台湾旅行　台北→高雄からレンタカーで墾丁→台中で温泉の旅　【２日目 墾丁編】

2015/03/24 - 2015/03/28

新幹線の３日間フリーパスを利用し、台北から高雄へ。高雄では予約していたレンタカーを借り、墾丁の国立海洋生物博物館に立ち寄り、本日の宿がある台湾最南端周辺を目指します。あいにくの天気で雨模様の中のドライブでしたが、水族館がとてもよかった！ホテルは台湾最南端近くにある、知る人ぞ知るデザイナーズホテルに宿泊。

エリア 墾丁国家公園周辺(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ニッコーホテルでの久しぶりの完璧な和朝食に癒され（シンガポール在住なので、納豆ご飯がホテル食べられるのはとても嬉しい）、８時半にホテルを出発。中山駅そばのニッコーホテルからは、タクシーで１０分くらいで台北駅に到着。小雨が降っていたし、地下鉄や徒歩だとけっこう歩くということでタクシーにしました。タクシーでも一方通行などで回り道になるので１０分くらいかかります。台北駅は新幹線を利用することを伝え、高鐡側で降ろしてもらいます。ホテルのスタッフが運転手さんに中国語で伝えてくれます。

昨日予約していた指定時間に乗車。台北駅は地下なので暗くて写真が撮りにくい。高雄に着いてから明るいきれいな写真を撮ることにします。

台北駅 駅

昨日予約していた９時半発の指定席に乗車。車内は意外と混んでいました。同じ車両はほぼ満席。フリーパスは中にMAP、氏名、パスポート情報、指定席を取った場合に席番号を書く欄などが。数ページの冊子になっています。

乗車した新幹線は、時刻表を見て前もって１番早く着くのを選んでおきました。先発でも止まる駅が多いと遅く着くので、よく検討します。時刻表→https://www.thsrc.com.tw/tw/TimeTable/SearchResult　

車内は日本の新幹線と同じ。車内紙に高鐡グッズの紹介。

１時間半ほどで左営駅（高鐡高雄駅）構内。とても開放感があり、きれい！

高雄駅も地下でした・・。暗いです。明日の台中駅に期待。

駅弁屋さんもありました。

駅の外に出ると台北より暖かく、お天気もいい！！

レンタカーはオリックスレンタカーで事前予約していました。高雄駅前では提携先の艾維士租車で借ります。駅を出て、横断歩道を渡ったらすぐでした。

我が家はシンガポール在住で、免許証もシンガポールなのでレンタル予約をするのに一苦労でした。はじめに検討していた和運租車ではパスポートの国籍と免許証の発行国が違うと保険が下りないと言われ、そんなはずはないので何度かやり取りしましたが埒があかず、結局取りやめにして、その後オリックスさんに相談したところ大丈夫と言ってくれたのでお願いすることに。オリックスさんは日本人が担当してくれたので話も早かったです。おすすめ！http://japanese.orixauto.com.tw/

艾維士租車は英語ができるスタッフがいたので、当日も問題なく借りられました。とても感じの良いスタッフばかりで、次回があればまたお願いしたいです♪　新車のぴかぴかのALTISを借りられました。　

日本語が使えるGPSも前もって予約しておきました。ただ、中国語で入れないと検索ができないので、ほぼ使えませんでした。今どこにいるかはわかるので、ないよりはあったほうがよい程度です。ナビとしては携帯のGPSに頼りました。

早速レンタカーで出発。踏切は日本と音も色も一緒でした。

バイクがたくさんいましたが、注意して運転すれば何も問題はありません。ネットでの情報は大げさで煽りすぎです。日本で運転が問題なく出来ていれば、大丈夫です。割り込んで来る車は多いですが、台湾の人はみんな優しいからか、すぐに譲ります。すぐ譲るのを心がけていれば、何も怖くないです。わざと入れないで道を塞いだり意地悪をすると逆に怖いかも・・・(^_^;)　急ブレーキを踏んだり、ぶつかりそうになりますから・・。左ハンドル、右車線もすぐに慣れます。高雄駅周辺は全く渋滞もなく、スムーズでした。

まずは駅から車で１０分ほどの場所にある蓮池潭へ。とりあえず入れた駐車場がちょっと遠かったみたいで、見たかった龍虎塔は遥か彼方・・・。望遠で何となく写して、次の目的地へ。

すでにお昼を回っています。高速道路を通り、一路、南へ。日本の田舎道を走っている感覚。

海が近づいて来て、墾丁の街が近付いて来ました。

沿道では名産のフルーツや、麺類などを売るお店が。

この辺りに生息する鳥かな？

マンゴーは時期が合えば食べたかったー！

海岸沿いはサーフィンショップや民宿が並びます。

この辺りは玉ねぎが名産らしく、ちょうど収穫シーズンだったのか、たくさんのお店を見かけました。

国立公園も近付いて来ました。

高雄駅を出発して１時間４５分ほどで国立海洋生物博物館（水族館）に到着！水族館好きとしてはずっと訪れてみたかったところです。入口の実物大の鯨のオブジェ。暖かい日だったら水遊びも出来ます。

とても大きな水族館で、中は台湾・珊瑚・世界の３つに分かれての展示。どれも規模が大きいです。

まずは台湾水域から。

牡蠣の養殖の展示。魚も泳いでいます。

展示の仕方がとても美しい。

きれい！

見終わると最初の広場に戻ります。

続いて珊瑚水域。

美しいトンネルの展示。動く歩道ではなく、自分のペースで歩いて見ることが出来ます。トンネルが真下までガラスなので、本当に海の中にいるみたい。

沈没船がコンセプトの展示とは聞いていたけれど、トンネルの先は沈没船の中にいるという設定！これは目から鱗でした！映画「パイレーツオブカリビアン」に出てくる船の中みたいに貝がびっしり！！

とても凝った作りです。

沈没船の中です。

フジツボびっしり・・・の沈没船。

船長室も覗けます。お部屋がそのまま海に沈んだ感じ。

潜水艦風の窓。

一旦外に出ます。海のすぐそばの立地です。

世界水域は別館です。

古代の生物の歴史から。入ってすぐに「ストロマトライトだ！」と息子が叫びました。昨年オーストラリアで実物を見に行ったので、旅育の成果が出て嬉しい限りです・・。最初に酸素を作り出したと言われるバクテリアが付着した岩です。

続いて３Dメガネをかけて古代の生物が飛び出してくる展示を見ました。

高そうなアロワナ。

最後は有名な海藻の大水槽。世界一長い海藻の展示だそう。深さがダイナミック。大きな魚はいないのだけど、長い海藻がとても幻想的で美しい展示。

独り占めです。

水族館の敷地内にあるスタバでご当地マグGET。なかなかレアな墾丁マグ。

日もだいぶ傾いて来ました。水族館を後にして、ホテルに急ぎます。

有名な珊瑚岩。天気が悪い中、ドレスでの撮影をしていました。

野生？の牛達。柵もなく、道路に今にも出てきそうでした。

どんどん南下。嵐のような空と波。暗くなる前にホテルに着きたい！カーブの先にぽつんと白い建物が見えて来ました。あちらが今夜の宿、Hotel de Plus。

やっとホテルに到着。Hotel de plus。
なぜこんな辺鄙な場所にあるホテルを選んだかと言うと、大好きなMarimekkoが昨年の夏にこちらのホテルとコラボをしてUNIKKOルームを提供していたんです。（当時の写真→
http://www.blublu.me/news/detail/5253 ）
現在はコラボは終了してしまいましたが、こんなおしゃれなホテルが台湾にもあるんだ！と感激し、いつか泊まってみたいとずっと想っていました。このためにレンタカー、台湾新幹線のフリーパスの手配、台湾南部の移動スケジュールを組んだようなものです。やっと実現できて嬉しい・・。協力してくれた家族には感謝です。

サイドにはアーティストによる人物画が。

どこから撮っても絵になる〜〜。この日も何かの撮影がカフェで行われていたり、カップルがお庭でカメラマンに写真を撮ってもらっていました。

ホテル前のお庭にあるショップ。ピクニックできるような食べ物や飲み物を販売しているようです。この日はもう閉まっていました。

ホテルの前は海はあいにくの天気で波が高く、怖い・・。お天気がよければ最高の景色だったのに。

ホテルの周りには全く何もないです。ここに来るにはタクシーかレンタカーしか手段がありません。

おしゃれなカフェのようなホテルのロビー。DVDの貸し出しを行っているのですが、数十本並んだ棚の３分の１くらいは邦画でした。『かもめ食堂』『北野武全集』『さくらん』『ピンポン』などなど・・おしゃれっぽい邦画がたくさん。オーナーの趣味なのかな。雑誌や書籍もデザイン系のものが多かったです。BGMは８０年代ロック。

廊下です。

オーシャンビューのお部屋。小窓がいっぱい。

お部屋の２階はベッド。ウォールガラスが素敵。天窓も付いています。

ロビーラウンジからの眺め。

暗くなると照明がまた素敵でした。

バスルームのタイル

夕飯はカフェで。

オーダーは先にこちらのカウンターで。

アジア風ののっけごはん。

アジア風カレー。

ビールはベルギーなどヨーロッパのおしゃれなデザインのものがずらりと並んでいました。こちらはベルギーのかわいいラベルの。ビターな甘さ。

お部屋に戻り、そろそろ就寝。天気がよければ天窓から満天の星が見えたんだろうなあ。おやすみなさい・・・

明日はレンタカーを返却し、再び新幹線のフリーパスを使って台中へ向かいます。