2014/05/02 - 2014/05/07
123位(同エリア1784件中)
よっしーさん
この旅行記スケジュールを元に
ハノイ観光を終え、ホイアンへ来ました。
この日のメインは、ミーソン遺跡の見学。
ミーソン遺跡は、チャンパ王国の聖域で無数のチャンパのヒンズー寺院の遺跡群が広がっています。
ベトナム戦争の爆撃の跡で、痛々しく破壊された寺院なども見ることができます。
カンボジアの数々のクメール遺跡同様、ヒンズー教文化を受容していたチャンパ人の寺院だけに、きれいなヒンズーの神様の像やサンスクリット文字の碑文なども残されています。
過去に、フランス人やその他の盗掘により失われてしまった彫刻も多数目につきましたが、建物の基壇や隅々をよく見ると、とてもすてきな彫り物も残されており、宝物探しのような感覚で彫刻探しも楽しみました。
アンコールワットなどとは違い破壊が進み痛々しさは感じるものの、アンコール遺跡にはない魅力、アンコール朝よりも古く、そして長く栄えたチャンパの民族の聖域をじっくりと拝ませていただきました。
ちなみに、チャンパは日本や琉球とも交易があった地域。
ただ、残念ながらチャンパについての研究はほとんど進んでおらず、碑文の解読も進んでいないため、その階級や支配者などに不明な点も多く、これからの研究の進展が望まれています。
ミーソン遺跡を見学後は、ホイアンへ。
ホイアン自体は、個人的にはサブ的な遺跡だったので、詳しい感想は書けませんが、日本との過去の交易の跡を伺わせる来遠橋や交易品の数々は、なかなか印象に残るものがありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホイアンの街を出て10分ほど走ると、左の方向にミーソン遺跡のある山が見えてきました。ドライバーの説明によると、あの麓の方にあるそうです。
古都ホイアン 旧市街・古い町並み
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車の中
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ホイアンの中心から40分あまりで、ミーソン遺跡に到着
ミーソン遺跡 史跡・遺跡
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さすが、世界遺産の遺跡です。
山の中ですが、立派な入場券売り場がありました。
この中にも発掘物を展示している場所がありますが、時間の関係上入らず。 -
駐車場を降りて、入口までは徒歩になります。
駐車場から入口までは徒歩約5分ほど。もしかしたら、大型バスやツアーの方は、普通車ではない分、さらに手前の駐車場から10分ほど歩いているかもしれません。 -
ミーソン遺跡の地図
入口のところにありました。地図にある通り、主要な遺跡だけなら順路は単純なので、見逃す心配は少ないです。
この周辺には、まだまだ見つかっていない遺跡もたくさんありそうで、これからが楽しみです。 -
入口の手前の小高い丘には、グループHという破壊された遺跡があります。
過去の数々の戦争で破壊されて、今ではこのような姿となっています。 -
きれいなリンガです。
ちなみにリンガとは、男根の像です。
男根の像をリンガ、女性器の土台状の像をヨニといい、通常、ヨニの上にリンガがのっており、リンガの上から水を流しヨニから出てきた水は聖水となり、この聖水を病人にあたえ、治療に使われました。 -
二つ前の写真の反対側。半分も残っていませんが、結構きれいに形をしています。
いつかは倒壊してしまうのでしょうか。
みておいてよかった。 -
ここが入口です。
左の建物はお土産や飲み物売り場でここでチケットを見せます。
右側は、チャムダンスショーが行われる小屋です。 -
チャムダンスショーが始まりました。現在も、チャム族に伝わる踊りだそうです。
実は、チャムショーはやるのは知っていたものの、全くの予定外だったので、到着と同時に始まったのはラッキーでした。 -
楽器の演奏
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これは、ヒンズーのアプサラの踊り
アプサラというのは、ヒンズーの水の精で、神々を踊りでもてなす天女のような存在ですね。
カンボジアで見たアプサラダンスとは違い、赤いユニフォームでしたが、踊りはきれいでした。 -
まずはグループCの遺跡群を見ます。
グループB、C、Dは密集しています。
ツアー客は、みんなここでガイドを受けたあと、自由行動になっているようでした。
背景の山は、マハーバルタバとかいうチャンパの聖山だそうです。 -
もっとも寺院が集中して、きれいな状態で残っているエリアが、B、C、D群です。
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穏やかな表情です
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マハーバルタバを背景に
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門番の彫像
これが一番きれいだったかな、と思います。 -
この塔は、何となく傾いて見えました。
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これは、最も大きなグループCの寺院でした。
とても美しい外観です -
見事
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像がが掘られています
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アップにするとこんな感じです。
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右側奥に見えるのが、ヨニに乗るリンガです。こういう倒壊は、もしかしたら、ベトナム戦争の空爆の跡?
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大小いくつもの寺院があるので、見応えがすごいありました。
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寺院の屋根のあたりに残された彫像
きれいの残っていたのでパシャリ -
これは風呂…、では無いはず
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池らしき跡のあたりから
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いくつかの寺院の中では、このように発掘物も展示されていますが、さすがにレプリカでしょうか。
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顔は盗まれてしまったのでしょうか?
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グループA、G、Fへつながる橋です。
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像の彫像
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グループA
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修復作業の様子、新旧がくっきりしていてわかります。
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寺院に入る際の、入口の石。
これは、当時のものでしょうか。 -
大きなヨニ
これが、ここの見所 -
グループアの楽しみ方
とにかく、崩れた寺院の下の壁とか細かいところを見逃すなかれ
なにげにきれいな形の彫像がいくつかの押されています。
見逃すなかれ -
象に乗っています。
実は、これが一番のお気に入りかも -
神様?
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爆撃の跡でしょうか。見事に破壊されています。
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そして、グループA最大のみどころとなる、巨大ヨニ
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次はグループGへ
地球の歩き方には修復中で立ち入れないとありましたが、2014年5月現在は、立ち入れました。
修復感いっぱいです。もうすこしうまい復元方法が無いものかとおもってしまいます。 -
ガルーダ?
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カーラ?
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カーラ?
いろんな顔したカーラらしき彫像がありました。 -
グループGを背景に碑文とともに
碑文もきれいに残っていますが、当然、読めません -
イタリアの大学の協力で復元を進めているようです。
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トカゲを発見
近づく私たちに警戒して、動きを止めています。 -
碑文とともに
グループFにきました。 -
右側の寺院は、現在、修復中でしょうか。
屋根で覆って保護し、きれいなレンガが張られていました。 -
牛?
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首が無い
持ってかれちゃったんですね。 -
ここは、ベトナム戦争の爆撃にあい、無惨な破壊の跡がたくさんありました。
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これなんかも、爆撃の跡ですかね。
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グループF最大の遺跡。見事に破壊されています
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彫刻
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人の彫刻
よくぞ残ってくれました。 -
これは何でしょう。蓮?
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これは、門番?
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リンガとともに
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裏側の偽扉のあたり
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碑文とともに
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少しかわったヨニでした
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