サザン　セイシェル～海の聖者　

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デビュー以来、サザンファンの僕は「海の聖者」が好きで、よくよく歌詞を読むと、セイシェル諸島の歌だとわかりました。（笑）ダイビングをやっていたので３０歳～40歳にかけて、あちこちの南の島、ダイブスポットに出かけましたが、モーリシャス、セイシェル、カナリヤ方面は遠すぎて当時は行くことができませんでした。しかし、大瀧詠一や高中ファンでもあった僕は、その方面の島のイメージに引き付けられており、サザンの局が引き金となり、イメージだけのセイシェルに行くことにしました。

５５歳以降始めた旅行では、キューバ、タヒチ、スイス、ＮＺ、イタリア・・・と全て個人手配の個人旅行でしたので、要領もつかめていたので、エディハド航空アブダビ経由でセイシェル航空で島へと予約しました。美しいビーチ沿いの高級ホテルは高いので、その目の前の格安ゲストハウスを予約しました。現地の食事は期待しなかったので、調理道具、食料を持参し自炊です。幾ら使うかもわからないので、現地通貨は両替せず、カードと100ドルで何とかしようと考えました。

旅行は１０月ですが、９月にキャッシュカードが悪用され、かなりの金額が使われていることを発見。カード会社に連絡し、カードも新発行され、事なきを得ましたが、出発２週間前にゲストハウス管理会社から「事前のカードＮｏは使用不可能なので、予約はキャンセルされました」と通告があり、あわててボー・ヴァロンビーチの目の前の似たようなゲストハウスを予約しました。焦りましたね…。

乗り継ぎは問題なく予定通り空港へ。送迎はタクシーを手配してくれていました。しかし、私はタクシー代金はホテル代金に上乗せされ帰りに生産すると思っていましたが、それは別で、その時支払ってほしいとのこと。帰るまでに、なんとかするベ、と宿の女主人と相談し、タクシーは引き取ってもらいました。結局、帰る日に思いつき、ドルで現地レート換算し支払ってもいいと承諾してくれました。

ビーチはエメラルドグリーンで美しく、３日間日棚ぼっこをして、サザンを波の音と一緒に聞いていました。そして夕陽がすごいのです。すごいとは聞いていましたが、本当にすごく、刻一刻とオレンジ色から真っ赤に変わり、ソアラから海一面、すごいことになり、集まった観光局からはため息、完成、拍手が送られていました。

近くのホテルでハガキと切手を買い（使い残りのユーロを持ってきた）、ホテル出書いて出してもらいました。ショップの女性はビーチの写真がいいわよ、と言うので、ボー・ヴァロンビーチの写真の絵葉書を買いましたが、シンプルな海岸線なので「ここは伊豆ではありません」と書いて出しました。

お昼の便で帰国でしたが、数時間前に空港に到着し、のんびり誰も居ない空港（外と中の仕切りの壁はありません）でゆっくり本を読みながら、チェックインは一番で、とってものんびりとしたいい旅行でした。