2013/07/18 - 2013/07/19
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Triniさん
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南米ガイアナの首都ジョージタウンの動物園で初めて見た
困ったような優しいような怖いような顔をして頭に扇をつけた様で
好物はサル!だという巨大なワシ「ハーピーイーグル」を見てから
どうしても、自然の中でのびのびと飛んでいる姿を見たくて
ジョージタウンから1泊2日のハーピーイーグル探しの旅にでかけました。
いくら自然たっぷりのガイアナでも、
ハーピーイーグルが見られる可能性はまちまち。
ちょうど7月は子育ての時期で、
必ず夕方には親鳥はヒナがいる巣に戻ってくるはず。
もしかしたら、あの不思議顔のワシの赤ちゃんがみられるかも!
森の中に巣を発見したとの情報を得、期待に胸を膨らませ旅に出ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
これです。この子。
南米ガイアナの首都ジョージタウンの動物園で初めて見ました。
Harpy Eagle(ハーピーイーグル)
「おうぎわし」と日本語で呼ぶそうです。 -
とにかく、大きい。脚に至っては、腕を掴まれたら肉が引きちぎられるだろうレベルの強靭ぶり。動物園の説明書きを読むと、暖かい地域の中南米の森林にいて、他の珍しい動物の例と変わらず、確認個体数は激減中。好物はサルやナマケモノ。人間も乳児サイズなら普通に持っていかれてしまうそうです。
この子をどうしても自然の中で見たい!!見られるのか!1泊2日しか時間が取れない! -
ということで、ガイアナの首都ジョージタウンの小さい方の空港「オーグル空港」からTrans Guyana Airwaysの国内線で「Annai(アンナイ)」まで飛びます。陸路でガイアナを南下する手もなきにしもあらずですが、時間がないので、飛びます。雨季なので、道路がどろどろでバスが動かなくなっても困るし、時間と安全と快適さを買いました。
-
オーグル空港を発って、しばらく広大なサトウキビ畑が続きます。
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うっすらとですが、虹が出ました。
虹の上を飛んでいます。
これは雨季にガイアナ上空ではよくあること。 -
ガイアナ第2の都市「Linden(リンデン)」上空です。
白いタイプのボーキサイトでかつて栄えた街(村?)です。 -
アンナイに近づいてきました。
この丘が見えてきたらアンナイに来た!と実感します。
ガイアナの国土は、大西洋側の0m地帯、熱帯雨林地帯、
そしてこのサバンナ地帯にわかれます。 -
丈の高い草も生えず、乾燥して赤土の土地。
小さな集落が見えます。
カシューナッツの木がたくさん原生しています。 -
アンナイに到着。
2年前は舗装されていなかった滑走路が、
今はコンクリートで舗装されています。
なんて発展したんだ! -
空港の建物なんてなく、ターンテーブルもなく、
こうやって航空会社の職員が荷物を運んでくれます。
想像通り、雨が降っていれば、当然荷物は濡れます。
が、雨が強かったら、飛行機は飛んで来られません。 -
「Annai Airstrip(アンナイ滑走路)」と名のついた飛行機着陸場所だった。
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「ようこそ」とアンナイに住む先住民の言葉で書かれているそうです。
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滑走路には、今晩泊まる宿「スラマ エコロッジ」からお迎えのバスが来ていました。
窓全開でホテルまで走っていたところ、ツンとネコ臭い空気が車に入ってきたので車を止め、窓を閉め、辺りを伺い、ジャガーやピューマが近くにいないか窺いました。目視の距離にいないことがわかったので、車から降り、動物が見えないか双眼鏡で見てみました。いたら怖かったけど、何もいなかったのも残念だったかな。
そのときに発見した地面に落ちていた巨大な花。 -
今晩のお宿でチェックインをしていた壁の一面に描かれてあった絵。
先住民が、キャッサバの粉「ファリン」とおせんべいみたいな「キャッサバブレッド」を作っている絵です。 -
今晩のお宿。赤道に近いガイアナ、それも南部ガイアナですが、夜は寒くなるので、窓(木の板)を閉じました。蚊帳は必須。水シャワーに水洗トイレ。
ハーピーイーグル探しに出かけられる夕方は今日しかない。ランチを食べる時間も惜しいと感じたが、こんなに陽が高いとハーピーイーグルは巣にいないとのこと。荷物を置いて、軽くシャワーを浴び、ランチを食べ、ハーピーイーグルの巣の下で親鳥が帰ってくるのを待つためジャングルに入る準備開始。帽子をかぶり、首にタオルを巻いて、長そでシャツを着て、下半身は綿パンツの裾を靴下で抑え、ハイキングブーツを履いて、全身に米軍がジャングルで使うというレベルの強烈な虫除けスプレーをふりかけ、ガイドさんに続いて、いざ出発! -
出発進行!の直後、「・・・橋の一部が水没してる・・・」。
そこらへんに落ちていた木々を集め、水没箇所に埋め、その上を歩いて、橋を渡りました。まったく濡れず。セーフ。 -
こちらは、昨日まで陸地だったところが、池になっていました。
丸太を渡ることになりました。私は成功。
アメリカの観光客、すってんころりん。全身ずぶ濡れ。 -
こんな木が周りにたくさん。
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木の根です。
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ガイドさんが、「ほらこの上に巣が見えるでしょう?」と言うも、バードウォッチング初心者、双眼鏡の使い方も良く分かっていないため、「????」。
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あ!やっとわかった!見えた!あった!
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持っていたコンパクトデジカメの最大ズームで撮ってみる。巣だ、巣!
巣を目で確認してからが長い。ずっと上を向いているから、首が痛いし、蚊も寄ってくるし、絶対に見られるって確証がないものを待つ根気が揺るぐ。ずぶ濡れのアメリカ人のおじさんも根気があるなあ。バードウォッチングとは待てる人がすることですね。
ここらへんの蚊はマラリアだって持ってるし、デングも流行ってなかったっけ?と頭をよぎる。ガイドの先住民のおじさん二人は本当に根気強くハーピーイーグルが飛んでくるのを待っていた。彼らはヒナも見えたらしい。私は巣がやっとしか見えないのに。
半分ぶーたれてきたとき(そう、私は待つのが苦手)、ガイドの二人がささやき声の叫び声で、「来たっ!!」って。えぇー?!私も上を向いていたんですけど、何も見えなかったけど?「二羽だ、二羽!!!」とガイドの二人。 -
これまた慣れていない双眼鏡でハーピーイーグルがいるらしい近辺を探すも、双眼鏡がぼやけていて、よくわからん。目視の方が見えるじゃないか。目視で確認したハーピーイーグルを双眼鏡で見ようとしても、見えない。双眼鏡のばか!もっと大きくハーピーイーグルが見たいんだよー!!ガイドのおじさん、双眼鏡に慣れていない観光客に慣れている。調節してくれた。見えたよ、見えた!!
でも、なんか小さくない? もっと大きいかと思った。ガイドに子供?と聞いたら、大人でも大きいサイズだと思う、小さく見えるのは距離があるからだよ、とのこと。ふーん、そうなん? -
ほら写真だと大きさがカラス並みじゃないか。
もっとばばーんと大きなハーピーイーグルを写真に撮りたい・・・
やっぱりコンパクトデジカメでは無理ですかね。 -
これは、少し顔がわかる。
やはりかわいい。
頭のおうぎがはっきりしないなあ。
でもかわいい。 -
う〜む。かわいい。
横顔もかわいい。
雨が降ってきたし、暗くなってきたので、森を後にしました。 -
帰り道。
あのハーピーイーグルを見る前のぶーたれ具合とは打って変わって、とてもハッピー♪ ハーピーイーグルが見れた!見れた!ヒナがいるとわかっている巣には親鳥は必ず夕方には帰ってくるからね、待っていれば見れるんだよ、とはガイド。
この赤土の上に、ジャガーの足跡を発見した。今回はハーピーイーグル探しだったけど、ジャガー探しのツアーもあるみたいです。ジャガーはいいや。巣がない分、見られる確率は低いし、私は待てないことを再認識したから。
宿に着いたら、徹底的にシャワーを浴びるんだよ、と念を押される。森ダニがいるからね、かならず全身洗うんだよ、って。 -
陽が落ちたあとの水シャワーは南米ガイアナでもきつい。念入りに全身を洗えとのことだが、これからこの水でシャンプーして、身体も念入りに洗うことは、到底無理。さらっと髪の毛は水洗い、身体に石鹸を塗ったくって、洗い流す程度。十分でしょ、と思った。
宿のバーにて。
タランチュラの足と彼のおうち。
太陽光発電の電気しかないこの宿。明かりはろうそくだけの夜。ろうそくを付けると部屋内に蛾が入ってくるので、部屋には寝るときしか戻らないことにした。バーは昼間の電気を蓄えていた蛍光灯で明るい。一緒にハーピーイーグルを見に行ったおじさんは寝ちゃったので、一人でラムを飲み続けるも、飲み飽きてきたので、寝ることにした。飲みすぎて、夜間何度も蚊帳からはい出てトイレに行くのも面倒だし。 -
朝。
朝ごはんは7時半とのことだったけれど、
もう4時半ごろには目が覚めた。寒かったから。
お散歩に出よう。 -
朝露に光る散歩道。
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本当にきれいな森の中。
これ以上は一人で奥に行ってはいけないという場所まで行こう。
ジャガーに遭遇したら殺されちゃうからね。 -
もっと奥まで車で行けるんだ。
-
こんな木の前では、間違っても躓きたくないですね。痛いよ。
イギリスの女の子が、この針が地面に落ちていたのを踏んでしまい、スニーカーの底を突き破り、足の甲まで針が貫通したそうです。病院送りだったそうですが、病院っていったって、アンナイに来たセスナに乗って首都に行かないと外国人が妥協のもと行ってもいいと思える病院はないから、大変だったでしょうね。森の中を歩くときは、先住民の方々もみんなハイキングブーツを履いています。 -
宿を出て、滑走路へ向かいます。
もうハーピーイーグル探しの旅は終了に近づいています。
でも、なんだか、首とか、おなかとか、腰とか、腕とか、なんかむず痒い?かな?と感じ始めた・・・。 -
アンナイ滑走路から首都ジョージタウンのオーグル空港まで一飛び。
あまりにおなか近辺が変な感じがするので、飛行機の中で、ちらっとTシャツをめくったら・・・
やられてるーーーー!!!!!!!!うぉーっ!!!!ダニ!!!!! -
首都ジョージタウンに着き、速攻着ていた服を脱いで、しばし愕然。首の後ろ、腰360度、おなか、もも、ダニにやられました!!なんかの病気で発疹が出ているみたいだけど、これはダニ!
まだ絶対に体にいるはずだから、と全身をくまなく探す。身体の後ろは、今回一緒に来なかった相方に頼むも、「見つからないんだから小さいんだよ。殺虫剤かけてみる?」とほざく。着ていた服すべてを洗濯機に突っ込み、火傷しない程度に熱いシャワーをまんべんなく浴びて、シャンプーも2度して、身体もあかすりでこすり、徹底的に洗った。これでダニもいなくなっただろうと心の底から信じていた。 -
二日後のベッドタイム。シャワーを浴びて、身体の後ろを相方にチェックしてもらい、「いないって、もう絶対。帰ってきてから何回シャワー浴びた?流れてるよ。」という言葉を聞いた。刺されまくった箇所にステロイドを塗って、ああ寝ているときに掻きむしらないように、と横になって、ああ今日も疲れたと寝っころがり両足を天井に上げて、目に入ったショートパンツから出た私の二の足。蚊に刺されたりして掻きむしったりして、かさぶたがあることは多々ある。だけど、こんなとこにかさぶたあったっけ? ひざの横。じっと見てみる。
息をのむ。!!!!!
いた!いた!いた!ダニがいた!ダニを飼ってた!ダニと一緒に2日間いた!助けて!取って!
後からネットで調べたところ、ダニが体にいるのを発見したときは、正しい取り方というものがあったようですが、その時は、相方は悠長に電話中でしたし、もう無我夢中でマニキュアしたばかりの爪でダニをつまんでとってしまいました。しばしコースターの上に載せて観察してみましたが、まだ生きているんだったと気づき、爪で押しつぶして殺しました。
このダニにさされた跡は6か月経ってやっと薄くなりました。ハーピーイーグルを見つけに森に入るときは、日本の虫除けじゃ不十分です。特別に強い虫除け(DEET30%)以上のものをお使いください。私はDEET35%のものを使っていましたが、スプレーしきれていなかった箇所があったようです。そこからダニが衣服内に侵入したようです。
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この旅行記へのコメント (1)
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- fuzzさん 2014/12/10 10:05:35
- ダニ・・・
- こわいですねえ・・・
あ、ごあいさつがおくれました。
おはようございますfuzzです。
南米にご旅行ですか!!
すごいですねえ。
ダニって怖いのですね、初めて知りました。
私はハワイ前に帯状疱疹になって、右半分のお腹に、にたような赤い斑点が
出来てしまいました・・・
渡航前に病気自体は直りましたが、斑点の痕は残ったままですが。
日本の防虫剤が効かないって確かに思います。
虫よけスプレーや虫よけのリストバンドをしていっても
その上に蚊がとまってました(笑)カンボジアで。
その国で売ってる虫よけを買うのが一番のようですね。
fuzz
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