2014/07/01 - 2014/07/03
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港島九龍。(ミナトジマカオルーン)さん
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沖縄が梅雨明けする頃、まだ本土は梅雨真っ盛りです。こちらの梅雨が明けると今度は全国の子供たちが夏休みに入ってしまい、空港が大変混みますし、台風が襲来し始めます。
沖縄を含め、太平洋の島国には悲しい歴史を持つ場所が多いです。
歴史は二度とやり直せないけれど、ならば二度と繰り返してはならない。
沖縄に行くたび、かつて琉球王国という日本国とは別の時間の流れがあったということを感じます。
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0840羽田発の飛行機です。国内線の場合、空港入りが出発の30分前でいいので気楽です。
パスポート持ったっけ? という海外旅行における最大の心配事がないのも良い。
飛行機から出た途端に南国の空気に包まれます。空の青さが違う! -
今回、荷物は機内持ち込みだけにしたので、一目散にレンタカー会社の送迎バスコーナーに向かいます。
沖縄に行くと、ドライブもできるからいいですね。 -
滞在するホテルが名護なので、まず北上することにします。
沖縄体験王国むら咲むらというところに、海岸沿いを馬に乗って散策できる沖縄乗馬クラブがあると聞いてやってきました。 -
ここには、沖縄の工芸を色々体験できる施設があります。
平日だからなのか、誰もいません。
経営が心配になるくらい誰もいません。 -
いろんなシーサーが並んでいます。聞こえるのは蝉の声と三線の調べのみ。ギラギラの太陽が照りつけ、草いきれが立ち上るここはまさに亜熱帯です。
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熱帯雨林の中に石垣、という組み合わせはたまりません。しかも誰もいない。探検家になった気分です。
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こういう石組みを見ると、やっぱり沖縄は日本じゃない別の国だったんだと思います。
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行く先々でシーサーが謎を投げかける。
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実に多種多様なシーサーがいます。
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うまがわたしを呼んでいます。
お目当ての乗馬クラブはこの奥のようです。 -
お馬が草を食んでいます。
しかし、残念ながら14:30までお昼休みとのこと。
乗馬は諦めてホテルに向かうことにします。 -
15:00くらいにホテルに着くと、チェックインは16:00と言われたので、ひまつぶしにイオンに行きました。
イオンは全国どこに行ってもイオンらしい外観です。 -
帰りに国道58号沿いにある、美ら花という居酒屋に寄ります。ここは夜来ると必ず行列ができていますが、この時間ならすぐに入れますし、ありがたいことにまだランチメニューがあります。
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イナムドゥチ定食というのを頼んで見ました。
イナムドゥチとは、猪もどきという意味で、お店のにぃにに聞いたら酒粕みたいな味のかなり濃厚な味噌汁でおいしいですよ〜とのこと。
確かに濃厚でおいしいさ〜。クーブイリチーと島もずくがついてます。ジューシーとも相性ばっちりです。本当はグルクン唐揚げに泡盛も欲しいところですが、運転がありますから。残念。 -
基本的にこのホテルには、家族連れとカップルしかいません。一人旅向けのホテルではないとわかってはいますが、ここはプールが素晴らしいのであえてここにしましたよ。
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17:00でもまだ陽は高く、せっかくだから二時間くらいプールサイドで読書しました。
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ホテルの中のレストランが高すぎて、破産すると困るので食事は外に出ます。
さっき昼飯を食べた店の横にあるコロンバンというローカルファミレス。
内装といいメニューといい、名古屋のローカルファミレス、あさくま、に似ています。 -
サーロインステーキでかっ!
ご飯も大盛りにしなくても内地の大盛りくらいあるからうれしい。 -
翌朝、部屋から外を見ると、いい天気です。まだ海の色は薄いですね。
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山の方、おそらく八重岳の方からは絶え間なく雲がもくもくと湧いてまいります。
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沖縄にはそこら中に普通にお墓があります。内地にあるような墓石がこの眺めの中にあるとウッとなるわけですが、沖縄のは言われなければそれとわからないのであれはなんだ?と思うくらいです。
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まだ誰もいないプール。
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色んなものが逆さ富士のごとく水面にたゆたっております。聞こえるのはただ蝉の声のみ。
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とにかく空の青が濃い。
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山の上空から発生した雲がどんどん海の方へ流れて行きます。太陽の位置が高くなるにつれ、海の色も濃くなっていきます。
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二日目はなーんにもしないと決めたので、読書に没頭します。
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昼前になってもプールはほぼ貸切です。大体みなさん午前中は水族館に行かれるようです。
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午後になり、太陽が真上に来ると、海の青さは極限まで濃くなります。
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田中一村の絵にもよく出てくるアダンがそこここに生えています。見るからに南国の植物です。
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沖縄に行くと、わたしの携帯のフォトアルバムは一面の緑と青。
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本を読み切ってしまったので、買い出しと昼飯のために一旦プール撤収。
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昨日の美ら花にて、今日はふーちゃんぷるーと、、、
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冷やしそば。
これはあえて冷やさなくてもいいかと思います。 -
ホテルに戻り、再びプールサイドへ。
だいぶ陽は落ちましたがそれでもギラギラの太陽。 -
陽が落ち始めるのはようやく19:30を過ぎた頃です。夕暮れの海はまた別の顔になり。
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夜飯はなんだかホテルを出るのが億劫になり、売店で買った泡盛カクテルを飲んで寝ました。
これ、本土でも売って欲しい。 -
翌朝、観念してビュッフェをいただきました。ここのビュッフェは、さすがに満足できる味です。
そのあとまたプールへ。
ぎりぎりまでプールにいるつもりです。プールのためにここに泊まっているのですから。 -
2時間ばかり読書して、いよいよお別れの時間がやってまいりました。
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アダン並木を下るとあとは南へ南へ帰ります。
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許田ICから沖縄自動車道に乗ればすぐ那覇です。帰りはあっという間。
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あまり時間に余裕がないので、首里城に行きますと、奇跡の休館日。
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せっかくだから美味しいものを食べて帰りましょう。わかりにくい場所にある、ほりかわ、へ。
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本当にここにあるの? という路地を進んで、、、
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さらに角を曲がると、、、
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奇跡の定休日。首里城がおやすみの日は周辺のお店も休みみたいです。
ほりかわ、はカフェ風な内装でソーキそばなんかも綺麗な器に入って出て来ます。前回春に来ていますので、味も保証つきです。あー残念。 -
鼻血ブー!!
谷岡ヤスジ作のシーサー発見。 -
この青空をみていたら、がっかり気分も消し飛びます。
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沖縄路地も味があります。
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なんという美しい空。
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70年前もこんな空だったのかと思うと悲しくもあります。。。
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辺りには人っこひとりいません。この辺の風景は落ち着いていてどこを切り取っても絵が描けるほどに良い。
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せっかくだから守礼門だけでも見て行くことにします。
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なんと、休館日でも中には入れるようです。人がいない首里城を見られて逆にラッキーでした。
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この辺りは70年前は何もかも焼けてしまったわけですが、空は変わらず同じ色だったのでしょうね。。。
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これだけ誰もいないと、王朝時代にタイムスリップしたような気がします。
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内側から歓会門を臨む。
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ここに軍の司令部などなければ、首里城は昔のままの姿で今も海を見下ろしていたのでしょうか。
日本中の城に軍が駐屯地をおいたおかげで現在ほとんどが空襲にあって残っていません。
お城、ごめん。 -
この石垣を見れば、沖縄が日本文化圏と言ってはいけないことがわかります。琉球王国です。
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誰もいない!
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ここもシーサーが護っています。
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横断歩道ではなく、文武百官が居並ぶための目印ラインです。
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王城だった頃の首里城が見てみたいです。
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城の内という庭にも人は数人しかいません。
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城はぐるりと石垣に囲まれています。
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こうしてみると、やはり歴史上の経緯から紫禁城に似ていますね。
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街と海を一望できる高台に位置しています。
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神秘的すぎてワクワクします。
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あータイムスリップしたい。
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いつまでも探検したいですが、そうはいきません。
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木々の間には沖縄の青空。それだけは変わらないでいつもここにある。
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石積みと熱帯植物のマリアージュ。
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昔のポストをデザインした人は天才。
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一番最初に沖縄に来たとき、まずハイビスカスにやられたもんです。青すぎる空の下にとても似合う花、ハイビスカス。
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この後、市街地に戻る途中、住宅地を抜けたのですが、次回カメラ片手に歩きたくなる風景がそこらじゅうにありました。よし、次回は首里城周辺散策をテーマにしよう。
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食べのがしたそばを食べるために久茂地にあるそば屋に向かいます。モノレール沿いにある店です。
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川には普通に熱帯性の魚がいます。野生のテラピア。
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川の色までエメラルドぽい。
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着きました。ランチタイムを過ぎても満席。すーる、というお店です。
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鉄板のそばとじゅうしい。
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沖縄そばは、味噌煮込みを主食とする名古屋人のわたしの好みの麺です。
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じゅうしいも、ジューシーで大好きです。
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少し早いですが、レンタカーを返して、空港へ。さようなら青空。
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空港というのは面白い場所ですね。飛行機があちこちから人を運び、運んで行く。見ているだけで飽きません。
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沖縄からは、台湾や香港の方が近いんですね。
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東京よりも。
生活文化や食文化なんかが似ているのも当たり前ですね。 -
那覇空港では必ず、グルメというサンドイッチの店に行きます。子供の頃、栄の三越にあったのでよく行きましたが。今はわたしの知る限りここでしか食べられません。
いつまでもなくならないでほしい店の一つです。 -
16:35発の飛行機で羽田に向かいます。
余談ですが、後ろの席の子供がうるさくしていたのを、CAが注意した際にその母親が「スチュワーデスさんに怒られるから座りましょうね」と言ったのでキレそうになりました。父親を睨みつけたら寝たふりされました。
人に怒られるからやめようね、というしつけ方は最も卑怯だと思います。
でも、その子、CAにこんにちはぁ!と言っていたので、まあいいか。
隣の席だった紳士のふるまいの一から十まで紳士だったので、わたしはああいう紳士になりたいと思いました。
沖縄に明るい未来がありますように。
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この旅行記へのコメント (2)
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- fuzzさん 2014/07/06 19:24:41
- 沖縄
- プールサイドのお写真、すごく日焼けしましたね。
沖縄の空、まるで真夏のようです。
バリの空みたいです。
沖縄は日本語の通じる海外って感じですね。
食べ物も、正直沖縄料理って一度も食べたことないです。
どこからの景色も空の色がすごいきれいです。
「今でしょ」とおっしゃるだけあって、やはり今がベストでしたね。
fuzz
- 港島九龍。(ミナトジマカオルーン)さん からの返信 2014/07/07 17:57:47
- Re: 沖縄
- fuzzさんこんにちは。
沖縄におおきな台風が来ているみたいで心配です。梅雨明け後一週間が一番安全な気がします。
日焼け、性急にやりすぎました。もう皮がめくれてきましたよ。
空はなんというか透明な濃い青でして、バリもこんな色ですか。見てみたいですバリの空。
沖縄料理は、なにを食べてもヘルシーな気がします。
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