時空を超えた摩訶不思議な元遊郭の料亭へ

2014/12/27 - 2014/12/27

大阪の現役遊郭街、飛田新地。
ここにある大正初期に建築された
のが「鯛よし百番」です。
遊郭を再利用した料亭のここなら
女性も堂々と入店できます。
さぁ、時空を超えたミラクルワールドへ潜入します。

※街では絶対に撮影禁止ですよ

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 1.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 1.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

木造2階建ての建物は
まるてま[千と千尋の神隠し]の
湯屋のよう。

戦後から料亭として営業されているそう。

入ってすぐ左手に現れるのが
顔見せの間です。

靴箱もあります。

本日の宴会の舞台は2階だそう。
京都の三条大橋を渡り、階段をのぼります。

1階は赤絨毯、2階は紫絨毯の妖艶な床構成です。

15人の宴会なので、2番目に広いお部屋に案内されました。カラオケできそうな舞台付きです。THE宴会をできそうな予感。

箸袋もなんか意味あるよーな、ないよーな。

お料理はミソ味のちゃんこ鍋と
舟盛りをオーダーしました。
味はまあまあです。

宴会部屋の前にあったソファの待合室的な。

中庭を囲むようにロの字型に個室が並んでいます。

1階には太鼓橋もかかっていますよ。

清浄殿とかかれた1階のトイレ。やたら立派ですが男女兼用です。
キンチョー感いっぱい。

トイレ内の天井画も立派です。
でも、キンチョー感が！

廊下も細く、階段がたくさんあるのは遊郭当時、客同士が鉢合わせにならないよーにする配慮だとか。

日光東照宮の陽明門を模した門。
ネコもいます。

意匠がどこも凝っています。
が、古今東西のごった煮であります。

ズームしてみました。

陽明門の奥にはソファとテーブルが配置された応接間的な日光の間があります。

日光の間の天井画は龍でございます。

ほんとディテールまで美しさにこだわっています。当時の繁栄を物語るかのように。

桃太郎さんも。

異人さんがなんかしてる壁画も。

お花の壁画も。

大阪の夏の風物詩、天神祭の壁画も。

とにかく写真撮影ポイントいっぱいの摩訶不思議ワールドでした。大正時代の遊郭…改めてスゴイです。
次は人気部屋、喜多八の間に行きたい。