旅記録国内編2012　徳島〔02－四国八十八ヵ所２巡目＆四国別格二十霊場巡拝第１弾：第２番～第５番編〕

2012/03/21 - 2012/03/21

【八十八ヵ所２巡目＆別格二十霊場で１０８カ寺を巡る旅・第１弾は阿波の国！】
四国八十八ヵ所霊場の２巡目を札所番号順の“順打ち”で参拝しながら、四国別格二十霊場も“順打ち”する、四国１０８カ寺を巡る旅。閏年の“逆打ち”で得られるかも知れない３倍の功徳には目もくれず、あえて“順打ち”に徹するアマノジャクなプランに今年は取り組むことにした。
マイカー・レンタカー・タクシー・参拝バスと様々な交通手段を使い、巡り方もイレギュラーだった１巡目と変えるために、２巡目ではいくつかの基本ルールに沿って旅を進めて行く。
高速バスで徳島・鳴門に着き、レンタカー「２巡目ゴロウさん」(笑)で第１番札所・霊山寺へ。『３度目の正直』の好天に恵まれ、めでたくスタートを切った。
霊山寺を出発し、しばらくは八十八ヵ所霊場の札所が続く。
《２巡目のルール》
①八十八ヵ所霊場も別格二十霊場も“順打ち”とする。
②四国では、ケーブルカー・ロープウェイを除き、バスやタクシーに頼ること無く自らが運転する車で移動する。
③宿泊は、可能な限り１巡目とはロケーション・施設・部屋カテゴリーを変える。
④スケジュールに支障の無い範囲で、１巡目とは違う「ついで観光」を組み込む。

【メンバー】
一人旅。

【ルート】
3/21　枚方市駅－〔高速バス〕－高速鳴門－〔レンタカー〕－第１番・霊山寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10968484）
　　　－第２番・極楽寺－第３番・金泉寺－第４番・大日寺－第５番・地蔵寺
　　　（以上の旅行記⇒本編）
　　　－＜広域農道他＞－別格第１番・大山寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10971715）
　　　－＜県道１２・県道１３９他＞－第６番・安楽寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10971953）
　　　－＜県道１３９・Ｒ３１８＞－御所温泉
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10974309）
3/22　御所温泉－＜Ｒ３１８・県道１３９＞－第７番・十楽寺－第８番・熊谷寺
　　　－第９番・法輪寺－第10番・切幡寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/10976601）
　　　－＜県道１３９・広域農道他＞－金清自然公園－＜広域農道・県道２＞
　　　－犬墓大師－＜県道２・県道２４６・県道１２＞－脇町
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11031098）
　　　－＜県道１２・Ｒ１９３＞－脇町IC－＜徳島自動車道＞－土成IC－＜Ｒ３１８他＞
　　　－第11番・藤井寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11031413）
　　　－＜Ｒ１９２・県道２０他＞－別格第２番・童学寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11032098）
　　　－＜県道２０・Ｒ４３８・県道４３他＞－第12番・焼山寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11038638）
　　　－＜県道４３・Ｒ４３８他＞－徳島市中心部
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11040570）
3/23　徳島市中心部－＜Ｒ４３８・県道２０８・県道２１＞－第13番・大日寺
　　　－第14番・常楽寺－第15番・国分寺－第16番・観音寺－第17番・井戸寺
　　　－（昼食・宅配出荷）－第18番・恩山寺－第19番・立江寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11041932）
　　　－＜県道２８・県道２２・県道１６＞－月ヶ谷温泉
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11043204）
3/24　月ヶ谷温泉－＜県道１６他＞－別格第３番・慈眼寺
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11045690）
　　　－＜県道１６他＞－第20番・鶴林寺－第21番・太龍寺－第22番・平等寺
　　　－＜県道３５・県道２４・Ｒ５５他＞－徳島駅前－〔高速バス〕－京都駅
　　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11052508）

【表紙の写真】
四国八十八ヵ所第３番・金泉寺の境内。左が本堂、右が大師堂、正面に倶利迦羅龍王像。

エリア 板野・松茂(徳島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

■13:18　第２番・極楽寺に到着
霊山寺を出発して西へ走ると、間もなく右側に大きな仁王門が見えてくる。
その間、僅か３分ほど、同じ道筋に存在することを知っていればカーナビも必要が無い(笑)。
１巡目では、母も足を運んだ札所の一つである（⇒http://4travel.jp/travelogue/10497694）。

■第２番・極楽寺・境内
仁王門をくぐり、境内の右奥に向かってまっしぐら。
１巡目で持ち回ったガイドブックの境内見取り図を今回も持参はしているが、見取り図に頼らなくても、門前に立った段階で境内の風景を何となく思い出せて、足が自然と行くべき方向に動いている。
これなら、１巡目よりもスピードアップ出来るでしょう、多分(笑)。
あ・・・、読経がまだスムーズに出来なくて時間が掛かるのを忘れてましたわい(汗)。

■第２番・極楽寺・薬師堂
薬師堂の脇から石段を上がり・・・。

■第２番・極楽寺・本堂
本堂に続き・・・。

■第２番・極楽寺・大師堂
本堂右奥に建つ大師堂で参拝する。

■第２番・極楽寺・長命杉①
石段下の薬師堂傍にそびえる長命杉は、相変わらず元気いっぱいに枝を茂らせていた（⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=20086371）。

■第２番・極楽寺・長命杉②
今回はついて来ることが出来ない母の分まで、しっかりとパワーを頂きましょう♪

■第２番・極楽寺・納経所
仁王門傍の駐車場に接して建つ納経所へ。

■第２番・極楽寺・御影
極楽寺のご本尊・阿弥陀如来の御影を頂く。

■13:45　第２番・極楽寺を出発
納経所から出ると、プリウス「２巡目ゴロウさん」が先を急ごうと手招きしていた・・・んな、アホな(爆)。

■13:52　第３番・金泉寺に到着
極楽寺から更に西へ向かい、カーナビに素直に従って集落の中を進むと、正面に見覚えのある立派な仁王門。
その左側に設けられた駐車場に入る。

■第３番・金泉寺・仁王門
青空をバックにすると、一層朱色が引き立ちますねぇ。

■第３番・金泉寺・境内
早速、仁王門をくぐって境内へ。
左の塀の外側が「２巡目ゴロウさん」が待つ駐車場で、そこから直接境内に入ることも出来るのだけれど、可能な限り山門から入るように心掛けよう。

■第３番・金泉寺・本堂
まずは、正面に建つ本堂へ。

■第３番・金泉寺・大師堂
そして、本堂の右側エリアの大師堂へ。

■第３番・金泉寺・黄金の井戸
参拝を済ませ、大師堂より右奥にある黄金の井戸に今回も立ち寄った（⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=19121871）。
良かった、今回もバッチリと“大阪のオバチャン”の顔が映りました〜(笑)。

■第３番・金泉寺・倶利迦羅龍王像
本堂と大師堂の間の倶利迦羅龍王像。
１巡目で訪れた時には、周囲の十二支御守本尊に布が掛かっていた（⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=19121872）が、今回はしっかりとお姿を拝むことが出来た。

■第３番・金泉寺・納経所
１巡目で“順打ち”でも“逆打ち”でもない“サミダレ打ち”に笑って下さった納経所（⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=19121900）では、差し出した納経帳をめくりながら「また四国に戻って来られたんですね、お帰りなさい」と声を掛けて下さり、西安・青龍寺のご朱印（⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=36882958）にも気付いて下さった。
四国に限らず日本百観音の札所でも、納経所の対応は実に様々。
新しい納経帳に筆で書き込んだりご朱印を押して頂くだけでも有り難いことだが、参拝者の多少に関わらず、念を込めるようにご本尊のご真言を唱えて納経帳を丁寧に返して下さる札所もあれば、一言二言の何気ない話のやり取りに何だかホッとする札所もある。
時々出会うそんな納経所、私的には大好きです♪

■第３番・金泉寺・御影
頂いた金泉寺の御影。
ご本尊は釈迦如来だが、「釈迦三尊」として右に薬師如来・左に阿弥陀如来のお姿もある。

■第３番・金泉寺・弁慶の力石
納経所前の庭園には、２年半前と変わることなく「弁慶の力石」（⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=19121901）。

■第３番・金泉寺・庭園
変わったことと言えば、「弁慶の力石」の周囲が美しい花で彩られていたこと。
赤と白で何だかオメデタイ♪

■14:13　第３番・金泉寺を出発
１０８カ寺のうち、８８カ寺は全く同じ札所寺院に２度目の訪問となるのだが、金泉寺のように訪れる季節の違いで花を楽しめたり、この先に訪れる札所では境内の風景の一部に変化があるかも知れず、新たな発見や旅の楽しみにもなる。

■第４番へ
金泉寺を出て西へ。
すぐに第４番への道標があった。

■14:24　第４番・大日寺に到着
金泉寺からは北西方向、徳島自動車道の下をくぐって北へ向かう道の終わりに第４番札所がある。
同じ道筋に先に現れるのは第５番札所だが、今回は何が何でも“順打ち”なので、「後で来ますね〜」と呟きながら横を通過した。

■第４番・大日寺・門前①
駐車場から鐘楼門までの参道の両側は、１巡目で訪れた２年半前にも花が植えられていた（⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=19070501）が、今回はもう少し鮮やかな色合いで・・・。

■第４番・大日寺・門前②
丁度目の高さで楽しめる樹木も・・・。

■第４番・大日寺・門前③
足元の草花も、みーんな春色♪
季節ごとに目を楽しませるために、お手入れも大変でしょうね。

■第４番・大日寺・鐘楼門
見上げれば、翼を広げて羽ばたき出しそうな屋根の形の鐘楼門。

■第４番・大日寺・境内
鐘楼門をくぐり、まずは真っ直ぐに進んで・・・。

■第４番・大日寺・本堂
突き当たりに位置する本堂から参拝し・・・。

■第４番・大日寺・大師堂
続いて、境内右側の大師堂へ。

■第４番・大日寺・納経所
本堂の手前左側の納経所で・・・。

■第４番・大日寺・御影
ご本尊・大日如来の御影を頂いた。

■14:45　第４番・大日寺を出発
読経のスピードはまだまだ上がらないし、特に急いで参拝した覚えも無く、道中も至って安全第一なのにも関わらず、大日寺を出発する段階で予定のスケジュールに追い付いた。
ねっ、何とかなるものでしょ？(笑)

■第５番へ
大日寺へと走って来た道を、今度は南へ引き返し・・・。

■14:48　第５番・地蔵寺に到着
走ること僅か３分、徳島自動車道の下をくぐると間もなく第５番札所に着く。
早速仁王門をくぐって境内へ。

■第５番・地蔵寺・本堂
境内左手の本堂に参拝し・・・。

■第５番・地蔵寺・大師堂
本堂と向かい合うように境内右手に建つ大師堂へ。
１巡目の２年半前にとてもカグワシかった(汗)樹齢８００年の「たらちね銀杏」（⇒http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=19117051）は、葉も実もキレイさっぱり落として、次のカグワシい時季に向けて準備中だった(笑)。

■第５番・地蔵寺・納経所
大師堂に向かって左側に納経所がある。

■第５番・地蔵寺・御影
ご本尊の勝軍地蔵菩薩は、甲冑を身にまとい馬に跨っているそう。
御影の円の中がそのお姿のようだ。
ほんわかとしたイメージのあるお地蔵様としては珍しく、また勇ましい。

■第５番・地蔵寺・境内
鳴門に着いてからここまで一気に参拝を連ねたが、平地の境内ばかりだったせいか疲れは感じない。
駐車場で待つ「２巡目ゴロウさん」に戻ったら、束の間の一服休憩でもしましょうか。

■第５番・地蔵寺・駐車場
地蔵寺の駐車場も境内と繋がっていて、淡島堂と鐘楼の間から「２巡目ゴロウさん」が覗いている(爆)が、やはり門から入って門から出る、にしよう。
ちょっと待っててね〜(笑)。

■15:20　第５番・地蔵寺を出発
車内でペットボトルのドリンクを数口、タバコを１本、はい、休憩終了(笑)。
そうそう、参拝用のビジネスバッグの中身を少し入れ替えなくちゃね。
次はいよいよ、初めての別格霊場なのだから。