2014/08/18 - 2014/08/20
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funasanさん
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お盆過ぎの8月18日から妻と2人で「ホテルアンビエント蓼科」(写真)に滞在してきた。ここ数年、全く同じ日程の旅行で、女神湖畔のホテルに2泊して、高原の涼しい夏を過ごす。朝、夕の女神湖畔の散歩、車山から八島湿原へのハイキング、温泉、そして、フレンチレストランでのコース料理等を楽しむ。宿泊代金はセラヴィリゾートのメンバー用通常プランで1泊2食11300円+入湯税300円。
私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり)
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標高1500m、女神湖の湖畔に建つ「ホテルアンビエント蓼科」(写真)に通いはじめて10年以上になる。普段は1人で泊まる場合が多いが、夏には必ず妻と一緒に来て、涼しい高原を楽しむ。
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「ホテルアンビエント蓼科」(写真)は会員制のリゾートクラブ(泉郷ベストクラブ、現オアシスクラブ)から出発したが、今や一般のホテルと何ら変わらない。誰でも泊まれる。
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私のお気に入りの部屋(写真)に入る。部屋の中央に広いリビングコーナーがあり、居住空間として非常にいい。
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窓側にツインベッド(写真)が置かれ、4階の部屋からはベッドに寝転がって蓼科山が見える。リビングコーナーとの間に壁がありベッドルームのような個室感覚が味わえる。妻はリビングルーム、私はベッドルーム、夫婦同室ながら別室のようにプライバシーが保たれてとてもいい。
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そして、窓からは夏の蓼科山と女神湖(写真)が一望のもとに見える。何度訪れても飽きない風景である。
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特筆すべきことは部屋にミニキッチン(写真)があることである。簡単な料理は作れるので、私はここで自炊してロングステイをすることもある。メンバーなら夏のハイシーズンでも1人1泊4900円+入湯税300円で泊まれる。
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さて、天気の良い朝は女神湖畔(写真)の散歩からはじまる。1周約20分ほどなので丁度よい。
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夏の朝は涼しく20℃は下回る。よってスポーツ用のジャージ(長袖・長ズボン)姿で歩く。体調が良ければジョギングする。
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ひと汗かいた後は女神湖が見える露天風呂に入る。お次は朝食ビュッフェ(写真)だ。
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ホテルアンビエント蓼科滞在2日目は恒例のハイキングに出かける。朝9時、ホテルを出発し、ビーナスライン(写真)を快適にドライブする。
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ハイキングのスタートは車山肩(写真)、「霧ヶ峰ロイヤルイン」前の広い駐車場に車を置き、いざ、出発である。
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残念ながら天気がイマイチで青空が少ない。車山肩の周辺はニッコウキスゲの大群落地帯であるが、時期既に遅し。妻は高山植物を観賞しながらルンルンで登っていく。
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約40分くらいで車山山頂(1925m)に到着。風が冷たい…。さすがに山である。防寒用のジャージを着る。
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車山のリフト沿いに急な坂道(写真)を下る。
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八島湿原への分岐点(車山乗越)に来る。ここで左折して車山湿原沿いに長い道のりを歩く。
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道路沿いに高山植物が沢山咲いており、妻は嬉々として花に語りかける。見て見て綺麗な「カワラナデシコ」よ。
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日頃から花に無頓着な私は少々反省し、代表的な高山植物くらい覚えようと努力する。Good. 「ハハコグサ」(写真)はよく見かける。綿に似ているので印象に残る。
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時々、夏の青空が出てくる。青い空、白い雲、草原に生える1本の白樺の木(写真)
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車山乗越から蝶々深山(1836m)へ、草原地帯を行く。ここはレンゲツツジの群落地という。
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高山植物を見つけながら、のんびりハイキングする。
写真:「マツムシソウ」 -
「アカバナシモツケ」(写真)は車山周辺にどこでも見かけるが、時期が遅く、ほとんどがピンクの花を落としている。
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車山乗越から1時間くらいで物見石山(1792m)に到着する。黒い雲が空を覆い、今にも雨が降り出しそうな模様である。
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本来ならここで大休憩(ランチタイム)するはずであったが、急いで下山する。目の前に八島湿原(写真)が広がる。
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遂に雨が降ってきたが、低木の樹林帯(写真)に逃げ込む。30分ほどで八島湿原との合流地点に来る。
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雨にぬれた「アサマフウロ」
花の名前を覚えようとしてふと気がついた。年をとってくると体も心も柔軟性がなくなり、新しいことに挑戦する気がなくなる。 -
アサマフウロとよく似た「ハクサンフウロ」
心の感受性が薄れ、惰性の日々が流れる。鍛えなければ体は急速に老化し、心も退化する。 -
何もしなければ自然法則の如く、心も体も速やかに老化していく。「花の名前を覚えよう」というささいな試みであるが、私にとっては大きな変化だ。
写真:ノアザミ -
心の柔軟性を取り戻し、新しいことに挑戦しようとする意欲が湧いてくる。花の名前を覚えれば山歩きが楽しくなる。
写真:ノコギリソウ -
シニア世代にとって、見習うべきは老人の星「三浦雄一郎」であろう。私は現在62歳、3年後の65歳に「自分なりのエベレスト」を設定すればいい。
写真:コオニユリ -
そして、それが実現しようが挫折しようが、70歳、75歳、80歳と、人生の節目ごとに「エベレスト」を設定する。そして限りなき挑戦がはじまる。老後の人生が俄然面白くなる。
写真:フシグロセンノウ -
夕方5時45分からのディナーにレストラン「ル・プラトー」のガーデンテラス(写真)に行く。女神湖が見える窓側の席に座り、いよいよディナーがはじまる。高原リゾートのクライマックスである。
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メンバー用通常プランの夕食は「ル・ラック」(写真)。5400円(税込・サ別)のフレンチ・フルコースである。
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まずはグラスワイン(ロゼ:単価800円)とナイアガラ葡萄ジュース(写真:700円)で乾杯!
お互いハイキング(4時間半)の健闘をたたえ合う。 -
本日のアミューズ「ゴールドラッシュ冷製スープ、長門牧場フロマージュとメルバ」(写真)
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オードブル「ジャンボンペルシエ・コンソメジュレ寄せ」(写真)
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パン2種「左:フランスパン、右:米粉のパン」(写真)
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魚料理「スズキのポアレ 香草バルサミコソース」(写真)
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ミントのグラニテ(写真)
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メインの肉料理は「仔羊のロティ、ローズマリー風味」、私は羊の肉があまり好きではないので「信州牛のグリエ」(写真)にグレードアップする。追加代金1782円(税・サ込)
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デザート「ブラッドオレンジのジュレ、クリームチーズのムース」(写真)
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有機珈琲。満足のいくディナーであった。
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