2013/09/26 - 2013/09/27
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yasyasさん
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(表紙写真・・・ウユニ塩湖のサンセット)
ウユニ塩湖のこと
ウユニ塩湖は南北約100km、東西約250km、面積が日本の新潟県とほぼ同等の約12000k?を誇る世界最大の塩湖。太古の昔、地殻変動でアンデス山脈の急激な隆起があり、その形成過程でこの地に大量の海水が残された。そしてこの海水が流れ出る川が無かったこと、また乾燥した気候などの独特の自然環境から、世界でも類を見ない広大な塩原が形成されたと考えられている。
ウユニに雨期が訪れるのは通常12月〜4月頃まで。世界で1番平らな場所と言われ、高低差が50cmもないこのウユニ塩湖では、降った雨が流れることなく湖面に溜まる。その水面に空の風景が映り込み、まるで鏡のような世界が楽しめる。いわゆる「天空の鏡」となる。ウユニ観光は、雨季と乾季の両方の姿を見て初めて完結するのかもしれない。
ウユニ塩湖観光
我々が訪れたのは乾季の9月。だから天空の鏡は見られない。だが、水溜りがないので塩原の奥深くまで行くことができ、塩原に浮き出たインカ・ワシ島を見ることができる。
空港玄関を出ると早速、4WD車に分乗して塩湖へ向かう。いよいよ標高
3760mの塩湖で観光が始まる。待望の塩湖に足を踏み入れるのかと思うと、わくわくと心がはずむ。まずは未舗装の道を走ってコルチャニ村へ。空港から30分の距離で、ウユニの町とウユニ塩湖のゲートの間にある。
ここから塩原に入り、製塩している塩田に向かう。そこには塩田の中に幾つもの塩の小山ができている。地元の人たちに与えられた塩田で原塩を作っているのだ。塩田の底から水分がにじみ出てくるそうで、それが天日で乾燥すると、写真のようにかき集めて小山をつくり、乾燥させるそうだ。それで塩の小山があちこちに見られるというわけだ。
塩田でフォトストップを終えると、塩原の奥へ進んで行く。視界の見渡すかぎり広大な真っ白い塩原が広がっている。まるで雪の大雪原を走っているようだ。以前、グリーンランドの大雪原でスノーモービルで疾走した経験を思い出す。塩原はがちがちと硬く固まっており、車が走っても問題ない。
しばらく走って奇妙な結晶が見られる場所でストップ。広大な塩湖に足をついて立ってみると、そこはまるで別世界。白の世界に投げ込まれたような感じで、南極点に立ったようだ。結晶と言うのは「6角形」になった結晶が塩原全体に広がっているのだ。塩原が干上がってできるひび割れなのだろうが、それが奇妙なことに6角形になって連なっているのだ。まるで自然の網の目のようで、たたずんでいると不思議な感覚に襲われる。
この結晶は太陽が傾く夕日になると、6角形の線に影ができて浮き上がり、よく見えるようになる。これはナスカの地上絵も同様で、太陽が高い真昼間より、朝か夕方の太陽の傾斜が低くなった時によく浮き上がって見えるのと同じである。
なぜ6角形のひび割れができるのかは物理的な理由から説明されている。つまり自然鉱物の法則にある柱状節理という原理でそうなるとか。ここでは詳細な説明は省略したい。
6角形でフォトストップを終えると、さらに奥へ進んで行く。その途中に塩の池ができる場所がある。そこでストップして見ると、硬い塩原に小さな穴が開いていて中をのぞけるようになっている。この厚い塩原の下は水が溜まった池になっているのだろうか? 先に見た塩田もこの水がシミ出てくるのかもしれない。手を穴に突っ込んで指で舐めてみると、当然のことながら塩辛い。
インカ・ワシ島
フォトストップを終えると、次のポイント、インカ・ワシ島へ向かう。ここから30分ほど走ると、島が見えてくる。途中でフォトストップがあったものの、ここに到達するまで塩湖に入ってから1時間超も走っている。向こう岸は、まだ遥か彼方である。
島に近づいてみると、島の周囲にはなんとサボテンが林立しているではないか! こんなところでサボテンに出会うとは、なんとまあ意外千万。この島はサンゴや海藻などの化石でできたサンゴ岩からできているという。これがその昔、海底が隆起した証拠を示している。
そんな岩石の上にサボテンが生えるのは地下水があるためらしく、しかしその成長は遅く、1年に1cm程度と言う。だから、我々が目にするサボテンは700〜800年ぐらいになるものだそうだ。ひところ前まで、大きな千年サボテンがあったそうだが、最近枯れてしまったという。
島に上陸すると、向かって右側の斜面にとりつき、山登りが始まる。パノラマ風景が眺望できる高所まで登ろうというのだ。岩石の山だけに足場が悪く、細い凸凹の坂道を登って行く。ここは3760mの高所だけに、息がはずんでしんどい。富士山頂の高さで山登りをしているようなものだ。
ようやく狭い高台に到達し、塩湖のパノラマ大風景を眺望する。息をのむような眼前に広がる塩原の大景観にただただ圧倒されるのみで、言葉も出ない。しかし、残念ながら山頂ではないので360度の風景は見れず、半面の180度の眺望のみである。
今度はここを下りて左側の位置に移動する。また足場の悪い細道を登り、展望場所まで登りあがる。場所が狭い上に足場が悪いので、撮影するのも危険を伴う。ここからも位置を変えて塩原の壮大な眺めを観賞し、異次元の世界に身をひたす。雲はやや多めだが、塩湖は無風状態で寒さもなく、ゆっくりと心ゆくまで観賞できる。
食 事
1時間半かけて2つの高台からの塩湖観賞を終えると、島の左端部にあるレストランで軽い食事となる。すでに懐かしの日本食弁当を済ませているので、お腹はまだ空いていない。
出された料理は、珍しいリャマ肉のステーキやライス、ポテトなどの盛り合わせである。リャマ肉は淡白で脂はのっていない。お腹が空いていないので、惜しいかな料理の大半を残すことに。
夕日観賞
食事が終わると、インカ・ワシ島を離れ、出発点へ戻り始める。そこから30分ほど走ると、例の6角形の結晶がある場所へ戻る。そこで下車し、夕日観賞が始まる。やや厚い雲がたなびいているが、最後のサンセット風景の観賞には問題ない程度の隙間の晴れ間がある。これなら塩湖の地平線に沈む夕日は見れそうだ。
6角形の塩湖の大地を踏みしめながら、塩原に立つ実感を楽しむ。やがて夕日が沈み始めると、ドライバーの1人が笛を取り出し、メロディを奏で始める。広大な大塩原に響き渡る素朴なメロディが夕日に哀愁をただよわせる。う〜ん、なんと素晴らしい響きだ。
そうこうしているうちに、夕日は静かに静かにゆっくりと地平線に沈んで行く。その刻々と沈むサンセットの様子を写真に収める。面白いことに、夕日が傾くにつれ、6角形の網目模様が次第に浮き上がって見える。網目の影が濃くなるためである。その中に立っていると、広大な網目の中に吸い込まれそうだ。
この塩湖ではトリック写真の撮影が人気である。一行のみんなもトリック写真の撮影を楽しんでいる。
(この続きはこちらへ・・・⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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