2014/12/05 - 2014/12/08
63位(同エリア246件中)
展望車さん
12月4日〜12月9日の5泊6日の台湾滞在のうち3泊4日を金門島で過ごしました。
金門島は私が生まれた年(1949年)に蒋介石の国民政府と毛沢東の共産軍との激しい戦闘の舞台でした。蒋介石に味方する日本人根本博元中将が日本を密出国して参戦しその軍略で勝利を得たという隠された歴史を持つ島です。
現在は平和な人口12万の島でバードウォッチングで有名になっています。われわれも珍鳥を期待してレンタカーを駆使して島内をめぐることとしました。台湾は日本とは逆で車が右側通行、さらに主要な交差点はロータリー式となっていて運転は慣れるまで大変です。レンタカーの予約までは私の役割でしたが運転は同行した先生にお願いをしました。ナビはつけてもらいましたが外付けの安価なナビでこれも慣れるまで大変でした。
宿泊先は庭先でも探鳥ができる『松濤山荘』、ご主人も親切でフレンドリーでアットホームな宿泊施設でした。
表紙は島内にたくさんいたカノコバトとハッカチョウです。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
12月5日
台北松山〜金門島 プロペラ機で1時間のフライトです
14時ごろの到着でした
レンタカーとの連携が悪くて迎えが見当たらず困っていたら空港内のコンビニ店員さんがレンター会社に電話したりして助けてくれました
レンタカー会社の係員も民宿まで誘導してくれたり忘れ物を届けてくれたりと、この島の人々は本当に親切でした。 -
4日間お世話になった民宿ホテルとレンタカー
民宿は『松濤山荘』です
そしてレンタカー(トヨタ製1500CC)
こちらは『金翔租車』で借りました
1日1500NTDで72時間借用しました -
宿のご主人とその知人が我々を早速島内の主だった探鳥地を案内してくれました
ヤマショウビンが撮影できるといわれている水路を走行中にタカサゴモズがいました
金門島で最初に撮影したのがこのタカサゴモズとなりました
ブラインドが4張待機中でしたがヤマショウビンはいませんでした
この後もこのモズはたびたび登場してくれることになります -
12月6日
前日に宿のご主人から聞いたナベコウのポイントへ
早朝、宿の裏の浜辺をずいぶん探したのですが見つかりません
朝食時間なので諦めて一旦は引き上げようとしたら上空を2羽のナベコウが通過
慌てて飛んだ先の海辺のほうへ追いかけました -
ナベコウかと思ったらコウノトリでした
撮影中はナベコウと思って夢中で撮りましたが少しがっかり
上空を飛んだのは間違いなくナベコウでしたが海まで行く間に入れ替わってしまっていたようです
朝食返上で追いかけたのにガックリ
朝粥はすっかり冷めてしまっていました -
ボナパルトカモメの冬羽あるいはチャガシラカモメの冬羽と思われます
どちらにしても超珍鳥(日本では)ではないでしょうか
カモメ類は全く苦手ですが単独で1羽だけいたので撮っておきました
これは飛び出し -
チャガシラカモメが有力かもしれません
それともズグロカモメか??
いずれにしても冬羽なのではっきりしません -
アオショウビン
更に念願の珍鳥の一つをゲット -
アオショウビン
ブルーが本当によく目立ちます -
次に島の東北に位置する馬山近くの磯へ
満潮の少し前に行くと良いよと前日に教わったポイントです
素晴らしい初めて見る光景です
遠くに中国本土を望む岩礁にミヤコドリやダイシャクシギ、ダイゼン、キョウジョシギ、そしてオニアジサシがパッチワークのように休息中でした -
ミヤコドリの群れが密集しています
三番瀬では人工の防波堤の上ですがここでは自然の岩場です -
一斉に群れ飛ぶミヤコドリです
夢中でシャッターを押し続けました -
別に離れた岩礁にはシロチドリの小さな群れもいました
-
大潮でさらに潮が満ちてくるとオニアジサシも飛び出しました
-
オニアジサシ
対岸の建物群は中国本土の厦門辺りかと思われます
一番近いところは2キロ程度ということです -
次に移動して金門植物園へ
タイヨウチョウです
メジロと一緒に花の蜜を吸いにやってきていました -
こちらがタイワンメジロ
タイヨウチョウとは色も大きさも似ていて紛らわしいです -
タイヨウチョウのホバリングです
ほとんどハチドリと同じような行動パターンです -
少し野鳥を離れて金門島の歴史遺物を探訪
根本博中将の献策・軍略とは厦門を捨ててここ金門島で共産軍を迎え撃つというものでした
海軍力を持たない共産軍に勝つための冷静な作戦と言えます
根本博中将は昭和20年8月15日以降もソ連や八路軍と戦いを続行して日本居留民4万人を河北省張家口から天津港経由で帰国できるようにした立役者で、この時に蒋介石に世話になったとのことです
とにかくこの島は日本人にかかわる歴史の島でもあるのです -
昼食をとるために繁華街の駐車場にいました
クロウタドリ(黒歌鳥)ツグミ科で日本にも迷鳥としてやってくることもあるようです
日本で撮れれば超珍鳥ということになります
こちらはこういう黒い野鳥が多いと思いました -
黒い鳥の代表格のハッカチョウ
金門島で一番数が多い野鳥ではないでしょうか
車で移動中に群れを発見
この後も郊外の畑や牧場でよく見かけました -
畑を耕すトラクターの後を追いかけるハッカチョウです
タゲリやアマサギと同じようですね -
ハッカチョウの群れの飛翔姿です
-
夕方、下調べをして比較的野鳥が多いといわれる農業試験場周辺を下見
クビワカラスを発見
これも黒い鳥です
もちろん初めて見る鳥です -
クビワカラスの飛び出し
夕方薄暗くなりました
次の朝また行くことにして民宿に一旦引き上げます -
シロガシラ
宿に戻って近くを探鳥して見つけました
何の花かわかりませんがこの寒い季節でも咲き誇っていました -
民宿の隣の森にカササギが2羽
この民宿の周りだけでもかなりの種類の野鳥に出会えます
こうして結構興奮しながらの金門島の二日目が終わりました -
12月7日
前日に下見した農試場付近を探鳥
牧場でカササギを見つけました
カササギも島内にかなりいるようです -
カササギはよく見るとクロと白の2色ではなくて青い色も混ざっていることが判明
改めてカササギの美しさがわかりました -
飛び出しの羽も綺麗です
-
タイワンハクセキレイ
舳倉島でも毎年見られる野鳥ですね -
ここでもハッカチョウがいました
1羽だけの木どまりは上品な風景写真になりますが・・・・ -
ほとんどは群れで行動して牛の周りの小虫などを狙って牛の周辺に群れでいます
これも牛の甘い乳に群がる虫を見上げているようです -
牛の背中でふざけあうハッカチョウも見ていて面白かった
-
同じ牧場にふと見ると変わったムクドリがいました
後で調べてクビワムクドリと判明しました
日本にはいない種類のムクドリのようです -
ヤツガシラが道路わきにいました
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個体によっては餌を探しながらすぐ近くまでやってきます
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前日も別の場所で見かけたクロウタドリ
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ホオジロ♀
日本との共通種ですね
花がらみだったのでレンズを向けました -
タカサゴモズ
日本にいる普通のモズは見当たりません
こちらではこのモズが普通種なのでしょうね -
これもタカサゴモズ
-
また潮が程よい時間帯になったので馬山の海岸に行きました
かすんでいますが厦門(あもい)の町がよく見えます -
ダイシャクシギがたくさんいます
-
潮が満ちてきて海中に沈みそうな岩礁です
本当にこんな光景が見られてラッキーでした
大潮で満潮の前の時間帯。。。
次回用に覚えておかねば・・・・ -
ミヤコドリとダイシャクシギ
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沖を行く船とオニアジサシ
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満ちてくると沖の大きな岩場に移動していきます
-
馬山のあとヤマショウビンはいないかとポイントに寄りましたがまたしても撮れたのはタカサゴモズだけ
ヤマショウビンは本当に手ごわくてなかなか撮らせてくれません
また鳥がたくさんいる農業試験場方面へ戻りました -
またまたシロハラクイナ
だんだん贅沢になり良い背景でなければシャッターを押さなくなってしまっています -
ジョウビタキ♂
日本のと姿かたちが一緒です -
シキチョウ
尾羽をよく上げる可愛い鳥さんです -
正体不明
初めはタイワンキジのメスだろうと思っていましたがどうも違うようです
バンケンによく似ています
メスか幼鳥かもしれませんが自信はありません -
タカサゴモズがまた・・・
撮影済みの種がほとんどとなったのでヤマショウビンのポイントへ再度行くことにしました -
ついに仲間のKさんがヤマショウビン発見
夕方3時近くです
こんな柳の簾越しにいました
車で走行中よく見逃さなかったと感心しました
後は車の中でじっと待つだけです
いろいろ撮れたので後はヤマショウビンが撮れれば金門島での目標はほぼ達成です -
やっと動いてくれました
-
ヤマショウビンの全身が撮れました
これで金門島に来た甲斐があったというものです -
水路で餌をとった後手前の良い枝にとまってくれました
背中のブルーが息をのむほどきれいでした
意気揚々で一旦民宿に引き上げました
て、タクシーで10キロほど先の繁華街へでて日本料理屋で祝杯をあげました
次の日はいよいよ午前中の便で金門島を離れます -
12月8日
宿の前の空き地にシロハラクイナが出てきました -
同じく宿のすぐ近くにムシクイが・・・
種類まではわかりかねているところです -
宿のご主人にタイワンキジが撮りたいというと裏の畑で撮れると教えてくれました
そちらに回ると上空を何かが飛んできました
慌ててカメラを向けるとカタグロトビ -
やっと見つけたタイワンキジ
結構警戒心が強いと聞いていましたので車の中からの撮影 -
そのうち近くでストレッチもしてくれました
-
1羽かと思っていましたが2羽いました
-
やっとこれで心置きなく金門島を離れられると宿への帰り道ベニバト発見です
4日間いましたが次から次へと初めて撮る野鳥がでてきます
狭い島なのでレンタカーを返す時に満タンにしましたが30リットル前後で済みました
これで金門島とはお別れです
充実した4日間でした
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 潮来メジロさん 2015/01/02 13:56:57
- ホオジロハクセキレイですね。ヾ(^o^)
- 展望車さん
明けまして おめでとうございます。\(^o^)/
本年も どうぞよろしくお願いします。
金門島で探鳥されたんですね。羨ましい。
私は金門島は未踏の地です。
> タイワンハクセキレイ
> 舳倉島でも毎年見られる野鳥ですね
この鳥さんは、過眼線が無いので、ホオジロハクセキレイですよね。
タイワンハクセキレイには、過眼線がありますよね。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- 展望車さん からの返信 2015/01/06 21:13:07
- RE: ホオジロハクセキレイですね。ヾ(^o^)
- > 展望車さん
> 明けまして おめでとうございます。\(^o^)/
> 本年も どうぞよろしくお願いします。
おめでとうございます
こちらこそよろしくお願いいたします
> この鳥さんは、過眼線が無いので、ホオジロハクセキレイですよね。
> タイワンハクセキレイには、過眼線がありますよね。
そういえばそうですね
撮っておいてよかったです
生涯リストにもう一種類加わりました
知らないで見過ごすところでした
ありがとうございました
金門島で撮れた日本の野鳥LFはヤマショウビン、アオショウビン、オニアジサシ、シロガシラ、クロウタドリ、ベニバト、ズグロミゾゴイ、ズグロカモメ、ナベコウにホオジロハクセキレイを加えて10種となりました
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