秋の京都ひとり旅③～今宮神社＆和宮ゆかりの百々御所「宝鏡寺」～

2014/11/21 - 2014/11/21

伏見稲荷、哲学の道、霊鑑寺と見学したら、またバスで今宮神社へ向かいます。今回の旅は行くところ全部がお目当てなので楽しみです。
ただし今宮神社は神社はどうでもよくて、お目当ては門前の「あぶり餅」だけです(^_^.)

その後は霊鑑寺同様１年前から見たかった門跡寺院「宝鏡寺」一般公開。こちらも皇女が住職をつとめ、幼いころの和宮が一時期住んでいたそうです。百々町にあるため「百々御所（どどのごしょ）」とも呼ばれています。

エリア 京都駅周辺(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

霊鑑寺を出たあと、また市バスに乗り今宮神社を目指します。
しかし京都市は意外に広い。また５０分くらいかかりましたが、知らない街でバスに乗ると車窓の風景とか新鮮で飽きなくていいですね、一日乗り放題パスなので運賃も気にしなくていいし(^^)

今宮神社到着。

神社より先に、お目当てのあぶり餅を制覇しよう。

参道の左右で同じような店があぶり餅をやってます。
どっちにしようかなーと迷いましたが、なぜか「かざりや」の方がやたら混んでたので「混んでるってことはこっちのが人気？」とこっちにします。

店頭でこんな風に餅をあぶっています。
「写真撮っていいですか」と聞くと快く「どうぞ〜」と言って静止してくれたりします。毎日こういう観光客の相手してるんでしょうね(^_^;)

どこからでも入れそうな店ですが、席に着くときはお運びさんに一声かけて席に案内してもらいましょう。すごく忙しい店なので、勝手に座って気づいてもらえないと放置される可能性があります(笑)

注文後１０分くらいで運ばれてきました。
あぶりたてで熱いのかと思ったら、温かいという程度。
味噌が冷たいのか、中にはちょっと冷たいのもあったり。
でもお茶はちゃんと熱々です。
一人客にも大きな土瓶に量たっぷりで嬉しい(^^)

１皿500円。気になってたのを制覇して一応の満足は得ました(笑)
伝票もなく、支払いはお運びさんを捕まえての自己申告制。
出入り口１か所じゃないし、お客さんに目配りしてるわけでもないし。
これ食い逃げする人いるんじゃないの？(^_^;)

さて、ついでに今宮神社も見ていきましょうか(笑)

ここ縁結びとか玉の輿の神社だったんですね。
あぶり餅以外の予備知識も興味もなくて知りませんでした。

この日は偶然にも大安だったようで、２組が結婚式を挙げに来ていました。

境内の紅葉が見事です。

帰りは大徳寺の広大な敷地を通ってバス停へ向かいます。
大徳寺は塔頭がいっぱいありますね。

続いてバスで「百々御所」宝鏡寺へ。
ここもずっと来たかった所なので嬉しいです。

立派な門。普段は非公開なので貴重な機会です。

門の内側。

人形供養で有名なお寺でもあります。

入口で拝観料600円を払い中へ。
快晴の午後だし混んでるだろうと思ってたら誰もいませんでした。

入口入ってすぐの部屋。写真を撮っていいのはここだけです。
あとは内部も庭園も撮影不可です。

和宮をイメージした十二単。

後姿です。
宝鏡寺も霊鑑寺同様、本堂や対面所、庭園が公開されていましたが、普段の寝起きはどこでしてたんでしょうね。ちなみにお寺自体は宝鏡寺の方が断然大きく立派な造りですが、対面所は霊鑑寺の方が格式や高貴さを感じる造りでした。

宝鏡寺の外側にある物見の窓。
高貴な皇女住職や尼さんたちはなかなか外に出られないため、ここから外の様子などを見ていたようです。

宝鏡寺周辺は茶道の千家の豪邸や茶道関係のいろんな老舗が立ち並んでいるエリアです。せっかくだから見ていきましょう。

細い路地の右側にまず表千家の豪邸。
門はぴっちり閉ざされている･･･と思ったら通用口みたいな部分は開いていました。

別角度から。
余談ですけど茶道って習うだけでもすごい金かかるんですよね。
万年金欠病の私はもちろん習ったことありません(^_^;)

同じ路地の並びに裏千家。
こちらは門が開いており、少しですが路地が見えます。
どうやら茶道を習ってるらしいご夫婦が写真を撮っていきました。

こんな感じ。
向かいのお寺の警備員さんに見られてるんですが気にしない(笑)
ていうかたぶん撮っていく人多いと思います。

近くには妙顕寺もあります。