深センから香港へ　

2014/11/02 - 2014/11/02

台北2泊・廈門3泊・香港2泊で旅行をしてきました。
もともとは香港から廈門へ行くつもりでしたが、調べてみると、台北・金門経由の廈門アクセスが便数が多いことがわかり、台北経由で向かうことに。金門からフェリーに乗って、廈門へ。そこから中国新幹線に乗って深センへやってきました。

香港のデモがいまだに収束の兆しがなく、まだまだ気は抜けませんが、英語がちょっとは通じるのでここまで来ると精神的にもほっとした。

深センでは、広東料理でゆっくり食事でもと思ってはいましたが、旅の疲れもあり、その辺のお店へ。ここで食べた牛肉面がおいしかったこと！！！中国料理って本当においしいです。
香港からのアクセスもよく、また別の機会に、ゆっくり楽しみたいです。

エリア 深セン(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

9:12アモイ発の鉄道に乗って、12時ちょっと前に無事深センに到着。定刻到着でした。

せっかくなので、深セン北駅の外観を写真におさめます。
大きいので、ちょっと歩かないと全部入りません。概観よりも機能重視でシンプルな駅舎です。

広東料理でもと思っていましたが、前日の福建土楼の疲れもあったりで、駅地下のお店でランチを済ませることにしました

牛肉面。メモを渡してオーダーします。辛さを聞かれ、辛いのOKだよと伝えたつもりでしたが、控えめにしてくれました。

が、めちゃくちゃ辛い。山椒の辛さで舌がピリピリ。控えめにしてくれてよかったです。でも、クセになる辛さというか、うまみのある辛さ。「辣」のうまみある味で、また食べたい！

一人旅なので、このぐらいがちょうどよい。

今回はじめてみる中国の名勝地をたくさん見かけました。
広大な中国。日本に紹介されているのはまだほんのちょっとなのかも。

決して近くはないけれど、ヨーロッパやアメリカに行くよりはとっても手軽な中国。もっともっと交流を増やし、気軽に行ける旅行地になってほしいなと心から願います。

お腹も満たされて体力復活。地下鉄に乗って、香港を目指します。
すいているという福田口を利用します。

地下鉄に乗車するにも、セキュリティチェックがあります。

トークンを購入して改札機を通ります。

まだ新しいのできれいなホームです。

電車の前は扉完備。地下鉄に乗車します。

乗車中、外の電光掲示板に水族館のような映像が流れていたり、とってもバブリーです。

香港への入り口、福田口へ到着しました。
深セン北駅から地下鉄で1本です。

もう少しゆっくりしたかったけれど、台湾で足の角質取りをしたせいか、長距離歩くとやたらに疲れてしまいます。

窓の外から、町を見て今回は終わり。
治安があまりよくないという話でしたが、北駅・福田口はまったくそういう雰囲気なしです。

駅の中には英語でも案内があるので、表示にそって、香港の通関へ。

おりしも、香港では選挙をめぐるデモのさなか。
独立から10年以上がたった今も、通貨も異なり、入国にもこんなにも時間がかかる現状は、いいことなのかはよくわかりません。。。

まずは、出国手続きし、スタンプをもらいます。こちらはスムーズ。
続いて、香港への入国審査。行列で15分ぐらいかな。思いのほかすいていました。

入国書類を書いて、引き換え証をもらいます。出国の際に必要になります。
スタンプ押して欲しい・・・

1時間ちょっとの深セン滞在でした。
橋をわたって香港サイドへ入ります。

香港側・落馬洲駅に到着しました。

人民元を香港ドルに両替し、オクトパスカードにチャージして、地下鉄に乗ります。

福田口周辺は湿地帯になっていて、野鳥の観察エリアのようなものもありました。
駅の構内には食事処はなく、テイクアウトのお店ばかりだったので、深セン北駅で済ませておいてよかったです。

地下鉄に乗って、本日のお宿の最寄、旺角東へ。38.8HKDで1時間ちょっとで到着です。

隣駅の上水でほぼ人が降りてしまって不思議に思っていたのですが･･･
通しでモンコックへ行くよりも、一旦隣り駅の上水で降りて、再入場したほうが運賃がお得になるそうです。裏技ですね、

旺角東駅へ到着。旺角には近い場所ですが、周辺はまったく普段と変わらない香港。
ほっとしました。

駅から歩いて本日のお宿、スタンフォードホテルへ。
きれいなホテルでした。疲れたので　ひとやすみします

香港からは友人と合流して観光します。

ネイザン通り。デモで道路占拠されていますが、ピリピリ感はなく。
本当にこれがデモ？と思ってしまうぐらい、無言の抵抗が繰り広げられています。
武力に頼らない抵抗に、拍手を送りたい。

夕方ですが、香港にきたらまずはお粥。腸紛と一緒に。

徒歩でサムサチョイまでお散歩し、シンフォニーオブライトを見ます。
翌日は、フェリーに乗ってマカオへ向かい、翌々日日本へ。

今回は偶然ながらも、日本・欧米諸国に植民地支配された台湾・アモイ・香港・マカオと、支配されずに独自の文化を守っている福建土楼をめぐることになったわけですが、中国の問題の根の深さというか大きさをいろいろと感じる旅でした。今後、中国という大国家がどんな選択をするのかを見守りたいと共に、理由があるにせよ、殺人を正当化する戦争はどんなことがあってもしてはいけないということを、改めて思い起こす、そんな旅行でした。LOVE&PEACE！！