世界遺産・白神山地の旅・・0 旅いつまでも・・

2014/09/20 - 2014/09/22

世界遺産の白神山地に行ってきました。現在日本には世界遺産が18登録されている。
その内自然遺産は４箇所で、白神山地と屋久島、知床、小笠原諸島である。
大自然をテーマに旅をしている私にはこの４箇所は外せない場所である。
2007年に知床に行き、2009年に屋久島、今回３つ目の白神山地である。

当初、名勝地の様に美しいブナ林の景色を期待していたが・・・さにあらず！
人の影響を全く受けていない原生的な状態が広大に存在することが世界的に珍しく、世界遺産としての価値を生んだのである。　
椎茸栽培のホダ木以外には利用価値がなかったことが結果的に伐採を免れ、価値を生んだことになる。
しかし樹齢200年-300年の大木は全身の枝葉から受ける水滴を樹根に蓄え、ブナの林には水が絶えないと云われ、
その落葉は他の樹木や生物の栄養分となり、究極の森と呼ばれている所以である。

この他にも楽しみは満載！
青いインクを流したような十二湖の青池や初秋の奥入瀬渓流の散策、高山植物の美しい花々が咲き乱れる種差海岸の散策など、
また、紅葉の始まる八幡平国立公園のパノラマ風景
更に、赤や黄色のたわわに実った林檎畑、黄金の田園風景など東北ならではの風情のある旅であった。

何よりも、奇跡的に全日程好天気に恵まれた素晴らしい旅であった。
今回は名バスガイドや親切な添乗員に恵まれ、旅の楽しさも倍増・・・東北の旅も捨てたものではない！

今回もまた新しい発見、新しい感動があった。やはり旅は楽しい・・！！


世界旅行記 ★旅いつまでも・・
http：//yoshiokan.５.pro.tok２.com/shirakami/nori185shira.html

エリア 白神山地(青森)

• 交通手段: 観光バス 新幹線
• 利用旅行会社: JTB

世界遺産・白神山地登山道入り口

ブナ林が蓄えた美味しい水の水汲み場

標識をクマが齧った跡が生々しい！

ブナ林　爽やかなマイナスイオンの風が吹く

ブナの木の寿命は約200-300年と云われている

登山道を歩いて進む

専門の山岳ガイド付きで説明は詳しい

ブナの木の根元。枝葉が受けた水を樹根に蓄える。ブナ林は天然の水がめと云われている。防災の役割は勿論、多くの人々が恩恵を受けている。

大きな樹

渓流からブナ林を望む

木は朽ちて腐葉土となり生物や燭斑も栄養分となる

朽ちた木にはキノコが出ている

道端には綺麗な可愛い野草の花が咲いている

白神山地・暗門の滝へ

道はなく渓流の上に足場を組んでそれを歩く

これが第３の暗門の滝。落差26ｍ。この上流には第１、第２の滝がある。

第３の暗門の滝の全景

渓流の楚辺にはニホンザルの親子が散歩している

白神山地・十二湖の青池　太陽の光によりコバルトブルーに輝く。神秘的な美しい青色である。

この青色！

青池の美しい色。これが青池ダッ！

東北の農村風景。今は黄金色の田園風景！

櫨の形が異なることに気が付いたが

たわわに実をつけたリンゴの木。リンゴ畑が続く！

リンゴの色付きを良くするために下側に反射シートを敷いている。

奥入瀬の渓流　銚子大滝

奥入瀬の渓流　　水の流れの躍動感が美しい

水野せせらぎの音を聞きながら自然林の中を歩く。気持ちが良くて癒される。

渓流の脇の自然林

中には滝もある。美しい風景だ

紅葉には少し早い！のが残念

天皇/皇后陛下も視察された　三陸復興国立公園の種差海岸

入江の岩礁の傍の遊歩道を歩く。道のほとりには美しい野草の花々が咲いている

海岸の風景も見ごたえがある

遊歩道を専門ガイドの説明を聞きながらゆっくり歩いて行く

こんな風景も綺麗！

八幡平国立公園のパノラマ風景

紅葉が始まり駆けている