2014/11/21 - 2014/11/23
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funasanさん
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ルネッサンス・クアラルンプールに5連泊した後、JWマリオット・クアラルンプール(写真)に移動し、ここで2連泊する。JWマリオットもKLの中心にありアクセスは抜群である。しかし、余りにもブキッ・ビンタンの繁華街に近く、さらに巨大ショッピングセンター「スターヒル・ギャラリー」と隣接しているので、高級ホテルとして独立感・存在感に欠ける。
為替は旅行当時のレート1RM(リンギット)=34円で換算
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モノレールの「ブキッ・ビンタン駅」から徒歩数分で「JWマリオット・クアラルンプール」(写真)に着く。左隣の高層ビルはホテル「ウェスティン・クアラルンプール」、この裏に「リッツ・カールトン」のホテルとレジデンスがある。
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マリオットホテルの玄関を入ると吹き抜けのホールが広がり、天井にはシャンデリア(写真)が輝く。Good.豪華な雰囲気に気後れせず、胸を張ってフロントに行く。
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フロント(写真)にてマリオット・リワードのメンバーカードを提示し、マリオットに忠誠心を示していることを話す。(これだけで受けが良くなる?)そして、いつものように高層階の眺めの良い部屋かどうか確認してルームキーを受け取る。
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新たなホテルへのプロムナード、緊張しつつ我が部屋に向かう。エレベーターホール(写真)にも気品が漂う。
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そして高層階、23階の部屋(写真)に入る。室内は白い壁に黒を基調とした家具やカーテンを使用しており、金色のガラスの枠が高級感を演出している。Good。
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部屋の広さは40?あるがそれほど広いとは感じられない。その理由はバスルームにあった。客室代金は1泊500RM+税・サ(合計19720円)。朝食なしでこの値段なので、1人で泊まるにはもったいないかな?
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と、思っていたら、旅行直前になって特別価格(週末ゲッタウェイ)が出てきた。2名の朝食付きで470RM+税・サ(合計18536円)である。キャンセル可で予約してあったので、急遽、こちらに乗り換えた。
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2名でも1名でも同額なので、1人旅は高くつく。安くて豪華に旅する私としては上限価格に近い。ここに2泊もするので、目一杯ホテルの施設を楽しもう。無料のボトルの水あり。
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23階の客室からの眺め(写真)はなかなか良い。ブキッ・ビンタンの中心に位置するマリオットは高層ビルに囲まれている。
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よって、客室からこれだけの眺め(写真)を楽しめるのはラッキーだ。フロントのお姉さんに感謝しよう。
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超高層ビルが林立しているクアラルンプールであるが、まだまだ緑や空き地(写真)が多い。これからさらに発展する余地大である。
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さて、部屋の入口近くの大きな扉を開くとピカピカに磨かれたバスルーム(写真)がお出ましになった。実に広々としたバスルームで開放感いっぱいである。
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湯船にお湯を張って「いい湯だな〜」。日本人にはバスタブが必須である。この広くて贅沢なバスルームのために客室が狭く(と言っても普通の広さに)感じたのである。
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風呂上がりはバスローブ(写真)にくるまってベッドに寝転がれば天国に行ける。しかし、そのまま寝込んで風邪でもひいて肺炎→急死となったら、本当に天国に行ってしまう。よって、意識がなくなる前に起き上がる。
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部屋でじっとしているのはもったいない。早速、ホテルの施設見学に出かける。まずは、フィットネス・センター(写真)である。ここはホテル5階に位置するが2層吹き抜けで天井が高く開放感がある。
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マシン(写真)も結構そろっており、ジョギング、筋トレ、自転車がしっかりできる。この隣に広いスタジオがある。
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ジムから階段を上がって6階に行く。6階のエレベーターホール(写真)の先には神々しく光があふれている。
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光の先は、宿泊者だけの秘密の場所、ホテルのプライベートプール(写真)であった。プールサイドにはチェアーが沢山並び、「リゾートして下さい」と呼びかけているようだ。
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熱帯の太陽が青いプール(写真)の水面を照らす。太陽の下では暑い。しかし日陰に入ると涼しい。これは避寒地として最高だ。
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私はTシャツ・短パン姿でお気に入りのチェアーに座る。プールサイドにはテーブル席(写真)も設けられており、食事もできる。まさにリゾートそのもの。
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プールサイドに寝転がっていても、暑くも寒くもなく、ブキッ・ビンタン(写真)の喧騒は一切聞こえてこない。
写真:ホテルのテニスコート -
高級ホテルだけあってお客は少なく、プール(写真)を独り占めにして自由に泳ぐ。温水ではないが、常夏の太陽に温められて冷たくない。気の向くままゆっくり泳ぐ。
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プールサイドのチェアーに寝転がって休憩していると、ウェイターが水とフルーツ(写真)を持ってきてくれる。さすが、高級ホテルのサービスは違う。
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見上げると青い空にマリオットの客室棟(写真)がそびえ立つ。ひと時の王侯貴族の生活であるが、極めて快適だ。この生活を味わったらもう元(平民)にはもどれない。
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王侯貴族の生活は「スターヒル・スパ」(写真)で締めくくる。本物の貴族や金持ちは有料のトリートメントをするのであろうが、平民(私)は無料の施設(ジャグジー、サウナ、シャワー、リラクゼーションルーム)等を使う。
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誰もいないジャグジー(写真)に心ゆくまでつかる。そして、自分で自分の手足をマッサージ(無料)する。残念ながら湯の温度が低く、長く入っていても汗は出てこない。ここに温泉があったら最高なんだが…。
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サウナ(写真)に入ってもイマイチ温度が低い。熱い石に水をかけて蒸気を発生させるタイプであるが、私好みの高温のサウナルームにならない。
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折角のジャグジー、サウナであるが不満が残る。最後はシャワールーム(写真)で綺麗に体を洗って終了。バスローブに身を包み、次の部屋に行く。
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スパのリラクゼーション・ルーム(写真)が素晴らしい。癒しの音楽が静かにながれ、ソファーで休息できる。
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自由に飲めるコーヒー、紅茶、水(写真)も用意されており、乾いたのどを潤せる。またソファーの上にりんごも置いてあり、ここらで少し腹ごしらえをする。
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そして、最後は長椅子(写真)に寝転がってしばし仮眠をする。(注:風邪に注意!)元気であれば、もう一度、ジャグジー、サウナに入り、これを繰り返す。このようにして、誰にも邪魔されず王侯貴族の生活が楽しめる。
注1:チェックアウト後もプールやスパ施設は使用可
注2:会員制「スター・ヒル&スパ」は宿泊者でなくても会員になれば全施設が利用できる。入会金1800RM(61200円)月会費580RM(19720円)
会員特典:90分間の無料スパ・トリートメント(毎月)、無料レンタル(タオル、バスローブ、Tシャツ、ショーツ、シューズ、ソックス)3時間までの無料パーキング -
もう1つ、ホテルの中に禁断の場所がある。ホテル24階にある「The JW Lounge」(写真)である。ここはクラブ・フロアー以上のゲスト専用のラウンジで、自由に飲食できる。
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ラウンジは朝6時から深夜0時までオープンし、食事は朝食タイム(6:00〜11:00)午後のアフタヌーン・ティー(写真:14:30〜17:00)、夕方のカクテルタイム(18:00〜20:00)と続く。それ以外の時間帯もコーヒー、紅茶、ジュース類(ノンアルコール)は自由に楽しめる。まさに貴族のサロンである。注:朝食は一般客のビュッフェレストランでもOK
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今回の宿泊ではラウンジアクセスできないので、ホテルのロビー階にある「スターヒル・ティーサロン」(写真)に行く。ピアノの生演奏(土曜日の午後)をやっていたので、近くの席に案内してもらって私のティータイムにする。しかし、何だか落ち着かない。理由は、このサロンが「ショッピングセンターの一部」になっているからである。
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カプチィーノ(20RM)だけにするつもりが、若くて綺麗なウェイトレスが「ケーキ(20RM)もいかがですか?」と誘ってきたので、つい注文してしまった。熟年おじさんは若い女性に弱い。税・サ含めて合計46.4RM(1578円)
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JWマリオットの目の前に巨大ショッピング・モール「パビリオン」(写真)がある。今、まさにクリスマスセール中で大賑わいである。
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若者のグループ、若いカップル、若いファミリー、どこを見ても若者であふれている。参考までに、マレーシアの平均年齢は26.8才、一方、日本の平均年齢は44.8才。「1国の平均年齢が20才近く違う」という意味は大きい。
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もう少し人口動態を見てみよう。マレーシアの各年齢別人口の割合は、0〜14才(29.6%)15〜64才(65.4%)65才以上(5%)である。日本は、0〜14才(13.1%)15〜64才(64%)65才以上(22.9%)である。
(以上、The World Fact Book 2011年より) -
65才以上が5%しかいないマレーシアに対して日本のシニア世代(65才以上)は22.9%もいる。しかも、急激に増えている。世界最速で老人大国に突き進んでいる日本の将来は?
写真:ショッピング・モール「パビリオン」内のレストランにて -
若くて活気あふれるマレーシアの人達の消費意欲は強い。欲しい物がいっぱいあり何でも買う。ローンが簡単にできるので消費は伸びて経済発展する。しかし、一般家計の貯蓄は少ない。
写真:ショッピング・モール「パビリオン」内のレストランにて -
地元新聞によればマレーシアの家計のGDPに対する負債割合(87%)はアジアで一番多く、「今度経済危機が起こったら家計がやられる」と警告している。マレーシアの急発展は国民の借金による砂上の楼閣なのかもしれない。
写真:夜の客室 -
一方、日本のシニア世代は貯金をため込んでいてしっかり老後に備えている。よって、危機に強い。しかし、国民の3割近いシニア世代は欲しいものがなく物を買わない。よって日本経済は発展しない。
写真:朝靄のクアラルンプール(客室の窓からの眺め) -
人口ボーナスの国「マレーシア」から、人口オーナスの国「日本」を見ると違いが見えてくる。これが面白い。注:人口構成の変化が経済にとってプラスに作用する状態を人口ボーナス、マイナスに作用する状態を人口オーナスと言う。
GDPという経済成長で計る経済学が日本ではもはや無力になった。人口減少・成熟国家にふさわしい経済学が必要である。(以上、素人の夢想)
写真:廊下に新聞「The Star」が置いてある。 -
朝食にホテルの地下1階にあるレストラン「Shook!」(写真)に行く。ショッピングセンター「スターヒル・ギャラリー」のレストラン街「フィーストヴイレッジ内」にあり、何となく落ち着かない。
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ビュッフェのカウンターには「マレー料理」「中国料理」「インド料理」コーナーが充実している。しかし、和食や洋食は貧弱である。
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私好みの料理がなく、結局、いつものアメリカン・ブレックファーストに落ち着く。
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店内の雰囲気(写真)といい、料理内容といい、どうも世界のJWマリオットらしくない。不思議に思ったのでフロントで聞いてみた。
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このホテルはショッピングセンター「スターヒル・ギャラリー」と一体開発されたもので、所有者はスターヒルのオーナーと同じという。JWマリオットの名前を借りているだけである。いつ解消するか分からない。
写真:朝食後の客室 -
一方、ルネッサンス・クアラルンプールは本家のルネッサンスホテル所有で名前貸しではない。次回、KLに来る時は、申し訳ないがJWマリオットはパスしてルネッサンスにしよう。
写真:クアラルンプールの郊外に山が迫る(客室の窓からの眺め)
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