ピネレーをぐるっと回る（バルセロナから、フランス、スペインのハカへ）

2014/09/10 - 2014/09/13

子供が今年から幼稚園なので、その前にどこかに行っておこうと車で回って来ました。
９月１１日はカタルーニャの日ということで、祝日です。
カタルーニャ以外の祝日でない場所に行こうと行くことで、前日の夕方出発。
海側のペルピニャンで泊まろうと思いましたが、昔のカタルーニャなので、何かお祭りに重なるとしんどいということで、カルカソンヌに一泊しました。
その後、トゥールーズにも一泊。
ポーを通過して、ピレネー山脈を越えて、スペインアラゴン州、ハカに。
ハカは、昔のアラゴン州の首都でした。今は、スキーをしにお金持ちが集まる場所になっています。
標高が高いので、夏でも涼しいです。
ハカには、五稜郭のような五角形の城が今でも街の真ん中にあります。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 5.0

ベルギーのハンバーガーチェーンらしいのですが、こちらではあまり見かけないので、入ってみました。フランスにはたくさんあります。クイックです。お値段高めですが、野菜がマックより多くおいしいです。子供用のセットもがんばってる感じがします。ケチャップではなくて、トマトソースっていうところもいい。
ペルピニャンに入り、フランス語しか通じなくなりましたが、機械で自分で注文できるので問題無し。
昔のカタルーニャということで、年配の方にはカタルーニャ語が通じることもあります。若い人でも話せる人いました。

写真が今回は本当に少ないです。
この日は、カルカソンヌ近くのB＆Bに宿泊。
イギリス人夫婦が経営されているので、子供の英語の勉強に良さそうでした。
あちらはフランス語と英語しか話せないので、夏にちょくちょく来てもいいなと思いました。

トゥールーズに到着。
第一次世界大戦の記念碑だったと思います。

ビクトルユーゴー市場というのがあるそうで、そこを目指す。
上がフランス語で、下がオック語。
オック語は、カタルーニャ語にとてもよく似ています。
カタルーニャのバイ・ダ・アランという場所では今でもオック語（アラネスと言います）が話されているので、カタルーニャテレビでは毎日、アラネスのニュースのコーナーがあります。

市場です。調理済みの食品を買えると聞いてきたのですが、あまりなく、バルセロナから来ると、普通の市場っていう感じに映り、買う物ほとんどなしでした。
このお隣にあるモノプリでいろいろ購入。満足でした。

トゥールーズの市役所。キャピトル。
ピンクの街と言われているそうですが、光の加減か？あまりそういう風には見えませんでした。
中はとても豪華みたいですが、時間がなく見学できず。

市役所前の広場。
下にオキシタニアの紋章が入っています。
マルシェというんでしょうか？スペイン語だとメルカディーヨがやってました。
でも、アフリカ人ばかりで私の想像とは違いつまらなかった。
フランスの布をどこかで買おうと思っていたのに、残念。

この後、エアバスの見学に行きました。写真撮影禁止のため何もありません。
Ａ３８０をたくさん組み立てていました。私も乗ってみたい。
ちなみにいろんなパーツを４ヶ国で作ってフランスで組み立てるそうです。
スペインも入ってました。

この日に泊まったホテルはトゥールーズ競馬場が目の前。
私は馬が好きなので、競馬も行きます。
この日は開催日ではなかったので、残念。
馬が走るところを見たかったです。
そのうちパリで見てみたいと思います。

夫はコニャックが好きなのですが、このあたりで有名な蒸留酒アルマニャックの酒蔵見学。
甘いお酒なんかも試飲させてもらいました。

家族経営の場所が英語が通じるということでメールでお願いしてみたら、来てくださいとお返事。
息子さんが対応してくれましたが、英語、スペイン語、フランス語を混ぜて会話をすることに。でも、おもしろかったです。左に住居があるので、右の酒蔵にいないときは呼んでくださいと。なんとものんびりしています。

ご飯を食べに近くの村へ。
このレストラン、正解でした。

最初に大きなスープとサラダ。
この辺、フォアグラの産地ということもあり、鴨料理がたくさんあります。
夫は鴨が大好物。
早速サラダにもパテが入っていました。

二皿目も鴨。
おいしかったです。
これにデザートがついて１２ユーロ。フランスにしては安い。
アイスもアルマニャック味っていうのがあって、ぶどうが入っていておいしかったです。また行きたいと思いました。

ポーのスーパーでちょっと休憩。入口でお茶できました。
マカロンとコーヒー。おいしい。

ピレネーに向かいます。だんだん夕方になってきたので、暗い。
フランス側のが暗くなるのが早い気がします。お天気のせいもあるかもしれません。

水力発電か何かの施設でした。何ヶ所かありましたが、こういう建物もフランスって感じでした。

途中、羊の放牧の下山に３回も遭遇しました。

車の横を通ります。時々、ぶつかってくる羊もいたりして、子供たち大喜びです。

そろそろピレネー山頂です。川が流れています。

馬も放牧されているので、自由に道路を歩いています。
サファリパーク状態です。

山頂。この日は５度ぐらいでした。
半袖、半ズボンは寒いですね。
子供たちもあまりの寒さにキャーキャー言っておりました。

フランスからスペインに入りました。

この日はこんな山頂でバイクのイベントがあったみたいで、ものすごい数のバイク。バイク関連の売店まできていました。

結局、ホテルについたのは夜９時。
でもこの日は、金曜日だったので、田舎とは言え、ハカのセントロはすごい人。
私たちも９ヶ月の赤ちゃんをつれて、夜１０時にご飯を食べに行ってみました。
フランスでは赤ちゃんを連れているとちょっと嫌な顔されることがあり心配でしたが、こちらはスペイン。どこで赤ちゃん大歓迎でした。
知らない人にまで子供はビスケットをもらっており、気がつくと手に何か持っています。いつもなら面倒なんですが、フランスから帰ったところなので、とてもうれしかったです。

気温は、１５度ぐらい。過ごしやすいです。
ミーガスという、チョリソとパンのプレートをお願いしました。

夫はアロス・クバーナ。普通はバナナが乗ってるはずですが、なぜかここのはなし。
キューバのご飯という意味です。
夫はキューバにも行ったことがあり、あちらでも似たようなご飯を食べたそうですが、名前は違うんだそうです。

五稜郭のような五角形の城です。
ホテルから徒歩２分ぐらいの場所にありました。

上から見るとこんな形。
中は町みたいになっているそうですが、時間がなく見学しませんでした。
IDカードを出してとかいろいろ言われ、ちょっと面倒になり、また次回来たときにでも。

ハカの市役所。

昔のハカのコインだそうです。
今では、地べたに。

ハカはバレンシアのエルチェと姉妹都市ということで、こんな銅像を見つけました。
後ろの建物が私たちが泊まったホテル。
ホテルはパターゴルフ、プール、いろいろあって良いところでした。
サイトで予約をしようとしたら子供が選択できず、電話をしたらどこよりも安い値段で宿泊させてくれました。
ベビーベッド、追加のベッドなんかも追加料金なし。
次回も絶対ここに泊まります。

アラゴン州はセントロにこういう庭みたいな場所が必ずあるんですね。
お散歩にはとても良いです。
子供が二人になって、旅に出る余裕もなく、写真も撮れず、食事もゆっくりできずですが（笑）、やっぱり旅っていいですね。
私もゆったりと行くことができました。
もう少し下の子が大きくなったら違うスペインの場所にも行ってみたいです。