードに出会ってから、日本に帰るとまだ当時の日本はビリヤード場もかなり有り、毎日のように練習しました。

しかし、8年間の夫婦生活にピリオドを境に辞めてしまいました。
それから10数年後、今の妻と出会い気ずけば13年に。2人の子供もいます。
最近は長男の10歳の息子が、私のプレイを見て”僕もキューが欲しいと”ゆうので誕生日のプレゼントに10数万円の高級ビリヤードキューをプレゼントしましたがまるで宝物の様に大事に扱っている様です。
ですが最近はビリヤードよりi padに夢中のようです。
ちなみに私の使用しているプレイキューは made in USAのキューは500$(当時約5万円位)アメリカの現地で買えば350$位でしょう。

現地のプレーヤーもそこそこ腕を上げるとマイキューを持ちたくなるのですが、彼らが使用しているフィリピンキューまたは台湾キュー。
値段も手ごろで、台湾製で500ペソ〜1200ペソ。フィリピン製で1500ペソ〜5000ペソ(1ペソ2.7円計算)

もう一人ビリヤード界のスーパースター、ビリヤードの神様、通称マジシャンことエフレン・レイズ
8歳でビリヤードを始め、12歳でフィリピンビリヤード界のナンバー2を倒し、10代の後半では強すぎて相手がいないと、その後は世界を相手に次々とビッグトーナメントを総なめにし、数々のトーナメントを制覇していますね。

仕事でもビジネスでも何の分野でも一流、頂点を極めれば自ずとお金は舞い込んで来るもの。と誰かが言っていましたね。

そんな彼が、当時80年代に使用していたキューは、何でも3$で買ったキューだとか・・・その安く買ったキューを譲って欲しいと、キューコレクターで中には数百万のプレミアが付いてますが、本人いわくいくら出されても売らないとの事。

とかく賭け事が好きなフィリピン人、賭けをしている時の真剣なまなざしを、仕事やビジネスなどにも気を配ればと思うのですが・・・

よく、フィリピノ(フィリピン男性)に何をすれば、お金が儲かるとか、稼げるとか、ビリヤード場で相談話をしたり、聞かれたりしますが
私の心の中で”その賭けビリヤードの真剣さを、少しでも仕事にむけたら”と思うのですが、基本的な考え方が違うので、説明してあげても楽をしてお金が稼げる、特に賭博場での会話は、多少のアドバイスはしてあげますが・・・
それをまともに考えているフィリピン人は、話を聞く前に海外にでも出稼ぎに行ってますね。

それとよく、賭けビリヤードで私が勝った時に、相手が負け支払い金額が足らないなど日常茶飯事なのです。

知らない初めてゲームをする相手や、賭け金がダブルベットした時などは、現金を先に前出しする事で、そうゆうトラブルを回避することが可能になります。
何人ものフィリピノに、勝ったお金を回収出来ていません。

そんな金を借りている彼らは、平気な顔をしてプレイしている時は
少し嫌みったらしく、”何年たったら払ってくれるのかな〜”
とタガログ語で言うとニヤッと恥ずかしそうな苦笑いをし、おそらく本人は心の中で”そんなのもう時効だよと思ってるのかも。

またそんな南国特有フィリピンのいい加減さが、私をマニラ長期滞在にしているのかも・・・

日本に帰国して1週間もすると、またすぐに行きたくなるのは
もう中毒患者のような、自分が・・・
実は5月の終わり頃、航空券の予約だけはしてあるこんな私は
もう末期患者のようです。

それが今の私にとって、唯一の娯楽であり、楽しみでも有ります。

             by hiro


同行者
その他
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩 バイク 飛行機
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配

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