2014/10/13 - 2014/10/20
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空飛ぶドクターさん
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今回は仕事ですが、ちょうど移動日を利用して観光もしました。7月にも4日間(18日〜21日)ハノイで仕事でしたから、ハノイ市内の観光も少ししました。まとめて、旅行記として書きます。最近は海外が続いているので、書き上げている今、パリにいます。
【10月13日(月)】
さすがにアジアへは、関空や成田経由ではなく福岡空港から直接出発です。でも、ハノイまで直行便は週3回ほどしかありません。今回も健診の仕事です。台風で国内線は欠航もあり、かなり心配して空港へ行きましたが、幸いアジア中心の国際線は無傷でした。前回は中華航空で台北経由でした。今回はタイ航空でバンコク経由です。ですから、かなり遠回りして戻って来る感じです。夜8時頃ハノイへ着き、タクシーで3時間近くかかりようやく最初の目的地・ハイフォンです。
【10月14日(火)】
朝から仕事ですが、正午までには終わりました。本来は、日本人スタッフと一緒にハノイへ帰って一日休憩なのですが、前回聞いていたので、自分のお金でツアー会社に頼み、世界遺産のハロン湾に行くと決めていました。Saigon Halong Hotel に一泊し、翌日午前中ハロン湾クルーズ観光です。私としては珍しく、日本語ガイドと運転手付きです。昼食にガイドが頼んだ焼き飯が牛肉はともかく高菜に似た野菜がのっていて美味しそうでした。ついでにベトナム語で注文できるようにメモしました。ホテルには3時半過ぎに着いたので、かなりありますが歩いて橋の近くまで行きました。JICAが建てた橋でベトナム人はちゃんと感謝しており、従って親日的なことを痛感します。前回と2回来ただけで感じます。
夕食は近くのシーフード・ビュッフェへ行きましたが、キムチもあって変だなと思っていたら、主な客層は韓国人のようでした。私が日本人と知ると話しかけて来た経営者の男性が、自分で認めていました。その後は、隣のホテルにカジノがあるのを知り、もちろん歩いて出かけました。いつものようにブラックジャックしかしませんが、たったの1テーブルで最初は客が私だけで1対1でディーラーと勝負です。でも、いかにも素人っぽい若い女性でラスベガスとは大違いです。補佐するようにもう一人女性がいました。この日は100ドルが70ドルまで減ったところで止めました。最近は世界中にあるので、本当にちょっと楽しむだけで止めることが増えました。カジノではベトナムの通貨・ドンではなく米ドルを使うのです。
【10月15日(水)】
今日は朝からハロン湾観光です。朝のホテルも一組の日本人夫婦がいるだけで、回りは韓国人の団体です。ここにも、朝からキムチが置いています。
ツアーはクルーズで8時45分出発し、いきなり島に降り鍾乳洞見学です。ガイドがこの岩は○○に見えるとか説明してくれますが、基本的に私はあまり興味ありません。どうせ、こじつけているだけですから。この世界遺産・ハロン湾の印象は、都会でもないのに視野が悪く、イタリアのような青い空に青い海ではないということです。目の前の海は一部ややエメラルド色できれいですが、遠くになると濃い色だけです。島に至ってはたくさんありますが、ほとんど鮮やかな緑色は見えません。近づいた時だけです。でも、思い直したのは「海の桂林」と呼ばれるだけあって、地中海とは違い水墨画の世界ですから、こんなものでいいのかもしれません。
唯一ガイドが役に立ったのが、私の地球の歩き方には「闘鶏岩」と書いてあった島(岩?)を「夫婦岩」と呼ばれていると教えてくれたことです。こちらの方が私にはしっくりきます。「ゴリラ岩」もありましたが、かなりこじつけの気もします。クルーズ船には、日本人看護師2人連れがいました。ですから、全部で客3人にガイド2人です。まぁ、そんなに大きな船ではありませんでしたが。昼食込みでしたが、まぁまぁでした。
意外と早くクルーズは終わり、11時40分には船着き場に戻り、待っていた運転手の車でハノイへ戻りました。途中は高速道路がほとんどなく3時間くらいかかりました。途中、お土産屋で30分休憩しましたが、かなり買ってもいいものがありましたが、荷物になるのでいつものように何も買いませんでした。午後3時にはハノイ・東屋ホテルに到着しました。前回と同じホテルですから、回りが分かっているので便利です。高級ホテルには程遠いのですが、日本のテレビが映り、朝食は日本食でまずまずです。屋上の露天風呂は気に入っています。
【10月16日(木)〜18日(土)】
3日間はマイリン・タクシーで会場、クリニック(Vietsin International
Clinic)へ朝8時前に出勤です。タクシーはメーターがたったの14Kから(約70円)からスタートし、ホテルから近いので合計150円だったりします。おかげで、最初の日は運転手が会社のマイリン・カードでの支払いを危うく拒否しました。午前中と午後とたっぷり健診の仕事です。
200ベトナム・ドンが1円です。暗算するコツがあります。あまりに桁数が多いので、現地の人も14Kだとか14Rと略します。つまり、最後の3桁を略すのです。タクシーのメーターも14.0 と読めます。つまり、千で割ったことになるので、その数字に5倍します。これだと簡単に暗算できるし、桁数も間違う心配がありません。つまり 14,000 ドンは 14 X 5 = 70 円です。最初、100で割って2倍していましたが、これだと肝心の桁数を間違う恐れがあります。
健診の仕事は、外国のせいもあり、国内の流れ作業のよりは丁寧に話を聞き、生活習慣等をアドバイスします。お昼は日本人職員4人とベトナム人スタッフ8人くらいとみんなで和気あいあいとお弁当です。それなりに美味しいです。でも、少し飽きたので前回気に入ったブン・チャーを食べたいと言ったら、出前できるそうで最高でした。ソーメンのような米麺に焼き肉と焼き春巻きが付きます。それはともかく、私が大好きなのは多種類のハーブ類です。赤シソやいろいろな香草が食べ放題です。一緒に注文してくれた姫ナスの漬物や高菜に似た青菜の漬物が気に入りました。
今回の仕事は基本的に日本人、現地で働いている人が主な対象ですが、さすがに奥さんはベトナム人、フィリピン人、タイ人などもいます。たまに、英語のほうが得意な人もいて私の活躍の場があります。現地採用のアジア人も対象です。
ゆっくり話ができるので、福岡出身の人が喜んでくれたり、色々な出会いがあります。食事で面白いのは、ベトナムへ来て痩せた人は、自炊したり豊富な野菜をたくさん取っています。太ったという人は、現地の香草類などが口に合わず、沢山ある日本食店へ行き、唐揚げだのラーメンだの、油っぽい日本食を食べ、運動不足になっている人たちです。バイクが多く、信号がなく、道路が危ないのでジョギング等が気楽にやりにくいのは事実のようです。
この3日間と7月に観光した市内の名所を紹介します。
市内にも世界遺産があります。タンロン遺跡で旧ハノイ城跡と言った方がわかりいいかもしれません。正門の端門や皇帝の宮殿があった敬天殿などかなり広い敷地です。入口が遠い北正門もあります。
タンロン水上人形劇も伝統音楽と一緒に楽しめます。意外と人気があり、翌日の予約しか取れませんでした。
市内の中心になるのが市民の憩いの場と思われるホアンキエム湖です。私は北端にあるビルの4階くらいにあるハイランド・コーヒーの喫茶店が気に入って何回か行きました。広場や湖が見下ろせます。夜は湖の中(南側)にある亀の塔がライトアップされ、きれいです。中国の太極拳ではありませんが、怪しいおばさんの集団が集合体操のようなものもやっています。
ちょっと離れたタイ湖(西湖)にも行きましたが、広いだけです。そこにある鎮国寺は六角形の塔で、漢字でいろいろ書かれています。フランスに支配されるまではベトナムでも漢字が使われていたので、ベトナムのことは南越と書きます。
旧市街はいかにもベトナムらしく、ゴチャゴチャして楽しいです。私は一般的にこのような東南アジアの雑踏が好きです。多くのカフェがあります。屋台に近い安い食べ物屋もたくさんあります。多少下痢のリスクはありますが。7月の時は、帰国後久しぶりに下痢にやられました。
この国でお勧めは安いマッサージです。足マッサージとか全身マッサージとか書いています。SPA と書いてあるところは女性のエステで少し高いようです。70分マッサージ、18万ドン(たったの900円)程度で、チップの5万ドン(250円)を足しても千円ちょっとで、安いせいか結構賑わっています。
Sky72へタクシーで行きましたが、かなり市内から外れています。名前通り72回まである高層ビルです。でも、恐れていた通りハノイの視野は悪くあまり市内を見渡せません。がっかりして暇つぶしにAlive Museumに入ってみると、いたずら絵が多く意外と楽しめました。
ある夜、中華らしい近くのAshima というレストランでキノコ鍋を注文し、牛肉と野菜3種類を頼みました。やはり、ベトナムの牛肉はあまり美味しくなく、エビなどを注文した方がよかったと反省しました。
【10月19日(日)】
最終日は午前7時45分から仕事です。でも今日は人数が少なくゆっくりでした。受診者に豊田英司さんがいて、名前がトヨタの社長と一緒だ(漢字は少し違いますが)と話が盛り上がり、ちょうど早く上がれそうなので、10時半から1時間、ビルに入っているハイランド・コーヒーで懇談しました。ハノイの人は色白で、日本人のように日傘を使うと聞きました。そう言われて改めて回りの女性を見るとみんな東南アジアの人にしては色白です。そう言えば、ハロン湾からの帰りに見かけた自転車の男子の日傘の意味がわかりました。
最後の日の昼食は日本人スタッフ4人と高級なレストランで食事しました。もちろん冷房の効いた内装も立派なレストランです。前回行った会社の近くのようです。ホテルのレストランのようでした。あわびスープ、黄色い豆腐、ハスのサラダ、エビ料理、魚の煮つけのような料理、最後にお勧めのデザート、プリンで締めました。
ホテルに戻り、夜のフライトまでまだ時間があるので、いつもの近くにあるヴァン・スゥアン(マッサージ店)へ行き、ホテル屋上の露天風呂に入り、6時予約のタクシーで出発、1時間ほどで空港へ着き、8時45分発のバンコク行き、真夜中に乗り換え、夜行便で翌朝7時には福岡空港へ到着です。
空飛ぶドクター(登録商標)
坂本泰樹
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ハイフォンのホテルからの景色
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屋台でのガイド
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美味しそうな焼き飯
少し味見させてもらった -
ハロン湾のホテルから
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ハロン湾のホテルから
沢山の停泊する船が見える -
滅多に泊まらない豪華な部屋
眺めも最高 -
JICAによる橋
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カジノのある高級ホテル
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ハロン湾
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ハロン湾の島にある
鍾乳洞 -
ハロン湾
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ハロン湾
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エメラルド色の海
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夫婦岩
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ハロン湾と船
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日傘
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ある日の弁当
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タイ湖(西湖)にある鎮国寺
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バイクが目立つ
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ホアンキエム湖北端広場で見かけた
アオザイの娘さんたち -
安くておいしい緑野菜類
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ホアンキエム湖の
亀の塔
(ライトアップ) -
大好きなブン・チャー
(米麺とちょっと甘いタレ)
豊富な香草類 -
現地スタッフ
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日本人スタッフと
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SKY72からの眺め
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いたずら絵
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高級ベトナム料理
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高級ベトナム料理
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ホアンキエム湖の
玉山祠 -
世界遺産・タンロン遺跡
(旧ハノイ城跡)
北正門 -
タンロン遺跡
端門 -
バックタオ公園
(ボタニカル・ガーデン)
記念写真撮影中の新婚さん -
ホーチミン廟
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ハノイ大教会
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ホアンキエム湖の
怪しいおばさん集団 -
タンロン水上人形劇
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ホテル屋上の露天風呂
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