想いで旅行記　”ナイアガラとカナディアンロッキー”

1992/08/08 - 1992/08/11

　８月に入り、全てが夏休みとなりました。
又連日猛暑が続き、外出も控えざるを得ません。
久し振りに書斎の納戸を整理すると、奥から段ボールの箱が２個出て来ました、写真のネガを納めた箱です。
現在はデジタルカメラで、映像は全てパソコンに保存しますが、当時はスチールカメラでフィルムによる撮影でした。
　私がデジカメを始めて購入したのは平成１７年の４月で、未だ９年しか経って居ません。
それまでの間撮りためたネガの箱です。　しかも整理が悪く、ＤＰ屋から戻って来た状態のまま、表に場所と日付けのみ記入して放り込んであります。
もう無用かとも思いますが、そのまま捨てるには心残りなので部屋の中に持ち出し、ネガを取りだし覗きます。
半年ほど前まではネガ台が有ったのですが、邪魔になるからと捨ててしまったので良く判りません。
　箱の上部に在り、表題が気になった袋を取り出し、アルバムと見比べながらフィルムスキャンをします。
これがその旅行記です、袋を見付け損なったもの、スキャンで見落としたもの等が有ります。

　この旅行は、ＪＴＢがコロンブスのアメリカ大陸発見５００周年を記念して企画したツアー”アメリカ、カナダハイライト１１日間”で、ニューヨーク、ワシントン、ナイアガラ、カナディアンロッキー、ラスベガス、グランドキャニオン、ロスアンゼルスと回りました。
ＮＹでは、今は無き世界貿易センタービル１０７階の展望台よりマンハッタンや自由の女神像を眺めました。
　今回の旅行記は、その内のナイアガラとカナディアンロッキーのカナダ部分を抜き出した思い出旅行記です。

エリア ナイアガラ・フォールズ(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　朝ワシントンを発ち、バッファロウ迄飛行機、そこからバスでナイアガラに向います。
遠くに白い煙が立ち昇ります、滝の水煙です。でも到着迄には３０分も掛りました。
　ホテルに荷物を預け、昼食に向います、場所は滝のそばに建つ回転レストラン、スカイロンタワー、目の下に滝が一望です。
　世界三大滝の一つ、ナイアガラフォールズです、さすが雄大。

思わず続けてシャッターを押します。(カナダ滝）

　昼食後は滝見物のハイライト、霧の乙女号に乗船です。
合羽を貸して呉れます。
合羽を着たら、ズボンの裾をたくし上げ、サンダルに履き替えないとひどい目に合います。
　バックはアメリカとカナダの国境に掛るレインボウブリッジ。

サーいよいよ滝の中に突入です。

　滝の水飛沫の中に突入する霧の乙女号。
全く豪雨です、何も見えません、台風の中に立っている感じです。
この中で合羽のフードを外し、デッキの柵に掴り、傲然と顔を上げて飛沫を受けている婦人がいました。　
　処で船から上がると、ズボンの裾と靴が水浸しです。特に靴は中まで水が入り歩くのに不快です、ナイアガラでスニーカーを買うはめになりました。

　次はテーブルロックから眺めます。
目の前で滝が落ち込んで行きます。　日本では見られない光景です。
全て自己責任なのでしょう。

　ホテルの部屋のテラスからの眺めです。
向うがカナダ滝、左に少し見えるのがアメリカ滝。

同じくアメリカ滝、夜になるとライトアップされ、しかも色が変わります。

　翌９日朝９時半ナイアガラをバスで出発、トロントに向います。
トロントからカルガリー迄は飛行機、そこからはバスでカナディアンロッキーの中心地バンフに到着しました。
　バンフは１８８５年に指定されたカナダ最初の国立公園です。
街は高原のリゾート地、静かで落ち着いて爽やかな雰囲気です。
大橋巨泉のスーベニアショップ、ＯＫストアが有ります。
バンフ到着後は自由時間、私達は休養を兼ねて街を散策するに留めました。
　ここはバンフ大通り、向いの山はゴンドラが掛るサルファー山。

バンフの街

　翌１０日はカナデアンロッキーの核心部を巡ります。
最初に見えて来るのは、キャスルマウンテン。

氷河が見えます。

レイクルイーズに到着。

向うに見えるのはビクトリア氷河。

氷河湖に山が写ります。

氷河が近くに迫ります。

ペイト湖

コロンビア氷河が見えて来ました。

　氷河の先端部分です。
温暖化により、年々短くなっています。

このバスに乗り、氷河探検に向います。

　コロンビア大氷原の上です。
この部分の氷は、１億５千年前に降った雪だそうです。

この道を通りバンフに戻ります。

途中、野生の鹿に遭遇しました。

　　
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