尾張徳川家の雛まつり、徳川美術館へ！

2015/03/09 - 2015/03/09

クラブツーリズムさんのツアーで、「尾張徳川家の雛まつり」徳川美術館貸切鑑賞会に参加しました。
関西各地をはじめとしてなんとバス３１台が向かっていると途中で聞きました。１台４０人として１２００人、じっくり鑑賞できるのだろうか心配になったものです。ところが、現地に着いたら何処に１２００人の人たちがいるかと思うほど少なく感じました。出発時間、鑑賞順序を上手くコントロールされていたようです。
　雛まつりの会場はさすが賑わっていましたが。

徳川美術館は、家康の遺品を中心に１万件余りを収め、国宝「源氏物語絵巻」をはじめ、国宝９件、重要文化財５９件と案内されています。続いて徳川園が位置しています。私たちのグループはこの徳川園から鑑賞します。

表紙は、江戸時代の作、享保雛。

エリア 愛知

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

徳川園黒門（登録有形文化財）

明治３３年（１９００）に完成した尾張徳川家の邸宅の遺構。
“ 名古屋城本丸の東約３ｋｍ、江戸時代のはじめ、この地域一帯は尾張徳川家二代光友の「大曾根下屋敷」といわれる広大な別邸であった。・・当時の敷地は１３万坪（約４３ｈa)・・・・昭和６年、十九代義親が別邸建物と庭園のうち約七千坪（２万３千?）を名古屋市に寄付・・”と説明されています。

徳川園黒門

なかに徳川美術館、蓮左文庫（尾張徳川家の旧蔵書、古典籍を収蔵）。

正面が徳川美術館、人の姿はまばらです？

はじめに徳川園を鑑賞します。

徳川園、徳川美術館の案内図。

入ってすぐに、「お庭の雛飾り」。

人が少なく、落ち着いて廻れます。

そっと陶器の雛人形が副えられています。

龍仙湖

池泉回遊式庭園の中心的存在で地下水を水源としています。

灯籠と龍仙湖。

西湖堤

白楽天、蘇東坡など古くから文化人の憧れの景勝地である中国杭州の西湖面を直線的に分ける堤防を縮景したもの、とあります。

これから、緑と色とりどりの花々が芽吹くところです。

牡丹の芽。

梅が見ごろです。

梅のいい香りがたちこめます。

まもなく満開をむかえる梅。

ボケ。

マンサク。
徳川園で初めて咲く花だそうです。

瑞龍亭

織田有楽斎を始祖とし、かっては尾張徳川家で重用された尾張有楽流に因み、有楽好みの様式を取り入れている、とあります。

ソテツのこも巻き、東京・品川区東五反田にある“池田山公園風”だそうです。

いろいろなこも巻きの方法があるようです。

コブクザクラ

秋から冬、早春にかけて年に２度花が咲きます。名前の由来は、一つの花に複数の雌しべがあり複数の実をつけることから、「子宝に恵まれる」の意味で「子福桜」という名がついた、縁起の良いサクラです。

コブクザクラ。

お庭の雛飾り。

お庭の雛飾り。

虎の尾。

大曽根（おおぞね）の瀧。

お庭の雛飾りと柳。

可愛い雛人形です。

“ 白加賀 ”と名付けられています。

嘴を花粉で黄色くしたヒヨドリ。

ミツマタ。

内裏雛。

徳川美術館

第十九代徳川義親の寄贈により、昭和１０年（１９３５）開館、尾張徳川家に伝えられた大名道具を含む国宝９件、重要文化財５９件、重要美術品４９件が収められています。

２０１５年４月５日（日）まで「尾張徳川家の雛まつり」開催中。

徳川美術館ロビーに飾られています　雛人形司　蓮左佳峰氏作。

お内裏様とお雛様。

享保雛

江戸時代の作で、衣装はすべて新調され、頭は人形作家の阿部肥氏によって修理された、と説明されています。男雛の足がおもしろい。

女雛。

犬張子

“ 犬筥（いぬばこ）とも称され、また宿直犬（とのいいぬ）・御伽犬（おとぎいぬ）とも呼ばれた。男犬・女犬一対とし、天児（あまがつ）・這子（ほうこ）とともに幼児の無病息災を祈るためにその枕元に置かれた、また婚礼の際にも飾られた。この犬張子は、阿部肥氏の作 ”。

ロビーのコンサート。

有職雛　束帯姿貞徳院姫所用　江戸時代（絵葉書撮影）。

源氏物語絵巻の一場面（ファイル撮影）。

上段は、この雛まつりで圧巻の「尾張徳川家三世代にわたる雛段飾り」でした。その他、下段にあるようないろいろな姫様の飾り道具も見事なものでした。（パンフレット撮影）

この旅行記へのコメント （3）

• わんぱく大将さん 2015/03/25 07:51:42

  お雛さんは

  Huumaさん
  
  お雛さん、実際長いこと見てませんが（家にもありましたが）目が怖い。
  夜に見たくない人形です。
  
  　大将

  Hｕｕｍａさん からの返信 2015/03/29 14:46:26

  RE: おおせのとおりです！

  大将さん
  
  　特に、立派な、高額な人形は、昼は凛とした素晴らしさがありますが、夜はおっしゃるとおり、“ジーッ”と観られているようで怖いときがあります。
  
  私のところは、そのためではありませんが、小さくてかわいい雛人形などを毎年１対ずつ求めて、三月にまとめて出して眺めています。夜でも怖さはありません。
  
  アーモンドの花畑は凄いものですね！
  
  今朝、日本のテレビでサクラと、アーモンドの見分け方が放映されたところです。サクラは茎から花びらが開いているのに対し、アーモンドは木から直接花びらが開いていると、そのとおりですね。美しい写真と記事をありがとうございます。
  
  御礼が遅くなりました、ありがとうございます。　　　　　　Ｈuuma　

  わんぱく大将さん からの返信 2015/03/30 06:04:30

  RE: RE: おおせのとおりです！

  > 大将さん
  >
  > 　特に、立派な、高額な人形は、昼は凛とした素晴らしさがありますが、夜はおっしゃるとおり、“ジーッ”と観られているようで怖いときがあります。
  >
  > 私のところは、そのためではありませんが、小さくてかわいい雛人形などを毎年１対ずつ求めて、三月にまとめて出して眺めています。夜でも怖さはありません。
  >
  > アーモンドの花畑は凄いものですね！
  >
  > 今朝、日本のテレビでサクラと、アーモンドの見分け方が放映されたところです。サクラは茎から花びらが開いているのに対し、アーモンドは木から直接花びらが開いていると、そのとおりですね。美しい写真と記事をありがとうございます。
  >
  > 御礼が遅くなりました、ありがとうございます。　　　　　　Ｈuuma　
  
  Huumaさん
  
  昨年行ったのがアーモンドで、今年あれは桃でした。　花が似てるのでごっちゃになりますよね。
  
  　大将