街歩き　覚王山日泰寺　縁日　2014年6月

2014/06/21 - 2014/06/21

　〜覚王山日泰寺はお釈迦様の遺骨を安置してあるお寺です〜　
　
その昔、インドにおいて英国が人骨の入った壷を発掘し、古代文字の解読の結果「仏舎利」と判明。　
回りまわって、その一部がタイ王国から日本へ寄贈される事となり、釈迦の遺骨を安置するために創建されたのが「覚王山　日泰寺」
かなり激しい誘致合戦が繰り広げられた結果とか
　
「覚王」とは、釈迦の別名。また「日泰」とは、日本とタイ王国を表しています。
　
　
　
余禄ですが、タイ旅行時に案内してくれた日本人ガイドの「みどり」さん。
日泰寺のことを知りませんでした。
日本とタイ国の友情の証のお寺なのですが。　(^^)
　
　
　

エリア 千種・今池(愛知)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 私鉄 徒歩

日泰寺縁日は、仏教の布教に努めた弘法大師空海の命日の21日に、毎月境内と約600メートルの参道に日用雑貨、生鮮食品、外食の屋台が100店ほど出店して、多くの人で賑わいます。
　
交通の便が良く月一度のためか、笠寺観音の「六の市」よりも規模も人出も多く混雑してます。

参道へ一歩足を踏み出すと
そこはシルバーパワーで埋め尽くされてます。
　
　
　
顔が映りこんでしまった人には申し訳なく思います。
一報戴ければ、即座に消去いたします。ハイッ！　(^_-)
　
　

みたらし団子＆氷＆ところ天
　
つる屋のみたらしは結構いけますよ。
　

たこやき

串かつのたこ八
　
客が順番待ちしてます。

シェ・シバタ
有名スイーツ店です
　
焼きたてのアップルパイが特に美味しい！
でも、気をつけないと口の中を火傷します。(^^)
　

道の反対側にある「ZARAME」
　
ドーナツやクロワッサンが有名で、オープン当時は長蛇の列ができてました。

覚王山商店街の老舗「えいこく屋」
　
紅茶とカレーが有名です。

ガラス細工のお店
　
元々、覚王山商店街ですから色々なジャンルのお店があります。

露天のお店は広島風お好み焼き

長野県宮田村
物産のアンテナブースでしょうか

琵琶湖湖畔の守山町からのお店です。
　
鮎の甘露煮を買い求めました。

北海道直送昆布店

三河一色　タコせんべい
　
地方色豊かです。
やはり、縁日は楽しいですね。

地元　仏壇の坪井屋
　
シルバーパワーも燃え尽きたらお世話になるお店かな？

仏壇に添えるお花屋さん？
　
ワンコも売ってるの？　（笑）

ある種、お祭りですのでビールもなくちゃ
人も集まってきます。

もう何でもアリです。

きのこの里
日本応用きのこ学会会員
　
きのこアドバイザー　（国立試験場登録）
こんな資格があるとは・・・(^｡^)

みたらしだんご
　
ふる里の香り・・と書いてあるが、後ろの箱には（株）キンシャチ団子と書いてあるよ。
( ;^^)ヘ..
　
名古屋市内だからふる里でも良いのかな？

だんごがあれば五平餅も
　
奥飛騨名物でなくとも、私の大好物です。
　

知立の藤田屋の大あんまき
　
旧23号線の知立バイパスにあるドライブインですが、歴史ある名物です。
　

千体地蔵堂
　
ここも毎月21日の弘法縁日の日だけ開帳される地蔵堂です。

ご本尊に手をあわせ
小さな像に手を合わせていきます。
　
フラッシュを焚かなければ撮影もＯＫのようです。

境内に入り山門から参道を見ると・・人の波　(^_-)
　

本堂の前も人の山

そんな中、３人連れのお坊さんが歩いていきます

本殿の前に立ち、般若心経を唱えます。

前から写させていただきました。
　
なんと！尼さんです。
近くに尼僧専門のお坊さん学校があります。
これも修業なのでしょう。

そう、日泰寺は仏陀の真骨を納めてるお寺。
仏教徒なら誰でもＯＫで、宗派を問いません。

本堂の中にはタイ語の額縁もあります。
日本とタイ国の友情のお寺です。

いつも静かな境内も、縁日の日は人で溢れてます。

煮干
　
さわらないで下さい！
売り物ですから当然です。(^^)

日本国内産ばかりでなく韓国食品を扱うお店もあります

八百屋
　
結構安いのですが、量が多すぎるのが難点？

花屋

毛糸

なつかしい　ポン菓子
　
カラン、カランとベルの音がして・・
バカッ〜〜ん！！！！
　
　う〜ん、打たれた〜〜(^◇^;)
　
ホント、突然でしたら心臓マヒを起こすかも？
恐ろしい爆発音でした。

魚屋
　
八百屋も魚屋も複数の店が出店してます。
それぞれ、お馴染みの店で買い物してるみたい。

まぐろ屋

外子いっぱいの渡り蟹
２匹で￥1200と￥1500
　
我が家は、外子のない小さな渡り蟹を３匹￥1000で購入しました。
渡り蟹はちまちま食べるのが欠点ですが、味は最高です。
内子もたっぷりと　(^◇^;)
　

お茶屋さん

炭焼きうなぎ
　
ここのウナギは美味しくて行くたびに購入しますが、本日は帰りにうなぎの「新甫」に寄る予定ですので。

ドライフルーツ

陶器屋
　
ほんと、街中の商店街が引越ししてきたようで、なんでもあります。

ふっと気がつくと、嫁さんがいない。
周りを見渡すと色々なお店に首を突っ込んでました。　(^^)
　
奥様族には買い物もレジャーの一つでしょうね。

日々草を買い求めて、日泰寺を後にします。

次は、毎回必ずお参りをする鉈薬師です。

渡来人で尾張藩祖徳川義直の御用医師を勤めた張振甫によって建てられたそうで。
　
堂内には名古屋城築城の余材を円空が鉈一本で彫られたと言われる十二神将、日光、月光菩薩が並んでいます。正式名称は医王堂ですが、円空仏にちなんで鉈薬師と呼ばれてます。
　
特に、十二神将がすごい！
初めて見たとき感激し涙が出ました。
　
まさに「知る人ぞ知る」の円空仏の宝庫です
　

残念ながら、現在は堂内の撮影は禁止されてます。
　
十二神将は東と西の壁を背にして６体ずつ立っていますが、それぞれ子、丑、寅、卯、辰と干支に対応しており、その前にはなぜか？１円玉を立てて祈ると願いごとが叶うそうです。
なお鉈薬師の扉が開くのは毎月２１日だけです。
　
　
http://www.a-namo.com/ku_info/chikisaku/pages_n/enku_butsu.htm
　
　

本尊薬師如来の隣にある小さな仏像が円空作です。
　
　
堂外から望遠で撮影しました。
ある意味、盗撮かも？　許してちょんまげ〜〜
　
　
十二神将は円空さんの最盛期に作成されたようで、凄まじい迫力の中に魂の篭った感があります。まさに次元の異なる最高傑作だと思います。
　
１体で一億円の値がついても不思議はない円空仏です。
無用心です、早くどこかの美術館へ寄贈されたほうが良いと思うのですが。
　
　

鉈薬師の前の小道は、かつての四観音通です。
　
大須観音を中心として、四方に配置された竜泉寺観音・笠寺観音・荒子観音・甚目寺観音を結ぶ巡礼の道です。
　

さて、本日の花より団子は「うなぎの新甫」です。
　
　
鉈薬師は張振甫、うなぎ屋は新甫です。
名前をもじったのかな？　(^_-)

上丼　￥3290
うなぎも高くなったものです。

日泰寺は周囲に小さな祠が幾つもあり、仏像が88体あります。
全部、お参りすると四国八十八ヶ所巡りと同じ御利益があるそうで、ちょっとしたプチ四国巡りです。
　
　
覚王山周辺の観光スポットとしては、初代松坂屋社長・伊藤次郎左衞門祐民が作った別荘「揚輝荘」があり、庭園や伴華楼と名づけられた和洋折衷の素敵な建物があります。
　
加えて、南庭がわの聴松閣も公開されたそうです。
一見の価値があります。
　
　
また縁日ばかりでなく、参道商店街が春・夏・秋に覚王山まつりを開催し大勢の人で賑わいます。
　
http://www.kakuozan.com/map/
　
　
隠れたグルメスポットも多くあり、休日をぶらぶら過ごすのも覚王山の魅力かも